Windows10、Windows11でアップデートを行った際に更新プログラムを構成できませんでしたと表示されて無限ループで終わらない場合の対処法を紹介していきます。
アップデートをしたのはいいものの永遠に終わらない自体になった際に一つ一つ試していきましょう。
ループが終わるまで待つ
更新プログラムを構成できませんでしたと表示されてしまっている状態で1時間程度待ってみましょう。
構成がうまくいかなかったので、Windowsをもとに戻す作業をしている状態の可能性があります。
1時間待っても終わらない場合は、電源ボタンを長押で終了するしかありませんが、Windowsの構成を途中で止めることになるため何らかの不具合が出る可能性が高いです。
Windowsのサインイン画面になった場合は、ログインして以下のことを試した後にWindows Updateを実行してみます。
周辺機器、デバイスを取り外す
周辺機器やデバイスを必要最低限にしてアップデートを行いましょう。
USB関連のものは外してキーボードとマウスだけにします。
DVD/BDドライブに何か入っている場合も取り出しましょう。
セーフモードでWindows Update
セーフモードでWindowsを実行することでスタートアップ高速や不要なソフトを起動せずにWindowsを開始できます。
セーフモードで起動してから Updateを行いましょう。
- 再起動のボタンを「Shiftキー」を押しながらクリック
- オプション画面が起動するので「トラブルシューティング」
- 「詳細オプション」から「スタートアップ設定」
- 「再起動」した後「セーフモードとネットワークを有効にする」を「F5キー」を押して選択
- セーフモードで起動しますので他のアプリを起動しないでWindows Updateを実行
Windowsの上書き
セーフモードで実行中にWindowsを上書きすることで再構成させることができます。
公式のMicrosoft社のホームページからインストーラーをダウンロードして実行します。
Windowsのセットアップ画面になりますので、「このPCを今すぐアップでグレードする」から「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」を選んでインストールします。
「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択しない場合は、全てのデータが上書きされて消えてしまうので注意してください。
Windows Updateのトラブルシューティング
Windows Updateのトラブルシューティングを行える場合はトラブルシューティングを行います。
- Windowsの設定を開きます
- Windows10は「更新とセキリティ」から「Windows Update」
Windows11は「Windows Update」 - 表示にトラブルシューティングの実行がある場合、クリックして実行します。
- 表示される指示に従ってトラブルシューティングを完了します。
- Windows Updateを実行します。
システムファイルの修復
Windowsのシステムファイルが破損していることもあります。
システムファイルの修復を行っていきます。
- Windowsマークを右クリックして
Windows10なら「Windows PowerShell(管理者)」
Windows11なら「Windowsターミナル(管理者)」 - DISM.exe/Online /Cleanup-image /Restorehealth
sfc /scannow
を入力してEnter - 100%になれば完了なので閉じます。
- Windows Updateを実行します。
自動更新の停止
Windows Updateを行わないという選択肢もあります。
アップデートしないと不具合や脆弱性がある場合はセキリティなどに問題が発生するかもしれません。
ただし、再構成できない場合は仕方ありませんので待つのもありです。
- Windowsの設定を開きます。
- Windows10は「更新とセキリティ」から「Windows Update」
Windows11は「Windows Update」 - 更新の一時停止で「1週間一時停止する」を選択しておきましょう。