WindowsでNASや共有フォルダなどにアクセスした際に急に「ネットワーク資格情報の入力」が表示された場合の対処法を紹介していきます。
ユーザー名とパスワードは何を入力するのか、入力せずに進む方法はあるのかを解説していきます。
ネットワーク資格情報の入力のユーザー名とパスワードは?
ネットワーク資格情報の入力は共有フォルダやNASなどの様々な人が閲覧できるフォルダにアクセスするときに求められるものです。
初めてアクセスする場合やアクセス情報を記録できていない場合、パスワードやユーザー名が変更された場合などに表示されます。
正しい情報を入力すれば次からは入力せずに進むことができるようになるはずです。
ネットワーク資格情報の入力のユーザー名とパスワードは、最初の設定でユーザーが設定したものになっています。
- 共有フォルダにアクセスした場合は、共有フォルダのWindowsアカウントのユーザー名とパスワードを入力
- NASなどのファイルサーバーの場合は、管理ユーザーが設定しているユーザー名とパスワードを入力
Windowsアカウントのパスワードは使用している人に聞いてパスワードを入力します。
NASなどにアクセスする場合も管理している人にユーザー名とパスワードを聞いて入力を行います。
毎回ネットワーク資格情報の入力の入力を求められる場合は、「資格情報を記憶する」にチェックを入れておきましょう。
ただ、ゲスト設定を許可している場合でも参加できない場合は、ネットワークのプロパティを変更しておきます。
Windowsの設定を開いて「ネットワークとインターネット」から「プロパティ」のプライベートを選択します。
ネットワーク資格情報の入力が分からない場合
ネットワーク資格情報が分からない場合は
管理者アカウントを入力する
共有フォルダの場合はユーザー名にログインしているアカウント名でパスワードと一緒に入力してみます。
パスワードはPINコードではなくMicrosoftなどのアカウントパスワードになります。
アカウント名は、Windowsの設定を開いた際に左上に表示される名前かエクスプローラーの「Cドライブ/ユーザー」で表示される名前になります。
NASなどの場合は、管理者のユーザーでログインを試みます。
管理者の初期設定のアカウント名はadmin、パスワードはpasswordの事が多いです。
ただ、パスワードだけは変更を求められることがあるためadminと違うパスワードを試してみることがおすすめです。
過去にログインしていた場合は履歴があることがあります。
- Windowsの検索で「資格情報マネージャー」と入力し起動させます。
- 「Windows資格情報」をクリックし一覧からこれと思うものを探してみます。
NASなどの設定のリセット
誰もユーザー名とパスワードが分からない場合はNASなどの設定をリセットするしかありません。
NASなどの本体にはリセットボタンがあることがありリセットできる物が多いです。
それぞれの機種で異なりますので、本体に記載されている型番をインターネットで検索してマニュアルを閲覧しましょう。
また、型番が分かってマニュアル(取扱説明書)がある場合は、そこに初期設定のユーザー名とパスワードが記載されていないかも確認します。