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OBSゲームキャプチャが映らない黒画面対策!ノートPC複数GPUの直し方

OBSでゲームキャプチャを追加したのに、プレビューが真っ黒のまま。音は出ているのに映像だけ映らない——配信や録画の直前に起きると、本当に焦ります。しかも原因はひとつではなく、ノートPCの複数GPU設定、管理者権限、オーバーレイなどの競合、さらにはゲーム側の既知問題まで絡むことがあり、闇雲に設定を触るほど迷いやすくなります。

本記事では「まず配信を成立させる」ことを最優先に、5分で復旧を狙うチェック15分で原因を特定する切り分け、それでも難しい場合のウィンドウキャプチャ・画面キャプチャへの切り替えまで、順番どおりに進められる形で整理しました。Windows 10/11、特にノートPC環境で起きやすい黒画面トラブルを、最短ルートで解決していきましょう。

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目次

OBSゲームキャプチャが映らないときの進め方は時間で決める

OBSのゲームキャプチャが真っ黒で映らないとき、焦って設定を触り続けると、かえって迷子になりがちです。配信や録画の直前ほど「いま何をすべきか」を一本道にした方が早く解決できます。まずは次の時間別ルートで進めてください。

5分で復旧を狙うチェック

  • OBSとゲームを一度終了し、OBS→ゲームの順に起動し直す

  • ゲームを最前面にして数秒待つ(Alt+Tabで選び直す)

  • ゲームキャプチャの「モード」を切り替える(任意のフルスクリーン/特定ウィンドウ)

  • シーンを切り替えて戻す(同じソースが引っかかっている場合のリセット)

この段階で映れば、フックの取りこぼしや一時的な認識不良の可能性が高く、深追いは不要です。

15分で原因を特定するチェック

5分で直らない場合は、次の順番が効率的です。

  1. 症状別早見表で「当たり」を付ける

  2. ノートPCなら「OBSとゲームのGPUを揃える」を最優先で試す

  3. 管理者として実行が必要なケースを確認して試す

  4. 競合しやすいオーバーレイや録画系を止め、最小構成で検証する

特にノートPC(内蔵GPU+外部GPU)は、ここで一気に直ることが多いです。

それでも無理なら配信を成立させる逃げ道

「直す」ことより「配信を成立させる」ことが優先なら、次の順で切り替えると安心です。

  • ボーダーレス/ウィンドウ化 → ウィンドウキャプチャ

  • どうしてもダメなら画面キャプチャ(映り込み注意)

  • 機材があるならキャプチャーボード(安定性重視)

特定のゲームは、ゲーム側の仕様や既知問題でゲームキャプチャが難しいことがあります。その場合は、公式の案内に沿って回避策へ切り替えるのが最短です。


OBSゲームキャプチャが映らないときに最初に確認すること

ここでは「設定を壊さず、短時間で復旧を狙う」ための確認を上から順に並べます。ひとつずつ試して、映った時点で次へ進む必要はありません。

再起動とソースの基本状態を確認する

まずは“人間が見落としやすい基本”を潰します。意外とここで直ります。

  • OBSを完全終了する(タスクバーではなく、タスクトレイ常駐も終了)

  • ゲームも終了して起動し直す(可能ならPC再起動も候補)

  • 対象のシーンでゲームキャプチャの目のアイコンがONか確認する

  • 上に重なったソース(画像・ブラウザ・色ソース)がゲームキャプチャを隠していないか確認する

  • ソースが複数ありすぎる場合は、同種のゲームキャプチャを一旦1つに減らす(干渉することがある、という指摘もあります)

ゲームを最前面にして数秒待つ、シーンを切り替える

ゲームキャプチャはゲームの描画にフックして取り込むため、ウィンドウの状態でうまく掴めないことがあります。次の動作で復帰することがあります。

  1. ゲームを最前面にする(Alt+Tabで選び直す)

  2. そのまま3〜5秒待つ

  3. OBSで別シーンへ切り替え、元のシーンへ戻す

  4. それでもダメなら、ゲームの表示モードを一度ボーダーレス→戻す(またはウィンドウ化→戻す)

配信直前は、この“軽い刺激で復帰するか”の確認が時間効率に優れます。

ゲームキャプチャのモードと対象指定を見直す

ゲームキャプチャは主に次のモードが選べます(表記は環境で多少異なります)。

  • 任意のフルスクリーンアプリケーションをキャプチャ

  • 特定のウィンドウをキャプチャ

  • ホットキーで前面ウィンドウをキャプチャ

迷う場合は、まず「任意のフルスクリーン」を試し、映るなら後から「特定のウィンドウ」に戻して対象を固定するのが安全です。特定ウィンドウは、ゲームを起動し直した際にプロセス選択がずれることがあるため、再選択で直るケースもあります。


OBSゲームキャプチャが真っ黒になる原因を症状で切り分ける

ここからは「試す順番」を、症状ベースで短縮します。黒画面といっても原因は複数あり、当てずっぽうで触ると時間がかかります。

音は出るのに映像だけ黒い場合

音が出ているなら、ゲーム自体は動いています。つまり「映像の取り込み」だけが失敗しています。代表的には次が多いです。

  • ノートPCなどで、OBSとゲームが別GPUで動いている(最重要)

  • 管理者権限が関係している(ゲーム側が管理者、OBSが通常権限など)

  • 競合ソフト(オーバーレイ、録画系、監視系)がフックを邪魔している

  • ゲーム側が既知問題として扱われている(後述)

複数GPUが絡むと黒画面になり得ることは、公式フォーラムでも繰り返し言及されています。

特定のゲームだけ映らない場合

同じ設定で他のゲームは映るのに、特定タイトルだけ映らない場合、ゲーム側の仕様・保護機構・描画方式の影響が濃厚です。まずはOBS公式の「Game Capture Troubleshooting」を確認し、既知問題として扱われていないか確認してください。該当する場合、管理者実行やボーダーレス+Window Captureなど、公式の回避策に切り替えるのが最短です。

一瞬映って消える、固まる、頻繁に途切れる場合

一瞬映るのに消える場合は、次のような“干渉”が起きやすいです。

  • 表示モード切替(フルスクリーン⇄ボーダーレス)でフックが外れる

  • オーバーレイや録画ソフトの重複でフックが競合する

  • 同じ種類のキャプチャソースを複数作って干渉する

こういうときは、最小構成(OBS+ゲームのみ)にして、映ったら“戻しながら犯人を特定”するのが最短です。

症状別の原因・対処早見表

症状 ありがちな原因 まず試す順番
真っ黒(音は出る) 複数GPU不一致/権限/競合/既知問題 1) GPUを揃える 2) 管理者実行 3) 競合停止 4) 既知問題確認
特定ゲームだけ黒い ゲーム側既知問題/相性 1) 公式既知問題確認 2) ボーダーレス+ウィンドウキャプチャ 3) 画面キャプチャ
一瞬映って消える 競合/表示モード/干渉 1) 最小構成で検証 2) ソース整理 3) 方式変更
ウィンドウ一覧に出ない 最小化/専有表示 1) 最小化しない 2) ボーダーレス化 3) 画面キャプチャ
何をしても無理 仕様・環境依存 方式を変更して配信を成立させる

OBSとゲームのGPUを揃えて黒画面を解消する

ノートPCで頻出するのが、内蔵GPU(省電力)と外部GPU(高性能)が混在する環境です。ゲームが外部GPUで描画されているのに、OBSが内蔵GPUで動いていると、ゲームキャプチャが黒画面になり得ます。公式フォーラムでも「OBSはゲームと同じGPUで動く必要がある」と明確に言及されています。

複数GPUで黒画面が起きる考え方

ゲームキャプチャは、ゲームの描画パスにフックして映像を取り込みます。GPUが分かれると、OBSが見ている側のGPUにゲームの描画が存在せず、結果として黒画面になりやすい、という理解が有用です。ここを揃えるだけで、他の対処をせずに直るケースも珍しくありません。

Windowsのグラフィック設定でOBSのGPUを固定する手順

Windows 10/11での代表的な手順です(表記はバージョンにより多少異なります)。

  1. Windowsの設定を開く

  2. システムディスプレイへ進む

  3. 下へスクロールしてグラフィックス(または「グラフィックの設定」)を開く

  4. アプリの追加でデスクトップアプリを選び、OBSを追加する

    • 追加対象は環境により異なりますが、一般的に64bit版では obs64.exe が該当します(例として扱ってください)

  5. 追加したOBSを選び、オプションでGPUを指定する

    • 高パフォーマンス(外部GPU)/省電力(内蔵GPU)を選択

  6. OBSを再起動し、ゲームキャプチャを再確認する

この対処は、競合記事でも頻出しますが、最も重要なのは「どちらを選べばよいか」と「戻し方」です。迷わないために、次の考え方で進めてください。

どちらのGPUを選べばよいか、失敗したときの戻し方

  • 原則:ゲームが外部GPUで動くなら、OBSも外部GPU(高パフォーマンス)へ揃える

  • ただし:環境により逆が効くこともあります。
    そのため、高パフォーマンスでダメなら省電力へ、省電力でダメなら高パフォーマンスへと、反対側も試します。

戻し方(安全策)
同じグラフィックス設定の画面で、OBSの設定を「既定に戻す」または別GPUへ切り替えるだけで元に戻せます。設定を壊すのが怖い場合は、変更前にスクリーンショットを撮っておくと安心です。


管理者として実行するべきケースと判断基準

管理者実行は万能薬ではありませんが、特定のゲームでは必要になることがあり、OBS公式KBでも回避策として言及されています。 ただし「常にON」が正解とは限りません。必要条件に当たるときだけ試すのが安全です。

管理者実行を試す価値が高いサイン

  • ゲーム側やランチャーが管理者権限で起動している

  • 特定タイトルで公式が「Run as administrator」を挙げている

  • GPUを揃えても黒画面が変わらず、競合停止も効果が薄い

管理者実行のやり方と注意点

  • OBSアイコンを右クリック→管理者として実行(まずは一時的に)

  • 恒久化する場合:ショートカットのプロパティ→互換性→管理者実行にチェック

注意点として、管理者実行により、プラグインの挙動や周辺ソフトとの連携が変わる場合があります。まずは一時実行で効果確認し、必要な場合だけ固定にしてください。


競合ソフトとオーバーレイを切り分けて原因を特定する

競合の厄介さは「止めれば直るが、何が原因か分からないまま再発する」点にあります。そこで、ここでは“犯人特定まで到達する”切り分け手順を提示します。

最小構成で映るか確認する

  1. OBSとゲーム以外をできるだけ終了する

  2. 映ったか確認する

  3. 映った場合、ここからが重要で、終了したものを1つずつ戻す

この「戻しながら犯人特定」をやらないと、次のアップデートや再起動で再発し、また同じ悩みを繰り返します。

戻す順番のおすすめ

効率を上げるため、戻す順番を固定します。

  1. ゲームオーバーレイ系(チャット表示、FPS表示など)

  2. 録画・配信系(別の録画ソフト、ゲームクリップ機能など)

  3. GPU監視・OC・チューニング系(モニタリング、OSD表示など)

どれかを戻した瞬間に黒画面へ戻るなら、その機能をOFFにするか、同時起動を避ける運用に切り替えるのが現実的です。


既知問題の確認と取り込み方式の切り替えで配信を成立させる

「そのゲームだけ映らない」場合は、設定の問題ではなく、ゲーム側の仕様や既知問題が原因のことがあります。ここでは消耗しないための判断を先に置きます。

OBS公式の既知問題ページで該当がないか確認する

OBS公式の「Game Capture Troubleshooting」には、既知の問題と回避策がまとまっています。まずここを起点に、該当がある場合は公式の推奨手順に従ってください。

ボーダーレスにしてウィンドウキャプチャへ切り替える手順

ゲームキャプチャがダメでも、ウィンドウキャプチャで映るケースは多いです。コツは「フルスクリーンをやめる」ことです。

  1. ゲームの表示モードをボーダーレスまたはウィンドウに変更

  2. OBSでソース追加→ウィンドウキャプチャ

  3. 対象ウィンドウでゲームを選択

  4. 映らない場合、ゲームを最前面にして数秒待ち、再選択する

画面キャプチャに切り替えるときの注意点

画面キャプチャは「まず映る」一方で、通知や別ウィンドウが映り込みます。配信を成立させる緊急手段として有効ですが、次の対策をセットにしてください。

  • 通知を切る/集中モードを使う

  • 不要なウィンドウを閉じる

  • 画面キャプチャ専用のデスクトップ(仮想デスクトップ)を用意する

取り込み方式の比較表(迷わないための決定表)

方式 強み 弱み こんなときに最適
ゲームキャプチャ 軽い・高FPSで安定しやすい 相性問題が出る 通常は第一候補
ウィンドウキャプチャ 相性回避になりやすい フルスクリーンだと不安定になりがち 特定ゲームが映らないとき
画面キャプチャ まず映る 映り込み・プライバシー とにかく配信を成立させたい
キャプチャーボード 安定しやすい 機材・配線・コスト 本格運用、二PC配信、ゲーム機

アップデート後に急に映らなくなったときの考え方

「昨日まで映っていたのに、今日から急にダメ」は非常に多い相談です。この場合は“変更点”を疑うと最短です。

変更点の候補を3つに絞る

多くの場合、原因は次のいずれかです。

  • Windows更新

  • GPUドライバ更新

  • OBS更新/ゲーム更新

このうちOBS側の公式フォーラムでも、アップデート後に挙動が変わる相談が継続的に出ています。
まずは「いつから」「何を更新したか」をメモし、対策を戻せるようにします。

切り戻し前提で安全に試すコツ

  • OBSのプロファイルとシーンコレクションはバックアップを取る

  • 設定変更は「1つずつ」行い、効果を確認してから次へ進む

  • 迷ったら「GPU一致」と「方式切替」で配信を成立させ、後から根本原因に戻る


再発防止のための配信前5分チェックリスト

最後に、再発を減らすためのルーチンを用意します。配信者が一番避けたいのは「本番で黒画面に気付く」事故です。

配信前に最低限これだけ確認する

  • OBSの該当シーンでゲーム映像が映っている

  • ゲームを最前面にしても映像が追従する

  • ノートPCはOBSのGPU設定が想定通り(高パフォーマンス等)

  • “予備のシーン”としてウィンドウキャプチャ、または画面キャプチャを用意している

  • 競合しやすいオーバーレイは必要最小限にしている

このチェックがあるだけで「直す時間がなくて詰む」事故が大幅に減ります。

困ったときに相談を早めるための準備

どうしても解決しない場合、公式フォーラムでの相談が近道です。相談前に「いつから」「どの方式で」「どこまで試したか」を整理しておくと、解決が早くなります。特に複数GPUや黒画面の事例は、フォーラムに蓄積があります。


参考にした情報源