LoL(リーグ・オブ・レジェンド)で重要なウェーブコントロールとはなにかを解説していきます。
ウェーブコントロールができるだめで、勝てる確率がかなり上がるので習得を目指しましょう。
LoLのウェーブコントロールとは
LoLのウェーブコントロールとは、レーンに現れるミニオンへの攻撃やアグロ(敵の注意を引くこと)を管理し、ミニオンウェーブの動きをコントロールする技術です。
この技術には、ウェーブを押す(ウェーブプッシュ)、ウェーブを引く、ウェーブをリセットする、レーンフリーズ、スロープッシュなど、複数の戦略が含まれます。
ウェーブコントロールの目的は、相手とのゴールドや経験値で差をつけることにあり、適切なウェーブコントロールを行うことで、レーニングフェーズでの優位性を確立し、ゲームに大きな影響を与えることができます。
ウェーブコントロールの種類とやり方
ウェーブプッシュ(プッシュレーン)
ウェーブプッシュは、ミニオンウェーブを敵陣地側に押し進めることで、敵にプレッシャーをかける戦略です。
これを行うには、敵ミニオンを自分のミニオンよりも早く倒し、ウェーブを前進させる必要があります。
メリット
メリットとしては、相手はウェーブをクリア、CSを取るためにスキルを使用しなければならずマナが枯渇することがあります。
また、タワー下ではCSの精度が落ちるためCS差も出やすくなります。
押し込めて、自分のチャンピオンのスピードが早い場合やテレポートがある場合には、ローム(他レーンに行く)ができるため自分のレーン以外にも影響を出すことができます。
相手よりも早くミニオンを処理するため、レベルアップが早くなり攻撃をしやすくなります。
デメリット
一番のデメリットはガンクを受けやすいということです。
レーンを押し込むため、相手のジャングルはガンクしやすくなります。
ですので、しっかりとワードを設置しておくことやジャングルの位置を確認することが大切です。
ウェーブを引く(プルレーン)
ウェーブを引く(プルレーン)とは、敵のウェーブを自陣側に引き寄せることで、より安全にCS(クリープスコア)を稼ぐ戦略です。
これは、敵ミニオンに対して攻撃をあまりしないことで可能です。
メリット
メリットは、安全にCSを取ることができます。
ガンクの心配をせずに、1v1の状態で集中してプレイできます。
また、味方がガンクをしやすくなります。
とくにプルレーンは負けているときや不利なマッチの時になることが多いため、ガンクが成功するとレーン有利を取り返すことができるようになります。
負けているのにプッシュレーンになるのが一番最悪な状態です。
デメリット
デメリットは相手に多くのミニオンを押し込まれた場合にはCSが取りづらくなります。
とくにダメージトレードで負けている状態は一歩前に出ると倒されてしまうので、大量にミニオンが来ても取れなくなってしまいます。
また、相手がロームしやすい状態になるため相手の姿が見えなくなった場合には、味方に危険ピンを送ることを忘れないようにしましょう。
相手が消えたらからといって、探しにいくと大量のミニオンが消えてしまいます。
ウェーブクリア
ウェーブクリアは、レーンにいる敵ミニオンを全て倒しすことです。
敵ウェーブをクリアにすることで、レーンをリセットします。
相手のプッシュレーン状態を解消したり、リコールできるタイミングを作るためにおこないます。
とくに、リコールする際にテレポートがなく瞬時に戻れないタイミングで、放置しているとこちらのスロープッシュになる際には、ウェーブクリアをする必要があります。
もし、リコールしてこちらのミニオンがスロープッシュになっていると、相手がレーンコントロールをしやすくなってしまいます。
スロープッシュ
スロープッシュはできる限り、ミニオンを攻撃せずに遅くプッシュレーンを作ることです。
ゆっくりと押していくことでミニオンが溜まっていきます。
多くのミニオンが溜まった状態をビッグウェーブといいます。
スロープッシュすることで、ゾーニングを行えたりレーンプレッシャーを強めることができます。
ビックウェーブになった状態で相打ちで負けたとしても相手は大量のミニオンを落とすことになるため、経験値とゴールドで勝つことができます。
レーンフリーズ
レーンフリーズは、ミニオンウェーブの位置を特定の場所に固定し、そこから動かないようにする戦略です。
これにより、自分は安全にCSを稼ぎつつ、敵にはCSを取るためのリスクを強いることができます。
レーンフリーズするには、プルレーンを作り敵ミニオンよりも味方ミニオンのほうが3,4体少ない状態を作ることで行なえます。
重要なのは、レーンフリーズをする技術ではなく相手がレーンフリーズを消しに来ようとするのを止めることです。
相手はフリーズされたくないので、ミニオンを倒しに来ます。
そこにダメージを入れたり、そもそも近寄らせないようにゾーニングさせることが重要です。