Windows10、Windows11でIMEが無効ですと表示されて日本語入力ができなくなってしまった場合の原因と直らない場合に試してみることになります。
バツマークでタスクバーに表示されている場合は何かしらのアクションが必要です。
IMEが無効ですの原因
IMEは文字入力をサポートするソフトウェアになります。
テキスト入力ができない状態、何も起動していない場合にIMEが無効ですと表示されている場合は問題ありません。
なにかを入力する際にIMEが無効ですと表示されなければ問題ありません。
テキスト入力する際にIMEが無効ですと表示される場合は問題が発生しています。
他のアプリケーションがIMEを無効化している、パソコンの不具合でIMEが停止していることが考えられます。
IME関連の不具合を直したりIMEを起動させることで直ることがあります。
IMEが無効ですの対処法
IMEが無効ですの対処法を紹介します。
その前に現在入力しているアプリ以外でIMEが入力できるかを確認します。
Wordで使えなくてもメモ帳で使える場合はWordが原因など原因を探りましょう。
- パソコンの再起動
- IMEの再起動
- IMEをパソコン起動時に起動するよう設定
- 不具合アプリの特定
- MicrosoftIME以外をインストール
- 特定のアプリのみの場合
パソコンの再起動
パソコンの再起動を行います。
一時的な不具合の場合は再起動で修復されることもあります。
再起動する前にWindowsアップデートがあればしておきましょう。
再起動したらブラウザやメモ帳などでテキスト入力できるか確認します。
IMEの再起動
ctfmon.exeを実行することでIMEを起動させることができます。
ctfmon.exeの実行方法は
- デスクトップ上の何もない場所で右クリック
- 新規作成からショートカット
- ショートカットの作成ウィンドウで
ctfmon.exe
と入力して次へ - デフォルトで完了をクリックします。
- 作成されたショートカットをダブルクリックで起動
IMEが起動したか確認します。
IMEをパソコン起動時に起動するよう設定
IMEをパソコン起動時に自動起動させるように設定します。
- タスクバーのスタートボタンを右クリック
- ファイルを指定して実行
- 入力欄に
shell:startup
と入力 - エクスプローラーが起動しスタートアップフォルダが表示
- ウィンドウ内を右クリックし新規作成からショートカット
- ショートカットウィンドウの入力欄で
ctfmon.exe
と入力し次へ - ショートカットの名前設定は変更せず完了
パソコンを再起動してIMEが起動するか確認します。
不具合アプリの特定
何かしらのアプリが原因かもしれません。
もしIMEが無効ですと表示される前に何かのアプリをインストールした場合は、アンインストールしてみましょう。
心当たりが無い場合は、一つ一つ探していくしかありません。
タスクバーを右クリックしてタスクマネージャーを開くか、スタートメニューからタスクマネージャーを検索して起動します。
タスクマネージャーが起動したら、プロセスタブから起動しているアプリを右クリックで停止していきます。
どれかのアプリを停止してIMEが無効ですが消えればそれが原因のアプリケーションになります。
特定できればスタートアップタブから対象のアプリを右クリックで無効化しましょう。
MicrosoftIME以外をインストール
MicrosoftIME以外をインストールすることで他のSoftで日本語入力が可能かもしれません。
おすすめはGoogle 日本語入力になります。
他のIMEを使用してもテキスト入力ができない場合はパソコン側に不具合が発生しています。
特定のアプリのみの場合
特定のアプリでIMEが使用できない場合は、そのアプリの設定を見直しましょう。
〇〇(アプリ名)日本語入力できない
で検索すると問題が解決するはずです。