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画面録画の音がおかしい原因と直し方|無音・ノイズ・音ズレを端末別に解決

画面録画を撮ったのに、「音が入っていない」「ブー音や音割れがする」「映像と音がズレている」――そんな状態だと、撮り直すべきか、設定をどこから触るべきか分からず焦ってしまいます。しかも画面録画の音声トラブルは、マイクの設定ミスだけでなく、内部音声の録音仕様、イヤホンやBluetoothの影響、端末負荷、OSやアプリ側の制限など、原因が複数重なって起きることが少なくありません。

本記事では、症状を「無音」「ノイズ」「音ズレ」「小音量」に分けて逆引きし、まず10秒のテスト録画で原因を切り分けたうえで、iPhone・Android・Windowsそれぞれの具体的な確認手順と直し方を丁寧に解説いたします。さらに、設定で解決できないケースの見極め方、どうしても間に合わないときの回避策、再発を防ぐチェックリストまでまとめています。最短で“正常な音の画面録画”に戻したい方は、このまま手順どおりに進めてください。

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目次

画面録画の音がおかしいとき最初にやる切り分け

音の不具合は、いきなり端末別の設定に入るよりも、最初に「症状の分類」と「10秒テスト」を挟むだけで解決速度が上がります。
理由は単純で、画面録画の音声は「内部音声」「マイク」「出力先」「録画方式」の組み合わせで成り立っているため、どれが崩れているのかを先に当てた方が、試行回数が減るからです。

症状は4つに分ける 無音 ノイズ 音ズレ 小音量

まずは、いま起きている状態を次の4つに当てはめてください。複数当てはまる場合は、より強い症状を優先します(例:ノイズ+小音量ならノイズ優先)。

  • 無音:録画自体はできるが、音がまったく入らない(内部音声も声もゼロ)

  • ノイズ・音割れ・ロボ声:ブー音、ビリビリ、ガサガサ、こもり、機械音っぽい音になる

  • 音ズレ:映像と音が合わない(操作や口の動きに対して音が遅れる/早い)

  • 小音量・片方だけ:音が極端に小さい、または内部音声だけ/マイクだけになっている

この分類で「見るべきポイント」が決まります。

  • 無音 → 録音対象(内部/マイク)や権限、音声ミキサー、アプリ制約を疑う

  • ノイズ → イヤホン/Bluetoothの経路、入力デバイスの競合、端末負荷、OS不具合を疑う

  • 音ズレ → 録画処理の負荷、フレーム落ち、再生・編集側の問題を切り分ける

  • 小音量 → 音量設定、ミキサー、入力ゲイン、マイク位置、録音対象の選択ミスを疑う

「どれか分からない」場合は、録画した動画をスマホなら標準の写真アプリ、PCなら標準プレーヤーで再生し、音量を最大にして確認してください。再生環境のせいで無音に見えているケースもあります。

録音対象を確認する 内部音声 マイク 両方

次に重要なのが「何の音を録る設定だったか」です。画面録画の音声は、基本的に次の3種類です。

  • 内部音声(デバイス音声/メディア音声)
    端末の中で鳴っている音です。ゲーム音、アプリの効果音、動画の再生音などが該当します。

  • マイク(外部音)
    端末のマイクで拾う音です。自分の声、周囲の音、キーボード音などが入ります。

  • 両方(内部+マイク)
    内部音声とマイク音を同時に録る方式です。ただし端末や機能によっては同時録音に制限があります。

ここでよくある勘違いは、「マイクをオンにしたのに内部音声が入らない」ケースです。マイクはあくまで周囲の音であり、内部音声とは別物です。
逆に「内部音声だけ録りたいのに声が入る」場合は、マイクも同時に録っているか、周囲音が再生音に混ざっている可能性があります。

加えて、イヤホンやBluetoothを使うと、音の通り道(出力先・入力先)が切り替わります。内部音声を録っているつもりでも、実際は別の入力を参照してしまい、無音やノイズにつながることがあります。

まずはテスト録画 10秒で原因を絞る

ここが最短ルートです。本番前に、次のテストを“同じアプリ”で行ってください。

10秒テスト(おすすめ手順)

  1. イヤホン・Bluetoothをすべて外す(切断する)

  2. 端末を一度再起動する

  3. 録画したいアプリを開き、音が鳴る状態にする(効果音でもBGMでもOK)

  4. 10秒だけ録画して停止し、すぐに再生して確認する

  5. 次に、イヤホン/Bluetoothを接続して同じく10秒録画して比較する

  6. 可能なら、別の再生アプリ(別プレーヤー)でも再生して差があるかを見る

結果の読み方

  • 接続なしで正常/接続ありで異常 → イヤホン/Bluetooth経路が原因濃厚

  • 再起動で直る → 一時的な不具合、負荷、音声サービスの詰まりが原因候補

  • 同じ動画でも再生アプリでズレる → 再生側(互換性)問題の可能性

  • どの条件でも内部音声だけ入らない → 仕様・権限・アプリ制約の可能性が高い

この切り分けができると、次章の対処が「必要なところだけ」になります。


画面録画で音が入らないときの原因と対処

無音は原因が多いように見えますが、実際には「録音対象の設定」「権限」「音量・ミキサー」「仕様(録れないもの)」の4系統に整理できます。
ここでは iPhone → Android → Windows の順で、つまずきやすいポイントを具体的に確認していきます。

iPhoneの画面収録で無音になるチェック項目

iPhoneの画面収録で無音になるときは、次の順で見てください。ポイントは「内部音声が録れない」ではなく「そもそも音が出ていない/経路が変わっている/再生の問題」の可能性もある点です。

1)端末の音量と消音状態を確認

  • 消音スイッチがオンになっていないか

  • メディア音量がゼロになっていないか

  • Bluetoothスピーカーに音が飛んでいないか(気づかないうちに接続されていることがあります)

2)画面収録のマイク設定を確認(周囲音が必要な場合)
コントロールセンターの画面収録ボタンを長押し(または強く押す操作が可能な場合)すると、マイクのオン・オフが表示されることがあります。
ただし、マイクをオンにしても内部音声が入るとは限りません。マイクは周囲音を入れるための設定です。

3)イヤホン/Bluetoothを外して録る
無音の多くはこれで原因が分かります。
接続していると、出力先がイヤホンになり、さらに入力(マイク)がイヤホン側に切り替わることがあります。その結果、録画側が想定外の入力を拾って無音になる、または極端に小さい音になることがあります。

4)再生環境の問題を疑う
録画直後は端末で再生し、次に別端末やPCに移して再生してみてください。
同じ動画でも再生環境で無音に見えることがあります(特定のプレーヤーとの相性など)。

5)アプリ側の仕様を疑う
配信サービスや一部アプリは、録画自体ができても音声が保護されていて入らない場合があります。設定を変えても改善しない場合は「録れない仕様」を疑うのが早道です(この章の最後で詳しく扱います)。

6)OS更新直後の不具合を疑う
アップデート後から急に無音が起きる場合、端末再起動で改善することもあります。改善しない場合は、修正アップデートが出るまで回避策(後述)に移行した方が早いケースもあります。


Androidの画面録画で音が出ないときの設定

Androidは機種やOSバージョンで表示が少し違いますが、標準の画面録画機能では、録画開始前に「どの音を録るか」を選べることが多いです。
無音になる場合は、ほとんどが「録音対象が“なし”」になっているか、権限・経路が崩れています。

1)録音対象が“なし”になっていないか
画面録画を開始する直前の設定画面で、次のような選択肢が出ることがあります。

  • デバイス音声(内部音声)

  • マイク

  • デバイス音声+マイク

  • なし

まずは デバイス音声(内部音声) を選んでテストしてください。
「マイク」を選んでいると、内部音声は入らず、周囲音だけが入る(あるいは周囲が静かで無音に見える)ことがあります。

2)マイク権限の確認(マイクを使う場合)
「マイク」または「デバイス音声+マイク」を選んだのに無音の場合、アプリやシステム側でマイク権限が拒否されている可能性があります。

確認ポイント

  • 設定 → アプリ → 画面録画関連(またはシステムUI) → 権限 → マイク が許可

  • 端末のプライバシー設定でマイクが全体的にオフになっていないか

3)Bluetooth/イヤホンを外してテスト
Androidも接続機器の影響を受けます。特にBluetoothは、音質モード(通話優先など)に切り替わることでノイズや無音が起きることがあります。
まずは“何も接続しない状態”を基準にして、正常に録れるかを確認してください。

4)特定アプリだけ無音なら、アプリ仕様を疑う
同じ端末でも、YouTubeや配信アプリ、特定のゲームなど「録画はできても内部音声が入らない」ことがあります。これは故障ではなく、保護や仕様の可能性が高いです。
この場合、録音対象を変える(マイクで拾う)・別方式で録画する、といった回避策が現実的です。


Windowsの画面録画で音声が入らないとき

Windowsで標準の録画(Xbox Game Bar)を使っている場合、無音は「キャプチャ設定」「オーディオミキサー」「入力デバイスの既定」が原因になりやすいです。
また、アプリごとに音量が独立しているため、どこかがミュートになっていると録画が無音になります。

1)録画対象が適切か確認
Xbox Game Barは、用途によって得意・不得意があります。
「特定アプリのウィンドウは録れるが、デスクトップ全体の動作は想定外」など、録画対象が合わないと音声も含めて期待通りにならないことがあります。まず録画対象の前提を確認してください。

2)キャプチャ設定でオーディオが有効か確認
設定の中で、録画時にオーディオを含める項目がオフになっていると無音になります。
Windowsの設定画面やGame Barの設定で、音声キャプチャの項目が有効になっているか確認してください。

3)Game Barの音声ミキサー(ウィジェット)を確認
アプリごとの音量が個別に下がっている、あるいはミュートになっているケースがあります。

チェックのコツ

  • 録画中(または録画前に)Game Barを開く

  • オーディオ関連のウィジェットで、対象アプリがミュートでないか確認

  • システム音、アプリ音、マイク音が極端にゼロになっていないか確認

4)入力デバイス(マイク)の既定を確認(マイクを録る場合)
「マイクだけ無音」のときは、Windowsの既定マイクが別デバイスになっていることがよくあります。

  • 設定 → サウンド → 入力 → 既定の入力デバイス

  • 通話用ヘッドセットのマイクが既定になっていて、実際は使っていない

  • 逆に、使いたいマイクが既定ではない

5)ドライバや専用ソフトの影響
オーディオ管理ソフト(メーカー独自の音声拡張、ノイズ抑制、仮想ミキサーなど)が入っていると、録画側が別経路を拾って無音になることがあります。
一度、音声拡張をオフにする、仮想デバイスを無効化する、などで改善することがあります。


設定しても録れないケース 保護コンテンツの注意

「設定は合っているはずなのに内部音声が入らない」場合、ここが原因のことが少なくありません。
代表的なのは 保護されたコンテンツ です。配信サービス、映画・音楽、特定の有料コンテンツなどは、映像や音声のコピーを防ぐ目的で録画・録音が制限されることがあります。

このタイプの特徴

  • 端末設定を変えても改善しない

  • ほかのアプリの音は録れるのに、そのアプリだけ録れない

  • 映像が黒くなる、または音だけ無音になる

  • 同じ端末でも、別コンテンツなら録れる

この場合、設定での解決を目指すよりも、次の方向で判断すると安全です。

  • サービスの利用規約で録画・録音が許可されているか確認する

  • 公式に用意されている保存・共有機能がないか探す

  • どうしても必要なら、許可を得たうえで別方式(マイク録音など)に切り替える


画面録画の音が変になる ノイズ 音割れ ロボ声の直し方

ノイズ系は「音が入るだけにやっかい」ですが、よくある原因は絞れています。
優先順位は 接続(イヤホン/Bluetooth)→負荷→OS/アプリの不具合→音声処理の競合 の順で考えると、短時間で抜けられます。

イヤホン Bluetoothが原因のパターン

次に当てはまるなら、まず接続を疑ってください。

  • イヤホンを挿す(接続する)と急に音が変になる

  • Bluetooth接続中だけ、ロボ声・こもり・ブツブツが出る

  • イヤホンを変えると症状が変わる

  • “マイク付きイヤホン”で起きやすい

なぜ起きるのか(イメージ)
Bluetoothやヘッドセットは、状況によって「音質優先モード」と「通話優先モード」のように動作が切り替わることがあります。通話モードに寄ると、音質が極端に落ち、ノイズ抑制や帯域制限がかかって“ロボ声”や“こもり”のように感じることがあります。
また、端末が「録音入力=ヘッドセットのマイク」に切り替えた結果、マイク品質が原因でノイズが増えることもあります。

対処の順番(確率が高い順)

  1. 接続をすべて外した状態で録画し、正常か確認(基準作り)

  2. Bluetooth機器を再起動 → 再接続

  3. 別のBluetooth機器で再現するか確認(機器依存か切り分け)

  4. 有線イヤホンで同じ症状が出るか確認(端末側の問題か切り分け)

  5. マイク付きイヤホンを避けてテスト(入力が影響している場合に効きます)

この切り分けで、「接続機器を変えれば直る」のか「端末側の音声処理が崩れている」のかが分かります。

端末負荷で音が乱れるパターン

録画は端末に負荷がかかります。映像の圧縮・保存と同時に音声処理も行うため、処理が追いつかないと音が乱れやすいです。
次の状況に心当たりがあるなら、負荷が原因の可能性が高いです。

  • 録画がカクつく、フレーム落ちする

  • 端末が熱い、動作が重い

  • 低容量(空き容量が少ない)

  • バックグラウンドで多くのアプリが動いている

  • 録画中に通知・通話・別アプリ起動が入る

改善の手順

  1. 使わないアプリを終了(特にゲーム・動画・SNS・クラウド同期系)

  2. 空き容量を確保(不要動画やキャッシュ整理)

  3. 端末を冷ます(ケースを外す、充電しながら録画しない等)

  4. 可能なら録画品質を下げてテスト(解像度・fps)

  5. まず短尺(10〜20秒)で成功率を上げてから本番へ

負荷が原因のときは、設定を1つ変えるだけで劇的に改善することがあります。特に「空き容量」「発熱」「バックグラウンド」は効果が大きいポイントです。

OS不具合が疑わしいときの現実的対処

次の特徴がある場合、OSやアプリ側の不具合・相性が疑われます。

  • アップデート後から急に発生

  • 同じ手順でも成功したり失敗したりする

  • 複数アプリで同じ症状が出る

  • 再起動で一時的に直るが再発する

この場合、根本修正はOSやアプリの更新待ちになることがあり、現実的には「確実に前へ進む」ための対処が重要です。

現実的に効く順番

  1. 再起動(まずは音声処理の詰まりをリセット)

  2. 接続機器を外して録画(経路を単純化)

  3. 録画前に音が出るアプリを一度再起動(アプリ側の音声初期化)

  4. OSとアプリを最新に更新(修正が入っている場合があります)

  5. 回避策へ切り替え(次章で詳しく解説)

「直す」より「成立させる」優先に切り替えると、時間のロスが減ります。


画面録画の音ズレを直す方法

音ズレは、原因が録画側にあるのか、再生・編集側にあるのかで対処が変わります。
最初にここを切り分けるのが最重要です。ズレを直そうとして設定をいじっても、実は再生アプリの問題だった、というケースが珍しくありません。

録画時にズレる 録画後にズレるを分ける

切り分けの基本

  • 録画直後に、同じ端末の標準アプリで再生してズレる → 録画側(負荷・処理)原因の可能性が高い

  • 端末では合っているのに、PCへ移すとズレる → 再生ソフト・変換・転送の問題の可能性が高い

  • 編集ソフトに入れたらズレる → 編集側のフレームレート解釈、音声サンプリングの扱いの可能性が高い

ズレの確認方法(簡易)

  • 画面内で分かりやすい動き(ボタンを連打、クリック音が鳴る操作、口パクなど)を10秒録画する

  • 音と動きが一致しているかを複数環境で再生して比較する

  • できれば「クリック音」や「効果音」など、同期判断しやすい音がある操作で行う

ズレが環境で変わるなら、録画そのものは問題ない可能性が高いです。

フレーム落ちを減らす設定と運用

録画時点でズレる場合は、ほとんどが処理負荷とフレーム落ちに関連しています。
音声は一定の速度で記録されるのに対し、映像が処理落ちして間引かれると、結果としてズレて見えることがあります。

フレーム落ちを減らす実践策

  • 通知を止める(集中モード、通知オフ)

  • 端末を熱くしない(充電しながら録画しない、冷ます)

  • バックグラウンドアプリを減らす(特にゲーム・録画・配信関連)

  • 画質・fpsを下げる(できる機能やアプリの場合)

  • 画面の明るさを適度に下げる(発熱低減につながることがあります)

  • Windowsなら、不要な常駐アプリを止め、録画対象以外を閉じる

「画質を少し落としてでもズレない」ほうが、視聴者にとっては分かりやすい動画になります。まずは成功率を優先すると迷いません。

編集・再生側で直ることもある

録画後にズレる場合、再エンコードや再生ソフト変更で改善することがあります。
とくにスマホ動画をPCに移した後、特定ソフトでのみズレるケースが出やすいです。

試す価値が高い順番

  1. 別プレーヤーで再生(標準プレーヤー以外も試す)

  2. 動画を再エンコード(一般的な形式に変換して同期を取り直す)

  3. 編集ソフトの設定を見直す(フレームレート固定、音声サンプリング、可変フレームレート対策など)

  4. 編集側で音声を微調整(数百ms単位で合わせる)

ズレが軽微なら編集で吸収できますが、録画時点で大きくズレている場合は、負荷対策に戻るのが早いです。


どうしても直らないときの回避策とおすすめ手段

「投稿期限がある」「提出が今日」「会議録画が必要」など、原因究明に時間をかけられない場面は多いはずです。
ここでは、トラブルの原因が何であれ“結果を出す”ための回避策を、スマホ・Windowsそれぞれで整理します。

スマホは別の録画方式に切り替える

スマホで音が安定しないときは、次の順で「成立する方法」に切り替えるのが効率的です。

1)内部音声にこだわらず、マイク録音で成立させる
内部音声がどうしても入らない場合、マイクで拾う方式に切り替えるだけで動画として成立することがあります。
解説動画や操作手順なら、周囲が静かな場所で録れば十分見られる品質になることも多いです。

2)外部マイク(有線)を使って音を安定させる
端末の内蔵マイクは手で塞いだり、ケースでこもったりしてノイズが出やすいことがあります。外部マイクにすると安定する場合があります。
ただし、接続が原因で異常が出るタイプ(前章のBluetooth問題)の場合は逆効果になることがあるため、必ず短尺テストを挟んでください。

3)別端末で録画する
同じアプリを別端末で起動できるなら、端末依存の不具合を一気に回避できます。
「この端末だけおかしい」ケースは意外と多く、端末変更が最短になることがあります。

4)画面録画以外に逃げる(最終手段)

  • PCで同じ操作を再現して録画する

  • スマホの画面を別端末のカメラで撮る(音はマイクで確実に入る)
    品質は落ちますが、期限がある場合は非常に強い選択肢です。

Windowsは標準機能以外を使う判断基準

Windows標準の録画が合わないときは、「目的」と「必要な音の種類」で判断すると迷いません。

標準(Game Bar)で進めやすいケース

  • 短いゲームクリップ、軽い操作説明

  • とにかく手早く録画できればよい

  • 細かい音声設計(内部+マイク+複数アプリの音量調整)が不要

標準以外を検討した方が早いケース

  • 会議の音声や複数アプリの音を確実に分けて録りたい

  • ノイズ抑制、入力ゲイン、音声の細かい調整が必要

  • デスクトップ全体の録画や特定条件で標準が不安定

  • 長時間録画でズレが出やすい

「標準で何とかしよう」と粘るほど時間が溶けることがあります。必要要件が重いほど、録画ツール変更が現実的な最短ルートになることがある、という発想を持っておくと安心です。

失敗しないための録画前チェックリスト

最後に、再発を減らすためのチェックリストを用意します。録画前にこれを30秒だけ実行すると、失敗率が大きく下がります。

チェック項目確認方法目安時間
イヤホン/Bluetooth接続一度すべて外してテストする10秒
録音対象内部音声/マイク/両方を開始前に確認10秒
音量メディア音量・ミュート・消音スイッチ確認5秒
権限マイク権限が拒否されていないか確認10秒
端末負荷使わないアプリ終了、空き容量確認15秒
テスト録画10秒録って即再生で音を確認20秒

さらに「よく失敗する人」向けに、録画前の簡易チェックもあります。

  • 録画中に通知が出ない設定にした

  • 録画するアプリ以外は閉じた

  • 端末が熱くない

  • 接続機器を変えた場合は必ず短尺テストをした

  • 本番の前に、同じ条件で10秒録画を成功させた

この5つを守るだけで、再撮影の回数はかなり減ります。


画面録画の音がおかしいときのよくある質問

内部音声だけ録りたいのに録れないのはなぜ

内部音声は、端末側で選べるように見えても、アプリやコンテンツ側の制約で録れないことがあります。代表例が保護された配信コンテンツや、一部アプリの仕様です。
このタイプは、設定をいくら変えても改善しない場合があるため、「ほかのアプリの音は録れるか」を試して切り分けるのが早いです。
もし特定アプリだけ録れないなら、内部音声にこだわらずマイクで拾う、別端末で試す、公式の共有機能を使う、といった回避策が現実的です。

マイクとシステム音を同時に入れる方法は

端末やOSによって「内部音声+マイク」が選べる場合があります。Androidでは録画開始時に録音対象を選べる機種が多く、Windowsでもマイクとアプリ音の両方を扱えます。
ただし、同時録音は環境差が出やすく、片方が小さい・ノイズが乗ることもあります。いきなり本番に入らず、同じ条件で10秒テストを成功させてから本番に移るのが安全です。

イヤホンをつなぐと無音になるのは故障

故障とは限りません。イヤホンやBluetoothを接続すると、出力先・入力先が切り替わり、録画側が想定外の音声経路を参照して無音になることがあります。
まずは「何も接続しない状態」で録れるかを基準にし、そこから接続した状態でも同じように録れるかを確認してください。
接続したときだけ無音なら、機器側の相性やモード切り替えが原因の可能性が高いです。

録画は違法にならない 注意点は

録画・録音は状況によって問題になることがあります。少なくとも次の点は必ず確認してください。

  • サービスやイベントの利用規約で録画・録音が禁止されていないか

  • 会議や授業など、当事者の同意や社内・学校ルールが必要な場面では許可があるか

  • 個人情報や通知内容が映り込まない配慮ができているか

特に提出や共有が前提の動画は、トラブル防止のためにも「録画してよい範囲」を先に確認しておくと安心です。