突然「ファーマフーズ」名義の不在票が入った、代引きの荷物が届きそう、SMSで発送通知が来た――心当たりがないと、詐欺やなりすまし、家族の受け取り、定期購入の見落としなどが頭をよぎり、一気に不安になります。
ですが、こうしたケースは「いま何が起きているか」を分類できれば、やるべきことは驚くほどシンプルです。
本記事では、代引き・着払いの受取拒否(または保留)から、SMSの安全な確認手順、請求書・後払い通知が来たときの切り分け、さらに電話がつながらない解約でも証拠を残して止める方法まで、状況別に手順化して解説します。
読み終えるころには、「今この瞬間に何をすれば損せず収束できるか」が明確になり、落ち着いて次の一手を選べるようになります。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
- 1 状況別の最適解早見表で今すぐ止血する
- 2 ファーマフーズを頼んでないときに多い原因は3つです
- 3 代引き・着払いが来たときの正しい初動は受取拒否か保留です
- 4 SMSやメールで通知が来たらリンクは押さず公式から逆引きします
- 5 請求書・後払い通知が来たときは支払い前に契約の有無を切り分けます
- 6 定期購入の疑いがあるなら停止・解約は「期限」と「証拠」がすべてです
- 7 すでに受け取ってしまった場合でも、挽回の余地はあります
- 8 二次被害を防ぐために、個人情報と決済はここだけ点検します
- 9 よくある質問:ファーマフーズを頼んでないときの疑問をまとめて解消
- 10 まとめ:頼んでないときは支払いを止め、記録を残し、状況別に進めれば大丈夫です
- 11 参考情報源
状況別の最適解早見表で今すぐ止血する
下表は「今この瞬間に何をするべきか」を最短で判断できるようにまとめたものです。特に代引き・着払いは、支払って受け取ってしまう前に止血できるかが分かれ目です。日本郵便は、心当たりのない代金引換は受取拒否でき、確認まで保留もできると案内しています。
| 状況 | まずやること | やってはいけないこと | 補足(根拠・考え方) |
|---|---|---|---|
| 代引き・着払いで届く | 受取拒否、または保留 | その場で支払って受け取る | 心当たりのない代引きは受取拒否可・保留可(日本郵便) |
| 不在票が入った | 再配達の前に「宛名・差出人・金額」を確認し、家族にも確認 | 何も確認せず再配達依頼 | 保留は1週間など保管期限がある(配送会社の運用に従う) |
| SMS/メールだけ来た | リンクは押さず、公式サイトから問い合わせ先を逆引き | URLをタップして入力 | 不審リンクを踏まないのが基本。公式窓口に誘導 |
| 請求書/後払い通知 | 支払いを急がず、契約の有無を切り分け、証拠を保全 | 焦って支払う/捨てる | 契約がなければ代金不要、直ちに処分可能など(消費者庁) |
| 受け取ってしまった | 書類と外装を保管、連絡記録を残し、必要なら相談 | 放置/言いなりで追加支払い | 電話がつながらない場合の証拠保全(国民生活センター) |
ファーマフーズを頼んでないときに多い原因は3つです
定期購入の見落としが最も多いパターン
「頼んでない」と感じやすい原因の1つが、初回割引や“お試し”のつもりで申し込んだものが、実際は定期コースだったケースです。定期購入のトラブルは典型的で、国民生活センターでもFAQとして整理されています。
このパターンでは、完全ななりすましではなく「契約条件の認識違い」になりやすいので、重要なのは次の2点です。
-
契約の有無(注文番号や申込経路、登録情報)が存在するか
-
解約・停止の条件(締切日、回数縛り、連絡手段)がどうなっているか
「気づかなかっただけかもしれない」と思うと落ち込む方もいますが、落ち込む必要はありません。ここでは、止めるための行動に集中しましょう。
家族名義・過去注文・住所入力ミス
本人の記憶にないだけで、次の事情が混ざることがあります。
-
同居家族が注文していた(宛名が家族名)
-
過去に資料請求や購入をして、登録情報が残っていた
-
住所や電話番号の入力ミスで、たまたまあなたに届いた
特に代引きは「家族が受け取って支払ってしまう」事故が起きやすいので、家族がいる場合は、まず“代引きは本人確認が取れるまで払わない”ルールを共有してください。
完全に身に覚えがない送り付け・なりすまし
本当に契約がないのに商品が送られてきたり、請求だけ届いたりする場合は、送り付け的な手口やなりすましを疑います。
消費者庁は、注文や契約がないのに一方的に送付された商品について、代金を支払う必要はないこと、また法改正により直ちに処分できる趣旨をQ&Aで整理しています。
ただし現実には「あなたは注文したはずだ」「返さないなら払え」と強い口調で迫られることもあります。ここで大事なのは、相手の勢いに飲まれず、支払いと追加情報の提供を止め、記録を残すことです。
代引き・着払いが来たときの正しい初動は受取拒否か保留です
代引きの受取拒否が有効な理由
代引き・着払いは、受け取る瞬間にお金が動きます。つまり、その場で止血できる数少ない局面です。
日本郵便は「心当たりのない代金引換郵便物等は受取拒否できます」と明示し、本人確認までの保留もできると案内しています。さらに「一度受け取った代金引換は返品・返金に応じられない」注意点も示しています。
このため、心当たりがない時点では、一般的には次の順が安全です。
-
受取拒否(最も確実に止血)
-
家族の可能性があるなら保留(本人確認が取れるまで支払わない)
-
本人確認が取れたら、受け取るかどうか判断する
配達員に伝える一言テンプレ
受取拒否・保留の意思表示は、長い説明は不要です。
-
受取拒否:「心当たりがないので受取拒否します」
-
保留:「家族の確認が必要なので保留にしてください」
ポイントは「確認できていない」「支払う意思がない」を明確にすることです。
不在票が入ったときに確認すべき4点
不在票の場合、再配達依頼を出す前に、次の4点だけ確認します。
-
宛名(本人か、家族名か、旧姓か)
-
差出人名(会社名やショップ名)
-
代引き金額(高額なら特に慎重に)
-
問い合わせ番号(配送会社の照会に使う)
家族がいる場合は、「これ注文した?」を必ず先に確認してください。日本郵便も家族あての場合は本人確認を促しています。
置き配・ポスト投函だった場合の注意点
置き配やポスト投函はその場で支払いがないため緊急性は下がりますが、次の点に注意してください。
-
まず外装・同封物(納品書、請求案内、返送案内)を保管
-
個人情報(氏名・住所・電話)が記載された紙は捨てずに保管
-
「後払い」「請求書が別送」などが書かれていないかチェック
このあと「請求が来た」場合に、保管していた書面が強い証拠になります。
SMSやメールで通知が来たらリンクは押さず公式から逆引きします
不審リンクを踏まないのが最優先
SMSやメールには、もっともらしいURLが付いていることがあります。しかし、心当たりがない状況では、リンクを押した瞬間に状況が悪化することがあります(偽サイトへの誘導、個人情報入力、端末へのリスク等)。
このため、基本は次のルールです。
-
SMSのURLは押さない
-
公式サイトを自分で検索し、問い合わせページに進む
-
連絡先が分かったら、必要最小限の情報で事実確認する
公式へ問い合わせる前にやるチェックリスト
問い合わせ前に、次を先に確認すると話が早くなります。
-
SMS・メールの文面(スクショ推奨)
-
記載されている注文番号や問い合わせ番号
-
自分や家族に、類似の購入履歴がないか
-
クレジットカード明細に見覚えのない請求がないか
特に「スクショ」は後で大きな助けになります。電話がつながらない場合の証拠保全は、国民生活センターも重要性を示しています。
問い合わせで伝える内容は最小限で十分
心当たりがない時点で、相手に与える情報は最小限が基本です。まずは次の範囲に留めます。
-
宛名(氏名)
-
届いた/届きそうな事象(SMSが来た、不在票がある等)
-
注文番号があるなら注文番号
-
「契約・注文の事実確認をしたい」目的
「住所や生年月日などの追加情報」を求められた場合は、いったん保留して、なぜ必要かを確認してから判断してください。
請求書・後払い通知が来たときは支払い前に契約の有無を切り分けます
まず理解したいこと:契約がないなら支払いは不要です
請求が来ると「払わないと大変なことになるのでは」と不安になります。しかし、消費者庁は、売買契約に基づかない一方的な送付では契約は成立せず、代金を支払う必要はないと整理しています。
大事なのは「支払う前に」確認することです。支払ってしまうと、その後の交渉が複雑になります。
切り分けの基本は4点セット:名義・連絡先・決済・申込経路
契約の有無を切り分けるときは、次の4点で見ます。
-
名義:宛名は本人か(家族名・旧姓ではないか)
-
連絡先:電話番号・メールアドレスが自分のものか
-
決済:カード明細・後払い履歴・口座引落に一致があるか
-
申込経路:いつ、どこで申し込んだか思い当たるか(広告、EC、電話等)
この4点のうち、1つでも不一致が強ければ、支払いを急がず、書面と連絡記録を保全します。
絶対に捨てない:残すべき5つの証拠
請求が絡むときは、証拠の有無が結果を左右します。最低限、次を残してください。
-
封筒(差出人、消印、バーコードがある)
-
請求書・同封物一式(納品書、案内、返送規定)
-
SMSやメールのスクショ(送信元、日時、本文)
-
発信履歴(電話した日時が分かる)
-
送信フォームの控え(スクショまたは自動返信メール)
国民生活センターは、販売業者に解約の連絡がつかない場合に「連絡した証拠(電話やメール等)を残す」対応を示しています。請求や停止の局面でも、この考え方は非常に有効です。
「払わないと訴える」と言われたときの考え方
強い言葉で迫られると不安になりますが、まずは次を徹底してください。
-
その場で支払いの約束をしない
-
個人情報を追加で渡さない
-
会話の日時・相手の名乗り・要点をメモする
-
書面での説明(契約の根拠、申込情報)を求める
ここまでやっても不安が大きい場合、早めに消費生活センター等へ相談できる状態(書面と記録)を整えるのが現実的です。
定期購入の疑いがあるなら停止・解約は「期限」と「証拠」がすべてです
定期購入で起きがちな“認識違い”を整理する
定期購入トラブルで多いのは、次のような認識違いです。
-
「1回限り」だと思っていたが定期だった
-
解約方法が電話のみで、つながらない
-
次回発送の締切を過ぎてしまい、もう1回届くと言われた
国民生活センターのFAQには、「電話が繋がらない場合は電話以外の連絡方法でも“繋がらない旨”を送る」「連絡した証拠を残す」など、具体的な対応が示されています。
停止・解約の手順はこの順番が安全です
以下は一般的に失敗しにくい順番です(個別条件は各事業者の案内に従います)。
-
手元の書面・メールを集める(注文番号、次回発送、連絡先)
-
期限を確認する(次回発送の何日前までか等)
-
電話をかける(つながらない場合も“履歴”が証拠)
-
フォーム・メール等があれば「電話が繋がらない」旨も含めて送信
-
送信控え・スクショを保存
-
期限後につながった場合は、証拠を示しながら交渉
電話がつながらないときにやるべきことは2つだけ
焦って何度もかけ続けて疲弊しがちですが、やることは実はシンプルです。
-
つながらない事実を残す(発信履歴・日時のメモ)
-
電話以外の手段で「つながらない」「解約意思」を送る(送信控えを残す)
これは国民生活センターの整理に沿った動きです。
解約・停止の問い合わせ文テンプレ(コピペ可)
以下は、電話がつながらない場合にも使える文面です。必要箇所だけ置き換えてください。
-
件名:定期購入の解約(停止)依頼/連絡がつかないため書面連絡
-
本文:
「貴社商品について、定期購入の解約(停止)を希望します。
本日〔日付〕〔時刻帯〕に複数回電話連絡しましたが繋がりませんでした(発信履歴あり)。
注文情報:〔注文番号/氏名/登録電話番号(分かる範囲)〕
依頼事項:次回発送分以降の停止(解約)手続きと、受付完了の連絡をお願いします。
併せて契約内容(コース名・次回発送予定日・解約条件)の確認を希望します。」
ポイントは「つながらない」「解約意思」「注文情報(最小限)」「完了連絡希望」をセットにすることです。
すでに受け取ってしまった場合でも、挽回の余地はあります
受け取っただけで即アウトではありません
受け取ってしまうと焦りますが、まず落ち着いて「どこまで進んだか」を分解します。
-
受け取った(支払いはしていない)
-
受け取って支払った(代引き等)
-
開封した
-
連絡したが言い負かされた
-
追加の個人情報を伝えてしまった
このうち、特に重要なのは「支払ったかどうか」「個人情報を追加で渡したかどうか」です。
受領後にまずやる3つのこと
-
同封書類・外装・封筒を保管(写真も撮る)
-
連絡した内容をメモ(日時、相手の名乗り、要点)
-
契約の有無を切り分け(名義・連絡先・決済・申込経路)
そのうえで、定期の疑いがあれば停止へ、契約がなければ請求への対応へ進みます。
返品・返金の話になったときの注意
返品・返金はケースで変わります。ここで大切なのは、相手の言い分を鵜呑みにせず、次を確認することです。
-
返品条件(期限、未開封条件、送料負担)
-
返送先(公式に確認できる住所か)
-
返金方法(カード取消か振込か)
-
追加の支払いが必要と言われた理由
不安が残る場合は、消費生活センター等に相談できるよう、書類と記録を整えましょう。
二次被害を防ぐために、個人情報と決済はここだけ点検します
クレジットカード明細で見るべきポイント
カード明細は「金額」だけでなく、次も見ます。
-
利用日(いつ決済されたか)
-
加盟店名(表記揺れがあることも)
-
同日に不審な少額決済がないか(試し決済の可能性)
カード情報を入力してしまった可能性がある場合は、カード会社へ相談し、指示に従ってください。
後払い・請求書は「請求主体」を確認する
後払いは、販売会社とは別の会社名(収納代行・請求発行)で請求が来ることがあります。ここで混乱しやすいので、書面の次を確認します。
-
請求書の発行元(会社名)
-
問い合わせ先(電話番号・受付時間)
-
注文番号・請求番号
分からないまま支払わず、まず契約の有無の切り分けと記録保全を優先してください。
家族を守るための受け取りルール(同居・高齢家族向け)
家族が受け取ってしまう事故を防ぐには、ルールを「短く」します。
-
代引きは本人確認が取れるまで払わない
-
不在票が来たら再配達の前に家族に確認
-
SMSのリンクは押さない(困ったら家族へ)
日本郵便も家族あての場合は本人確認を促しています。
よくある質問:ファーマフーズを頼んでないときの疑問をまとめて解消
受取拒否したら相手から連絡が来ますか
状況により異なりますが、受取拒否は「支払わずに止血できる」強い手段です。日本郵便は心当たりのない代引きは受取拒否できると案内しています。
その後に連絡が来た場合も、焦って個人情報を追加で渡さず、契約の根拠(申込情報)を求め、記録を残してください。
受け取って支払ってしまいました。もう何もできませんか
「何もできない」わけではありません。まず書面と記録を保全し、返品・返金の条件確認、契約の有無の確認を進めます。
また、国民生活センターは連絡がつかない場合に証拠を残すことを案内しています。支払後でも、交渉の根拠づくりになります。
SMSのリンクを押してしまいました。どうすれば
どこまで操作したかで変わります。
-
開いただけ:以降の入力をやめ、端末のセキュリティ点検(不安なら専門窓口へ)
-
個人情報を入力:入力した内容をメモし、必要ならパスワード変更等
-
カード情報を入力:カード会社へ相談し指示に従う
そのうえで、以後は公式サイトから逆引きで確認してください。
定期購入の解約が電話しかなく、つながりません
国民生活センターは、電話が繋がらない場合に「電話以外の連絡方法でも“繋がらない旨”を送る」「連絡した証拠を残す」対応を示しています。
本記事のテンプレ文を使い、フォームやメールがあれば送信し、発信履歴と送信控えを残してください。
どのタイミングで相談窓口を使うべきですか
次のいずれかなら、早めの相談が安心です。
-
契約の根拠が示されないのに請求が続く
-
解約したいのに連絡がつかず、期限が迫っている
-
高齢の家族が支払ってしまった
-
個人情報の悪用が疑われる
相談の前に、封筒・請求書・スクショ・発信履歴を揃えておくと話が早いです。国民生活センターの整理でも「記録を残す」ことが重要とされています。
まとめ:頼んでないときは支払いを止め、記録を残し、状況別に進めれば大丈夫です
今日やることを3行にまとめる
最後に、今日やることを最短でまとめます。
-
代引き・着払いなら、支払う前に受取拒否か保留(止血が最優先)
-
SMSや請求は、支払いを急がず、契約の有無を切り分けて証拠を保全する
-
解約がつながらないなら、電話以外でも連絡し、連絡した証拠を残す
この順番で進めれば、パニックにならずに収束へ向かいやすくなります。
参考情報源
-
消費者庁「身に覚えのない自分宛ての商品が届いたあなた その商品」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_transaction/amendment/2021/notice/index.html -
日本郵便「心当たりのない代金引換郵便物等が届きましたが、どうすればいいでしょうか?」
https://www.post.japanpost.jp/question/69.html -
国民生活センター「販売業者に電話が繋がらず解約できない。どうしたらよいですか。」
https://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2021_12.html -
国民生活センターFAQ「【定期購入】『1回限り』『お試し』と思い商品をネット購入。事業者に解約の連絡がつかない。解約したい。」
https://www.faq.kokusen.go.jp/faq/show/109?site_domain=default -
兵庫県弁護士会「『送り付け商法』購入必要なし」
https://www.hyogoben.or.jp/kurashi/2021-2/0804-02/