Steamを長く利用していると、「あのゲームはいつ、いくらで買ったのか」「この請求は本当に自分の購入なのか」を確認したくなる場面が増えていきます。
そのときに役立つのが、Steamの「購入履歴」です。
本記事では、PCクライアント・ブラウザ版・スマホアプリの3パターンでの購入履歴の確認方法に加え、履歴が表示されないときのチェックポイントや、不正な購入が疑われる場合の対処法までまとめて解説いたします。
Steamの「購入履歴」で分かること
購入履歴で確認できる主な項目
Steamの購入履歴では、次のような情報を一覧で確認できます。
- 購入したゲーム・DLC・ソフトウェア・ウォレットチャージの名称
- 購入日・決済日
- 支払金額と通貨(円など)
- 利用した支払い方法(クレジットカード、PayPal、Steamウォレットなど)
- 返金・キャンセルの有無とステータス
各取引をクリックすると、より詳細な情報(詳細な内訳や税額、取引ID など)が表示されます。
購入履歴を確認する主な目的
購入履歴は、次のような場面で役に立ちます。
- 過去のセール時に「どのタイトルをいつ買ったか」を振り返りたいとき
- 月ごとのゲーム関連支出を把握したいとき
- 仕事で利用したタイトルの代金を、経費精算や確定申告の証拠として残したいとき
- クレジットカード明細の金額が「Steam」としか書かれておらず、何を購入したのか確認したいとき
- 二重購入や不正利用が疑われるとき
PC(Steamクライアント)で購入履歴を確認する方法
まずは、もっとも利用者が多いPC版Steamクライアントでの手順です。
クライアントからの基本的なアクセス手順
- Steamクライアントを起動し、対象のアカウントでサインインします。
- 画面右上にあるプロフィール名(アカウント名)をクリックします。
- 表示されるメニューから「アカウント詳細」をクリックします。
- 「アカウント詳細」画面の「ストア&購入履歴」欄にある
「購入履歴を表示」ボタンをクリックします。
これで、新しい順に並んだ購入履歴一覧が表示されます。
購入履歴画面の見方
購入履歴一覧では、1行が1つの取引(ゲーム購入、DLC購入、ウォレットチャージなど)を表します。
- 各行には、タイトル名/購入日/金額などが表示されます。
- 行をクリックすると、その取引の詳細画面が表示され、支払い方法や税額、返金状況などを確認できます。
- 返金済みの取引は、返金に関する注記が表示されます。
特定のゲームの購入日だけを知りたい場合
「特定のゲーム1本だけの購入日を知りたい」場合、ライブラリ経由で確認する方法もあります。
- Steamクライアント左上の「ライブラリ」をクリックします。
- 購入日を確認したいゲームを選択します。
- 画面内の「サポート」または「サポートを表示」から、そのゲームに関するサポート画面に移動します。
- ゲームの購入日やライセンス情報が表示されている場合があります。
ライブラリに見当たらない場合は、「非表示のゲーム」や「ライセンスと製品コード」の画面も確認してください。外部ストアから購入したキーは、購入履歴ではなくライセンス一覧に表示されます。
ブラウザ版Steamから購入履歴を確認する方法
続いて、ブラウザ(Chrome、Edgeなど)からアクセスする場合の手順です。
ブラウザでのアクセス手順
- WebブラウザでSteam公式サイトにアクセスし、対象のアカウントでサインインします。
- 画面右上のプロフィール名をクリックします。
- メニューから「アカウント詳細」を選択します。
- 「ストア&購入履歴」欄にある「購入履歴を表示」をクリックします。
クライアント版とほぼ同じ画面構成で、購入履歴一覧が表示されます。
直接アクセスできる購入履歴URL
すでにサインイン済みであれば、次のURLから直接購入履歴ページに進むこともできます。
https://store.steampowered.com/account/history/
ブラウザのブックマークに登録しておくと、定期的に支出を確認したい場合に便利です。
ただし、共有PCや会社PCでは、アクセス後に必ずログアウトするなど、アカウント保護にご注意ください。
スマホアプリ(Steamモバイル)で購入履歴を確認する方法
外出先やPCを開けない状況でも、スマホ向けのSteamアプリから購入履歴を確認できます。
スマホアプリでの手順(iOS/Android共通)
- Steamモバイルアプリを起動し、対象のアカウントでサインインします。
- 画面右上のプロフィールアイコンまたはメニューをタップします。
- メニューから「アカウント詳細」を選択します。
- 画面を下にスクロールし、「ストア&購入履歴」セクションの「購入履歴を表示」をタップします。
PC版と同様に、購入履歴一覧が表示され、各取引の詳細も確認できます。
外出先での確認・支出管理のコツ
- セール中にスマホからゲームを購入し、後で自宅PCからダウンロードするという使い方が可能です。
- 通勤中などの空き時間に、先月・今月の支出をざっと確認する用途にも便利です。
- 公共Wi-Fiからログインする場合は、二段階認証の有効化や、使用後のログアウトなど、セキュリティ対策を徹底してください。
購入履歴に表示されない・おかしいと感じたときのチェックリスト
「確かに買ったはずなのに履歴が見つからない」「カードには請求があるのにSteam側に何も出てこない」といった場合は、次の順番で原因を切り分けてください。
1. まず確認したい基本事項
ログインしているアカウントは正しいか
- 複数のSteamアカウントを持っている場合、別アカウントにログインしていないかを確認します。
フィルターやソートの設定
- 購入履歴画面で期間やソート順を変更していると、一部の取引が見えにくくなる場合があります。
決済が完了しているか
- 決済がエラーになった場合、カード側には履歴が残っても、Steam側に購入履歴が出ないケースがあります。
2. 購入元によって表示場所が変わるケース
Steamストア以外で購入した場合や、特殊な形態の購入では、表示される画面が変わることがあります。
- Steamストアで直接購入した場合
→ 「購入履歴」に表示されます。 - 外部ストア(例:公式ショップ、バンドルサイトなど)で購入したCDキーを有効化した場合
→ 「ライセンスと製品コード」画面に表示され、購入履歴には出ないことがあります。 - ギフトとして受け取ったゲーム
→ ライブラリには追加されますが、自分の購入履歴には表示されません。 - 家族共有(ファミリーシェアリング)で遊んでいるゲーム
→ 実際の購入者のアカウントの購入履歴にのみ表示されます。
3. クレジットカード請求はあるのに履歴に出ない場合
次の点を確認してください。
決済が保留・失敗扱いになっていないか
- カード会社側では一時的なオーソリ(承認)が行われ、その後取り消される場合があります。
決済日と購入日のずれ
- カード明細上の日付と、Steam側の取引日が1〜数日ずれて表示されることがあります。
同じカードを複数アカウントで使用していないか
- 家族でカードを共有している場合、別のアカウントの購入である可能性もあります。
これらを確認しても解決しない場合は、次項の「不正な購入・身に覚えのない請求があった場合の対処法」を参照してください。
4. Steam側の一時的な不具合の可能性
まれに、Steam側のサーバー障害などにより、購入履歴が一時的に正しく表示されないことがあります。
- 公式ステータスやコミュニティで障害情報が出ていないか確認する
- 数時間〜1日程度時間をおいてから、再度アクセスしてみる
といった対応も有効です。
不正な購入・身に覚えのない請求があった場合の対処法
クレジットカード明細や購入履歴を見て、「本当に自分が行った購入か分からない」と感じた場合は、次の手順で落ち着いて対応してください。
1. すぐに実施すべき確認と対策
Steamの購入履歴で該当取引を特定する
- 購入日時・金額が、カード明細と一致するか確認します。
自分または家族が購入していないか確認する
- 家族とアカウントやカードを共有している場合、思い当たる利用がないかを確認します。
アカウント保護の強化
- パスワードの変更
- 登録メールアドレスの確認・変更
- Steamガード(二段階認証)の有効化
2. Steamサポートへの問い合わせ手順
不正利用が疑われる場合は、自己判断で放置せず、必ず公式サポートに連絡してください。
- Steamサポートにアクセスします。
- メニューから「購入」もしくは「Steamからの不明な請求」を選択します。
- 案内に従い、問題の取引を選択または詳細を入力します。
- 取引の日時、請求金額、利用したカード種別など、分かる範囲で情報を記載して送信します。
Steamサポートの指示に従いつつ、必要に応じてカード会社への相談も検討してください。
3. 今後のトラブルを防ぐための設定
- 家族や子どもが同じPCを使う場合、アカウントの共有を避ける、もしくはパスワードを教えない運用にする
- 登録済み支払い方法を定期的に見直し、不要なカード情報は削除する
- 不審なメール・フィッシングサイトに注意し、必ず公式サイトまたはクライアントからログインする
経費精算・税務対応のための購入履歴の活用法
購入証明(領収書)の取得方法
経費精算や税務申告に利用する場合は、各取引の詳細画面から購入証明を取得するのが基本です。
一般的な流れは次のとおりです。
- 購入履歴一覧から対象の取引をクリックします。
- 詳細画面で、金額・税金・取引ID などを確認します。
- 必要に応じて、画面を印刷するかPDFとして保存し、経理部門や会計ソフトに添付します。
企業・団体名を正式な宛名にした領収書が必要な場合は、会社の経理規定や税理士の指示に従ってください。
期間別・プロジェクト別に整理するコツ
- 月ごとに購入履歴画面のスクリーンショットやPDFを保存しておく
- プロジェクト単位で購入したタイトル名を一覧にし、どの案件に紐づくかメモしておく
- クレジットカード明細とあわせて保管し、後から突合しやすい形にしておく
これらをルーチン化しておくと、年度末や確定申告時の作業が大幅に楽になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 購入履歴は何年分までさかのぼって見られますか?
公式ヘルプでは年数の制限は明示されていませんが、一般的にはアカウント作成以降の取引履歴が一覧表示されます。非常に古い取引について不明点がある場合は、Steamサポートに個別に問い合わせてください。
Q2. 購入履歴を削除したり、特定のゲームだけ隠したりできますか?
購入履歴そのものは、ユーザー側で任意に削除・編集することはできません。
一方、ライブラリ上のゲーム表示は「非表示」「プライベート」などの設定で見え方を変えることができますが、購入履歴そのものが消えるわけではない点に注意してください。
Q3. 外部ストアで購入したキーは、購入履歴に表示されますか?
多くの場合、外部ストア(バンドルサイトや公式ストアなど)で購入したCDキーは、Steamの「購入履歴」ではなく「ライセンスと製品コード」画面に表示されます。支払いに関する証憑は、外部ストア側の領収書・明細を使用してください。
Q4. 返金したゲームはどう表示されますか?
返金が完了した取引は、購入履歴から完全に消えるのではなく、返金済みであることを示す表示が追加されます。
返金状況が不明な場合は、該当取引の詳細画面を確認するか、サポートに問い合わせてください。
まとめ|購入履歴を把握して、安全・安心にSteamを利用しよう
- Steamの購入履歴は、PCクライアント・ブラウザ・スマホアプリのいずれからでも、プロフィール名→アカウント詳細→購入履歴を表示、という流れで確認できます。
- 購入履歴では、タイトル名・日付・金額・支払い方法・返金状況などが分かり、支出管理・経費精算・不正利用チェックに役立ちます。
- 履歴が表示されない、金額がおかしいと感じた場合は、アカウント違い・外部ストア購入・家族共有・一時的な不具合などを順に疑い、必要に応じてSteamサポートやカード会社に相談してください。
まだ一度も購入履歴を開いたことがない場合は、この記事の手順に沿って、まずは直近数か月分の取引を確認しておくことをおすすめいたします。