LoLを久しぶりに起動した際に、「あれ、サモナーネームってどこに行ったのだろう」「フレンド欄の表示が以前と違う」「自分の名前を変えたいが、どこで設定するのか分からない」と戸惑う方は少なくありません。現在のLoLでは、表示名の仕組みが“サモナーネーム中心”から“Riot ID中心”へと大きく変わっています。
本記事では、以下のことを丁寧に解説いたします。
Riot IDとは何か(旧サモナーネームとの違い)
Riot IDの変更手順(最短で迷わず終える方法)
変更ルールと注意点(弾かれる理由・クールダウン等)
「変更できない」「反映されない」際の切り分けと対処
変更後に困らない運用(フレンド対応、配信・SNS整合)
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LoLのRiot IDとは何か
サモナーネームとの違い
従来のLoLでは、プレイヤーを識別する名前として「サモナーネーム」が強い存在感を持っていました。フレンド追加、対戦中のスコアボード、戦績検索など、さまざまな場面でサモナーネームが前提でした。
一方、現在主役になっているのがRiot IDです。Riot IDはLoLだけのものではなく、Riotが提供する複数タイトル(例:VALORANTなど)を横断して使う“共通の表示名”という位置づけです。
その結果として、次のような体験が増えます。
LoL以外のRiotタイトルも遊んでいる人は、表示名が揃いやすくなる
逆に、LoLだけ遊んでいた人は「どこで名前を管理するのか」が分かりにくくなる
「サモナーネームを変える」という感覚と「Riot IDを変える」という感覚にズレが出る
ここで重要なのは、“ログイン用の情報”と“表示名”は別物だという点です。後述しますが、ログインに使うユーザー名(ログインIDのようなもの)と、ゲーム内で表示されるRiot IDは役割が異なります。混同すると、「変えたいのに変わらない」「変えたのにログインできなくなるのでは」といった不安につながります。
Riot IDはゲーム名とタグラインで構成される
Riot IDは、基本的に次の2要素で構成されます。
ゲーム名(例:EarlGreyTeemo)
タグライン(例:sip)
多くの場面では「ゲーム名」のみが目立って表示されますが、フレンド追加や検索、同名の識別などではタグラインが極めて重要になります。
例:同じゲーム名が存在するケース
「Yasuo」というゲーム名の人が世界に一人しかいない、という前提では運用されません。ゲーム名が同じ人が複数いても、タグラインが異なればRiot IDとしては成立します。
そのため、「ゲーム名だけで探そうとして見つからない」「フレンド申請が通らない」といった現象が起こり得ます。
タグラインは“添え物”ではありません
タグラインは、見た目の印象では“おまけ”のように見えがちです。しかし実際には、識別や検索で必要になる場面があり、しかも一部の文字列は使えない・戻せないといった制限も絡みます。
名前変更をスムーズに終えたい場合は、ゲーム名とタグラインを必ずセットで考えることが重要です。
変更すると影響する範囲
Riot IDは「表示名の中核」ですので、変更すると影響範囲が広くなります。代表例は次のとおりです。
LoLのクライアント上の表示(プロフィール、フレンドリスト等)
対戦中の表示(味方・敵の名前表示、スコアボード)
フレンド追加の検索や申請(タグラインが必要になる場合がある)
Riotの他タイトル(同一アカウントで遊んでいる場合は影響する可能性が高い)
外部の戦績サービスやコミュニティでの表示(反映タイミングがズレる場合があります)
特に気を付けたいのは、変更直後に「周囲があなたに気づけない」状態が発生し得る点です。
「名前を変えたら当然そうなる」と言えばそれまでですが、デュオ相手・チームメンバー・フレンド・SNSフォロワーなど、関係者が多いほど混乱が増えます。後半で、混乱を抑える運用も具体例付きで解説いたします。
LoLでRiot IDを名前変更する方法
Riotアカウントページで変更する手順
Riot IDの変更は、基本的にRiotアカウントの管理ページから行います。LoLクライアント内で完結するというより、“アカウント設定で変更する”というイメージに近いです。
以下は迷わず進めるための一般的な流れです。
保存(変更確定)を実行します
LoLクライアントを再起動し、表示が更新されているか確認します
入力時の注意(ここで失敗しがちです)
ゲーム名だけでなくタグラインも条件があります
予約されている・使えないタグラインに当たると保存できません
不適切ワード判定などで弾かれる場合があります
直近で変更していると、一定期間は再変更できません(クールダウン)
「保存が押せない」「エラーが出る」場合の切り分けは、後半のトラブルシューティングで詳しく扱います。ここではまず、正しい導線と基本手順を押さえてください。
LoLクライアントから変更画面へ進む手順
PCでLoLをプレイしている場合、クライアント側からアカウント管理ページへ誘導されることがあります。画面や表記はアップデートで変わることがありますが、概ね次のような流れです。
LoLクライアントを起動します
ストアやアカウント関連メニューを探します
Riot ID変更の案内・リンクに遷移します
ブラウザが開き、Riotアカウントの管理ページへ移動します
ログイン後、Riot IDを入力して保存します
重要なのは、最終的にブラウザのアカウントページで確定する点です。クライアント内の操作だけで完結するわけではないため、途中で「どこに飛ばされたのか分からない」と感じた場合でも、落ち着いてブラウザ側のアカウント設定を確認してください。
変更前に準備しておくこと
変更そのものは数分で終わりますが、実際には「変更前の準備」で失敗を減らせます。おすすめは次の3点です。
1)候補を複数用意する
第一候補が弾かれる原因は多岐にわたります(重複、規約上の制限、文字数、タグライン予約など)。
そのため、候補は2〜3個用意しておくと、スムーズに完了しやすくなります。
候補A:本命(短く覚えやすい)
候補B:本命+数字(例:Name7)
候補C:本命+別表記(例:NameGG / NameJPなど。ただし使えない文字列に注意)
2)フレンドへの周知(特に固定メンバーがいる場合)
デュオや固定チームがある方は、変更後に「誰だか分からない」問題が起きやすいです。
事前に一言入れておくと、混乱が減ります。
「今日Riot ID変えます。新しいIDは○○です」
「もし分からなかったら連絡ください」
3)配信・SNS・コミュニティとの整合を決める
配信をしている方やSNSで活動している方は、名前の整合が取れていないと機会損失になり得ます。
「Riot IDとSNSは完全一致にするのか」「配信名は別にするのか」を先に決めておくと、変更後の手戻りが減ります。
Riot IDのルールと注意点
ここは本記事の中で最も重要です。手順は簡単でも、ルールに引っかかると変更できないためです。まずは仕様を一覧で整理します。
| 項目 | 内容の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| ゲーム名 | 一定の文字数制限・使用可能文字の制限があります | 不適切ワードや紛らわしい表現は弾かれる場合があります |
| タグライン | 文字数が短く、条件が厳しめです | 一部の文字列は使えない/戻せない可能性があります |
| 変更頻度 | 変更後、一定期間は再変更できません | やり直しが効きにくいため、事前設計が重要です |
| ログイン情報 | 表示名とは別物です | ログイン用のユーザー名は変更対象ではありません |
※細かな数値(例:3〜16文字、3〜5文字、90日など)は公式サポートの案内に基づくのが安全です。仕様は変更されることがあるため、実施時点の公式表示も併せてご確認ください。
ゲーム名の文字数と使える文字
ゲーム名は、見た目の印象を決める中心要素です。一般的には、次のような条件に関する制約が案内されています。
文字数の上限・下限がある
使用できる文字種(英数字など)が限定される
侮辱的・差別的・攻撃的など不適切と判断される表現は使えない
ここでつまずきやすいポイントは、「自分では問題ないと思う表現でも、システム側の判定で弾かれる場合がある」点です。
また、“Riot”という語を含める扱いなど、特定の語が制限される場合もあります。過去の運用やルール変更で細部が変わり得るため、もし弾かれた場合は、短く・無難で・誤解のない表現へ寄せるのが解決の近道です。
具体的におすすめの作り方
読める英単語+短い特徴(例:CalmJinx / LunarOrianna)
造語+数字(例:Nexu7 / Arka12)
既存の名前にサフィックスを付ける(例:NameGG / NameX)
ただし、数字や記号の扱いも制約に触れる場合があるため、入力画面で受け付ける形式に合わせて調整してください。
タグラインの文字数と使えないコード
タグラインは「短い補助情報」のように見えますが、実際には識別の鍵になります。一般的な案内では、次のような条件が提示されています。
文字数が短い(例:3〜5文字程度)
使える文字種が限られる(英数字など)
一部のタグラインは予約されており利用できない
変更後、特定のタグラインへ戻せない場合がある(例:地域コード類)
ここでありがちな失敗は、次の2つです。
1)地域コード風のタグラインを付けようとして弾かれる
「JP」「KR」「NA」のような文字列は、過去の運用でタグラインに割り当てられていたり、予約扱いである可能性があります。その場合、保存時にエラーになります。
2)重複エラーに見えるが、実は予約コードが原因
エラー表示が「使用されています」系で出ると、重複と勘違いしがちです。しかし、予約コードに該当して弾かれるケースもあるため、タグラインを別文字列へ変えて再試行する価値があります。
タグライン作成の実用例
3〜5文字の英数字で、意味のある短縮語にする(例:Tea / Orb / L0L など。ただし条件に合う範囲で)
ランダム英数字で被りにくくする(例:A7K / 9QX2 など)
既存の愛称の略称を使う(例:SEN / MID / ADCなど。ただし予約や禁止に該当しない範囲で)
タグラインは「見た目の格好良さ」よりも、「条件に適合し、安定して使えること」を優先するのが安全です。
無料変更のクールダウンと例外対応
Riot IDの変更は、誰でも無制限に何度でもできる、という運用ではありません。一般的には、変更後に一定期間は再変更できない(クールダウンがある)と案内されています。これは、なりすましや悪用を防ぐ意図も含まれると考えられます。
ここで大切なのは、次の2点です。
「とりあえず変えて、気に入らなければすぐ戻す」が難しい
変更に失敗すると、しばらく“そのまま運用”になるリスクがある
したがって、名前変更は“軽い気持ちで頻繁に行う”よりも、一度で納得できる形を目指すのが現実的です。
また、例外として、ハラスメント等の深刻な状況がある場合には、プレイヤーサポートへの問い合わせ(チケット)で対応の余地が示されることがあります。
この点は「どうしても今すぐ変えたい」という一般的事情よりも、安全確保・被害回避の文脈で考えるのが適切です。困っている場合は、証拠(スクリーンショット等)も含めて整理し、サポートの案内に従って行動するのが安全です。
ログイン用ユーザー名は変更できない
ここは非常に多い誤解です。Riotには、概ね次のような情報が存在します。
ログインに使うユーザー名(アカウントの識別子)
表示名としてのRiot ID(ゲーム名+タグライン)
Riot IDを変えても、ログイン用のユーザー名が変わるわけではありません。また、ログイン用ユーザー名は変更できない、あるいは変更が非常に限定的、という案内である場合が一般的です。
つまり、「ログインIDも含めて全部変えたい」という希望がある場合、Riot IDの変更だけでは目的を達成できない可能性があります。
この仕様を理解していないと、次のような混乱が起こります。
「Riot IDを変えたのに、ログイン名が同じで不安」
「ログイン名を変えたいのに、Riot IDの画面ばかり見ていた」
「ログインできなくなるのではと怖くて変更できない」
結論としては、Riot ID変更は表示名の変更であり、ログイン情報とは切り分けて考えるのが安全です。
Riot IDを変更できない原因と対処法
Riot IDの変更でつまずく場合、原因は大きく次の4系統に分かれます。
入力ルール(文字数・文字種・禁止表現)
タグライン(予約コード・条件違反)
クールダウン(一定期間変更不可)
アカウント取り違え/反映の遅延
順番に切り分けます。
入力ルール違反で弾かれる場合
まず最優先で確認すべきは、ゲーム名とタグラインの条件を満たしているかです。次のチェックを上から順に行うと、原因を潰しやすくなります。
チェックリスト:入力条件の確認
ゲーム名が規定の文字数範囲に収まっている
ゲーム名に使えない文字(記号・空白など)が含まれていない
タグラインが規定の文字数範囲に収まっている
タグラインに使えない文字が含まれていない
公序良俗に反する表現、攻撃的・差別的な表現が含まれていない
特定の語(例:運営や公式を想起させる語)が含まれていない
この段階で弾かれる場合、対処はシンプルです。
短くする
英数字に寄せる
誤解を招く単語を避ける
表記を無難にする
「格好良さ」や「ネタ」に寄せ過ぎると、判定で弾かれやすい傾向があります。まずは通すことを優先し、その後の運用で愛称や呼び名を工夫する、という考え方も有効です。
タグラインが原因で弾かれる場合
入力条件を満たしているのに保存できない場合、次に疑うべきはタグラインです。タグラインは短く、しかも予約コードの影響を受けやすいため、原因になりやすいです。
対処の基本方針
タグラインを、予約されにくい英数字の組み合わせに変える
いったん“意味のある文字列”を捨て、ランダム寄りにする
地域コード風の文字列は避ける
例として、次のように変更して再試行すると通ることがあります。
JP → A7K(英数字)
KR → 9QX(英数字)
NA → 2R8(英数字)
もちろん、どの文字列が通るかは状況によって異なりますが、考え方としては「予約されにくい」「短い」「条件に収まる」へ寄せるのが合理的です。
クールダウン中で変更できない場合
「直近で変更した」「以前にも変更した記憶がある」場合は、クールダウンによって変更できない可能性があります。
この場合、入力をどれだけ工夫しても通らないため、まずは“変更履歴”の可能性を疑ってください。
典型的なサイン
変更ボタンはあるが保存時に制限系のエラーになる
入力条件は満たしているのに、どの候補でも通らない
以前変更した時期が数か月以内である
このケースの現実的な対応は次の2つです。
クールダウンが明けるまで待つ
深刻な被害があり、例外対応の可能性がある場合はサポートへ相談する
「早く変えたい」という気持ちは理解できますが、制度的に制限がある以上、無理に突破しようとすると時間だけが消費されます。まずはクールダウンの可能性を冷静に切り分けてください。
アカウント取り違えと反映遅延の切り分け
最後に、意外と多いのがこのパターンです。
複数のRiotアカウントを持っている
サブ垢・昔の垢・別メールの垢がある
ブラウザにログイン情報が残っていて、意図しないアカウントで操作している
この場合、「変更できたつもりなのにLoLで変わっていない」「フレンドから見ると変わっていない」といったズレが起こります。
切り分け手順(おすすめ)
ブラウザのアカウントページで、表示されているRiot IDが確かに変更後になっているか確認します
そのアカウントのメールアドレス(またはアカウント識別情報)を確認し、LoLで使用しているアカウントと一致しているか見ます
LoLクライアントを完全に再起動します(可能ならPC再起動も)
それでも変わらない場合、別アカウントでログインし直していないか、ブラウザのログイン状態を整理します
“反映が遅い”と感じる場合でも、実態は「別アカウントを見ていた」というケースが少なくありません。焦って何度も変更操作を繰り返す前に、まずアカウント一致を確認してください。
Riot ID変更後に困らないための運用術
フレンドに伝えるテンプレとタイミング
名前変更後の最大の実害は、「フレンドがあなたを認識できない」ことです。特に次の条件が重なると混乱しやすくなります。
フレンド数が多い
デュオ・固定チームがある
クラブやコミュニティ活動がある(外部Discord等)
似た名前の人が多い
そこで有効なのが、テンプレ連絡です。やり取りを最小にしつつ、誤認を防げます。
テンプレ(フレンド・チーム向け)
「Riot IDを○○に変更しました。旧IDは△△です。」
「フレンド欄で見つからなければ、旧名△△で呼んでください。」
「もしフレ申請が必要なら、○○#□□□でお願いします。」(タグライン込みで共有)
送るタイミング
変更直前:固定メンバーだけに予告
変更直後:フレンド全体へ短文で通知(必要な範囲で)
数日後:混乱が続く相手がいれば個別フォロー
“全員に丁寧に説明する”よりも、“必要な情報を短く提示する”方が伝わります。特にタグラインを共有しておくと、再追加や検索の手間が減ります。
同名がいる時の見分け方
Riot IDは「ゲーム名+タグライン」で成立するため、ゲーム名が同じ人が存在し得ます。
このときの対策は、次の2つです。
1)あなた側の対策:タグラインを共有する
フレンド追加や外部コミュニティでは、ゲーム名だけでなく「#タグ」を含めて共有するのが確実です。
2)相手側の対策:あなたを識別しやすい情報を添える
DiscordのニックネームにRiot IDを入れる、プロフィールに旧名を短期的に書くなど、識別を補助する運用が効果的です。
例:Discord表示名
「NewName(旧OldName)」
「NewName#A7K」
一定期間だけでも“旧名併記”をすると、移行の混乱が抑えられます。
配信やSNSと合わせる時の注意
配信・SNSの活動がある方は、Riot ID変更が「視聴者の離脱」「検索性の低下」「なりすまし疑惑」などにつながる可能性があります。そこで、次の観点で整理しておくと安全です。
1)名称を完全一致にするか、役割分担するか
完全一致:発見性が高いが、ゲーム内制限に影響されやすい
役割分担:配信名は自由度が高いが、視聴者が結び付けにくい
おすすめは、配信名は自由度を優先し、プロフィール欄にRiot ID(タグライン込み)を記載する運用です。これにより、ゲーム内制限に引っ張られず、視聴者にも共有できます。
2)変更頻度を増やさない
クールダウンがある以上、頻繁な変更は現実的ではありません。
また、視聴者にとって「名前がコロコロ変わる配信者」は記憶に残りづらく、再訪率にも影響します。可能な限り、変更は“節目の一回”に留めるのが無難です。
3)旧名の扱い(一定期間は残す)
変更直後は、SNSの固定投稿やプロフィールに「旧名」を併記するのが効果的です。
例:「NewName(旧OldName)」を2〜4週間程度維持するだけでも、混乱が大幅に減ります。
よくある質問
日本語のRiot IDは使えるのか
表示名に日本語を使えるかどうかは、入力画面の仕様・地域・時期の運用によって変動し得ます。一般的な案内では英数字が前提として示されることが多いため、確実に通したい場合は英数字で作成するのが安全です。
もし日本語で作りたい場合は、次の順で試すと無駄が減ります。
まず英数字で確実に通る案を用意する(保険)
その上で日本語案を入力し、保存可否を確認する
通らない場合は諦め、英数字案で確定する
“日本語にこだわって時間を溶かす”より、“まず通る形で安定運用する”方が、結果的にストレスが少なくなります。
タグラインは地域コードに戻せるのか
タグラインの運用では、地域コードのような文字列が予約扱いになる場合や、変更後に戻せない扱いになる場合があります。
そのため、「最初は地域コードっぽいタグだったが、変えたら元に戻せなくなった」という事態が起き得ます。
対策としては、次の方針が安全です。
地域コード風のタグラインに執着しない
“戻せない可能性”を前提に、無難な英数字へ寄せる
どうしても必要なら、変更前に公式案内を確認し、戻せないリスクを理解した上で実行する
90日以内でも変更したい時はどうするのか
一定期間のクールダウンがある場合、原則としては待つ必要があります。
一方、深刻な被害(ハラスメント等)が絡む場合には、サポートへ相談できる余地が示されることがあります。
現実的には、次のように考えるのが安全です。
単に「気分で変えたい」→ クールダウン明けを待つ
被害が続いている・安全上の問題がある → 証拠を整理してサポートへ相談する
“例外があるかもしれない”に期待して何度も操作するより、状況に応じて正しい窓口へ進む方が解決が早くなります。
変更したのに表示が戻らない時はどうするのか
「変更したはずなのに、LoLで反映されない」場合は、次の可能性が高いです。
変更したのが別アカウントだった(ログイン取り違え)
クライアント側の表示更新が追いついていない(再起動不足)
外部サービス側の反映が遅れている(LoL本体は変わっているが、戦績サイトが旧表示)
おすすめの確認順
ブラウザのアカウントページで、変更後のRiot IDになっているか確認
LoLクライアントを完全再起動
フレンドに「表示が変わっているか」を確認してもらう(自分の表示と他者の表示が異なる場合があるため)
それでも解消しない場合は、サポートへ相談
特に“複数アカウント持ち”の方は取り違えが多いため、最初にアカウント一致を確認するのが近道です。
まとめ
LoLの表示名は、サモナーネーム中心の時代から、Riot ID中心の運用へ移行しています。名前を変更する際は、手順そのものよりも「ルール」「タグライン」「クールダウン」「影響範囲」を理解しておくことが重要です。
Riot IDはゲーム名とタグラインで構成され、識別にタグラインが重要です
変更はアカウント管理ページで行うのが基本で、クライアントからは誘導される形が多いです
変更できない場合は、入力ルール/タグライン予約/クールダウン/アカウント取り違えの順に切り分けると早いです
変更後はフレンドが気づけない問題が起こりやすいため、テンプレ連絡や旧名併記で混乱を抑えるのが有効です
次に取るべき行動は、以下の3点です。
新しいゲーム名とタグラインの候補を複数用意する
ルールに合う形に整え、アカウントページで保存する
変更後にフレンドへ共有し、必要なら旧名を一定期間併記する
なお、仕様はアップデートで変わる可能性があります。実際に変更する際は、入力画面や公式サポートの案内も確認しながら進めてください。