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ヤマト運輸で送るらくらく人形供養パック完全ガイド|送れる条件・料金・梱包まで迷わない

雛人形や五月人形、日本人形、ぬいぐるみを片付けたいのに、「捨てるのは抵抗がある」「できれば供養して手放したい」と悩む方は少なくありません。特に実家じまいでは、ケース付きや段飾りなど荷姿が複雑になりやすく、宅配で送ろうとしても「ヤマト運輸で本当に送れるのか」「ガラスケースはどうなるのか」「料金はいくらで、送料込みだと総額はいくらか」と不安が一気に増えます。

本記事では、らくらく人形供養パックをヤマト運輸で利用する際に、最初に確認すべき発送条件から、料金区分の選び方、箱サイズの測り方、梱包チェックリスト、発送後の確認ポイントまでを、迷いが出る順番に整理して解説いたします。読み終えたときに、「この手順なら間違えない」「費用も段取りも見えた」と安心して進められる状態を目指します。

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目次

ヤマト運輸で送れるかを最初に確定する

「宅配で人形供養をしたい」と思ったとき、最初に確認すべきは“供養サービス”より先に、実は“配送の可否”です。特に雛人形・五月人形・兜・羽子板などは、ケースや飾り台が付属し、壊れやすさや荷姿の複雑さが理由で受付条件が変わることがあります。
ここで迷いを残したまま進めると、営業所で受け付けられずに持ち帰ることになったり、梱包をやり直したりして、時間も気持ちも消耗します。したがって、まずはヤマト運輸の公式情報に沿って「送れる/送れない」を確定させましょう。

ヤマト運輸の発送可否チェックリスト

ヤマト運輸の公式FAQでは、雛人形・五月人形や兜などについて、発送可否の基本条件が整理されています。重要な点を、実務で使える形に落とし込みます。

  • 外装がガラス製でない一般流通品であれば、基本的に宅急便として発送できる

  • ただし、1点ものなど代品のきかないもの高価なもの価格が不明瞭なものは送れない

  • ガラス製の場合は、

    • お客様個人で梱包した荷物は「振動で損傷の恐れがある」ため、預かり不可

    • 専門業者による梱包で輸送に適した状態と判断される場合のみ、受託される可能性がある

  • 宅急便のサイズ条件として、梱包後の3辺合計は200cm以内、重さは30kg以内が必要

このチェックで、次のように判断が分かれます。

  • Aルート(送れる可能性が高い):外装ガラスではない/一般流通品/高価・1点ものではない/200cm・30kg以内

  • Bルート(要注意):外装がガラス/高価・1点ものの可能性/200cmに近い大型

  • Cルート(方針転換):ガラス外装+個人梱包しかできない、もしくは高価で代替がきかない

B・Cルートに当たる場合は、「ケースを外して人形のみを送る」「複数箱に分ける」「別の方法(持込・回収・専門梱包)を検討する」といった設計に切り替える方が、結果として安全で確実です。

ガラスケースがあるときの現実的な選択肢

ガラスケース付きの人形は、見た目以上に“外装がガラス製”に該当する可能性があるため、ヤマト運輸の条件に照らす必要があります。
ここで大切なのは、「送れそうだから送る」ではなく、「送れない条件に当たる可能性があるなら、最初から避ける」視点です。

現実的な選択肢は次の3つです。

  1. ケースを外して、人形本体だけを供養に出す
     心理的には「ケースごと供養したい」と思うかもしれませんが、配送の確実性と安全を優先するなら合理的です。ケースは別途、自治体の粗大ごみや資源回収など、地域ルールに従って処分する方がスムーズな場合があります。

  2. 専門業者梱包に近い荷姿に整える(ただし受託は最終判断)
     ヤマト運輸は“専門業者による梱包”を条件付きで受託する可能性があるとしています。個人で同水準にするのは難しいですが、少なくとも「段ボールで輸送に適した梱包」「緩衝材で動かない状態」「角や突出部の保護」など、荷姿の安全性を最大化することは可能です。受託は最終的に窓口判断になる点は理解しておきましょう。

  3. 宅配ではなく持込・回収へ切り替える
     実家じまいで数量が多い場合、送料や梱包手間を考えると、供養サービスの出張引取りなどの方が結果的に楽な場合もあります(花月堂も出張引取りを用意しています)。


らくらく人形供養パックの料金は最初に区分を決める

料金でつまずく最大の理由は、箱サイズだけ見てしまい、「自分の人形がどの区分に当たるか」が未確定なまま計算しようとする点です。
花月堂(らくらく人形供養パック)は、料金ページで A:人形・ぬいぐるみのみ/B:ケース入りの人形/C:段飾りなどセットのように整理されており、まずここを確定させるのが最短ルートです。

A・B・Cのどれに当たるか判定する

判定は難しくありません。迷うポイントだけ先に押さえます。

  • A(人形・ぬいぐるみのみ):ケースや大きな飾り台・段がなく、人形本体中心でまとまるもの

  • B(ケース入り):ガラスケース、木箱、プラスチックケース等に入っているもの

    • ただし、ケースを外して人形のみで送る場合はA扱いになり得る

  • C(段飾りなどセット):お道具・段・屏風など一式のセットで箱が分かれる可能性があるもの

ここで重要なのは、料金は原則として「1箱あたり」であり、2箱以上になると箱ごとに料金が必要になる点です。
「セットをまとめて1回で済ませたい」と思っても、箱が複数になれば複数課金が基本になるため、箱数を先に決めて見積もることが安心につながります。

3辺合計の正しい測り方(外寸・梱包後が基準)

料金は「幅+奥行き+高さ」の3辺合計で決まります。ここでの失敗は、ほぼ以下のどれかです。

  • 内寸で測ってしまう

  • 梱包後に膨らむことを想定していない

  • そもそも“箱を分けるべき”なのに1箱に詰め込む

正しい手順は次のとおりです。

  1. 段ボール(または既存箱)に入れた状態で、外寸の幅・奥行き・高さを測る

  2. 緩衝材を入れて“動かない状態”を作る

  3. ふたを閉じて封緘し、梱包後の外寸で再計測する

  4. 3辺合計を料金表のサイズ帯に当てはめる

「封緘後に再計測」が地味に効きます。特にプチプチや当て段ボールで高さが増え、料金帯が変わることがあるためです。

花月堂の料金表を読み替えて見積もる(A/Bの例)

花月堂の料金表では、たとえばケース入り(B)の場合、3辺合計が80cm以下〜200cm以下まで段階が示されています。1箱ごとの料金で、200cmを超える場合は相談が必要とされています。

見積もりのコツは、次の2点です。

  • まず区分(A/B/C)を決め、次にサイズ帯を当てる

  • 箱数が増える前提で、最初から“箱割り”を検討する

    • 例:段飾り一式は、台・屏風・お道具で箱が分かれることがあるため、無理にまとめず、箱ごとに安全梱包を優先する

なお、料金は改定される場合があります。申込直前に公式ページの料金表で再確認すると、後悔が減ります。

送料・資材費・手数料まで含めた総額の考え方

宅配供養は「供養料金」だけで完結しません。少なくとも次が加算され得ます。

  • 宅配送料(サイズ・地域・契約条件で変動)

  • 梱包資材費(段ボール、緩衝材、テープ)

  • 支払い方法により振込手数料等

実家じまいで箱数が増えると、送料だけでもまとまった金額になります。花月堂は申込み案内の中で、地域や箱数によっては出張引取りの方がお得な場合がある旨も示しています。
したがって、次の式で一度ざっくり試算すると判断が速くなります。

  • 総額=(箱ごとの供養料金×箱数)+(送料×箱数)+資材費+手数料

ここで「送料が読めない」場合は、箱サイズ(80/100/120/140/160/180/200)と箱数が決まった段階で、ヤマトの料金検索や営業所での概算確認を挟むと不安が減ります。


申し込みから発送までを迷わない5ステップで進める

「手順が複雑そう」と感じる方ほど、工程を“見える化”するだけで一気に進みます。花月堂の申込みの流れでは、宅配の場合はヤマト運輸のセンター止めで送付し、スタッフが週1回まとめて受け取りに行く運用であることが明記されています。つまり、到着しても即日で引き渡し完了とは限らない点を前提に動くのが安心です。

ステップ1:まずは「送れるか」と「区分」を決める

最初にやることは2つです。

  • ヤマトの条件に照らして「送れる可能性が高いか」を確定(ガラス外装・高価品・サイズ200cm/30kg)

  • 花月堂の料金区分(A/B/C)を確定し、箱数の見立てを作る

ここが決まれば、残りは“作業”になります。

ステップ2:箱を決め、3辺合計を測る(封緘後に再計測)

箱を決めるときの目標は「安くする」より「安全に送れる荷姿にする」です。
破損や受託拒否が起きると、結局コストも手間も増えます。封緘後の再計測まで含めて、サイズ帯を確定させましょう。

ステップ3:申込みを行い、宛先・手続きの指示を確認する

花月堂の申込みページには、受け渡し方法の選択(出張引取り等)も用意されています。宅配で進める場合でも、申込み後に案内される情報(宛先や手続き)に従うことが最重要です。
「自己流で送ってしまう」ことが最大の失敗原因になり得るため、申込み完了後の案内を手元に残して作業するのが安全です。

ステップ4:梱包を完了し、送り状番号で追跡できる状態にする

宅配で不安が残るのは「受け取ってもらえたかどうか」です。花月堂は送り状番号で確認するよう案内しています。
つまり、発送したら“控えを取る”ことが必須です。

  • 送り状番号をメモ・撮影

  • 箱ごとに番号を対応付け(箱が複数なら特に重要)

  • 到着状況は追跡で確認し、受取まで時間がかかる点も想定する

ステップ5:供養後の扱いを理解し、気持ちの整理を完了させる

供養は「形式」だけでなく、「納得」がゴールです。
花月堂の流れページでは、供養祭までの流れが案内されているため、どこまでを自分が確認したいか(領収書、問い合わせ、完了感)を先に決めておくと、気持ちが落ち着きます。


失敗しない梱包チェックリスト(ケースなし・ケースありで分ける)

梱包は“手順”より“事故の芽を潰す視点”が重要です。ヤマトの条件は「輸送に適した梱包」であることが前提であり、特に壊れやすい人形・ケース類は、動かない状態を作ることが核になります。

ケースなし(人形・ぬいぐるみのみ)の梱包チェック

  • 箱底を十字+H貼りで補強し、底抜けを防いだ

  • 人形が箱の中で動かないよう、隙間を緩衝材で埋めた

  • 顔・手など突出部は柔らかい緩衝材で保護した

  • 重い付属品(台座など)がある場合、別包装にして直接当たらないようにした

  • 封緘後に外寸を再計測し、料金帯を再確認した

  • 送り状番号を控えた(箱が複数なら箱番号と対応付けした)

ケースあり(ガラス・木箱・プラスチックケース等)の梱包チェック

ケース入りは「破損防止」だけでなく、角や破片による“怪我防止”も重要です。ヤマトの公式条件ではガラス外装の扱いが厳しく、個人梱包は不可とされるため、該当するなら方針転換も含めて検討してください。

  • 外装がガラス製に該当しないか(該当するなら個人梱包では不可の可能性)

  • ケースが動かないよう、四隅を当て段ボール+緩衝材で固定した

  • 角・突出部は段ボール当てを追加し、外箱の損傷を防いだ

  • 外箱はH貼り+追加テープで封緘し、輸送中に開かない状態にした

  • 封緘後サイズが200cm以内・30kg以内に収まっているか確認した

  • 高価・1点ものに該当しないか再確認した


供養後はどうなるかを先に理解して後悔を防ぐ

「供養したい」という気持ちは、捨てることへの抵抗や罪悪感から生まれやすいものです。だからこそ、手順や料金と同じくらい、「供養後の扱い」を理解しておくことが大切です。
“思っていた供養と違った”が起きると、せっかく丁寧に手放したのに気持ちが残ってしまいます。

供養の形はサービスによって異なる(お焚き上げの有無など)

供養サービスは「祈祷」「供養祭」「分別・処分」などの工程をどう組み立てるかが事業者により異なります。
参考として、日本人形協会のFAQでは、供養後の処分は分別し環境に配慮した方法で焼却処分すること、供養祭ではお焚き上げを行わないことなどが示されています。これは「供養=必ずお焚き上げ」という思い込みを外す材料になります。

花月堂についても、申込みの流れで供養祭までの工程が案内されているため、気になる方は申込み前に確認し、自分の感情に合うかで選ぶと納得しやすくなります。

領収書・証明・問い合わせ導線を先に整えておく

実家じまいでは、あとから家族に説明が必要になったり、費用精算が発生したりします。
そこで、次を“先に”整えておくと後悔が減ります。

  • 申込み内容(区分A/B/C、箱サイズ、箱数、支払い方法)

  • 送り状番号(箱ごとの対応表)

  • 領収書の要否(必要なら申込み時点で確認)

  • 供養のタイミングや完了の確認方法(追跡でどこまで確認するか)


他の人形供養サービスと比較して自分に合う方法を選ぶ

宅配供養は便利ですが、万能ではありません。比較の目的は「否定する」ことではなく、自分の状況(量・ケース有無・時間・気持ち)に合う方法を選び、納得して終えることです。

比較表:主要な選択肢と向く人

選択肢 手間 費用感 供養の特徴 向く人
花月堂 らくらく人形供養パック(宅配) 中(梱包が必要) 箱数とサイズで変動+送料 宅配で完結しやすい。センター止め受取運用あり 近くに持込先がない/時間がない/箱割りできる
花月堂 出張引取り等 低〜中 地域・量で相性 大量だと楽な場合がある 実家じまいで量が多い
日本人形協会 代行サービス(ゆうパック) 低〜中 仕組みが明確 通年回収し、毎年10月頃に東京大神宮で供養祭 供養祭の時期を待てる/ゆうパックで問題ない
寺社へ持ち込み 中〜高 寺社による 直接お参りして区切りをつけやすい 近隣に受付寺社がある/直接手放したい
自治体処分 供養は伴わないことが多い 供養にこだわらない/費用優先
買取・譲渡 中〜高 状態次第 再利用の可能性 状態が良い/価値が見込める

比較の判断軸は次の3つに絞ると迷いません。

  • 配送条件(ヤマトで送れるか、ガラス外装か)

  • 供養の形式(供養祭/祈祷/お焚き上げ有無など)

  • 現実の手間(梱包・箱数・送料・搬出)

特に「ヤマト運輸で送りたい」が強い方は、まず発送条件を満たせる荷姿にできるかで判定し、難しければ出張引取りや別手段へ切り替えると、失敗が減ります。

日本人形協会(ゆうパック)との違いを整理する

日本人形協会は、日本郵政と提携し、ゆうパックで通年回収し、毎年10月頃に東京大神宮の供養祭で供養する旨を明記しています。
この仕組みは「供養祭の場」が明確で、供養の時期がある程度固定される点が特徴です。一方、ヤマトで送りたいというニーズとは配送手段が異なります。

したがって、比較は次の質問で決めると良いです。

  • 配送はヤマトでなければならないか(営業所の距離、集荷事情)

  • 供養は「年1回の祭」で問題ないか(早く片付けたいか)

  • ケースやセットの荷姿を、安全に梱包できるか


よくある質問(判断が止まりやすいポイントだけ)

ヤマト運輸で「送れない」典型例は何ですか?

代表例は、外装がガラス製で個人梱包のまま送ろうとするケース、1点もの・高価品・価格不明瞭な品、梱包後のサイズが200cmを超えるケースです。
迷ったら、ケースを外して人形だけにする、箱割りする、宅配以外に切り替える、の順で検討すると前に進みます。

花月堂の料金は「箱の中の体数」で増えますか?

料金は基本的に「1箱あたり」で、箱サイズ(3辺合計)で決まります。複数箱なら箱ごとに料金が必要です。
体数よりも、壊れないように“動かない状態”を作れるかを優先する方が、結果的に安心です。

宅配で送ったら、すぐ受け取ってもらえますか?

花月堂の宅配は、ヤマト運輸のセンター止めで送付し、スタッフが週1回まとめて受け取りに行く運用とされています。受取まで時間がかかることがあるため、送り状番号で追跡する設計が安心です。

料金や条件は変わることがありますか?

あります。花月堂は更新情報ページを掲載しており、料金や割引の扱いが変更される場合があります。検討中でも、申込直前に公式情報を再確認すると安全です。


まとめ:迷わない判断手順はこの順番

最後に、実家じまいで迷いやすい順に、判断手順を一行ずつ並べます。

  1. ヤマト運輸の条件を満たして送れるか(ガラス外装、高価品、200cm/30kg)を確定する

  2. 花月堂の料金区分(A/B/C)を決め、箱数の見立てを作る

  3. 梱包後の外寸3辺合計で料金帯を当て、箱数分で見積もる

  4. 梱包チェックリストで“動かない状態”と“安全な封緘”を作る

  5. 送り状番号で追跡し、供養後の扱いも理解して気持ちよく手放す

この順番で進めると、「送れなかった」「思ったより高かった」「梱包が怖かった」という後悔が大幅に減り、安心して区切りをつけやすくなります。


参考にした情報源