さっきまで使えていたタブレットのキーボードが、突然まったく反応しない。入力が止まるだけで、仕事や課題は一気に進まなくなり、「故障かも」と焦りが膨らみます。ですが実際は、電源や接続の一時的な不具合、入力言語や設定の変化など、短い手順で戻せる原因が多くを占めます。
本記事では、まず最初の3分で試す復旧チェックから始め、Bluetooth・端子接続・USB/OTG・Surfaceタイプカバーといった接続方式別に、原因の切り分けと直し方を順番に解説します。さらに、直らない場合に迷わないための故障判定と、サポートへ相談する前に準備すべき情報まで整理しました。いま困っている状況から、最短で作業に戻るために、上から順に確認していきましょう。
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タブレットキーボードが反応しないとき最初に確認すること
タブレットのキーボードが反応しない時は、電源・再起動・再接続で復旧を狙い、Bluetooth/端子/USB/Surfaceカバーの方式で原因を切り分けます。症状分岐と故障判定表で迷いを減らし、最短で作業復帰できます。
今すぐ復旧を狙う3分チェックリスト
最初の3分は、複雑な設定変更に入らず、電源・再起動・再接続だけに絞ります。ここで直れば、根本原因が何であれ、作業継続が最優先の状況を乗り切れます。
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キーボードの電源を入れ直す(スイッチOFF→ON、スリープ解除)
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充電・電池残量を確認する(可能なら充電しながら試す)
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タブレット本体を再起動する(スリープ解除ではなく「再起動」)
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Bluetoothなら、BluetoothをOFF→ONする
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端子接続なら、キーボードを外して装着し直す(奥まで、角度を揃える)
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入力したいアプリで入力欄をタップしてカーソルを出す(意外と見落としがちです)
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メモアプリなど、別アプリでも入力できるか試す(アプリ限定不具合の切り分け)
ここで復旧しない場合は、次に「接続方式の判定」に進みます。接続方式が分かるだけで、無駄な対処を大幅に減らせます。
画面キーボードで本体側の入力が生きているか確認する
まずは「タブレット自体が文字入力できる状態か」を確認します。外付けキーボードの問題に見えても、実際はアプリやOS側の入力機能が不安定な場合があります。
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画面キーボードで入力できる
→ 本体は概ね正常。外付けキーボードの接続方式・設定・機器側に原因が寄りやすいです。 -
画面キーボードでも入力できない/入力欄で固まる
→ アプリ不調、OS不調、ストレージ逼迫、入力システムの一時不具合などを疑います。再起動に加えて、アップデートの有無や空き容量も確認すると切り分けが進みます。
反応しないの範囲を切り分ける(全キー/一部キー/特定アプリのみ)
「反応しない」は一言でも、原因がまったく異なる3パターンに分かれます。まずはどれに当てはまるかを確定してください。
| 症状 | 代表的な原因候補 | 最初の一手 |
|---|---|---|
| 全キーが無反応 | 電源・電池、接続未確立、端子接点不良、OSが認識していない | 再起動/再接続/装着し直し |
| 一部キーだけ無反応・挙動が変 | 入力言語切替、配列違い、アクセシビリティ設定、キーの物理故障 | 言語・配列確認/設定見直し |
| 特定アプリだけ入力不可 | アプリ権限、アプリ不具合、入力欄の仕様、外部入力を受けないUI | 別アプリで検証/権限確認 |
この表で症状が確定したら、次は「接続方式」を判定し、該当章に進んでください。
タブレットキーボードが反応しない原因を接続方式で切り分ける
外付けキーボードの接続方式は主に4つです。方式ごとにトラブルの起点が違うため、やるべきことの順番も変わります。
Bluetooth接続で反応しないときに多い原因
Bluetoothは「接続済み表示なのに入力できない」「一度切れると戻らない」が起きやすい方式です。典型原因は次の通りです。
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キーボードがスリープ状態で復帰できていない
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電池残量が少なく、通信が不安定
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過去のペアリング情報が残り、実質的に再接続できていない
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複数端末(PC・スマホ・タブレット)に同じキーボードを登録しており、別端末側に奪われている
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省電力設定や電波環境(混雑した場所、他のBluetooth機器)で不安定
Smart Connectorや端子接続で反応しないときに多い原因
端子接続はシンプルに見えますが、接点が小さいため「汚れ」「装着ズレ」で反応しないことが多いです。
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接点に皮脂・埃が付着して通電しない
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装着が浅い、角度がズレている
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カバーや保護ケースが干渉して、密着できていない
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反応が遅くなる設定が有効で「効いていない」と誤認している
USB/OTG接続で反応しないときに多い原因
USB接続は変換アダプタやハブが介在しやすく、給電と相性問題が出やすいです。
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変換アダプタ(OTG)が非対応/故障/接触不良
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ハブ利用時に給電不足(特にバックライト付きキーボード)
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タブレットがUSB機器として認識しない(端末側制限)
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物理的には入力できているが、入力言語や配列が合わず「変な文字」になっている
Surfaceタイプカバーで反応しないときに多い原因
Surfaceのタイプカバーは「端子接続+Windows側の制御」が絡みます。端子の問題だけでなく、Windows Update、ドライバ、UEFI設定などが影響する場合があります。
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接点の汚れ・装着不良
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Windows側の一時不具合(スリープ復帰後など)
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更新後のドライバ・ファームウェア反映不足
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UEFI側の設定が影響しているケース
まず確認したい接続方式の判定方法
「自分がBluetoothなのか端子なのか分からない」状態では、手順がブレます。ここで判定してください。
見た目と設定画面で接続方式を判定する
| 判定ポイント | Bluetooth | 端子接続(Smart Connector等) | USB/OTG | Surfaceタイプカバー |
|---|---|---|---|---|
| タブレット側設定に表示 | Bluetooth設定に機器名が出る | 何も出ないことが多い | 何も出ないことが多い | Windows側でキーボードとして扱われる |
| 物理的な接点 | なし | あり(接点が並ぶ) | 端子・アダプタが必要 | 接点あり(マグネット接続) |
| 電源 | キーボード側に電池/充電 | 本体給電や専用給電のことが多い | 機器により様々 | 本体側からの供給・制御 |
| 外すと反応 | 一般に変化なし | 外すと即無反応 | 外すと即無反応 | 外すと即無反応 |
判定できたら、次の章で方式別に復旧手順へ進みます。
Bluetoothキーボードが反応しない場合の直し方
Bluetoothは「接続情報の残存」「スリープ復帰の失敗」が多いため、削除→再ペアリングが強力です。設定変更は最小限にし、順番に潰していきます。
電源・充電・ペアリング状態を確認する
まずはキーボード側の状態確認です。タブレット側をいじる前に、物理側を整えると復旧が早くなります。
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電源スイッチをOFF→ONし、スリープ復帰させる
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充電・電池残量を確保する(残量が少ないと通信が不安定になりやすいです)
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ペアリングモード(登録待ち)に正しく入れる(製品ごとに操作が異なります)
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可能なら、キーボードをタブレットに近づけて試す(距離・遮蔽物で不安定になることがあります)
ここで改善しない場合は、次の「再ペアリング」に進みます。
“接続済みなのに入力できない”ときの典型パターン
接続表示はあるのに入力できない場合、次の4つが特に頻出です。該当しそうなものから順に潰すのが近道です。
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入力先にカーソルがない
入力欄をタップし、カーソルが点滅しているか確認してください。UIによっては外部キーボード入力を受けない部品もあります。 -
入力言語が切り替わっている
英語配列として扱われたり、IME状態が変わると「反応しない」「変な文字」になります。言語切替(地球儀キー等)や入力方法の表示を確認してください。 -
省電力やスリープ復帰に失敗
いったんBluetoothをOFF→ONし、キーボード電源も入れ直します。 -
古いペアリング情報が残っている
次の手順の「削除→再ペアリング」が最も効果的です。
ペアリング解除して再接続する(最も効く手順)
次の流れは、失敗しても戻せるうえ、改善率が高い基本手段です。
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タブレットのBluetooth設定で対象キーボードを選び、「登録解除/削除」を実行する
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タブレット側BluetoothをOFF→ONする
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キーボードをペアリングモードにする
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一覧に表示されたキーボードを選び、再ペアリングする
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メモアプリなどで入力テストする
ポイントは「削除したのに同名で出る」「出たり消えたりする」場合です。電池残量や電波干渉が疑われるため、充電しながら近距離で再試行すると改善しやすくなります。
iPadで確認したい設定(反応しないと誤認する要因)
iPadでは、外部キーボードの設定やアクセシビリティ設定で、反応が遅く見えたり、押し方に制限がかかる場合があります。
特に「押してもすぐ反応しない」「長押しでないと入らない」場合、設定が原因のことがあります。
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キーのリピート(開始までの時間・速度)
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スローキー(一定時間押さないと反応しない)
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複合キー(同時押しを順番押しとして扱う)
心当たりがないのに急に症状が出た場合は、ここを一度標準に戻して挙動を見てください。
Androidで確認したい設定(物理キーボード・入力言語)
Androidは機種差が大きい一方、基本的な考え方は共通です。
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Bluetooth接続をやり直す(削除→再ペアリング)
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言語と入力(物理キーボード)の項目で、接続中キーボードのレイアウトや言語を確認する
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日本語入力アプリ(IME)の設定で、ハードウェアキーボード時の挙動が変わっていないか確認する
「接続はできたが入力が変」という時は、故障より設定要因が多い傾向です。
端子接続のキーボードが反応しない場合の直し方
端子接続(Smart Connector等)は、原因が比較的はっきりしています。最重要は「接点」「装着」「干渉物」の3点です。
接点の汚れ・装着ズレを解消する
手順は単純ですが、丁寧に行うほど改善率が上がります。
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キーボードを外し、接点(タブレット側・キーボード側)を目視確認する
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乾いた柔らかい布で軽く拭く(強くこすらない)
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保護ケースやフィルムが干渉していないか確認し、干渉があれば外して試す
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装着時は、角度を揃え、奥まで密着させる(浅いと通電しないことがあります)
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装着したままタブレットを再起動し、認識が戻るか確認する
特に「カバーが厚い」「社外ケースでズレる」ケースは多いため、検証として一度“裸運用”で装着し、原因を確定させるのが有効です。
iPadで外部キーボードの反応設定を確認する
端子接続でも、症状が「遅い」「効かない」に見える場合があります。
押し方に制限がかかる設定(スローキー等)が有効だと、押しても反応しないと感じやすくなります。思い当たらない場合でも、一度確認して標準に戻してテストすると切り分けが進みます。
メーカー純正キーボードの固有手順がある場合
Huaweiなど、メーカー純正の専用キーボードは「キーボードの再起動」「再装着の推奨手順」などが用意されている場合があります。
一般的な手順で直らない時は、まずメーカー公式サポートで、機種名+「キーボード 反応しない」で該当ページを確認してください。固有手順が最短になることがあります。
USB/OTG接続キーボードが反応しない場合の直し方
USB/OTGは、変換アダプタと給電が絡むため、切り分けの順番が重要です。「キーボードが悪いのか」「アダプタが悪いのか」「タブレットが制限しているのか」を分けていきます。
変換アダプタと給電不足を疑う
次に該当する場合、給電不足が原因で不安定になりやすいです。
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バックライト付きキーボード
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USBハブ経由で複数機器を接続
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タブレットのバッテリーが少ない状態で使用
対処としては、可能なら「給電できるハブ」「電源供給付きアダプタ」を使う、またはシンプルに「変換アダプタ直結+キーボードのみ」にして再テストしてください。
アダプタの相性と断線を切り分ける
アダプタは小さく、断線や接触不良が起きやすい部品です。
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別のアダプタに変えて再テストする
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同じアダプタを別端末でテストする
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端子を軽く動かした時だけ反応するなら、接触不良の疑いが強いです
ここで「アダプタ原因」を確定できると、無駄なOS設定変更を避けられます。
入力言語・配列の不一致を修正する
USB接続では入力自体は入っているのに、配列が合わずに「効かない」と感じることがあります。
典型は、記号位置の違い、英語配列として扱われる、IMEのモードが想定と違う、などです。入力方法の表示を見て、言語設定を調整してください。
Surfaceのキーボードが反応しない場合の直し方
Surfaceは、端子とWindows側制御の両方が絡むため、「物理→OS→UEFI」の順で、負担の少ない手順から行うのが安全です。
取り外し・清掃・取り付け直し
最初は物理側です。
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タイプカバーを外す
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接点を乾いた柔らかい布で軽く清掃
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しっかり装着し直す(マグネットで吸い付いても、端まで寄せ切れていないことがあります)
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メモ帳などで入力テストする
強制再起動とWindows Update
スリープ復帰後などに一時不具合が起きた場合、再起動で戻ることがあります。
また、Windows Updateでドライバやファームウェアが更新されている場合、再起動が完了していないと不調が続くことがあります。
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再起動ではなく、いったんシャットダウン→起動を試す
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Updateがある場合は適用し、再起動後に動作確認する
UEFI設定が関与するケースを疑う
機種・状態によってはUEFI側の設定が影響することがあります。ただしUEFI操作は不安がある方も多いため、無理をせず「サポート相談」に切り替える判断も重要です。
UEFIに触れる場合は、必ず公式サポートの手順に沿い、変更点を最小化してください。
直らないときの判断基準と相談先
基本対処を一通り試しても改善しない場合、原因は「設定・接続」から「故障」の領域に近づきます。ここで迷いを減らすため、Yes/Noで判断できる形に落とします。
故障を疑うサインをYes/Noで判定する
以下の表で、Yesがいくつあるか数えてください。Yesが2つ以上なら、サポート相談が近道になりやすいです。
| チェック項目 | Yes/No | 意味 |
|---|---|---|
| 別端末(別タブレット/PC/スマホ)でも同じ症状が出る | キーボード側の故障可能性が上がる | |
| 充電・電池交換・ケーブル交換をしても改善しない | 電源要因ではない | |
| 端子清掃・装着し直しをしても一切認識しない | 端子側の故障・破損の可能性 | |
| 落下・浸水・強い圧力の心当たりがある | 物理故障の可能性が高い | |
| 以前から途切れがちで、徐々に悪化していた | 劣化・接点摩耗などの可能性 |
Yesが少ない場合でも、業務や学習で止められないなら、早めに相談して時間損失を抑えるのが合理的です。
サポートに連絡する前に準備する情報
問い合わせや持ち込みの前に、以下をメモしておくとやり取りが早くなります。
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タブレットの機種名と世代(例:iPad Air 第◯世代、Surface Pro ◯、Androidの型番)
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OSバージョン(アップデート直後かどうか)
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キーボードの製品名・型番(可能なら背面ラベルを撮影)
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接続方式(Bluetooth/端子/USB/OTG/Surfaceタイプカバー)
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症状(全キー/一部キー/特定アプリのみ)
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ここまで試した手順(再起動、削除→再ペアリング、清掃、別端末検証、アダプタ交換など)
「何を試したか」が明確だと、サポート側も同じ手順の繰り返しを避けやすく、解決までが短くなります。
代替手段で作業を止めない(応急処置)
復旧に時間がかかりそうでも、作業を止めないための選択肢があります。
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画面キーボード+音声入力で下書きを作る
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別のキーボード(予備や家族のもの)で検証して原因を確定する
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接続方式を変える(Bluetoothが不安定なら端子、端子が難しければBluetoothなど)
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学校・職場配布端末(MDM管理)の場合、設定が制限されている可能性があるため管理者へ相談する
応急処置は「根本解決」ではありませんが、焦りを抑え、落ち着いて切り分けに戻るために有効です。
再発防止と安定化のコツ(よくある落とし穴)
一度直っても再発する場合、原因は「環境」「省電力」「複数端末利用」にあることが少なくありません。ここを押さえると、体感の安定度が上がります。
Bluetoothの再発を減らす
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複数端末に同時登録している場合、使わない端末側のBluetoothをOFFにする
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電池残量が少ない状態で使わない(不安定になりやすい)
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電波が混雑する環境(会議室、駅、家電密集)では距離を短くする
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定期的に再起動する(長期スリープ運用で認識が崩れることがあります)
端子接続の再発を減らす
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ケース干渉を疑い、相性の良いケースに変える
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接点を定期的に乾拭きする(皮脂が乗りやすい)
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持ち運び時に圧力がかからないようにする(接点・ヒンジ部の負担軽減)
USB/OTGの再発を減らす
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変換アダプタは信頼できるものを使い、ケーブルを短くする
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給電不足が疑わしい場合は、給電対応ハブを使う
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端子に負荷がかかる使い方(ぶら下げ)を避ける
よくある質問
Bluetoothは「接続済み」なのに入力できません
「入力先にカーソルがない」「入力言語が切り替わっている」「スリープ復帰に失敗」「ペアリング情報が残っている」が代表です。まず入力欄をタップしてカーソル確認、次に削除→再ペアリングが近道です。
一部のキーだけ効きません
配列違い(英語配列として扱われる)、入力言語切替、アクセシビリティ設定(スローキー等)で“効かないように見える”ことがあります。別アプリで再現するか確認し、設定を標準に戻してテストしてください。それでも同じキーだけ効かない場合は物理故障の可能性が上がります。
特定アプリだけ入力できません
アプリ側の入力仕様や権限、アプリ不具合の可能性があります。メモアプリなど別アプリで入力できるか確認し、アプリ更新や再起動も試してください。
OSアップデート後からおかしいです
アップデート直後は再起動が完了していない、ドライバ・設定が反映途中などで不安定になることがあります。再起動、更新の適用状況の確認、必要なら再ペアリングを行ってください。
買い替え目安はありますか
別端末でも同症状が再現し、電池や再ペアリングでも改善しない場合は、修理・買い替えを検討する合理性が高まります。端子接続で接点清掃・装着し直しでも一切認識しない場合も同様です。
参考にした情報源
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Apple サポート(日本語)
https://support.apple.com/ja-jp -
Apple サポート:iPad ユーザガイド(キーボード関連)
https://support.apple.com/ja-jp/guide/ipad/welcome/ipados -
Google ヘルプ:Android ヘルプ(キーボード/入力関連)
https://support.google.com/android/?hl=ja -
Microsoft サポート:Surface(キーボード/タイプカバー関連)
https://support.microsoft.com/ja-jp/surface -
HUAWEI サポート(日本語)
https://consumer.huawei.com/jp/support/ -
エレコム Q&A(キーボード関連)
https://qa.elecom.co.jp/