Switchで一生遊べるようなやりこみできるおすすめゲームを紹介していきます。
100時間以上遊べてハマれば時間を忘れてプレイしてしまうようなゲームソフトを厳選しています。
- 1 スプラトゥーン3
- 2 ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド
- 3 ゼルダの伝説/ティアーズ オブ キングダム
- 4 マインクラフト
- 5 オーバークック2
- 6 モンスターハンターライズ
- 7 モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~
- 8 あつまれどうぶつの森
- 9 ゼノブレイド2
- 10 ゼノブレイド3
- 11 真・女神転生5
- 12 ドラゴンクエスト11過ぎ去りし時を求めてS
- 13 OCTOPATH TRAVELER II
- 14 ポケットモンスタースカーレット/バイオレット
- 15 ファイアーエムブレム風化雪月
- 16 ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅
- 17 スーパーマリオブラザーズ ワンダー
- 18 スーパーマリオ オデッセイ
- 19 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- 20 マリオカート8 デラックス
- 21 スーパーマリオメーカー 2
- 22 桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!
- 23 ルーンファクトリー5
- 24 天穂のサクナヒメ
- 25 HADES
- 26 The Elder Scrolls V: Skyrim
- 27 HOGWARTS LEGACY
- 28 ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション
- 29 ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
- 30 魔界戦記ディスガイア7
スプラトゥーン3
擬人化したイカを操作して戦う人気対戦シリーズです。
幅広い層が楽しめるルールや仕組みが維持されている一方で、新しいアクションの追加によりキャラクターの動きが以前よりも快適になった点が好評です。
また、新しい武器やスペシャルウェポンの追加が新たな刺激を提供し、ロッカーのカスタマイズやコレクション要素もモチベーションを高めています。
ただし、前作からの派手な進化はないものの、バンカラマッチの仕様調整など細かい部分での改善が評価されており、完成度はさらに高まっています。
スプラトゥーン3は、そのポップなビジュアル世界と、濃い液体を塗る際の感触を味わえるキャラ操作の気持ちよさ、そして多様なオンラインモードが特徴的です。
プレイヤーは、個々の技量を超えた勝利やクリアーの条件に挑戦しながら、楽しい場に参加する喜びを味わうことができるでしょう。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド
ゼルダの伝説シリーズの1つです。
このゲームはシリーズの新しい方向性を示しており、特にオープンワールドの要素が強調されています。
水彩画のようなグラフィックで描かれた鮮やかな自然風景が広がり、リンクはその中で自由に冒険を楽しむことができます。
しかし、任天堂がモダンなオープンワールドを作るのはこれが初めてであり、ゼルダの伝統的な謎解き要素とのバランスがどのように取れているかが注目されていました。
ゲームの世界、ハイラルは非常に魅力的で、プレイヤーは高い場所からの絶景を楽しんだり、パラセールを使って滑空する爽快感を味わうことができます。
草が風に揺れ、木の上に虫が這い、馬に乗った旅人が通り過ぎるなど、細かいディテールが施されています。
また、雨が降ると人々が雨宿りを探し、雷が落ちると動物たちが興奮して走り回るなど、生き生きとした世界が描かれています。
プレイヤーは平原、森、雪山、火山、ジャングル、砂漠、湖、海岸など、様々な景色が変わる場所を探索できます。
また、山や木を登る、川や湖を泳ぐ、パラセールで滑空する、盾サーフィングなど、様々な方法で移動する楽しさがあります。
村や町もあり、それぞれに特徴があります。例えば、藁葺き屋根の日本家屋が軒を連ねる村や、搾りたての牛乳と栄養満点の卵が名物の山奥の牧場村などがあります。
ゾーラやゴロンといった懐かしい種族のホームタウンも、かつてないほどの生活感が漂っています。
ゲームの物語では、リンクが数枚の写真を渡され、撮影された場所を探すことになります。これは、プレイヤーにハイラルに対する土地勘を養わせる良い機会となります。
また、オープンワールドであることはゲームの1つの魅力にすぎず、ゼルダらしい謎解きや冒険の要素もしっかりと残されています。
ゼルダの伝説/ティアーズ オブ キングダム
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、その前作『ブレス オブ ザ ワイルド』の革新的な要素をさらに進化させた作品です。
このゲームは、広大な世界と多様な遊び方を提供し、プレイヤーに新たな冒険の自由を与えています。
特に、物理エンジンと化学エンジンを組み合わせたゲームプレイは、オブジェクト間の相互作用を通じて、無限に近い可能性を生み出しています。
岩を転がしたり、炎で草木を燃やしたりといったシンプルなアクションから、複雑なパズルの解決まで、プレイヤーの想像力を刺激します。
主人公リンクの能力「ウルトラハンド」と「スクラビルド」は、ゲームプレイの幅を大きく広げています。ウルトラハンドは、遠くのオブジェクトを掴んで移動させることができ、オブジェクト同士を結合させることも可能です。
これにより、プレイヤーは独自の解決策を生み出し、ゲームの世界をより深く探索することができます。
一方、スクラビルドは、さまざまなオブジェクトやアイテムを組み合わせて新たな武器や道具を作り出す能力で、戦闘やパズル解決に新たな次元をもたらします。
このゲームは、従来のゼルダシリーズの要素に新しいアイデアを加え、プレイヤーに新たな挑戦と発見の機会を提供しています。
リンクの新たな能力や、物理法則を基にしたパズル、豊富な探索要素などが、このゲームを特別なものにしています。
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、シリーズのファンはもちろん、新しいプレイヤーにも魅力的な冒険を約束する作品です。
マインクラフト
このゲームは、プレイヤーが自由に世界を探索し、構築し、冒険できるサンドボックス型ゲームです。
プレイヤーは、ブロックを使って自分だけの世界を創造することができます。
また、生存モードでは、資源を集め、食料を確保し、敵から身を守る必要があります。クリエイティブモードでは、無限のリソースを使って建築や実験ができます。
このゲームは、単独でプレイすることも、オンラインで他のプレイヤーと協力または競争することも可能です。
スイッチ版では、特に携帯モードでのプレイが強調されており、外出先でも楽しむことができます。
また、Nintendo Switch Onlineを利用することで、友達とのマルチプレイヤーゲームを楽しむこともできます。
「Minecraft for Switch」は、子供から大人まで幅広い年齢層に楽しまれており、創造性を刺激することで知られています。
このゲームは、プレイヤーに無限の可能性を提供し、自分だけの冒険を作り出すことができる点が魅力です。
また、定期的なアップデートにより、新しいコンテンツや機能が追加され続けています。これにより、長期にわたってプレイヤーを引き付ける要素が豊富にあります。
オーバークック2
『Overcooked 2』は、プレイヤーが生き生きとした表情で楽しむことができる、ユニークなアクションゲームです。
このゲームは、Ghost Town GamesとTeam17 Digitalによって開発され、プレイヤーは様々な環境で料理を作ることに挑戦します。
例えば、イカダの上や気球の中など、通常では考えられないような場所での料理が特徴です。
『Overcooked 2』は、その前作『オーバークック』の続編であり、基本的なルールは変わらず、レシピが増え、刺し身やシュウマイ、ホットケーキ、パスタなども作れるようになりました。
また、オンラインプレイが可能になり、新しいステージやキャラクターも追加されています。
ゲームプレイはシンプルで、材料を切って、焼いたり煮たりするだけですが、その過程で様々なトラブルが発生し、これがゲームの面白さを引き立てています。
特に、複数人でプレイする場合、作業の分担や意図せぬ妨害が発生することで、協力と競争のバランスが楽しめます。
『Overcooked 2』は、前作と比べて大きな変化はありませんが、新しいギミックやオンラインプレイの対応により、より楽しい体験ができるようになっています。
このゲームは、親しい人と一緒にプレイすることで、その魅力が最大限に発揮されるでしょう。特に、ボイスチャットを利用することで、プレイヤー間のコミュニケーションが活発になり、ゲームの楽しさが増します。
モンスターハンターライズ
『モンスターハンターライズ』は、モンスターハンターシリーズの最新作であり、和風テイストを取り入れた独特の世界観を持つゲームです。
このゲームは、立体的で複雑に入り組んだフィールドを探索し、多様なモンスターと戦うことが特徴です。特に注目すべき新要素は、翔蟲(かけりむし)による新アクションです。
これにより、プレイヤーは大ジャンプや高速移動を行い、戦闘中には特殊アクション「鉄蟲糸技」を使用することができます。
ゲームの進行に伴い、プレイヤーは「入れ替え技」をアイテムBOXから追加し、鉄蟲糸技や通常攻撃をカスタマイズすることが可能になります。
これにより、同じ武器を使用してもまったく異なるプレイスタイルを楽しむことができます。また、翔蟲のアクションは、戦闘のスタイルにも大きな変化をもたらし、新鮮なプレイ感覚を提供します。
さらに、ゲームには「操竜」という新システムが導入されており、プレイヤーはモンスターを操って他のモンスターに攻撃を仕掛けることができます。
これは、モンスター同士の争いを利用して、戦略的なアプローチを取ることを可能にします。
ゲームのもう一つの大きな特徴は「百竜夜行」というタワーディフェンス型のアトラクションです。
これは、多数のモンスターが襲来する防衛クエストで、プレイヤーはバリスタや大砲などの狩猟設備を使用して、里へと続く砦の大扉を守ります。
このモードは、通常のモンスターハンターのプレイスタイルとは異なる、新しいタイプの挑戦を提供します。
『モンスターハンターライズ』は、シリーズの伝統を守りつつ、新しい要素と変化をうまく融合させた作品です。
和風のテイストを活かしたユニークなモンスターや、新鮮なアクション、戦略的な要素が組み合わさって、プレイヤーに新しい狩猟体験を提供しています。
モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~
『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』は、モンスターハンターシリーズのRPG版として展開された作品です。
このゲームでは、プレイヤーはモンスターを狩る「ハンター」ではなく、モンスターと絆を結び共に生きる「ライダー」として活動します。
ライダーは絆を結んだモンスター「オトモン」の力を借りて、狩りを行ったり、移動することができます。
物語は、マハナ村の若者である主人公が、リオレウスの翼が世界を破滅に導くという伝説を追い、エナという竜人の少女と共に旅をするところから始まります。
ゲームのバトルシステムはターン制のコマンドバトルで、攻撃の「パワー」、「スピード」、「テクニック」の3すくみの読み合いが重要です。
プレイヤーは相手の攻撃方法を読み、有利な攻撃方法を選択する必要があります。また、モンスターの行動パターンを観察し、それに応じた戦術を取ることが求められます。
6種類の武器から選択でき、それぞれに特有の戦術があります。また、防具は全身1セットで、最大3種類のスキルが付与されています。
モンスターの巣からタマゴを集め、それをふ化させてオトモンを育成することも、ゲームの重要な要素の一つです。
このゲームは、モンスターハンターシリーズの特徴をRPGの形式で表現し、モンスターとの絆を深めながら進行する点が特徴的です。
バトルシステムの戦略性や、モンスターの育成・強化の要素が、プレイヤーに新たな挑戦と楽しさを提供しています。
あつまれどうぶつの森
『あつまれ どうぶつの森』は、プレイヤーが自分の島を自由にカスタマイズできるゲームです。
このゲームでは、プレイヤーは島全体を自分のキャンバスとして使い、砂浜にプールを作ったり、庭に怪獣の置物を設置したりすることができます。
驚くほどのカスタマイズ性が特徴で、プレイヤーは山を動かすことさえできます。
序盤はスローペースで進行し、最初は島にはほとんど何もなく、時間をかけて建物や住人が増えていきます。
ゲームはNintendo Switchの時計と同期しており、多くの要素は時間が経過することでアンロックされます。
最初の数日間は、待ち時間中にあまりすることがないため、一部のプレイヤーは時間操作を行うこともあります。
ゲームの魅力は、最終的に必要なツールが揃い、島を自由にカスタマイズできるようになる点にあります。
プレイヤーは地形を変更したり、家具を外に配置したりすることができ、これまでのシリーズにはなかった自由度を楽しむことができます。
また、村人たちはそれぞれ異なる性格を持ち、プレイヤーとのやり取りが楽しい要素の一つです。
このゲームは、自分だけの島を作り上げる楽しさと、懐かしいゲームプレイループを提供します。
プレイヤーは化石を掘り起こしたり、村人と交流したり、魚を釣ったりすることで、日々の生活を楽しむことができます。
また、「たぬきマイレージ」という新システムが導入されており、アチーブメントを達成することでリワードを受け取ることができます。
『あつまれ どうぶつの森』は、自由度の高いカスタマイズ性と、プレイヤーと村人たちとの交流を楽しむことができる、魅力的なゲームです。
ゼノブレイド2
「ゼノブレイド2」は、平均92時間のプレイ時間を要する深い物語と戦闘システムを持つRPGです。
このゲームは、シリーズ中で最も幅広いオーディエンスに訴える作品とされています。物語は、ボーイ・ミーツ・ガールの王道を踏襲しつつ、アニメや漫画的な手法を取り入れています。
主人公レックスは、世界樹の頂上にあると言われる楽園を目指し、その過程で成長し大人になっていきます。
彼はヒロインのホムラ(ヒカリ)と共に楽園を目指しますが、ホムラは二つの異なる人格を持つ複雑なキャラクターです。
ゲームの世界観は、雲海の底から伸びる世界樹や、超巨大生命体「アルス」の上で人類が繁栄する設定など、独特なものです。
ブレイドと呼ばれる存在は、人間と同調することで生まれ、同調した人間と共存します。また、500年前の「聖杯大戦」という伝承が物語の背景にあります。
ゲームには、多様な仲間や敵対組織イーラが登場し、物語に深みを加えます。レックスの周りには、個性豊かな仲間たちがおり、彼らとの関係が物語を豊かにしています。
敵対組織イーラは、主人公たちと部分的に目的が一致していることもあり、物語に複雑さをもたらしています。
「ゼノブレイド2」の戦闘システムは、ブレイド・スイッチ・バトルと呼ばれ、リアルタイムで戦況に応じてブレイドを変えることができます。
このシステムは非常に奥深く、長時間プレイしても新たな戦術や可能性を発見できる楽しさがあります。また、ドライバーコンボやフュージョンコンボなど、複雑な戦闘要素がゲームをさらに魅力的にしています。
このゲームは、アニメ的な表現を取り入れたカットシーンや、キャラクターのモーションにもこだわりが見られ、プレイヤーを引き込む要素が豊富にあります。
特に、キャラクターの表情や動きは、感情豊かで、ゲームの世界に深く没入させてくれます。
ゼノブレイド3
『ゼノブレイド3』は、シリーズの集大成として位置づけられる作品であり、初代『ゼノブレイド』と『ゼノブレイド2』の世界が融合した舞台を持つ。このゲームはシリーズ未経験者にもアクセスしやすい設計がされており、独特で壮大な世界観、リアルタイムで行われる戦術的な戦闘、そして重厚なストーリーが特徴です。ストーリー、キャラクター、世界観は独立しており、過去作をプレイしていなくても楽しめる要素が多いです。
本作の主人公は「ノア」という名の兵士で、彼は「ケヴェス」と「アグヌス」という二つの国家が戦う「アイオニオン」という世界で戦っています。
この世界では兵士たちの寿命はわずか10年と短く、彼らはその短い命を戦いに捧げます。ノアは優しさに満ちたキャラクターで、彼の周りの人々との関係性が物語の中心を成しています。
戦闘システムは、6人のメインキャラクターが全員参加する大規模なもので、各キャラクターは「アタッカー」、「ディフェンダー」、「ヒーラー」といった役割に分かれています。
プレイヤーはリーダーとして設定したキャラクターを操作し、他のキャラクターは自動的に戦います。戦闘はリアルタイムで進行し、位置取りやタイミングが重要な要素となります。
また、キャラクターのクラスはストーリーが進行するにつれて自由に選択可能になり、さまざまな戦術を試すことができます。
『ゼノブレイド3』は、その魅力的なキャラクター、深いストーリー、そして革新的な戦闘システムにより、シリーズのファンだけでなく新規プレイヤーにも楽しめる作品となっています。
真・女神転生5
『真・女神転生V』は、プレイヤーの選択が物語の結末に大きく影響するRPGです。
このゲームは、破滅した現代の東京を舞台に、天使や悪魔たちが新たな世界の覇権を賭けて争う物語を展開します。
プレイヤーは、無色透明の少年である主人公を操作し、様々な選択を通じて物語を進めます。このゲームの特徴は、プレイヤーの価値観を問うストーリー、マルチエンディング、そしてプレスターンバトルシステムにあります。
物語では、主人公が「アオガミ」という存在と融合し、「ナホビノ」となって悪魔に対抗します。
プレイヤーは、天使や悪魔、人間など様々な勢力と関わりながら、東京が変貌した理由を探ります。
また、バトルでは、敵の弱点を突くことで行動回数を増やすプレスターンバトルシステムを採用しており、戦略的な要素が強調されています。
さらに、新たな要素として「マガツヒスキル」が導入されており、これによりバトルでの逆転が狙いやすくなっています。
ドラゴンクエスト11過ぎ去りし時を求めてS
ストーリーを重視したデザインの世界、ロトゼタシアを舞台にしています。
プレイヤーは広大なフィールドを馬や船で駆け巡り、戦闘、町の探索、宝物探し、サブクエストなどを楽しむことができます。
ロトゼタシアは一本道のゲームで、その道筋に沿ってストーリーが展開します。
マップはデザインが細かく、行ける場所と行けない場所が明確にされており、レベルデザインには工夫が凝らされています。
例えば、行き止まりに見える場所には宝箱や貴重な素材が隠されていることが多いです。また、モンスターの乗り物を使ってマップの隅々を探索することもゲームの魅力の一つです。
ゲームのビジュアル面では、ロトゼタシアの自然の美しさが際立っており、様々な地形や生息するモンスターがプレイヤーを魅了します。
モンスターはシンボルエンカウント方式でフィールドに出現し、様々な動きを見せてくれます。村や町では、NPCとの会話を通じてドラクエの世界観を深く味わうことができます。
ストーリー面では、主人公の波乱に満ちた人生が描かれ、中盤からは仲間キャラクターやNPCのエピソードが増えていきます。ファンタジーの中にリアリティを感じさせるストーリーテリングが特徴的です。
OCTOPATH TRAVELER II
『オクトパストラベラーII』は、2018年に発売された『OCTOPATH TRAVELER』の続編であり、「HD-2D」という独特のビジュアルスタイルを採用しています。
このスタイルは、往年のJRPGを思わせるドット絵のキャラクターと3DCGの背景を組み合わせて、立体感や空気感を演出するものです。
本作では、前作のいくつかの課題が改善されており、より戦略的なバトルシステムや進化したグラフィック表現が特徴です。また、主人公同士の関係性も強化されています。
ゲームの舞台は「ソリスティア」という大陸で、東西に海によって分かれています。プレイヤーは異なる大陸を旅し、多様なロケーションを体験できます。
ストーリーは8人の主人公の章仕立てのシナリオを進行する形式で、各主人公の物語は約1時間のメインストーリーで構成されています。
また、「クロスストーリー」と呼ばれる新しい要素が追加され、主人公同士の掛け合いが楽しめます。
バトルシステムは「ブースト」と「ブレイク」という独自のシステムを特徴としており、戦略的な要素が豊富です。敵の弱点を見つけ出し、それを利用することが重要です。
さらに、多様なジョブシステムや新しい「底力」というシステムが追加され、戦略の幅が広がっています。
ポケットモンスタースカーレット/バイオレット
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は、シリーズの新たな試みとして注目される作品です。
このゲームは、従来の「ポケットモンスター」シリーズの枠を超え、オープンワールドという新しい要素を取り入れています。
しかし、レビューによると、その最大の特徴はオープンワールドの採用ではなく、シリーズで初めて「学園モノ」というテーマを採用した点にあるとされています。
ゲームの舞台はパルデア地方で、プレイヤーはこの地方の学園に通う生徒として、様々な冒険を経験します。
オープンワールドの要素は、学園生活という新しいテーマを際立たせるためのものであり、プレイヤーは広大なフィールドを自由に探索しながら、400種類近くのポケモンを捕まえることができます。
また、ポケモン図鑑の収集や、伝説のポケモン「コライドン」と「ミライドン」をライドポケモンとして使用することも可能です。
本作のメインストーリーは3つのルートに分かれており、それぞれ「チャンピオンロード」、「レジェンドルート」、「スターダスト★ストリート」という異なる冒険が楽しめます。
ゲームのもう一つの大きな特徴は、学園モノとしての要素がしっかりと機能している点です。
プレイヤーは学園の生徒として、様々な授業を受け、テストに挑戦することができます。
これらの授業は「歴史」、「数学」、「生物」、「言語学」、「バトル学」など多岐にわたり、それぞれ異なる担当の先生による講義を受けることができます。
この学園モノとしてのシステムは、従来の「ポケットモンスター」シリーズにはない新鮮な要素を提供しています。
ファイアーエムブレム風化雪月
『ファイアーエムブレム 風花雪月』は、キャラクターを中心としたシミュレーションRPGとして、ダイナミックなドラマを描くことに成功しています。
本作は、従来のファイアーエムブレムシリーズの魅力を保ちつつ、多くの新しい要素を取り入れています。
ゲームデザインの中心は、ターンベースストラテジーから育成・恋愛シミュレーションにシフトしており、これにより、キャラクターを中心としたドラマの表現が強調されています。
本作の舞台はガルグ=マク大修道院で、プレイヤーは士官学校の教師として生徒たちを指導します。
プレイヤーは主人公の名前や性別を選択でき、生徒たちとの関係を深めることがゲームの重要な要素となっています。
生徒たちはそれぞれ異なる国から来ており、彼らの背景や人間関係が物語に深みを与えます。
ゲームの流れは、平日に生徒の指導を行い、休日には自由行動を取ることができます。
月末にはメインミッションのバトルが発生し、ストーリーが進行します。プレイヤーは生徒たちの技能や支援値を育成し、彼らの強さを高めることができます。
ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅
『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』は、シリーズ最新作であり、若き日のピサロが主人公です。
ピサロは魔王である父を倒すためにモンスターマスターとなり、エルフの娘・ロザリー、人間の魔法研究家・ベネットと共に魔界を冒険します。
本作の特徴は、スカウトや配合でモンスターを仲間にして育成し、自分だけの最強パーティを目指す点にあります。
ゲームの舞台は魔界で、その中の一つ「甘味楼の魔界・初級」はスイーツだらけのフィールドで、『ドラゴンクエストIV』の曲が多数採用されています。
バトル中は「おまかせ戦闘」や2倍速の切り替えが可能で、モンスターは個別に設定した作戦通りに行動します。また、フィールドの探索中には、サイズの大きなモンスターや強敵に遭遇することもあります。
ストーリーは、各フィールドの「支配者」を倒すことで進行し、支配者を倒すことでスカウト率が上がります。
また、イベントシーンはフルボイスで描かれ、モンスターも会話に参加します。フィールドには季節の概念があり、季節ごとに景観やギミックが変化し、出現モンスターも変わります。
『ドラゴンクエストモンスターズ3』は、シリーズの魅力を感じられると同時に、『ドラゴンクエストIV』との密接な関連を持つストーリーが特徴です。
スカウトや配合のシステムはより洗練され、新モンスターや新スキルが多数登場することが期待されます。フィールドの季節や天気の変化もゲームプレイに新たな要素を加えています。
スーパーマリオブラザーズ ワンダー
『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は、2Dアクションゲームの新たな進化を遂げた作品です。このゲームは、従来の2Dマリオシリーズのマンネリ化を打破し、新しい要素を多数取り入れています。
プレイヤーはマリオやルイージ、デイジーやキノピコなど12キャラクターから選択可能で、それぞれに特徴があります。
新たなパワーアップアイテムとして「ゾウフルーツ」、「アワフラワー」、「ドリルキノコ」が登場し、これらはゲームプレイに新たな楽しさをもたらします。
ゲームのもう一つの大きな特徴は、喋る花「おしゃべりフラワー」の存在です。この花はプレイヤーにヒントを与えたり、ゲームの進行に応じてリアクションを示したりします。
また、マルチプレイ機能も充実しており、ローカルで最大4人、オンラインでは最大12人でのプレイが可能です。オンラインプレイでは、他のプレイヤーとの協力や競争を楽しむことができます。
さらに、ゲームには「バッジ」システムが導入されており、これによりプレイヤーはアクションの性質を変えることができます。
全18種類のバッジが用意されており、例えば「帽子パラシュート」を装着すると空中でゆっくり降下できるようになります。これらのバッジは、アクションゲームが苦手なプレイヤーにとって特に有用です。
スーパーマリオ オデッセイ
「スーパーマリオ オデッセイ」は、そのクリエイティブでクレイジーなゲームプレイと、マリオの新しい相棒であるキャッピーの登場により、従来のマリオシリーズとは一線を画す作品です。
キャッピーは、52タイプのキャラクターやオブジェクトに乗り移ることができ、これによりゲームプレイに驚くほどの多様性がもたらされています。
マリオとキャッピーの相互作用は、キャラクターの魅力を高め、プレイヤーに新たな楽しみを提供します。
このゲームの世界観は、従来のキノコ王国や恐竜ランドとは異なり、大都会やリアルな自然環境が舞台となっています。
マリオが様々な衣装を着て冒険する姿は、新鮮で楽しい驚きをプレイヤーに提供します。
また、「スナップショットモード」により、プレイヤーはゲーム内の美しい瞬間を写真に収めることができます。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は、シリーズ史上最大規模を誇る作品であり、その成功は間違いないとされています。
このゲームは、74体のファイター、108のステージ、約1300体のスピリッツ、そして24時間を要するシングルプレイのアドベンチャーモードを含んでおり、過去のどの作品よりも多くを提供しています。
新しいメカニクスやアートスタイルのアイデアが、本作を単なる過去作の焼き直し以上のものにしています。
ゲームは、競技性を求めるプレイヤーとカジュアルプレイヤーの両方に対応しており、アイテムの使用やステージの選択によって、異なるプレイスタイルを楽しむことができます。
操作はシンプルで、ほとんどのファイターはコントロールスティックと2つのボタンで動かせますが、回避やシールドの使用など、より高度な操作も求められます。
『SPECIAL』は、任天堂の枠を超えた多くのアイコニックなキャラクターを集めており、これまでのスマブラの歴史の中でも特にその点に注力しています。
また、新たな「ステージ変化」オプションにより、2つのステージを選んで一定時間後に切り替わるよう設定できるなど、新しい要素も追加されています。
マリオカート8 デラックス
『マリオカート8 デラックス』は、Nintendo Switchで楽しめるレースゲームで、その魅力は多岐にわたります。
このゲームは、元々Wii Uでリリースされた『マリオカート8』をベースにしており、追加されたダウンロードコンテンツを含む完全版として登場しています。
プレイヤーは42人のキャラクターから選ぶことができ、48種類のコースでレースを楽しむことができます。
このゲームの最大の特徴は、新しいアイテムの追加とアイテムを2つまで持てるようになったことです。
これにより、戦略性や駆け引きの幅が広がり、レースの楽しみ方がさらに深まっています。
また、コースアウトを防ぐ「ハンドルアシスト」機能が搭載されており、アクションゲームが苦手な人でも楽しむことができるようになっています。
さらに、200ccクラスの追加や「ウルトラミニターボ」など、上級者にも新鮮な要素が提供されています。
バトルモードのコースも一新され、さらに多くのプレイヤーが一緒に楽しめるように工夫されています。
速さだけではなく、ルールに合ったマシンやパーツの組み合わせを見つける楽しさもあります。
スーパーマリオメーカー 2
プレイヤーは従来のマリオゲームとはかけ離れたステージを自由に作成できます。作成されたステージは、マリオの過去作にも違和感なく溶け込むようなデザインが可能です。
ストーリーモードは、100以上のユニークなステージを任天堂が用意しており、これらは『スーパーマリオメーカー 2』のデザインツールを駆使して作られています。
ストーリーモードのステージには共通したテーマや構造はなく、それぞれが独立した作品となっています。また、ストーリーモードをクリアすることで、「つくる」モードで使用できる新機能が追加されます。
「つくる」モードでは、プレイヤーは豊富な選択肢からステージをデザインできます。Nintendo Switchのタッチスクリーンやコントローラーを使用して、直感的にステージを作成することが可能です。
さらに、新しい要素として、ステージの「ゴール条件」を設定できるようになりました。これにより、プレイヤーはさまざまな条件を満たす必要があるステージを作成できるようになります。
桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!
このゲームでは、日本列島から世界全体へと舞台が広がり、シリーズ初の球体マップが導入されています。
これにより、プレイヤーは実際の位置関係を直感的に感じながら世界中を飛び回ることができ、新鮮なゲーム体験を提供します。
また、マップ上の駅も世界の都市が再現されており、プレイ中に地理の知識も身につけることができます。
進行系カードが1枚で複数回使えるタンク式に変更されたことも大きな特徴です。これにより、プレイヤーの移動速度が全体的に速くなり、3年決戦などの短期決戦型のルールでもより濃密な戦いが楽しめるようになりました。
さらに、新たなボンビーが登場し、プレイヤーに新たな挑戦を提供しています。これらのボンビーは、プレイヤーを勝手に大移動させたり、持ち物をばら撒いたりするなど、従来の貧乏神とは異なる新しい脅威をもたらします。
加えて、『桃鉄ワールド』には「マイワールド」という新モードが実装されています。
これは、プレイ記録と収集要素が合わさったモードで、プレイの記録がテキストで一覧表示されるだけでなく、球体マップを自由に動かしながら各駅の情報を確認できます。
到着した駅はマスが光って表示されるなど、視覚的にもプレイヤーの進行状況を確認できるようになっています。
ルーンファクトリー5
『ルーンファクトリー5』は、冒険とスローライフを両立することができる魅力的なゲームです。
このゲームの特徴は、3Dアクションに進化した迫力のある戦闘システムと、豊富なスキルや武器の種類にあります。
プレイヤーは、農作業、魚釣り、料理などを通じて自由気ままなスローライフを楽しむことができます。また、個性的で魅力的なキャラクターたちとの交流もゲームの大きな魅力の一つです。
ゲームのやり込み要素も充実しており、最強装備の作成、レベル上げ、恋愛要素など、長時間プレイしても飽きることがありません。
システム面では、前作の不満点が改善され、より遊びやすくなっています。
全体的に、『ルーンファクトリー5』は冒険とスローライフのバランスが取れた、やりがいのあるゲームとして高く評価されています。
特に、ルーンファクトリーシリーズが好きな方や、ゆったりとしたゲームを楽しみたい方にはおすすめの作品です。
天穂のサクナヒメ
『天穂のサクナヒメ』は、稲作シミュレーションと横スクロールアクションを組み合わせたユニークなアクションRPGです。
このゲームでは、武神タケリビと豊穣神トヨハナの間に生まれた主人公サクナヒメが、人間たちの引き起こした騒動に巻き込まれ、鬼がはびこるヒエノ島へ追放されます。
サクナヒメは米の成長で力を得る能力を持ち、米を育てながら鬼退治を行います。
ゲームの稲作シミュレーション部分は実際の稲作に忠実に作られており、田の水量や養分の加減によって稲の育ち方が変わります。
サクナヒメの成長は稲の成長に密接に関連しており、稲の格が向上するとサクナヒメの基本ステータスも向上します。
一方、横スクロールアクション部分では、サクナヒメが羽衣を使って移動し、敵に対して攻撃を行います。
爽快感のあるアクションでコンボをつなぎ、鬼を倒します。ダンジョンで集めた素材は稲作の肥料や食事として使用され、サクナヒメを一時的に強化します。
ゲームには、昼と夜のサイクルがあり、夜間の敵はより強力になります。また、季節によってロケーションの見た目が変わり、季節ごとに異なるアイテムが収穫できます。
稲作とダンジョン探索の異なるゲーム性が相乗効果を生み出し、『天穂のサクナヒメ』は一粒で二度以上おいしい作品と評されています。
HADES
『Hades』はローグライクゲームであり、死ぬと所持金やアップグレードしたステータス強化などを失いますが、永続するアップグレードに必要なアイテムは死んでも引き継がれます。
ゲームの進行は、ひと部屋ひと部屋を進んでいくスタイルで、ランダム生成されたマップを探索します。
部屋に出現する敵を倒すと報酬が得られ、次の部屋へ進むことができます。
また、ザグレウスは様々な武器を選択して戦うことができ、それぞれ異なる特殊攻撃や遠距離攻撃、ダッシュなどを駆使します。
このゲームは、ローグライクにしては珍しく、ストーリー要素が大充実しており、死ぬたびにハデスの館で何かが起きるという特徴があります。
キャラクターたちは魅力的に作り込まれており、キャラごとにストーリーが展開します。操作性は非常に良く、ハイペースで爽快なアクションが楽しめます。
また、難易度バランスも良く、武器ごとに異なる挙動が上手く作られており、どの武器でも勝てるようになっています。
やり込み要素も豊富で、各キャラごとに展開するストーリー、好感度、成長要素などがあります。
グラフィックは手描きイラスト調で細部まで描き込まれており、バトル時のBGMも盛り上がりを感じさせます。
総合的に、『Hades』はストーリーが楽しめるハイペースで爽快なアクションと、やる気が湧くやり込み要素を備えたゲームです。
物語やアクションを楽しみたい人、ローグライクゲームやギリシャ神話が好きな人におすすめです。
The Elder Scrolls V: Skyrim
『ジ・エルダースクローズV:スカイリム』は、その自由度の高さとボリュームで知られるオープンワールドRPGです。
このゲームは、プレイヤーがドラゴン討伐のメインストーリーを追う一方で、広大なマップを自由に冒険することができます。
プレイヤーは、敵の拠点を攻略したり、大きな都市を訪れたりすることが可能で、歩いているだけでも楽しい体験ができます。
さらに、プレイヤーは様々な組織に所属することができ、「盗賊」、「魔法使い」、「吸血鬼ハンター」など様々な役割を体験することができます。
このゲームの魅力の一つは、そのボリュームです。プレイヤーは、マップのあらゆるところに設置された約400以上のクエストをこなすことで、膨大な時間を楽しむことができます。
また、自由度も高く、チュートリアルをクリアした後は、何をするにも自由です。ゲーム開始時には、主人公の「種族」を10種類から選択することができ、これも自由さを感じさせる要素の一つです。
HOGWARTS LEGACY
『ホグワーツ・レガシー』は、ハリー・ポッターシリーズの魔法の世界を舞台にしたオープンワールドゲームです。
プレイヤーはホグワーツ魔法魔術学校の5年生として編入し、失われた古代魔術を使える唯一の魔法使いとして、学園生活と冒険を楽しむことになります。
ゲームの舞台は1800年代後半で、ハリーやダンブルドア校長などのおなじみのキャラクターは登場しません。
このゲームの特徴は、魔法に満ちた世界そのものと、多くのファンが憧れるホグワーツの再現にあります。
動く絵画、大階段、動く鎧など、映画や原作の要素が見事に融合しています。プレイヤーは様々な呪文を使いこなし、探索や戦闘を楽しむことができます。
例えば、「アクシオ」呪文は物を引き寄せるだけでなく、戦闘での応用も可能です。
授業はゲームの進行にも組み込まれており、新しい呪文を学ぶためにミッションをクリアする必要があります。
また、「必要の部屋」ではアイテムのクラフトや魔法動物の育成が行え、自由な模様替えも楽しめます。オープンワールドの要素として、探索可能な洞窟や「マーリンの試練」などのパズル、古代魔術の遺跡も点在しています。
戦闘では、様々な呪文を組み合わせた戦術が求められ、プレイヤーの熟練度に応じてアクション要素が増えます。
また、メインストーリーと並行して、サブクエストや人間関係クエストが用意されており、ホグワーツの生徒や教師との交流も楽しめます。
ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション
『ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション』は、Nintendo Switchで楽しめるようになった、名作RPGの移植版です。
このゲームは、もともとPS4とXbox Oneで発売されていたもので、スイッチ版では全てのダウンロードコンテンツが含まれています。
主人公のゲラルトが娘のシリを救うための旅を描いており、ゲームの舞台は広大なオープンワールドです。
ゲームのグラフィックに関しても、キャラクターやオブジェクトの描画距離の調整、木の葉の密度や影のディティールの変更などが行われていますが、これらの変更はゲーム体験に大きな影響を与えるものではありません。
実際のデモプレイでは、PS4版やXbox One版と比べても遜色ないグラフィックスが確認でき、遠景もしっかり表示されています。
また、携帯モードでのプレイ時には、画面内の文字が大きくなり、より読みやすくなっています。
『ウィッチャー3』のスイッチ版は、その携帯性と快適なプレイ体験により、どこでも高品質なRPGを楽しむことができる点が魅力です。
ゲームのボリュームも特盛で、長時間のプレイにも耐えうる内容となっています。ただし、18歳以上対象のゲームであるため、プレイするシチュエーションには注意が必要です。
全体的に、『ウィッチャー3』のスイッチ版は、オープンワールドRPGのファンにとって、新たな遊び方を提供する魅力的なタイトルと言えるでしょう。
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、3DダンジョンRPGのジャンルに属するゲームで、PS Vita、Switch、PS4、PCでプレイ可能です。
このゲームは、領主代行の依頼を受けてルフラン市にやってきた魔女ドロニアとその弟子ルカが、地下に広がる大迷宮を探索する物語を描いています。
ゲームの特徴として、まず目を引くのは、魔女ドロニアの強烈な性格と、彼女に対して献身的に尽くす幼女ルカのキャラクターです。
ドロニアは超ドSで、ルカに対しても容赦なく厳しく接します。しかし、ルカの無邪気さや天真爛漫さはプレイヤーを魅了し、彼女のためにゲームを進めたくなるようなモチベーションを与えます。
ゲームプレイの面では、3DダンジョンRPGとしての要素が強く、マップを一歩ずつ歩きながら地図を埋めていく楽しさがあります。
マップは非常に練り込まれており、探究心を刺激する設計になっています。落とし穴やワープなどの定番ギミックに加え、壁を破壊して進むという新しいシステムも導入されています。
戦闘システムは、ターン制コマンド式でありながら、パーティー編成の構造が独特です。
複数の人形兵で構成された小隊「カヴン」を最大5部隊まで組み合わせて「旅団」を編成し、戦います。このシステムは初めはわかりにくいかもしれませんが、バランスに気をつければ進められるようになっています。
ストーリーの面では、探索が進むごとにイベントが発生し、メインストーリーが進展していきます。
ルフランの地下迷宮の謎やドロニアの目的など、徐々に明かされるストーリーは、童話的な残酷さを含みつつ、登場人物たちの思いや決意の重さを感じさせます。
魔界戦記ディスガイア7
『魔界戦記ディスガイア7』は、和風の魔界を舞台にした、シリーズの進化を感じさせる最新作です。
このゲームは、他作品のパロディを取り入れたユニークな世界観と、プレイヤーのスタイルに合わせた自由な楽しみ方が特徴です。
新要素として、キャラクターが巨大化する「弩デカ魔ックス」が加わり、ゲームプレイに新たな魅力をもたらしています。
ゲームの中核をなすのは、ターン制ストラテジーベースの戦闘システムです。プレイヤーは攻撃や回復などの行動を予約し、戦闘を進行させます。
連携やコンボによるダメージボーナスを活用しながら、敵を全滅させることが目的です。また、新しい「MISSION」形式のボーナスシステムが導入され、特定の条件を満たすことで追加の報酬を得ることができます。
「弩デカ魔ックス」は、戦闘中に蓄積される「激弩メーター」が満タンになると使用可能になり、キャラクターが巨大化して戦況を一変させる特殊行動です。
巨大化したキャラクターは広範囲の敵を攻撃でき、戦術的な駆け引きを提供しますが、巨大化時にはアイテムやスキルが使用できなくなるため、戦略的な判断が求められます。
ストーリーは、江戸時代のパロディ世界「日ノ本」を舞台に展開され、ユニークなキャラクターたちが織りなすドラマが魅力です。
また、ゲームには「魔界観光」や「悪魔詰将棋」といったミニゲームも用意されており、これらの要素がゲームプレイの深みを増しています。
『魔界戦記ディスガイア7』は、戦略的なゲームプレイとユニークなストーリー、多彩なキャラクターが楽しめる作品です。
シリーズのファンはもちろん、新しい戦略RPGを求めるプレイヤーにもおすすめのゲームです。