スマートフォンをなんとなく触っていたら、気が付くと1時間以上経っていた――。
このような経験を日常的に繰り返していると、「そろそろスマホをやめたい」「もっとシンプルな生活に戻りたい」と感じる方は少なくありません。
その具体的な選択肢として、最近あらためて注目されているのが「ガラホ（4G対応フィーチャーフォン）」です。
しかし、勢いでスマホを解約してガラホに切り替えてしまうと、「思った以上に不便だった」「仕事や銀行の手続きで困った」という後悔の声もあります。
本記事では、「スマホやめてガラホ」を検討している方に向けて、以下のポイントを整理して解説いたします。
なぜ今、スマホからガラホにしたい人が増えているのか
ガラホとスマホ・ガラケーの違い、できること・できないこと
スマホをやめてガラホにするメリット・デメリット
ガラホ以外の選択肢（使い方を変える・2台持ちなど）
実際に乗り換える手順と注意点・チェックリスト
ガラホ生活で困りがちな場面と対処法、体験談の要点
「自分は本当にガラホ向きなのか」「どこまで割り切れるならガラホでいけるのか」を判断する材料としてご活用ください。
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スマホをやめてガラホにしたい人が増えている理由
スマホ依存・通知疲れ・情報過多という悩み
まず、多くの方が感じているのは、以下のような「スマホ疲れ」です。
暇さえあればSNSやニュースアプリを開いてしまう
就寝前まで画面を見続けてしまい、眠りが浅いと感じる
仕事中も通知が気になり、集中が途切れがちになる
このような状態が続くと、「自分の意思だけではスマホ利用をコントロールしにくい」と感じ、「物理的に環境を変えたい」という動機から、ガラホやガラケーに興味を持ち始める方が増えています。
料金負担・固定費見直しのニーズ
もう一つの大きな理由が「料金負担」です。
毎月のスマホ料金が高い割に、実は通話とLINEくらいしか使っていない
家計全体の固定費を見直したい
子どものスマホ料金も増えて、家族全体での通信費が重くなっている
このような状況では、「自分だけでもシンプルな端末＋安いプランに変えたい」「必要最低限の機能に絞ってコストダウンしたい」と考え、ガラホを候補に挙げるケースが多くなっています。
ガラホ・ガラケーを選ぶ人の共通点
ガラホやガラケーへ戻る人には、次のような共通点が見られます。
スマホでやりたいことは実は多くなく、通話・メール・少しのLINEができれば十分
外出中は情報量を絞り、家に帰ってからPCやタブレットでまとめて確認したい
「いつでもどこでもネットにつながる状態」から距離を置きたい
シンプルで壊れにくい端末を好む
これらに当てはまるほど、ガラホ生活との相性は良くなります。
そもそもガラホとは？スマホ・ガラケーとの違い
ガラホ・スマホ・ガラケーの基本比較
まずは、3つのカテゴリを大まかに比較しておきます。
| 項目 | ガラホ（4Gケータイ） | スマホ | ガラケー（3G中心の従来機） |
|---|---|---|---|
| 外観・操作 | 折りたたみ型＋テンキー | タッチパネル全面 | 折りたたみ型＋テンキー |
| OS | Androidベースなど | iOS / Android | 独自OS |
| 通信方式 | 主に4G/VoLTE | 4G/5G | 3G中心（多くはサービス終了） |
| アプリ | 対応アプリは限定的 | ほとんどの主要アプリに対応 | ほぼ非対応 |
| バッテリー持ち | 比較的長い | 使い方による（短め〜普通） | 非常に長い |
| 料金プラン | スマホと同等〜やや安いことが多い | プランにより幅広い | 専用プラン多くが新規受付終了傾向 |
| 使い勝手・画面の見やすさ | シンプルだが画面は小さい | 多機能で画面が大きい | シンプル・画面小 |
ガラホは「見た目や操作感はガラケー、中身はスマホ寄り」という位置付けの端末です。
ただし、スマホほど自由度は高くなく、「できること」と「できないこと」がはっきり分かれます。
ガラホでできること・できないこと
おおむね可能なことの例
音声通話・SMS
キャリアメール（一部プランによる）
一部のアプリ（ブラウザ、簡易的な地図、メール、LINE対応機種など）
テザリング機能（対応機種のみ）
写真撮影・簡単な動画撮影
制約が大きい・難しいことの例
多数のスマホアプリ（銀行アプリ・認証アプリ・各種SNSなど）の継続利用
キャッシュレス決済アプリ（QRコード決済など）の常用
地図アプリを見ながらのナビゲーション
大量の写真・動画撮影とクラウド連携
高度なビジネスアプリ、オンライン会議ツール等の利用
ガラホは「電話・メール＋α」程度に割り切ることで真価を発揮する端末と言えます。
いつまで使える？ガラホの将来性と注意点
3G回線はすでに終了しているか、終了予定が公表されており、今後は4G/VoLTE対応端末が必須です。
ガラホの新機種は年々少なくなっており、スマホに比べると選択肢が限られます。
将来的には「ガラホを継続利用する」より、「シンプルなスマホ＋制限」という方向へ市場がシフトする可能性も意識しておくべきです。
そのため、「一生ガラホでいく」と考えるよりも、「今の数年をガラホで過ごしてみて、その後の状況を見てまた考える」というスタンスが現実的です。
スマホやめてガラホにするメリット・デメリット
メリット（時間・集中力・料金・安全性など）
スマホからガラホに切り替えることで期待できる主なメリットは、次のとおりです。
スマホ時間が物理的に減る
ガラホではSNSや動画アプリを長時間使うことが難しく、「なんとなく触る」時間が減ります。
結果として、読書・運動・家族との会話などに時間を回しやすくなります。
通知が減り、集中しやすくなる
ガラホにすることで、常に鳴り続けるSNSやアプリの通知から解放されます。
職場や家庭で、目の前のことに集中しやすくなります。
料金を抑えられる可能性がある
データ通信を最小限にし、通話中心のプランにすることで、スマホと比べて月額料金を抑えやすくなります。
使っていない大容量データプランを解約できるため、固定費の見直し効果が期待できます。
セキュリティ・トラブルリスクが相対的に低い
インストールするアプリが少ないため、ウイルスやフィッシングアプリのリスクが減ります。
もし紛失しても、端末内に保存している情報が限定的であれば、被害が小さくすむ可能性があります。
デメリット（アプリ・決済・地図などの制約）
一方で、ガラホには無視できないデメリットもあります。
アプリが大幅に制限される
銀行アプリ・証券アプリ・自治体のアプリ・ポイントアプリなど、多くはガラホ非対応です。
スマホ前提の2段階認証が必要なサービスでは、別の認証手段を用意しないとログインできなくなる場合があります。
キャッシュレス決済・ポイントサービスの不便さ
QRコード決済アプリが使えないケースが多く、実店舗での支払い方法を見直す必要があります。
ポイントカードをアプリのみで発行しているサービスは、プラスチックカードへの切り替えが必要となる場合があります。
地図・乗換案内・ナビ機能の不便さ
ガラホの簡易地図では、スマホのようにスムーズなナビは期待しにくいです。
初めての場所や複雑な乗換が必要な場合、事前の準備が欠かせません。
写真・動画・SNS共有の制約
カメラ性能や画面サイズの関係で、写真・動画撮影やSNS投稿には向きません。
家族や友人との写真共有を日常的に行っている方には、大きな不便となります。
向いている人・やめたほうがよい人のチェックリスト
ガラホに向いている可能性が高い人
通話と簡単なメッセージが中心で、スマホアプリはそこまで使っていない
SNSや動画アプリに使う時間を本気で減らしたい
外出先での情報検索は最低限でよく、自宅でPCなどを使える
キャッシュレス決済はクレジットカードや交通系ICカードで十分と考えている
多少の不便があっても、「シンプルさ」を優先したい
ガラホにするのを慎重に検討すべき人
仕事でスマホアプリ（チャット、認証、スケジュール共有など）を日常的に使っている
QRコード決済やアプリ限定ポイントを頻繁に使っている
銀行・証券・行政手続きなどをスマホアプリに依存している
地図アプリやナビがないと不安な場面が多い（出張・営業・旅行など）
家族や学校の連絡に、スマホアプリが必須となっている
これらのチェックを踏まえ、「ガラホにする前に他の方法（スマホの使い方を変える・2台持ちなど）も検討する」ことが重要です。
ガラホ以外の選択肢も比較してみる
スマホの使い方を変える（スクリーンタイム・通知制限など）
いきなり端末を変える前に、「使い方を変える」という選択肢もあります。
具体例としては、次のような方法です。
アプリごとの利用時間を制限する（スクリーンタイム・デジタルウェルビーイングなど）
不要な通知をすべてオフにする／必要最小限に絞る
ホーム画面からSNSアプリを外し、フォルダの奥に置く
寝室にスマホを持ち込まない
1週間だけSNSアプリをアンインストールしてみる
これらを試したうえで「それでも自分ではコントロールが難しい」と感じた場合に、ガラホという「物理的な制約」を検討する流れが、後悔しにくい進め方です。
ガラホ＋Wi-Fiタブレット・PCという組み合わせ
「外ではシンプルに、家ではしっかりネット」という考え方もあります。
外出時：ガラホ（通話＋簡単な連絡のみ）
自宅・職場：Wi-Fi接続のタブレットやPCでネット・動画・SNSを利用
この組み合わせのポイントは「いつでもどこでもネット」から「使う場所と時間を区切ったネット」へシフトすることです。
スマホのような常時接続の誘惑は減らしたい
仕事や調べ物はPC・タブレットの方がやりやすい
という方には、現実的でバランスの取れた選択肢になります。
ガラホ＋格安スマホの2台持ちという選択肢
もう一歩柔軟な選択として、「2台持ち」もあります。
メイン：ガラホ（電話番号・SMS・音声通話）
サブ：格安SIMを入れたスマホ（データ通信のみ／最低限のアプリ）
運用イメージの一例：
平日はガラホだけ持ち歩き、スマホは自宅に置いておく
旅行や出張など、地図や決済が必要なときだけスマホも一緒に持ち出す
スマホ側にも時間制限・通知制限をかけて「仕事・必要なときだけ使う」ルールにする
こうすることで、
依存リスクを抑えつつ、どうしても必要なアプリはスマホ側で確保
通信費も、格安SIM＋シンプルなプランの組み合わせで抑えやすい
といったメリットを得られます。
実際にスマホからガラホへ乗り換える手順
事前準備チェックリスト（アプリ・認証・決済など）
ガラホへの乗り換え前に、以下の項目を必ず確認しておくことをおすすめいたします。
1. 利用中サービス・アプリの棚卸し
銀行アプリ・証券アプリ
キャッシュレス決済（Pay系・コード決済など）
ポイントカード・会員証アプリ
行政・医療関連アプリ（マイナポータル・お薬手帳など）
仕事用チャット・認証アプリ（Teams、Slack、Google認証システムなど）
2. 2段階認証（SMS・アプリ）の確認
認証アプリのみを使っているサービスはないか
SMSやメールアドレスへの認証への変更が可能か
バックアップコードを取得しているか
3. 決済手段・ポイントの整理
スマホ限定のポイントカードは、物理カードに切り替え可能か
キャッシュレス決済をどこまで使い続けるか方針を決めたか
クレジットカード・交通系ICカードなど、代替の支払い手段を確認したか
4. データのバックアップ
電話帳（連絡先）のバックアップ方法の確認
写真・動画のクラウド保存またはPC等への移動
必要なID・パスワードの整理と保管（パスワードマネージャー・紙のメモ等）
キャリアショップでの手続きの流れ
キャリアショップで乗り換える場合のおおまかな流れは、次のとおりです。
事前予約
オンラインまたは電話で来店予約を行うと、待ち時間を短縮できます。
必要書類の準備
本人確認書類（運転免許証・マイナンバーカードなど）
支払いに使用するクレジットカードまたは口座情報
現在利用中のスマホ（データ移行やSIM抜き差しに必要）
カウンセリング・プラン選択
利用目的・通話量・データ量などを伝え、最適なガラホ機種と料金プランを相談します。
「データは最小限でよい」「通話かけ放題が必要」など、希望をはっきり伝えることが重要です。
端末・SIMの入れ替えと初期設定
電話番号の引き継ぎ（MNP）
電話帳や一部データの移行（ショップで対応可能な範囲）
PINコード・暗証番号の設定
動作確認と注意点の説明
発着信テスト、SMS送受信テスト
留守番電話・転送設定の確認
利用できなくなるサービス・アプリについて改めて確認
ショップでは、すべてのアプリや設定を完全に移行できるわけではないため、「ショップで何をしてもらえるのか」を事前に確認しておくと安心です。
オンラインでの手続きと注意点
オンラインで端末購入・乗り換えを行う場合は、以下の点に注意が必要です。
申し込み時に入力する情報（住所・氏名・本人確認書類）は慎重に確認する
SIMカード到着後、自分で端末に挿入し、初期設定（APN設定など）を行う必要がある
トラブル時はチャット・電話サポートを利用する形になるため、ある程度の自己解決力が求められる
「設定にあまり自信がない」「細かいところまで相談したい」という方は、最初はショップでの手続きの方が安心です。
ガラホ生活のリアル：困りがちな場面と対処法
地図・乗換案内・認証アプリの代替手段
ガラホ生活で特に困りやすいのが「移動」と「認証」です。
地図・乗換案内の代替
外出前にPCやタブレットでルートを調べ、紙にメモしておく
駅構内の案内板・駅員への確認を積極的に活用する
よく使うルートは、プリントアウトして持ち歩く
認証アプリの代替
可能なサービスはSMS認証・メール認証に切り替えておく
バックアップコードを発行し、紙に控えて保管する
どうしても認証アプリが必要なサービスは、PCまたはサブスマホ側に役割を残す
キャッシュレス決済・ポイントカードの扱い
キャッシュレス決済は、ガラホ生活での大きな課題です。
各種コード決済をすべて維持するのではなく、「使うサービスを厳選する」ことをおすすめします。
主要なスーパーやコンビニで使えるクレジットカード・交通系ICカードに一本化するのも一案です。
アプリ限定のポイントカードは、物理カードやWeb会員証に切り替えられないか確認するとよいでしょう。
「すべてのキャッシュレスを維持しよう」とすると、かえってガラホ生活と相性が悪くなります。ある程度の「割り切り」が重要です。
災害・緊急時に備えておくべきこと
ガラホは通話機能に優れており、災害時に「バッテリーが持ちやすい」という利点もあります。
一方で、インターネット経由の情報収集には限界があるため、次の点を準備しておくと安心です。
家族の連絡先・勤務先・学校の電話番号を紙で控えておく
避難場所・集合場所を事前に決めておき、家族で共有しておく
災害用伝言ダイヤル・各キャリアの災害情報サービスの使い方を確認しておく
「緊急時こそシンプルな通話機能が役に立つ」一方で、「詳細情報はテレビ・ラジオ・PCなど別の手段で補う」という発想が大切です。
事例で見る：スマホをやめて良かったこと・後悔したこと
スマホ時間が減って良かったケース
スマホからガラホ・ガラケーに切り替えた人からは、次のようなポジティブな声が多く聞かれます。
無意識にSNSを開くことがなくなり、読書や趣味の時間が増えた
家族といるときにスマホを見なくなり、会話が増えた
寝る前に画面を見ないので、睡眠の質が良くなった気がする
外出中は「本当に必要なときだけ」ネットにつなぐようになった
「スマホが悪い」のではなく、「いつでもどこでも触れる状態」が自分にとって負担になっていた、と気付くケースが多いようです。
想定外に不便だったポイント
その一方で、想定していなかった不便さもあります。
行政手続き・銀行手続きでスマホ前提の認証が必要になり、窓口に行く回数が増えた
イベントの電子チケット・アプリ会員証が使えず、紙の手配が手間に感じた
仕事の緊急連絡がチャットアプリに偏っており、周囲との連絡速度にギャップが生じた
これらは事前に把握しておくことで、「自分の場合はどうか」を考えやすくなります。
途中で方針を見直した例（2台持ちなど）
中には、いったん完全にスマホをやめたものの、次のように方針を見直したケースもあります。
数ヶ月ガラホだけで生活してみて、どうしても困る場面が多いと分かり、「ガラホ＋Wi-Fiスマホ」に変更
仕事用のスマホと、プライベートのガラホを分けて持ち、「仕事以外ではスマホを触らない」ルールを採用
スマホは自宅に置いておき、休日や特定の時間帯しか触らない運用へ切り替え
重要なのは、「一度決めたら絶対に変えてはいけない」と考えないことです。
試行錯誤を通じて、自分に合ったバランスを探す姿勢が大切です。
まとめ｜スマホをやめてガラホにする前に確認すべきポイント
判断基準の整理（フローチャートイメージ）
ガラホへの乗り換えを検討する際は、次のような視点で判断すると整理しやすくなります。
スマホ依存を減らしたい理由は何か？
主目的が「時間」なのか、「メンタル」なのか、「料金」なのかを明確にする。
仕事・生活でスマホ必須の場面はどれだけあるか？
認証アプリ・業務アプリ・学校連絡・決済など、スマホがないと本当に困る場面を洗い出す。
ガラホにしても許容できる不便さの範囲はどこまでか？
「多少不便でも大丈夫」と思えるか、「この部分だけは絶対に譲れない」のかを見極める。
迷う場合は、いきなり完全にスマホを手放すのではなく、一定期間の「お試し制限」や「2台持ち」を経てから判断するのも現実的です。
今日からできる小さな一歩（お試しデジタルデトックス）
ガラホへの乗り換えを検討している方に、本日から実行できる小さなステップをご提案いたします。
スマホのスクリーンタイム・利用時間を確認し、「減らしたいアプリ」を明確にする
1週間だけSNSアプリをアンインストール、または時間制限をかけてみる
寝る1時間前はスマホを別の部屋に置き、紙の本やノートに時間を使ってみる
休日の半日だけ「スマホを家に置いて出かける」実験をしてみる
これらを試したうえで、「それでも難しい」「物理的に環境を変えたい」と感じた場合、ガラホは有力な選択肢となります。
今後の仕様変更・サービス終了への備え
最後に、ガラホを選ぶ場合でも、次の点には継続的な注意が必要です。
通信方式（3G終了・4G/5G移行）やサービス終了情報を確認すること
銀行・行政・各種オンラインサービスが、今後どのような認証方法を採用していくかをウォッチすること
重要なサービスには、PCや他のデバイスからもアクセスできるよう準備しておくこと
ガラホは、スマホ疲れから距離を取るための有効な手段になり得ますが、「万能の正解」ではありません。
本記事の内容を参考に、ご自身の生活スタイル・仕事・家族構成に合わせて、納得のいく選択をしていただけましたら幸いです。