Steamアカウントは、ゲームの購入履歴だけでなく、ウォレット残高やアイテム、トレード履歴まで紐づく「資産」です。そのため、パスワードを強くするだけでは不十分で、万が一漏えいしても不正ログインを止められる二段階認証の設定が欠かせません。
ただ、「Steam Guardって結局どれを設定すればいいのか」「メール認証とモバイル認証は何が違うのか」「機種変更したらログインできなくならないか」といった不安で、手を止めてしまう方も多いはずです。設定自体は難しくなくても、詰まりやすいポイントを知らないまま進めると、コードが届かない、認証できない、取引に制限が出るなど、後から困る場面が出てきます。
本記事では、Steamの二段階認証(Steam Guard)を初めて設定する方でも迷わないように、PC・スマホ別の手順を丁寧に整理し、メール認証とモバイル認証の違い、リカバリーコードの正しい保管方法、機種変更・紛失時の復旧まで一気通貫で解説します。読み終える頃には、「設定できた」で終わらず、「この先も詰まない運用」まで整った状態でSteamを安心して使えるようになります。
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Steam二段階認証でできることとSteam Guardの種類
Steam Guardとは何か
Steamの二段階認証は「Steam Guard」と呼ばれ、ID(アカウント名)とパスワードだけではログインが完了しない状態を作るための仕組みです。具体的には、ログイン時に追加の確認(コード入力、アプリ承認など)を要求し、第三者による不正ログインを成立しにくくします。
Steamアカウントは、ゲームライブラリだけでなく、以下のような「価値」を抱えやすい性質があります。
Steamウォレット残高(チャージ済み金額)
ゲーム内アイテム・スキン(資産価値が発生し得る)
トレード・コミュニティマーケットの取引履歴
フレンド・グループ等のコミュニティ資産
購入履歴・支払い情報に紐づく復旧導線
そのため、パスワードが推測されたり、他サービスから流出したパスワードが使い回されていたりすると、被害が大きくなりやすい点が特徴です。Steam Guardを有効化しておくことで、「パスワードが漏れても、追加認証が突破されない限りログインされにくい」状態を作れます。
また、二段階認証は「不正ログインの阻止」だけでなく、以下の点でも実用的です。
未知の端末からログインされた場合に気づきやすい
トレードやマーケット利用時の安全性を上げられる
復旧導線(リカバリーコード等)を整えられる
ただし、導入すると「端末やメールにアクセスできない」状態で困りやすくなるため、設定そのものより、運用と復旧設計が重要になります。本記事はそこまで含めて整理いたします。
メール認証とモバイル認証の違い
Steam Guardは大きく分けて、次の2系統として理解すると整理しやすくなります。
メール認証(メールでSteam Guardコードを受け取る)
モバイル認証機器(Steamモバイルアプリで承認・コード生成を行う)
両者は「追加確認」という意味では同じ方向性ですが、安全性・利便性・トレード/マーケットとの関係が異なります。実務上の判断材料として、比較表で整理いたします。
| 観点 | メール認証 | モバイル認証機器(Steamアプリ) |
|---|---|---|
| 必要なもの | メール受信環境 | スマホ端末・Steamアプリ・場合によりSMS |
| ログイン時の手間 | メールを開いてコード入力 | アプリで承認またはコード入力 |
| 乗っ取り耐性 | メールが突破されると弱い | 端末を持っていないと突破しにくい |
| 端末紛失時の影響 | メールさえ無事なら影響が小さいことが多い | 旧端末なしだと復旧に手続きが必要になりやすい |
| トレード/マーケット | 条件により制限が出る場合がある | 取引確認がスムーズで、制限回避に関係する場合がある |
| おすすめ | まず最低限の防御を入れたい | 本格的に守りたい、取引もする |
初めて設定する方は、まず「メール認証」でも一定の防御になります。ただし、メール認証の強さは「メールアカウントの強さ」に強く依存します。メールがパスワード使い回し、またはメール側の二段階認証が未設定の場合、Steamだけ二段階認証を入れても、復旧導線を含めて突破されるリスクが上がります。
一方、モバイル認証機器はセキュリティ強度を上げやすい反面、機種変更・紛失に弱いという側面があります。そのため「設定して終わり」ではなく、後述するリカバリーコード保管・移行手順の理解が不可欠です。
トレードとマーケットに影響するポイント
Steam Guardはログイン保護だけでなく、コミュニティマーケットやトレードにも関係します。ここが理解できていないと、以下のような困りごとが起きます。
「出品したいのに制限が出た」
「トレードが保留(ホールド)になった」
「機種変更したら急に取引が止まった」
「解除したら戻らない」
重要なのは、Steam側が「アカウント保護の強さ」や「最近の変更(端末・認証・パスワード等)」を見て、取引に一定の制限や保留を設ける場合があるという点です。これは不正取引や乗っ取り被害の拡大を抑える目的で運用されています。
したがって、トレードやマーケット利用者は次を意識してください。
認証設定の変更は“取引予定のない時期”に行う
機種変更は旧端末が手元にあるうちに移行する
解除・削除は最後の手段と考える
復旧手段(リカバリーコード等)を必ず確保する
特に、モバイル認証機器の追加・削除や、ログイン環境の急な変更は、取引制限のトリガーになり得るため、計画的に行う必要があります。
Steam二段階認証を設定する前の準備
必要なものチェックリスト
設定を開始する前に、まず「詰まないための準備」を整えます。ここを省くと、途中で止まった際に復旧が難しくなります。
Steamにログインできる(ID・パスワードが確実)
登録メールアドレスの受信箱にアクセスできる(パスワード不明の状態を避ける)
可能ならメール側でも二段階認証が有効(Gmail等)
スマホ(iOS/Android)を用意でき、Steamアプリを入れられる
スマホの時刻設定が自動(認証コード系の不具合防止)
SMSを受信できる電話番号を用意できる(モバイル認証機器設定時に必要になり得る)
リカバリーコードを安全に保管できる(後述の保管ルールを決めておく)
ここで特に重要なのは、メールへのアクセスとリカバリーコードの保管です。Steamの二段階認証は「守りを強くする代わりに、本人でも入れなくなるリスクが増える」仕組みです。本人が入れなくなる状況を避けるために、準備を丁寧に行ってください。
電話番号とメールアドレスの考え方
二段階認証の強さは、Steam単体の設定だけでは決まりません。多くの場合、復旧や本人確認の起点は「メール」「電話番号」「支払い情報」「購入履歴」などに紐づきます。つまり、Steamの入口だけ固めても、周辺が弱いと突破される余地が残ります。
メールアドレスについて
Steamと同じパスワードの使い回しは避けてください。
可能ならメール側でも二段階認証を有効化してください。
迷惑メールフィルタが強い場合、Steamからの認証メールが弾かれることがあるため、受信許可や迷惑メールフォルダ確認の習慣を持つと安全です。
電話番号について
端末の機種変更や回線変更で番号が変わる場合、Steam側の設定や復旧導線に影響が出ることがあります。
SMSが受信できない状態(圏外、制限、海外ローミング、格安SIMの仕様等)になっていないか、事前に確認しておくと詰まりにくくなります。
特に、Steamを長期間使うほど「昔のメール・昔の電話番号」で登録したまま放置されがちです。二段階認証を設定するタイミングで、登録情報の現状確認を行うことを推奨いたします。
リカバリーコードの保管ルール
リカバリーコードは、モバイル認証機器を導入する過程で提示される重要情報であり、端末紛失や移行失敗時に役立つ可能性があります。ここを雑に扱うと、本人であっても復旧が長引きます。
推奨の保管ルールは次の通りです。
保管の基本方針
「スマホの中だけ」に置かない(紛失・故障・初期化で消える)
「スクリーンショットだけ」に依存しない(誤削除、クラウド同期ミスの可能性)
可能なら「テキスト」で保管し、検索できる状態にする
具体例(おすすめ順)
パスワード管理ツールにテキストで保管(アクセス制御しやすい)
紙に控えて自宅の固定場所に保管(デジタル障害に強い)
暗号化したメモとしてクラウド保管(アクセス管理が前提)
避けるべき運用
LINEやSNSの自分宛て送信で保管(端末乗っ取り時に流出しやすい)
フレンドや家族に送って預ける(第三者流出リスクが増える)
端末の画像フォルダに“そのまま”保存(写真共有・バックアップ経由で漏れる)
リカバリーコードは「最後の保険」です。設定中に表示された瞬間に保管し、二重三重の事故に耐えられるよう整備してください。
Steam二段階認証の設定手順 PCとスマホ
PCでSteam Guardを有効にする手順
PC側では、Steamクライアント(またはブラウザ)のアカウント設定からSteam Guardに関連する設定へ進めます。Steamの画面構成はアップデートで表記が変わることがありますが、目的は一貫しています。すなわち、アカウントのセキュリティ設定からSteam Guardを有効化することです。
手順の考え方は次の通りです。
PCでSteamにログインします
アカウントの設定(セキュリティ関連の項目)を開きます
Steam Guard(アカウント保護)に関するメニューを探します
メール認証を有効化、またはモバイル認証機器の設定へ進みます
ここでのポイントは、「どこまでやるか」を先に決めることです。
まず最低限で良い:メール認証を有効化して完了(ただしメール側も強化推奨)
強固にしたい:メール認証→モバイル認証機器まで導入(本記事の推奨)
なお、初回導入でよくあるつまずきは以下です。
登録メールにアクセスできず、メール認証が受け取れない
迷惑メールに振り分けられ、届いていないと誤認する
複数メールアドレスを持っていて、どれが登録されているか曖昧
この時点で躓いている場合は、次の章の「届かないときの切り分け」を先に実施してください。無理に進めるとロックが長引く場合があります。
スマホでSteamモバイル認証を追加する手順
モバイル認証機器は、Steamアプリを中心に設定を行います。考え方としては「スマホを本人確認の鍵にする」イメージです。
導入の流れは次の通りです。
スマホにSteamモバイルアプリをインストールします
Steamアカウントでログインします
アプリ内のSteam Guard関連メニューを開きます
モバイル認証機器を追加する操作を進めます
必要に応じて電話番号登録やSMS確認を行います
設定完了後に表示されるリカバリーコードを必ず保存します
ここでの重要ポイントを、失敗しやすい順に整理します。
ポイント1:SMSが届く環境を用意する
設定過程でSMSが必要になることがあります。
圏外・SMSブロック・受信制限があると詰みやすいです。
届かない場合は焦って連打せず、時間を置いて再試行するなど冷静に切り分けてください。
ポイント2:スマホの時刻設定を自動にする
認証コードが「時間ベース」で変わるタイプの場合、端末の時刻ズレが原因で無効になることがあります。
時刻自動同期を有効にし、タイムゾーンも正しく設定してください。
ポイント3:旧端末を手放す前提で運用設計をする
モバイル認証機器は「端末が鍵」です。
機種変更が起こるのは確実なので、移行方法を把握し、リカバリーコードも確保してください。
設定後に確認すべき項目
設定が完了しても、確認を省くと「必要な時にだけ失敗する」状態になりやすいです。次のチェックを必ず実施してください。
ログイン確認
PCで一度ログアウトし、再ログイン時に追加認証が要求されるか
スマホ側で承認通知またはコード表示が確認できるか
復旧確認
リカバリーコードを保存したか
保存先が一箇所ではないか(可能なら二重化)
受信環境確認
Steamからのメールが迷惑メールに入っていないか
送信元がブロックされていないか
運用確認
Steamとメールのパスワードを使い回していないか
PC/スマホに画面ロックが設定されているか
この確認を行うことで、「設定したはずなのに、いざという時に使えない」という事故を大幅に減らせます。
Steam二段階認証ができないときの対処
コードが届かないときの切り分け
コード未着は最頻出トラブルです。闇雲に再送を繰り返すと、受信側の制限や一時的な遅延を悪化させることがあります。冷静に切り分けてください。
メール認証で届かない場合(チェック順)
迷惑メールフォルダを確認する
Gmail等の「プロモーション」「ソーシャル」タブも確認する
受信拒否・フィルタ・ドメイン拒否がないか確認する
受信箱の容量がいっぱいでないか確認する
登録メールアドレスが想定と一致しているか確認する
数分待ってから再送する(連打しない)
SMSが届かない場合(チェック順)
圏外や機内モードを解除する
SMS受信設定(ブロック・拒否)がないか確認する
端末の再起動を試す
しばらく待ってから再試行する
回線側の障害情報やメンテナンスを確認する
特にメールは「届いているが見えていない」ケースが非常に多いです。迷惑メールやタブ分けで取りこぼしが起きやすいため、確認範囲を広げてください。
認証コードが無効になるときの対処
「コードは届くのに無効」と表示される場合、原因は次のどれかであることが多いです。
入力が遅れて有効期限が切れている
参照しているアカウントが違う(複数アカウント運用)
スマホの時刻やタイムゾーンがずれている
コード入力欄に余計な空白が入っている(コピー時に起きやすい)
対処は次の通りです。
スマホの時刻設定を「自動」に戻す
タイムゾーンが日本(Asia/Tokyo)になっているか確認する
直近に表示されたコードを、素早く正確に入力する
Steamアカウントが正しいか(アカウント名)を確認する
それでも改善しない場合は、いったんログインや設定操作を中断し、時間を置いて再試行する
ここで「何度も連続で失敗」すると、セキュリティ上の制限で余計に手間が増える可能性があります。原因を特定できない場合は、再試行を抑制して切り分けを優先してください。
機種変更や紛失で認証できないときの復旧
機種変更・端末紛失は、モバイル認証機器運用の最大のリスクです。最も重要なのは、旧端末があるかないかで難易度が変わる点です。
旧端末が手元にある場合
原則として、旧端末から移行操作を行えます。
旧端末でSteamアプリを開ける状態を維持したまま、新端末への移行を進めるのが安全です。
旧端末を初期化・下取りに出す前に、移行が完了していることを確認してください。
旧端末がない場合(紛失・故障・初期化済み)
本人確認の手続きが必要になりやすく、復旧までに時間や手間が発生しやすいです。
このとき、リカバリーコードを適切に保管できていると救われる可能性が高まります。
Steamサポートの案内に従い、本人確認に必要な情報(購入履歴、支払い情報等)を整えて進めてください。
また、機種変更時にありがちな事故として、次が挙げられます。
旧端末を初期化してから「移行が必要だった」と気づく
SIMを入れ替えてSMSが受け取れなくなり、設定が止まる
スマホの故障でアプリが開けず、承認できない
リカバリーコードを端末内だけに保存していて、一緒に失う
したがって、モバイル認証機器を導入したら、必ず「機種変更前チェック」を自分の中に作ることが重要です。チェック例を提示します。
機種変更前チェック(推奨)
旧端末でSteamアプリが開ける
旧端末で認証コードが表示できる(または承認できる)
リカバリーコードが端末外に保管されている
新端末の時刻設定が自動である
作業時間に余裕がある(急いでやらない)
Steam二段階認証を解除や移行するときの注意点
認証機器の移行と削除の違い
「移行」と「削除(解除)」は似ているようで目的が逆です。この違いを誤ると、セキュリティが下がり、取引制限が出たり、復旧が難しくなったりします。
移行:セキュリティを維持したまま、認証端末を入れ替える行為
削除(解除):二段階認証の壁を取り除く行為(セキュリティが下がり得る)
基本方針としては、「削除」ではなく「移行」を選ぶべきです。削除が必要なのは、端末喪失などで移行が不可能な場合、または特別な理由がある場合に限るのが安全です。
移行・削除のいずれでも、共通して重要なのは次の点です。
取引予定のない時期に行う
旧端末があるうちに作業する
リカバリーコードが手元にある状態で行う
作業後に再ログインテストを行う
解除で起きやすい制限とリスク
Steam Guardを解除すると、当然ながらログイン防御が薄くなります。加えて、トレードやマーケットを利用する方は、解除や再設定に伴う制限が発生する可能性を前提に計画してください。
解除が必要になりやすい状況は、以下です。
端末を紛失して承認ができない
旧端末が故障し、新端末に移行できない
登録情報(メール・電話番号)へのアクセスを失った
認証の不具合が解消せず、復旧導線に進む必要がある
ただし、解除を安易に行うと、次の問題が起きがちです。
一時的にセキュリティが下がり、不正ログインリスクが上がる
取引利用に関連して、一定期間の制限がかかり得る
再設定時に本人確認が必要になり、手間が増える
現実的な運用としては、解除は「最終手段」とし、可能であれば移行で解決する設計が望ましいです。
安全に運用するための習慣
Steam Guardを入れた後、日常の習慣で安全性は大きく変わります。設定を活かすため、最低限次を運用に組み込んでください。
アカウント面
Steamとメールのパスワードは別にする(使い回し禁止)
パスワードは長く、推測されにくいものにする
定期的にログイン履歴や不審な挙動を意識する
端末面
PC・スマホに画面ロックを設定する
PCの共有アカウントでSteamを常時ログインしない
Steamアプリを入れたスマホを他者に貸しっぱなしにしない
手続き面
機種変更前に移行手順の所在を確認する
リカバリーコードの保管場所を忘れない(定期点検)
取引予定がある時期は認証設定を触らない
最後に、二段階認証は「設定の正確さ」だけでなく「運用の丁寧さ」で効果が決まります。設定後の確認・保管・移行の意識が、そのまま事故率を下げます。
よくある質問
Steam Guardのメール認証とモバイル認証はどちらが安全ですか
一般的には、モバイル認証機器の方が安全性を高めやすい傾向があります。理由は、パスワード漏えいだけでは突破しにくく、本人が所持する端末で追加承認が必要になるためです。
ただし、モバイル認証機器は「端末が鍵」になります。よって、機種変更・紛失時の運用設計が不可欠です。メール認証は導入が容易ですが、メールアカウントが弱いと突破されやすくなるため、メール側の強化もセットで行うことを推奨いたします。
Steam Guardコードが届かない場合はどうすればよいですか
まず「メールなのかSMSなのか」を切り分け、迷惑メール・受信拒否・タブ振り分け・圏外など基本原因を潰してください。特にメールは「届いているが見落としている」ケースが多いため、迷惑メールや別タブまで確認することが重要です。
それでも解消しない場合は、時間を置いて再試行してください。連打による再送は、遅延や制限を招く可能性があります。
機種変更したらSteam Guardに入れません。どう復旧しますか
旧端末が手元にある場合は、旧端末から移行できるケースが多いです。旧端末を初期化・売却する前に移行を済ませ、ログインテストまで完了させてください。
旧端末がない場合は、本人確認の手続きが必要になりやすくなります。リカバリーコードを保管している場合は活用できる可能性があるため、保管状況を確認し、必要に応じてサポート導線へ進んでください。
リカバリーコードはどこで確認できますか。失くしたらどうなりますか
リカバリーコードは、モバイル認証機器の導入プロセスで提示される重要情報です。表示された時点で保管し、端末外にも保存しておくことが重要です。
紛失すると、本人であっても復旧に追加手続きが必要になる可能性があり、時間と手間が増える傾向があります。そのため、パスワード管理ツールや紙の控えなど、事故に強い保管方法を選ぶことを推奨いたします。
Steam Guardを解除するとトレードやマーケットに制限は出ますか
制限の有無や期間は、アカウント状況や変更内容によって変動し得ますが、解除・再設定・端末変更などは取引周りに影響が出る可能性があります。トレードやマーケットを日常的に利用する方は、解除・移行を「取引予定のない時期」に行い、作業後に挙動確認を実施してください。
まとめ
Steamの二段階認証(Steam Guard)は、パスワード漏えい時でも不正ログインを成立しにくくする有効な対策です。特に、Steamアカウントが抱える資産価値を考えると、早めに導入しておくメリットは大きいです。
一方で、モバイル認証機器は「端末が鍵」になるため、機種変更・紛失時に本人でも困りやすい特徴があります。したがって、以下の3点を必ずセットで実施してください。
設定前にメールアクセス・SMS受信・端末状態を整える
リカバリーコードを確実に保管し、端末外にも残す
機種変更前チェックを運用に組み込み、移行と削除を混同しない
次に取るべき行動としては、未設定の方はまずメール認証からでも開始し、その後モバイル認証機器まで導入して、復旧手段(リカバリーコード保管)まで整えてください。すでに導入済みの方は、リカバリーコードの保管状態と、機種変更時の移行手順の所在を確認し、事故に強い運用へアップデートすることを推奨いたします。