SNSや雑談の中で突然飛び出す「そことそこ試合決定で」という一言。
意味はなんとなく分かる気がするものの、「元ネタは何なのか」「どういう場面で使っていいのか」「返し方を間違えたら寒くならないか」と、不安を感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
この言葉は、ただの流行語ではなく、特定の文脈と“使いどころ”を強く持つフレーズです。理解せずに使うと、場を和ませるどころか、煽りや失礼な発言として受け取られてしまうこともあります。一方で、意味と温度感を正しく押さえれば、意見が割れた場をうまくまとめたり、会話を一段盛り上げたりする便利なツッコミとして機能します。
本記事では、「そことそこ試合決定で」の意味を一言で整理したうえで、元ネタとなった背景、実際に使える具体例、言われたときの返し方テンプレ、そしてスベらないための注意点までを網羅的に解説いたします。
初めてこの言葉に触れた方でも、読み終えた頃には「使っていい場」「避けるべき場」が自然と判断できるようになる内容です。
「なんとなく分からないまま流してきた」「使うのが怖いから避けていた」という方こそ、ぜひ最後までご覧ください。
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ことそこ試合決定での意味がすぐ分かる要点
一言で言うとどういうノリか
「そことそこ試合決定で」は、言い合い・意見の対立・軽い揉め事を見た第三者が、場を“勝負のノリ”に変換してまとめるためのフレーズです。ニュアンスとしては「はいはい、そこまで言うなら勝負で決めよう」「じゃあ対戦カードを組もう」という“区切り”や“煽りツッコミ”に近く、真面目な議論を一度エンタメ方向に寄せて、空気を軽くする役割を担います。
この言葉が面白く響くのは、言い合いが続いて場が停滞しているときです。たとえば、友人同士で「A案がいい」「B案がいい」と平行線になっていると、聞いている側はどこで話を畳めばいいのか迷います。そこで「そことそこ試合決定で」と言うことで、論点を“勝敗がつく形式”に置き換えられます。実際に殴り合うわけではなく、じゃんけんや投票、ミニゲームなど、平和的な勝負に落とし込むのが一般的です。
一方で、このフレーズは「第三者が割り込んで状況を裁く」構造を含むため、使う場面を間違えると上から目線や挑発に見えます。相手が本気で怒っている、真剣に悩んでいる、あるいはその場に関係性の浅い人がいる場合は、冗談として成立しないことがあります。言葉としては短いですが、温度感の調整が必要な“道具”だと捉えると失敗が減ります。
さらに、言葉の効果は「場のテンポを変える」点にもあります。議論が長引いたり、同じ主張が反復されたりすると、空気が重くなりがちです。「試合決定」という宣言は、話題を“次のフェーズ”へ進める強い合図になります。上手く使えば場が笑いに包まれ、下手をすると火に油になる。だからこそ、意味を知るだけでなく、どの場面でどう使うかまで押さえておく価値があります。
そこ試合決定でとの違いと表記ゆれ
このフレーズは、ネット上ではいくつかの表記ゆれで流通しています。代表的なのが次のパターンです。
そこ試合決定で
そことそこ試合決定で
はい、そこ試合決定で
じゃあ、そこ試合決定で
そこらへん試合決定で(派生・口調の崩し)
意味の核は共通で、「対立している当事者同士を“対戦”として扱い、勝負で決めよう」という宣言です。違いは主に“指し示し方”と“実況感”にあります。
「そこ試合決定で」は、相手の発言や揉めている場面そのものを指して「はい、今の流れなら試合ね」と言う感じで、比較的コンパクトです。一方「そことそこ試合決定で」は、二者を明示的に分けて「そっち側とこっち側、対戦決定」という形になるため、より“カード発表”っぽさが出ます。第三者が指差し確認しているような臨場感があるので、ツッコミとしての圧が少し強くなる傾向があります。
また、句読点や助詞の揺れも多いのが特徴です。テキストでは「そことそこ試合決定でw」「そことそこ試合決定で(投票で)」のように、笑い記号や補足を添えて温度を下げる工夫がよく見られます。逆に、補足なしで短く言い切ると、勢いが強くなり“煽り”に寄りやすい点には注意が必要です。
結論としては、どの表記を使っても意味の大枠は同じですが、初対面や不特定多数が見る場では、実況感を強めすぎない表現(「そこ試合決定で」+補足)にしておくと誤解が減ります。仲の良い友人同士なら「そことそこ」でカード感を出して笑いに寄せる、というように使い分けるのが安全です。
そことそこ試合決定での元ネタはブレイキングダウン
オーディションで試合が決まる流れ
「そことそこ試合決定で(そこ試合決定で)」は、格闘技イベントとして話題になったBreakingDown(ブレイキングダウン)の文脈で語られることが多いフレーズです。BreakingDownでは、試合本番だけでなく、出場者選考やオーディションの過程がコンテンツとして注目され、そこでのやり取りが切り抜きやSNSで拡散されてきました。
オーディションの場では、参加者同士が挑発し合ったり、言葉の応酬でヒートアップしたりすることがあります。そうした場面で「じゃあその2人、対戦で」「次のカードはこの組み合わせで」といった流れが生まれ、対立が“試合”へと転換されるのが見どころの一つです。視聴者側からすると、口論が続くより「戦うなら見たい」「勝負で決着をつけてほしい」という期待が高まりやすく、その期待に応える形でカードが決まっていく構造が、言葉の印象を強くしました。
重要なのは、この流れが“現実の喧嘩を推奨するもの”ではなく、エンタメとしての格闘技コンテンツの中で、対立を演出・整理するフォーマットになっている点です。「試合決定」という宣言は、対立を煽るだけでなく、企画としての筋道を作る役割も担います。視聴者はその瞬間に「争いが次の段階へ進んだ」と理解し、場面の切り替えを楽しめます。
この構造がネットミームとして移植されたのが「そことそこ試合決定で」です。日常会話で対立が起きたときに、格闘技イベントの“カード決定”を持ち出して、会話を一気にエンタメ化する。元ネタの背景を知ると、なぜこの短い言葉が妙に“決め台詞”として気持ち良いのかが分かりやすくなります。
なぜミーム化して広がったのか
ミームとして広がった理由は、言葉自体の使い勝手の良さにあります。ポイントは次の3つです。
1つ目は、状況を一言で整理できることです。言い合いは当事者にとっては重要でも、周囲から見ると「どっちでもいい」「結論が出ない」という状態になりやすいです。そこで「試合決定で」と言うと、細かい論点から一旦離れて「勝敗で決める」という新ルールを持ち込めます。場が停滞しているほど、切り替えの効果が出ます。
2つ目は、第三者が入れるツッコミとして強いことです。ミームは“本人ではなく周りが使う”ほど面白くなることがあります。このフレーズはまさに、当事者よりも外側の人が使うことで、実況・審判・運営のような役割を演じられる。自分が主役にならず、場の流れを作れるのが便利です。
3つ目は、SNSとの相性です。SNSでは、意見が割れてコメント欄が荒れたり、軽いレスバになったりします。その状況を見た第三者が「そことそこ試合決定で」と投げると、「もう勝負で決めろ」というツッコミとして機能し、空気を変えることがあります。もちろん万能ではありませんが、短く拡散しやすいフレーズであることが、ネットの文化に合っていました。
加えて、元ネタが映像コンテンツであることも大きいです。映像由来の言い回しは、口調・間・勢いまで含めて模倣されやすく、切り抜きが繰り返し見られることで定着します。言葉自体が短く、状況の説明を必要としないため、知らない人にも“なんとなく意味が伝わる”のも強みでした。
ただし、広がるほどに元ネタを知らない人も増えます。すると、冗談のつもりが「挑発された」「喧嘩を煽られた」と受け取られる可能性も上がります。ミームとしての拡散には、この“文脈の薄まり”がつきものです。だからこそ、次の章で「温度感」を軸に使い方を整理します。
そことそこ試合決定での使い方は温度感で決める
友人同士の雑談で使う例文
このフレーズが最も安全に機能しやすいのは、関係性が近い友人同士の雑談です。笑いの共有が成立している場なら、「試合決定」という大げささがボケになり、場を盛り上げやすくなります。使うときのコツは、実際の“試合”に寄せず、平和的な勝負の形式に落とすことです。つまり「試合=殴り合い」ではなく、「試合=ゲーム」へ翻訳します。
例文としては、次のように“勝負のルール”を同時に提示すると安定します。
A「次の旅行、海がいい」
B「山がいい」
あなた「そことそこ試合決定で。投票で決めよう、今ここで」A「この曲は神」
B「いや、別に…」
あなた「はい試合決定で。サビまで聴いてから判定ね」A「焼肉派」
B「寿司派」
あなた「そことそこ試合決定で。今日は“どっちも行く”の判定勝ちでいい?」
最後のように“第三の選択肢”を出してオチを作るのも効果的です。勝敗をつけるふりをして、平和に丸める。これができると、フレーズが煽りではなく、場を整えるツッコミとして働きます。
また、友人同士でも注意したいのは、相手が本気でこだわっているテーマです。たとえば、恋愛・家族・仕事の悩みなど、本人の心が絡む話題では、冗談のスイッチが入らないことがあります。その場合は「試合決定で」と茶化さず、まず共感や確認を優先した方がよいでしょう。ミームは万能ではなく、“軽い揉め事”にほどよく刺さる道具です。
SNSや配信コメントで使う例文
SNSや配信コメントでの使用は、友人間より難易度が上がります。理由は、相手の表情や関係性が見えず、受け取り手が誰なのか分からないからです。ここでは「冗談としての安全装置」を付けるのが基本です。具体的には、補足や前置きで温度を下げます。
「その2案で割れてるの面白い。そことそこ試合決定で(投票で決めよ)」
「コメント欄、意見が真っ二つで草。そことそこ試合決定で(じゃんけん的に)」
「そことそこ試合決定で!※平和に、あくまでネタで」
このように「投票」「平和に」「ネタで」などの補助輪を付けると、攻撃性が薄まります。特に、議論が熱くなっている場所に突然このフレーズを投げると、“煽りの横槍”として反感を買うことがあります。空気を変えるつもりが、むしろ荒れを加速させるケースもあるため、状況判断が重要です。
また、SNSでは“誰かを指名して争わせる”ニュアンスが危険になりがちです。「そことそこ」と名指しすると、当事者を晒す形になり、いじめや炎上と誤解される可能性があります。より安全に使うなら、個人を特定せず、状況に向ける言い方が無難です。
「この流れ、試合決定で(勝負のルール決めよ)」
「論点が割れてるから、投票で決めるのが早そう」
ミームを使わない方が良い場面も多いですが、使うなら“煽りを避ける補足”と“名指しを避ける工夫”が鍵になります。
職場や初対面で使うなら注意が必要
職場や初対面の場でこのフレーズを使うのは、基本的におすすめしません。理由は明確で、ミームの共通認識がないと「なぜ急に試合?」「喧嘩を煽ってる?」と受け取られる可能性が高いからです。職場では特に、対立を煽る発言は信頼を損ねやすく、冗談が冗談として扱われないことがあります。
職場で意見が割れた場合、求められるのは“決め方の提案”です。ここでミームを使う代わりに、実務的でなくても良いので、自然な日本語でルール提示をするとスムーズです。
「意見が割れているので、評価軸を決めて比較して決めましょう」
「条件を揃えて、メリット・デメリットを整理してから決めませんか」
「期限があるので、今日は仮決めして、追加情報が揃ったら見直しましょう」
もし、職場でも雑談の延長でかなり親しい間柄で、相手もミームを知っている確信があるなら、軽く使える場合はあります。ただし、そのときも“会議の場”や“上司がいる場”では避けた方が安全です。冗談のつもりが、第三者の評価に影響することがあるからです。
初対面の場合はさらに難しく、相手の価値観が分からないため、ミームの押し付けになりやすいです。初対面でウケを狙うより、まずは相手の反応を見て距離感を調整するのが無難です。どうしても場を和ませたいなら、より一般的な比喩(「じゃあ勝負で決めよう」「投票にしよう」)に留める方が誤解が少なくなります。
そことそこ試合決定でと言われたときの返し方テンプレ
乗る返し その場を盛り上げる
相手がこのフレーズを振ってきたとき、もっとも分かりやすいのは“乗る”返しです。ただし、ここでも重要なのは「勝負の形式を平和にする」ことです。格闘技のノリをそのまま持ち込むと、相手によっては威圧的に感じます。盛り上げる返しは、ルール提示が中心になります。
「よし、一本勝負。じゃんけんで決めよう」
「勝った方が次の店決めていいルールで」
「制限時間30秒でプレゼンして、拍手が多い方が勝ち」
「今の主張を三行でまとめた方の勝ち。審査はみんなで」
このように“ゲーム化”する返しは、空気を明るくしやすいです。ポイントは、相手の発言を否定せず、「じゃあその勝負の土俵を作ろう」と前に進めること。揉め事を笑いに変える役割を引き受けるイメージです。
さらに一段上手い返しは、“結果よりプロセス”を面白くすることです。たとえば「勝敗はさておき、両者入場のBGM決めよう」など、勝負に見せかけて遊びに変換します。相手が煽り半分で言っていても、こちらが柔らかく返すことで、場が攻撃的にならずに済みます。
かわす返し 角を立てずに流す
相手のノリに乗り切れないとき、あるいは場の空気が読めないときは、“かわす”返しが役に立ちます。ここで大切なのは、真正面から拒否しないことです。拒否すると相手は引っ込みがつかず、いじりが続くことがあります。笑いを少し残しながら、会話を別方向へ逃がすのがコツです。
「今日は平和にいこう。引き分けで」
「そのカード、審判がいないと荒れるやつだね」
「判定が割れそうだから、今日はノーコンテストで」
「その試合、配信向けすぎる。ここではやめとこ」
スポーツや格闘技の言い回しに寄せつつ、やんわりと流すと角が立ちません。特に「審判がいないと荒れる」は、相手を否定せず、状況を客観視する逃げ道になります。話題を変えたいときにも便利です。
かわす返しのもう一つの型は、“自分を下げる”方向です。
「ごめん、今日コンディション悪いから不戦敗で」
「今は試合するメンタルじゃない、回復してからで」
こうすると、相手は攻撃の矛先を失い、深追いしにくくなります。場の雰囲気を壊さずに撤退したいときに使えます。
断る返し 不快なときの安全な切り上げ
相手の振りがしつこい、いじりが強い、あるいは本当に不快だと感じた場合は、短く境界線を引く返しが必要です。このときに長い説明をすると、相手に反論の余地を与えてしまいます。できるだけ短く、感情を抑えた言い方が安全です。
「ごめん、そのノリは今はやめとく」
「それは苦手だから、別の話にしよう」
「今その話題、触れられたくない」
「冗談でもきついから、やめてほしい」
断る返しは、言い方の強さを状況で調整します。相手が悪意なく言っているなら「苦手」「今はやめとく」の柔らかい表現で十分なことが多いです。一方、明確に嫌がらせやからかいに感じるなら、「やめてほしい」とはっきり言うことが自分を守ります。
また、周囲に人がいる場合は、対立を大きくしないために“話題転換の提案”をセットにすると効果的です。
「その話はやめよう。別の話題にしない?」
「今はやめて、後で落ち着いて話そう」
境界線を引きつつ、会話の出口も用意する。これができると、その場が荒れにくくなります。
そことそこ試合決定ででスベらないための注意点
相手との関係性チェックリスト
このフレーズで失敗する原因の多くは、言葉自体の意味ではなく、相手との距離感の読み違いです。使う前に、次のチェック項目を頭の中で確認してください。全部を厳密に満たす必要はありませんが、危険信号が多いほど避けた方が安全です。
相手はネットミームや流行語を楽しむタイプか
相手はこのフレーズ(または元ネタの文脈)を知っていそうか
相手との間に、冗談やツッコミが成立する関係があるか
今の会話は“軽い言い合い”で、深刻な感情が絡んでいないか
周囲に、事情を知らない第三者(初対面・上司・保護者など)がいないか
今の場は「盛り上げる場」か、それとも「結論を出す場」か
このフレーズは、盛り上げの場では武器になりますが、結論を出す場では邪魔になることがあります。会議や真剣な相談では、言葉の軽さが不誠実に見えることがあるからです。逆に、飲み会や雑談のように“笑いの共有”が目的の場なら、上手くハマる可能性が上がります。
さらに、相手が知らない可能性がある場合は、いきなりミームを投げるより、一般的な言い換えで様子を見るのも手です。
「じゃあ勝負で決めようか」
「投票で決めるのが早いかも」
このように“ミーム抜き”で同じ役割を果たせる表現を持っておくと、相手や場に合わせて調整できます。
いじりや煽りに見える境界線
「そことそこ試合決定で」は、使い方によっては“場を茶化す”言葉になります。茶化しが成立するのは、当事者が冗談として受け取れるときだけです。境界線を見誤ると、いじりや煽りに見えてしまいます。
危険になりやすいのは、次のような状況です。
当事者のどちらかが本気で怒っている、傷ついている
すでに周囲の視線が「笑い」ではなく「心配」に寄っている
片方だけが不利で、いじめ・晒しに見える構図になっている
当事者が“勝ち負け”を競っているのではなく、“理解してほしい”状態になっている
たとえば、仕事のミスを指摘されて落ち込んでいる人に「そことそこ試合決定で」と言うと、本人の気持ちを軽視しているように見えます。恋愛や家庭など、本人の尊厳が絡む話題でも同様です。相手は勝負をしたいのではなく、理解や共感を求めているかもしれません。
この境界線を見極める簡単なコツは、「自分が同じ立場で言われたら笑えるか」を想像することです。笑えないなら、その場で言うべきではありません。ミームはあくまで“余白”があるときに効きます。余白がない場に入れると、痛みを増幅させることがあります。
また、第三者の前で当事者を指名して使うと、“晒し”の構図になりやすい点も注意です。特にSNSでは、当事者に直接言うつもりがなくても、多数の第三者が見ていることで、本人が恥をかいたと感じる可能性があります。笑いを取るなら、誰かを犠牲にしない形にする。それが長く使える安全なスタイルです。
炎上しやすい話題と組み合わせNG
ネット上でこのフレーズがトラブルになりやすいのは、“対立を面白がる”文脈に見えるからです。話題によっては、その印象が致命的になります。特に次のテーマは、冗談の余地が小さいため、組み合わせるのは避けた方が無難です。
容姿・体型・年齢などの個人属性に関わる話題
性別、国籍、人種、障害など差別につながり得る話題
恋愛、家庭、病気、メンタルなどデリケートな個人事情
お金、借金、給与、生活苦など生活基盤に関わる話題
政治、宗教、社会問題など価値観が強く割れる話題
これらは、当事者が冗談として受け止めにくいだけでなく、第三者が見たときに「煽っている」「争いを促している」と感じやすい領域です。たとえ自分の意図が軽くても、受け取る側は意図通りに受け取りません。炎上の多くは、意図ではなく印象で起きます。
さらに、コメント欄が荒れている最中にこのフレーズを投げるのも危険です。鎮火させたいつもりでも、当事者からは「煽られた」「馬鹿にされた」と見えることがあります。荒れている場所では、ユーモアよりも、冷静なルール提示(議論の軸を揃える、投票にする、管理者が締める)の方が効果的なことが多いです。
安全に使うなら、話題は“軽い好み”や“趣味の違い”程度に留めるのが基本です。映画、食べ物、旅行先、ゲーム、音楽など、勝ち負けがついても誰も傷つかないテーマが向いています。
そことそこ試合決定でのよくある質問
どの世代が使う言葉?
このフレーズは、SNSや配信文化、切り抜き動画などに触れている層で見かけやすい傾向があります。特定の世代だけの言葉というより、「ネットの短いノリを日常会話に持ち込む文化」に馴染みがある人ほど使いやすい言葉です。
ただし、ネット由来の言葉は、同じ年代でも触れているコンテンツが違うと通じません。つまり「若いから通じる」「年上だから通じない」とは限らず、個人の視聴習慣やSNSの利用状況に左右されます。だからこそ、相手が知っている前提で使うのではなく、反応を見ながら調整するのが安全です。
職場など世代が混在する場では、通じない人がいる可能性が高くなります。通じない人がいると、冗談として成立しないだけでなく、「内輪の言葉で盛り上がっている」と見えるリスクもあります。世代というより“場の多様性”を意識すると判断しやすくなります。
使うと失礼になる?
失礼になる可能性はあります。理由は、このフレーズが「対立を勝負として面白がる」ニュアンスを含みやすいからです。相手が真剣に話しているときや、困っているときに言うと、「軽く扱われた」「茶化された」と感じられることがあります。
失礼になりにくい条件は、次のように整理できます。
当事者同士が冗談として言い合っている
その場が雑談で、笑いが目的になっている
相手との関係性が近く、いじり合いが成立している
勝負のルールが平和的(投票・じゃんけん等)で、攻撃性がない
逆に、失礼になりやすいのは次の条件です。
感情が本気でぶつかっている(怒り、悲しみ)
相手の尊厳が絡む話題(家庭、仕事の評価など)
周囲に事情を知らない第三者がいる
名指しで煽る形になっている
迷ったときは、使わない方が安全です。ミームは“使わない選択”ができる人ほど上手く使えます。
返しが思いつかない時はどうする?
返しが思いつかないときは、テンプレを2つだけ覚えておくと楽です。「ルール提示」と「平和に終わらせる」です。
1)ルール提示のテンプレ
「じゃんけん一発で決めよう」
「投票で決めよう」
「プレゼン30秒で、みんなが良いと思った方」
相手が振ってきた“試合”に、具体的な土俵を用意するだけで返しになります。深い面白さは不要で、形になれば十分です。
2)平和に終わらせるテンプレ
「今日は引き分けで」
「その試合は中止、平和にいこう」
「ノーコンテストで、次の話題行こう」
この型は、相手のノリに無理に乗らずに済むので、気疲れしにくいのが利点です。特に、相手のテンションが高すぎるときや、自分が疲れているときに使えます。
もしそれでも難しいと感じるなら、ミームに返さなくても問題ありません。笑って「それ言いたかっただけでしょ」と返すだけでも成立しますし、「今日はそれ無しで」と軽く断るのも立派な対応です。大事なのは、無理にウケを狙って自分が消耗しないことです。
まとめ
「そことそこ試合決定で」は、意見の対立や軽い言い合いを“勝負のノリ”に変えて場を切り替えるフレーズです。友人同士の雑談では使いやすい一方、SNSや職場では誤解されやすく、温度感と関係性の見極めが重要になります。使うなら平和的なルール(投票・じゃんけん・ミニゲーム)に落とし、名指しや煽りに見える形は避けるのが安全です。返し方は「乗る」「かわす」「断る」の3種類をテンプレで持っておけば、とっさでも困りにくくなります。