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死亡保険1000万円の月額はいくら?相場レンジと失敗しない選び方

「死亡保険1000万円って、月いくら払うのが普通なのだろう」——結婚や出産、住宅購入、家計の見直しをきっかけに、急に不安になる方は少なくありません。ところが死亡保険は、同じ“1000万円”でも、定期か終身か、保障期間は何年か、更新があるか、返戻金や特約が付いているかで、月額が大きく変わります。
この記事では、まず相場レンジのつかみ方を整理し、次に「あなたの家庭に1000万円が足りるか」を概算できるシンプルな考え方を紹介します。さらに、更新後に保険料が上がる仕組みや、見積もり比較で条件を揃えるチェックリストまでまとめました。読み終えたときに「この条件なら妥当」と納得して、迷わず見積もり・比較へ進める状態を目指します。

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目次

死亡保険1000万円の月額はいくらで考えればよいか

死亡保険1000万円の月額は、同じ「1000万円」でも条件で大きく変わります。先に大枠だけつかむなら、次の整理が近道です。

  • 定期保険(掛け捨て中心):期間が短いほど月額は抑えやすい。10年など短期・更新型だと月数千円台の例がある一方、更新後は年齢などで再計算され、一般に上がります。

  • 終身保険(生涯保障):保障が一生続くぶん保険料は高くなりやすく、さらに解約返戻金など貯蓄性の設計があると月額は上がりがちです。

  • 収入保障保険:遺族に必要なのが「一括1000万円」より「毎月の生活費」なら合理的になりやすいタイプです(設計次第で保険料を抑えられることがあります)。

ここで重要なのは、「月額いくら?」に即答するだけで終わらせず、あなたの家庭が必要としているのが何年分の保障なのかを最初に決めることです。死亡保障は、目的と期間が定まると、選ぶ型も月額も自然に絞れていきます。


死亡保険1000万円の相場がブレる4つの条件

「相場」を見ても金額がばらつくのは、比べる条件が揃っていないことが原因です。最低限、次の4つを揃えると比較が成立します。

保険の種類が違うと“同じ1000万円”でも別物になる

定期保険と終身保険は、保障期間が根本的に異なります。定期は「一定期間だけ保障」、終身は「一生涯保障」です。保障が長いほど、保険会社が保険金を支払う可能性が高くなるため、一般的に保険料は上がりやすくなります。
「終身で1000万円」と「定期で1000万円」を同列に比べると、月額の差が大きく感じられますが、これは商品の役割が違うためです。

保険期間が長いほど月額は上がりやすい

たとえば同じ定期でも、10年だけ保障するのと、60歳まで保障するのでは、後者のほうが保険料は高くなる傾向があります。
「子どもが小さいうちだけ厚く備えたい」のか、「定年まで家計を守りたい」のかで、必要期間は変わります。相場を探す前に、「何年必要か」を決めることが、ムダを減らす第一歩です。

更新型かどうかで“今の月額”の意味が変わる

更新型は、当初の月額が抑えられて見える一方で、更新後の保険料は更新時点の年齢や保険料率で再計算されます。日本生命の定期保険の保険料例でも、掲載保険料は「初回更新時まで」であり、更新後は「更新日における年齢、保険料率により計算」と明記されています。
また、約款等の注意喚起としても、更新型は更新後の保険料が通常高くなる旨が示されています。

つまり更新型の月額は「ずっとこの金額」ではなく、「当面の金額」として理解する必要があります。

解約返戻金や特約の有無で同じ型でも差が出る

終身保険などで解約返戻金がある設計は、掛け捨て中心の設計より保険料が上がりやすい傾向があります。また、三大疾病の払込免除など特約を付けると月額は上がります。
「何のために付けるか」が曖昧な特約は、相場感を狂わせる最大要因です。見積もりを取る段階では、まず主契約(死亡保障)を揃え、特約は後で足し引きするのが比較しやすい進め方です。


公式の保険料例から見る死亡保険1000万円の月額レンジ

ここでは「相場」を、推測ではなく公式に公開されている保険料例をもとにレンジとして捉えます。注意点として、保険料例は計算基準日が明記され、また更新型の場合は初回更新までの保険料である点に留意してください。

まず押さえるべき保険料例(計算基準日付き)

日本生命の定期保険では、死亡保険金1,000万円・10年・更新型の月払例が年齢別に示されています(計算基準日も明記)。
同様に、保険会社によっては定期保険の例として「死亡・高度障害1000万円、60歳満了」等で月額例を掲載しているケースがあります(特約付加の例もあるため条件確認が必要)。

保険料例レンジ表(“条件を揃える”ための見方)

以下は、公式例の読み取りに役立つ「レンジ把握用の表」です。金額の比較よりも、条件(期間・更新・特約・基準日)を揃えるために使ってください。

出典(公式) 保険金額 期間・型 更新 特約 月払例 計算基準日/注意
日本生命(定期保険) 1,000万円 10年 あり 例示条件に基づく 30歳男 2,470円/女 2,230円 など 2025/4/1基準。初回更新まで、更新後は年齢等で再計算
はなさく生命(定期保険例) 1,000万円 60歳満了 なし(歳満期) 例では払込免除特約あり 30歳男 2,600円(例) 特約付加の例。条件差に注意

この表から言えるのは、「定期で1000万円」でも期間や更新、特約で月額は簡単に変わるということです。
逆に言えば、あなたが決めるべきは「月額を当てにいく」ことではなく、必要期間と設計(更新の扱い、特約の要否)を決めて、同条件で複数社見積もりを取ることです。


定期保険・終身保険・収入保障をどう使い分けるか

「1000万円」をどう持つかは、家庭の目的で変わります。ここでは迷いが減るよう、役割で整理します。

3タイプ比較表(役割で選ぶ)

タイプ 保障の目的 保障期間 更新 返戻金 向く人
定期保険 子育て期間・ローン期間の生活費の穴埋め 一定期間 あり/なし なしが多い 「いつまで必要か」が決まっている人
終身保険 葬儀費用・整理資金・相続など“いつでも必要” 一生涯 原則なし ある設計が多い 小さめでも生涯の備えを確保したい人
収入保障保険 遺族の生活費を“毎月”補う 一定期間 原則なし なしが多い 一括より家計の月次キャッシュが重要な人

掛け捨てを選ぶのが不安な人へ:考え方の整理

掛け捨ては「損」と感じやすい一方で、家計を守る目的が「一定期間の生活費」なら、掛け捨ては合理的になりやすい選択肢です。
たとえば子どもが小学生のうちは手厚く、大学卒業を境に薄くするなど、必要保障は時間とともに減っていきます。この“減っていく保障”と相性が良いのが、定期や収入保障です。

終身保険で1000万円を持つべきケースと注意点

終身は「ずっと必要な費用」をカバーするのに向きます。典型は葬儀費用や整理資金です。
ただし、生活費目的で終身1000万円をそのまま持とうとすると、家計に重くなることがあります。役割分担としては、次のように分けると設計しやすいです。

  • 整理資金:終身を小さめ(例:300〜500万円など)

  • 生活費不足:定期または収入保障で子ども独立まで

  • 住宅ローン:団信の有無で必要保障が変わる(ローンが消えるなら不足額も変わる)


1000万円で足りるかを“計算で”判断する方法

ここが最も重要です。「足りるか」は人による――で終わらせると、読者の不安は消えません。そこで、難しい専門計算にせず、誰でもできる概算テンプレで判断します。

先に知っておくべき公的保障:遺族年金は要件で変わる

遺族年金には「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」があり、亡くなった方の加入状況や遺族の条件などによって支給が決まります。制度の入口は日本年金機構が整理しており、要件も公開されています。
ここでのポイントは、記事内で金額を断定しないことです(加入状況や家族構成で変わるため)。代わりに、あなたの家庭では「公的保障として何が見込めそうか」を確認し、足りない分を民間保険で埋めるのが安全です。

必要保障額の概算テンプレ(10分でできる)

次の表を埋めるだけで、1000万円が多いか少ないかの方向性が見えます。

項目 目安の考え方 あなたの金額
遺族の生活費(年間) 住居費+食費+教育費など
必要な年数 子ども独立まで/配偶者が安定するまで
必要総額 生活費(年)×年数
差し引ける公的保障 遺族年金(該当有無を確認)
差し引ける収入 配偶者収入(見込み)
差し引ける貯蓄 生活防衛資金+教育資金など
不足額 必要総額−(公的+収入+貯蓄)

この不足額が、ざっくり「必要な死亡保障」の目安です。
不足額が1000万円を大きく超えるなら、1000万円だけでは薄い可能性があります。逆に、子どもがいない・貯蓄が厚い・固定費が低いなどで不足が小さければ、1000万円は十分、あるいは多いこともあります。

ライフステージ別:1000万円が不足しやすい典型パターン

  • 子どもが小さい(0〜小学生):必要年数が長く、不足額が膨らみやすい

  • 専業主婦(主夫)家庭:配偶者収入の穴が大きくなりやすい

  • 住宅ローン以外の固定費が大きい:家賃、車、教育費、仕送りなど

  • 貯蓄がまだ薄い:想定外の出費で不足が顕在化しやすい

逆に1000万円が“過剰になりやすい”パターン

  • 独身で扶養家族がいない

  • 共働きで家計の依存度が低い

  • 住宅費が小さく、貯蓄が十分ある

  • 親の扶養などもなく、整理資金だけでよい


月額を下げながら不足を防ぐ設計のコツ

保険は「安くすれば正解」ではありません。大切なのは、不足を防ぎつつムダを減らすことです。

コツ1:金額より先に“期間”を決める

多くの家庭で保険料が高くなる原因は、必要期間が曖昧なまま「長め」に設定してしまうことです。
おすすめの決め方は次の順です。

  1. 末子が独立する年齢(例:22歳)を置く

  2. そこまでを保障の最重要期間とする

  3. その後は保障を薄くする(または終身の小額だけ残す)

期間が決まると、更新型にする必要があるかも見えてきます。

コツ2:更新型は“便利”だが、出口戦略がないと不安が残る

更新型は当初の月額が魅力的でも、更新後は年齢等で再計算され、通常上がります。
更新型を選ぶなら、次のどれかを事前に決めておくと安心です。

  • 更新しない(子ども独立までで終える)

  • 更新はするが、保障額を下げる

  • 更新前に収入保障へ切り替える

  • 家計が増える見込みがある期間だけ“つなぎ”に使う

コツ3:特約は「目的に直結するもの」だけに絞る

特約は便利ですが、付けるほど月額が上がり、比較も難しくなります。最初は主契約で比較し、必要な場合だけ追加するのが合理的です。
特約の判断基準はシンプルで、「その特約がないと家計が破綻するか」です。破綻まではいかないが心配、というものは貯蓄で代替できる場合があります。

コツ4:終身は“金額を小さく、役割を限定”すると使いやすい

終身の役割を「整理資金」「相続」などに限定し、生活費は定期・収入保障でカバーすると、月額と不足のバランスを取りやすくなります。
「終身1000万円で安心したい」という気持ちは自然ですが、目的が生活費なら、時間とともに必要額が減るため、終身で固定してしまうとムダが出やすい点は押さえておきましょう。


見積もりで失敗しない入力テンプレと比較チェックリスト

ここからが行動パートです。この記事を読み終えたら、迷わず見積もりに進める形に整えます。

見積もり入力テンプレ(コピペ用)

次のテンプレをメモアプリに貼り、各社の見積もり入力に使ってください。条件が揃うだけで比較の精度が一気に上がります。

  • 保障:死亡保険金 1,000万円

  • 型:定期(または収入保障)/終身(整理資金のみ)

  • 期間:末子22歳まで(例:あと◯年)/60歳まで/10年など

  • 更新:なし希望(比較の基準)/更新型も別枠で試算

  • 返戻金:不要(まずは掛け捨て基準)

  • 払込:月払

  • 喫煙:あり/なし

  • 健康状態:告知に該当する内容(通院歴など)

比較チェックリスト(見落とし防止)

  • 保険期間(いつまで保障か)が同じ

  • 払込期間(いつまで払うか)が同じ

  • 更新の有無が同じ(更新型なら初回更新までの月額か確認)

  • 解約返戻金の有無が同じ

  • 特約の有無が同じ(最初は無しで比較)

  • 保障範囲(死亡のみ/高度障害含む等)が同じ

  • 計算基準日・試算条件が明記されている


よくある質問

30代で死亡保険1000万円なら月いくらが多いですか

定期10年(更新型)の公式例では、30歳で月数千円台の例が示されています(条件付き)。
ただし「60歳まで」「更新なし」「特約あり」など条件が変わると月額も変わるため、まずはテンプレ条件で複数社見積もりを取り、同条件で比べるのが最短です。

更新型は結局損ですか

損得というより、「月額が安く見える代わりに、将来の負担が読みにくい」点がデメリットです。更新後は年齢等で再計算され、通常上がることが注意喚起されています。
必要期間が明確なら、更新に頼らず期間設計で最適化したほうが安心しやすいです。

持病があるとどれくらい上がりますか

上がり幅は告知内容と商品設計で大きく異なり、一律の相場は出せません。重要なのは、同条件で複数社の見積もり・引受可否を確認することです。
また、告知は正確に行う必要があります(不告知は契約解除等のリスクがあるため、分からない点は各社へ確認してください)。

終身保険で1000万円は現実的ですか

目的次第です。整理資金目的ならあり得ますが、生活費目的なら月額が重くなることが多いため、終身は小さめ・生活費は定期/収入保障という分担が失敗しにくいです。

1000万円で足りるか不安です。何からすべきですか

まずは「必要総額−(遺族年金+配偶者収入+貯蓄)」で不足額を概算し、その不足が1000万円付近かどうかを確認してください。遺族年金の制度要件は日本年金機構の一次情報で確認できます。
不足が大きければ金額を増やすか、収入保障で月次の不足を埋める方向が検討しやすいです。


参考にした情報源