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PDFを画像として保存する完全ガイド|目的別に最短手順と高画質のコツ

PDFを「画像として」保存したいのに、やり方が多すぎて迷っていませんか。1ページだけ急いで送りたいのか、図表の一部だけ切り出したいのか、複数ページをまとめて画像化したいのか――目的が少し違うだけで、最適な手順も、失敗しやすいポイントも変わります。しかも、文字が潰れて読めなくなったり、送った後に圧縮されて画質が落ちたり、機密資料ならオンライン変換を使ってよいか不安になったりと、つまずきどころは意外と多いものです。

本記事では、あなたの目的に合う方法を最初に選べるように整理したうえで、Windows・Mac・iPhone・Androidそれぞれの最短手順を分かりやすく解説いたします。さらに、JPGとPNGの選び分け、文字が潰れるときの復旧手順、複数ページの現実的な進め方、機密資料で避けたい判断までまとめます。読み終えたころには、「どれを選べばよいか」で悩まず、必要なページを確実に“見やすい画像”として保存できる状態になるはずです。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

PDFを画像として保存する方法は目的で選ぶ

PDFを画像として保存する最適解は目的で変わります。1ページや一部なら端末標準のスクリーンショット(Windows+Shift+S、iPhone/Androidのスクショ)が最短で機密にも強い。高画質はPNG+表示倍率アップ。機密があるならオンライン変換は避けましょう。

まずは30秒で選ぶ:目的別の最短ルート表

下の表で「自分の目的」に合う行を選び、該当の手順だけ進めるのが最短です。

目的 最短ルート 向く端末 画質の目安 機密に強い ひとこと注意
1ページだけを急いで画像にしたい スクリーンショット/切り取り 全端末 中〜高 文字が小さいなら表示倍率を上げる
図表など一部だけ切り出したい 範囲選択の切り取り Windows/Mac/スマホ 中〜高 余白やツールバーが入らないようにする
複数ページをページごとに画像化したい 書き出し/変換 Mac/ツール利用 中〜高 機密なら端末内完結を優先
できるだけ高画質(文字が潰れない) PNG+表示倍率アップ 全端末 容量が増えやすい
機密資料を安全に扱いたい 端末標準機能で完結 全端末 中〜高 オンライン変換は避ける

ページを画像化と画像抽出は別物

「PDFを画像として保存」には、次の2種類が混在します。目的を取り違えると、思った結果になりません。

  • ページを画像化する:PDFの“見た目(文字・図・レイアウト)”を1枚の画像として保存
    例:資料の1ページをチャットに貼る、図表を画像で送る

  • PDF内の画像を抽出する:PDFに埋め込まれた写真データだけ取り出す
    例:PDF内の写真素材だけが必要(ページ全体の見た目は不要)

この記事の中心は前者の「ページを画像化」です。後者の画像抽出は用途が限定的なので、混乱を避けるために別枠として扱います。

JPGとPNGは「文字があるか」で選ぶ

形式選びで迷ったら、次の基準が実用的です。

  • PNG:文字・図・線がある資料向き(劣化しにくい)
    → 会議資料、手順書、表、グラフ、請求書など

  • JPG(JPEG):写真向き(容量を小さくしやすい)
    → 写真中心のPDF、画質より軽さを優先したい共有

「文字が潰れる」「にじむ」トラブルは、JPGの圧縮が原因で起こりやすいです。読ませたい文字があるなら、まずPNGを選ぶのが安全です。

機密資料があるならオンライン変換より端末内完結を優先する

オンライン変換を避けたい代表例

オンライン変換は便利ですが、PDFを外部サービスへアップロードする行為自体がリスクになる場合があります。次に当てはまるなら、端末内完結の方法を優先してください。

  • 顧客情報(氏名、住所、電話、メール、会員IDなど)が含まれる

  • 契約書、見積書、請求書、発注書などの取引文書

  • 社外秘・未公開資料・社内規程で外部アップロード禁止の情報

  • 個人情報や機微情報が含まれる社内資料

「少しでも不安がある」なら、まずはスクリーンショットやOS標準の書き出しで完結させるのが安全です。

それでもオンライン変換を使うなら確認したいこと

公開資料や個人用途でオンライン変換を使う場合も、次を確認すると安心です。

  • アップロードしたデータの取り扱い(保存期間や利用目的)の説明があるか

  • 会社・組織のポリシーに抵触しないか

  • 変換後の画像をどこに保存し、誰と共有するか

Adobe Acrobatのオンライン変換は、PDFをJPG/PNGに変換できるツールとして案内されています。
ただし、機密性の判断は利用者側の責任になるため、前述の条件に当てはまる場合は避けてください。

WindowsでPDFを画像として保存する

Windowsで一番早い:Snipping Toolで範囲を切り取って保存

「今見えているページを、すぐ画像にしたい」「図表だけ切り出したい」場合、Windows標準のSnipping Tool(切り取り)で最短です。

手順(最短)

  1. PDFを開き、画像化したいページを表示します

  2. Windowsキー + Shift + S を押して切り取りオーバーレイを開きます

  3. 画像にしたい範囲をドラッグして選択します(ページ全体でも可)

  4. 表示されるプレビューから保存操作を行い、形式は原則PNG(文字が多い場合)を選びます

この方法が向く人

  • 1ページだけ、または一部だけを急いで送りたい

  • 機密資料なので端末内で完結させたい

  • Teams/メール/チャットにすぐ貼りたい

全画面をファイルとして残す:Windows + PrtScnの使いどころ

会議ログや手順記録などで「全画面を次々保存したい」場合は、PrtScn系のショートカットが効率的です。Microsoftは、ハードウェアによってWindowsロゴキー + PrtScnをスクリーンショットのショートカットとして使える旨を案内しています。
保存先の確認方法(図フォルダ→スクリーンショット)も同ページに記載があります。

使い分けの目安

  • 図表など一部:Windows + Shift + S(範囲選択)

  • 全画面を連続保存:Windows + PrtScn(保存運用が楽)

文字が潰れるときのWindows側の復旧手順

「保存できたが読めない」場合は、次の順で見直すと復旧が早いです。

  1. PDFの表示倍率を上げる(例:150〜200%)

  2. PNGで保存する(JPGより文字が潰れにくい)

  3. 共有が必要なら、画像貼り付けよりファイル添付を優先する(貼り付け時に圧縮されることがある)

特に、チャットツールやメールソフト側で自動圧縮が起きるケースがあるため、「こちらの保存は高画質なのに相手に届くと荒い」場合は送信方法も疑ってください。

MacでPDFを画像として保存する

プレビューの「書き出す」でJPEG/PNGに変換する

Macは標準アプリの「プレビュー」でPDFや画像を書き出し、別形式として保存できます。Apple公式ガイドでも「ファイル>書き出す」からフォーマットを選ぶ流れが示されています。

手順(基本)

  1. PDFをプレビューで開きます

  2. メニューから 「ファイル」→「書き出す」 を選びます

  3. 「フォーマット」で PNG または JPEG を選択します

  4. 保存先とファイル名を決めて保存します

この方法が向く人

  • 端末内完結で、公式手順に沿って確実に変換したい

  • 文字が潰れない画像(PNG)を作りたい

  • 必要なページを選んで画像化したい

複数ページPDFを扱うときの現実的な考え方

複数ページを画像化すると、最初に「どこまでやるか」を決めるだけで作業効率が大きく変わります。

  • 3〜10ページ程度:必要ページだけ画像化(個別に書き出し/切り取り)
    → 余計なページを作らないのが最短です。

  • 20ページ以上で頻繁に発生:作業フローを固定する
    → 端末内完結が必要なら、組織ルールに沿った方法(許可ツール、変換手順、命名規則、保存先)を決め、毎回の迷いを排除します。

ここで重要なのは、「毎回の作業」か「一度きり」かです。一度きりなら手作業でも許容されますが、繰り返すなら“手順の標準化”が最大の時短になります。

Macで画質が荒いときの見直しポイント

  • PNGに切り替える(文字・図が多い場合)

  • 共有先で圧縮されていないか確認する(ファイル添付が安全)

  • 保存前に、必要な倍率で表示し、仕上がりを目視確認する(小さい文字ほど重要)

iPhoneでPDFを画像として保存する

1ページだけならスクリーンショットが最短

iPhoneで「今表示しているPDF(ページ)」を画像で残すなら、スクリーンショットが最速です。AppleのiPhoneユーザーガイドには、スクリーンショットの撮り方や、保存時に「写真に保存」できる旨が記載されています。

手順(基本)

  1. PDFを表示し、保存したいページを開きます

  2. 端末の操作でスクリーンショットを撮ります(機種により操作が異なります)

  3. プレビュー画面で必要ならトリミングし、「写真に保存」を選びます

この方法が向く人

  • 1ページだけ急いで送る

  • 写真アプリに入れてすぐ見返したい

  • オンライン変換を使いたくない(機密)

フルページや長い画面を扱うときの注意

iPhoneでは、コンテンツによっては「フルページ」のスクリーンショット機能が使える場合があります(主にWebページ等)。ただし、PDFビューアやアプリによって挙動が異なるため、目的が「PDFのページを確実に画像化」なら、まずは通常のスクリーンショットで成功させるのが堅実です。

iPhoneで「写真に入らない」「ファイルに行方不明」になりがちな原因

  • スクリーンショットは通常「写真」に入るが、共有メニュー経由だと「ファイル」に保存されることがある

  • アプリ内保存(変換アプリ等)だと、最後に「写真へ書き出し」が必要なことがある

見つからない場合は、まず「写真」アプリのスクリーンショット分類、次に「ファイル」アプリ内の保存先フォルダを確認してください。

AndroidでPDFを画像として保存する

Androidはスクリーンショットが基本(保存場所も確認)

Androidも、PDFのページを画像として残す最短手段はスクリーンショットです。GoogleのAndroidヘルプには、スクリーンショットの撮り方(電源+音量小など)や、スクリーンショットの確認場所(Googleフォト/スクリーンショットフォルダ)について案内があります。

手順(基本)

  1. PDFを開き、画像にしたいページを表示

  2. 端末操作でスクリーンショットを撮影(一般的には電源+音量小)

  3. Googleフォト等で「スクリーンショット」から画像を確認し、必要なら編集・共有

この方法が向く人

  • 1ページだけ、または必要箇所だけを急いで送る

  • 端末内完結で機密に配慮したい

Androidで「複数ページ」をどうするか:現実的な選択肢

Androidで複数ページをすべて画像化したい場合、スクリーンショット連打は手間が増えます。現実的には次の判断になります。

  • 必要ページが少ない:必要ページだけスクリーンショット → 共有

  • ページ数が多い/頻繁:PC側で一括変換、または組織で許可されたツールを利用

  • オンライン変換:公開資料に限定し、機密なら避ける

「頻度が高いのに毎回手作業」になっている場合は、作業場所(PC/スマホ)を見直すだけで大幅に短縮できます。

複数ページPDFを画像化するときの判断基準

少ページ(3〜10ページ):必要分だけ作るのが最短

複数ページの落とし穴は「全部作ってから、結局1〜2枚しか使わない」ことです。まずは、次の問いを自分に投げるのが有効です。

  • 送るのは“全ページ”か、“必要ページだけ”か

  • 相手は“画像”で必要か、“PDFのまま”でもよいか

  • 文字を読ませたいか、雰囲気が伝わればよいか

必要ページだけに絞るだけで、工数も容量も劇的に減ります。

多ページ(20ページ以上・頻繁):手順を標準化して迷いを消す

多ページを繰り返し画像化するなら、作業の勝ち筋は「ツール探し」よりも「運用を決める」ことです。

  • 保存形式:文字中心はPNG、写真中心はJPG

  • 命名規則:日付_案件名_ページ番号など

  • 保存先:案件フォルダ配下に固定

  • 共有方法:圧縮されにくい方法(添付/共有リンク)に固定

  • 機密:外部アップロード禁止なら端末内完結のみ

この“型”を決めるだけで、作業者が変わっても品質が揃います。

失敗しないためのチェックリスト

保存前チェック(まずここで8割防げる)

  • □ 目的は「1ページ」「一部」「複数ページ」のどれか決まっている

  • □ 機密性(個人情報/社外秘)があるならオンライン変換は避ける

  • □ 文字中心ならPNGを選ぶ

  • □ 文字が小さいなら表示倍率を上げてから撮る(例:150〜200%)

  • □ ツールバーや余白が入らない表示にしてから切り取る

保存後チェック(やり直しポイントを特定する)

  • □ 文字が読めるか(等倍+拡大で確認)

  • □ 送信後に荒くならないか(貼り付けではなく添付で試す)

  • □ 色味が不自然なら、ダークモード表示の影響がないか

  • □ 容量が大きすぎるなら、写真中心はJPG化、必要ページだけに絞る

よくある質問

無料でできますか

多くのケースは無料で可能です。WindowsはSnipping Tool(Windows+Shift+S)で切り取りできます。
Macはプレビューの「ファイル>書き出す」からPNG/JPEGなどを選べます。
Androidはスクリーンショットの撮影方法がGoogleヘルプに案内されています。
iPhoneもスクリーンショットの操作と保存が案内されています。

PDFの一部だけ画像にできますか

できます。Windowsの範囲切り取り(Windows+Shift+S)や、スマホのスクリーンショット後のトリミングが手早いです。

画質を落とさずに保存するコツはありますか

基本は次の3点です。
(1) 表示倍率を上げてから撮る(文字が小さいほど効果が出ます)
(2) 文字中心はPNGを選ぶ
(3) 送信で劣化する場合は添付など圧縮されにくい方法に切り替える

オンライン変換は安全ですか

公開資料など機密性がない場合は便利ですが、外部アップロードが禁止されるケースがあります。社外秘や個人情報が含まれるPDFは、端末内完結の方法を選ぶのが安全です。Adobe Acrobatのオンライン変換は機能として案内されていますが、利用可否は資料の性質とルールに依存します。

参考にした情報源