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パソコンの電源がつかない時の対処法|無反応と黒い画面を最短で切り分け

突然パソコンの電源がつかなくなると、仕事や課題が止まり、「何から手を付ければいいのか分からない」と焦ってしまいがちです。ですが、電源トラブルの多くは、順番さえ間違えなければ安全に切り分けできます。
本記事では、発熱や焦げ臭などの危険サインを最初に確認したうえで、「完全に無反応」「ランプは点くが画面が真っ黒」「ファンだけ回る」「充電ランプが点かない」といった症状別に、最短で原因に近づく手順を整理しました。壁コンセントの確認から周辺機器の取り外し、放電・電源リセット、外部モニターでの表示確認まで、迷わず進められるように解説します。
もし改善しない場合でも、修理相談をスムーズにする準備や、データを守るための注意点まで分かるため、「今できること」と「次に取るべき行動」がはっきりします。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

パソコンの電源がつかないとき最初に読むべき全体像

電源がつかないときは、危険サインがなければ「給電確認→周辺機器を外す→放電(電源リセット)→外部モニターで表示切り分け」の順が近道です。
メーカー公式でも長押しリセット等が案内されています。順番に切り分ければ修理判断まで迷いません。

パソコンの電源がつかないときに最初に決める優先順位

最初に「何を守るか」を決めると判断がブレません。

  • 最優先:安全(発煙・焦げ臭・異常発熱などがあれば即中止)

  • 次点:データ(無理な操作で状況を悪化させない)

  • その次:復旧スピード(最短手順で切り分け、直らなければ修理判断へ)

在宅勤務や締切がある状況では「とにかく起動させたい」と思いがちですが、危険サインがあるのに通電を続けると二次被害の恐れがあります。安全が担保できる範囲で、順番に行いましょう。

パソコンの電源がつかない原因は大きく5系統に分かれる

  1. 給電(コンセント・タップ・ケーブル・ACアダプター)

  2. 残留電力/帯電(電源リセット・放電で回復することがある)

  3. 表示系(電源は入るが画面が出ない)

  4. 起動系(ファンは回るが起動しない、一瞬で落ちる)

  5. 物理故障/事故(落下・水濡れ・焼損など。基本は修理判断)


パソコンの電源がつかないとき最初に確認する危険サイン

ここは最重要です。次のいずれかに当てはまる場合、それ以上の通電や電源操作を中止してください。

パソコンの電源がつかないときに即中止すべき症状

  • 焦げ臭いにおいがする、煙が出た

  • 本体またはACアダプターが異常に熱い(触り続けられない)

  • 「パチパチ」「ジー」など異音がする

  • 落下直後、水濡れ直後から電源が入らない

  • 電源ケーブル/ACアダプターが変形・溶け・被覆破れを起こしている

この場合は、電源ケーブル(またはACアダプター)を外し、メーカーサポートや修理窓口へ相談してください。安全面のリスクだけでなく、無理に電源投入を続けると修理費が増えることもあります。

パソコンの電源がつかないときに避けたい操作

危険サインがない場合でも、次は避けるほど成功率が上がります。

  • 電源ボタン長押し(強制終了)を何度も繰り返す

  • 原因が不明なまま周辺機器を付け替えながら起動を試す

  • 互換性が不明な充電器・ケーブルを無理に使う(特にUSB-C充電)

  • 自信がないのに分解して内部に触る(保証や安全の観点で推奨しません)

「やり過ぎない」ことが、結果的に最短復旧につながります。


パソコンの電源がつかない症状を1分で切り分ける診断表

まずは自分の症状がどれかを決めます。ここが曖昧だと、対処も迷子になります。

パソコンの電源がつかないときの症状別 1分診断表

症状(最も近いもの) 最優先チェック 次の一手 中止基準(当てはまれば修理相談)
ランプもファンも無反応 壁コンセント直挿し、ケーブル差し直し 放電/電源リセット → 改善なしなら修理 異臭・発熱・水濡れ・落下
電源ランプは点くが画面が真っ黒 外部モニター/TV接続、入力切替 放電/再起動 → 画面系/本体故障の判断 画面割れ、異音、発熱
ファンだけ回る/一瞬点いて落ちる 周辺機器を全外し、冷却 放電 → 改善なしなら修理 異音、焦げ臭、繰り返し落ちる
充電ランプが点かない(ノート) 別コンセント、AC/USB-Cの接続確認 公式手順に従い電源リセット → 充電器交換検討 充電部が熱い、焦げ臭
スリープ復帰後からおかしい 強制再起動(機種の公式手順) 放電 → 改善なしなら修理 発熱、異音

パソコンの電源がつかないときの基本対処ステップ

ここからは「安全で、成功率が高い順番」で進めます。上から順に実施してください。途中で改善したら、そこで止めて大丈夫です。

パソコンの電源がつかないときのステップ0:必要なものと準備

  • 可能ならスマートフォン(手順を見ながら作業できる)

  • 外部モニター(テレビでも可)とHDMIケーブル(画面が黒い場合の切り分け用)

  • メモ(後でサポートに伝えるため。試したことを記録)

「何をやったか」を残すと、修理に切り替える時に時間を大幅に節約できます。

パソコンの電源がつかないときのステップ1 電源とコンセントを確認する

給電が不安定だと、以降の対処がすべて無意味になります。最初にここを潰します。

  1. 電源タップ/延長コードをやめて壁コンセントに直挿しする

  2. 別のコンセント(できれば別の部屋)でも試す

  3. デスクトップは電源ケーブルが本体背面に奥まで刺さっているか確認

  4. ノートはACアダプター/USB-C充電器の接続を差し直す

  5. 可能なら「別の純正/互換性が確かな充電器」で試す(USB-Cは出力要件が合わないと充電されない場合があります)

メーカーサポートでも、まず電源周りの確認を最初に置いているケースが一般的です。

パソコンの電源がつかないときのステップ2 周辺機器をすべて外す

外付けHDD、USBハブ、プリンター、ドッキングステーションなどが影響して起動が止まることがあります。Buffaloの自己チェックでも、周辺機器を外して確認する流れが示されています。

  1. USB機器、SDカード、外付けドライブ、LANケーブル、HDMI等をすべて外す

  2. ノートは可能ならドッキングステーションも外す

  3. 本体+電源だけの最小状態で電源を入れる

ここで起動した場合は、外した機器を1つずつ戻して原因を特定すると再発防止になります(富士通のQ&Aでも周辺機器を一つずつ戻す考え方が示されています)。

パソコンの電源がつかないときのステップ3 放電・電源リセットを行う

「残留電力(帯電)」で起動しない場合、電源リセットや放電で回復することがあります。各社が類似の案内を出しています。

放電・電源リセットの基本原則(安全に行うコツ)

  • 必ず周辺機器は外した状態で行う

  • 長押し秒数はメーカー・機種で差があるため、最終的には公式手順に合わせる

  • 「途中でロゴが出ても押し続ける」などの注意が公式にある場合は従う(例:HP)

代表的な公式例(秒数の目安)

  • HP:電源ボタンを約15秒長押しする案内

  • Dell:電源ボタンを15〜20秒長押しして残留電力を放電する案内

  • Surface:電源ボタン長押しで強制再起動(Windowsロゴが出るまで約20秒の案内)

  • NEC(LAVIE):機種によりキー操作や長押しで放電する手順案内

  • Mac:電源接続確認、アクセサリ取り外し、電源ボタン長押し等の案内

実施手順(汎用:迷ったらここから)

  1. 電源ケーブル/ACアダプターを外す

  2. 着脱式バッテリーなら外す(できない機種は無理に外さない)

  3. 周辺機器をすべて外す

  4. 電源ボタンを15〜20秒ほど長押し(※公式手順がある場合はそれを優先)

  5. 数分待つ

  6. ACアダプターのみ接続して起動を試す(必要に応じてバッテリーも戻す)

NECや富士通などは放電手順をQ&Aとして詳しく提供しています。お使いの機種に合う手順が見つかる場合は、そちらを優先してください。

パソコンの電源がつかないときのステップ4 画面が真っ黒な場合は外部モニターで切り分ける

「電源は入っているのに画面が出ない」場合、表示経路の問題か本体側の問題かを分けるのが近道です。Appleも、外部ディスプレイを使う場合の接続確認に触れています。

  1. HDMI等でテレビ/外部モニターに接続する

  2. 外部モニター側の入力(HDMI1/HDMI2等)を合わせる

  3. 映る → 本体液晶/ケーブル/設定の問題の可能性

  4. 映らない → 本体側(起動不良、基板/メモリ/ストレージ等)の可能性

外部モニターで映るのに本体液晶が黒い場合、無理に操作を続けるより修理相談が早いこともあります。

パソコンの電源がつかないときのステップ5 熱・埃・環境を確認する

長時間稼働や高温環境で過熱すると、保護動作で起動しないことがあります。

  • 本体が熱い場合は、電源を切り(無反応でもOK)、風通しのよい場所で30分〜1時間冷ます

  • 吸排気口を塞いでいないか確認(布団・クッション・膝の上は熱がこもりやすい)

  • 外側から見える埃を軽く除去(分解や内部清掃は推奨しません)


パソコンの電源がつかないときに「直った」かどうかを判断するポイント

復旧したように見えて、再発するケースがあります。次を確認してください。

パソコンの電源がつかない問題が解消した直後に確認すること

  • 何もしなくても再起動を繰り返さないか

  • 充電ランプや電源LEDが不自然に点滅していないか

  • 異常発熱がないか

  • 起動後すぐにバックアップできるか(重要ファイルを優先)

一度でも電源トラブルが起きた場合は、可能なら早めにデータ退避を行うと安心です。

パソコンの電源がつかない問題が再発するときの典型パターン

  • 電源タップやケーブルの接触不良(位置を変えると再発)

  • ドッキングステーションやUSBハブが影響

  • バッテリー劣化で充電が安定しない

  • 放電で一時的に回復するが、根本原因が残っている

放電で何度も回復する場合は、早めに修理相談へ切り替えた方が総コストが下がることがあります。


パソコンの電源がつかない場合に修理か買い替えか判断する

「直らない」こと自体より、次の判断が難しいところです。ここでは意思決定を簡単にします。

パソコンの電源がつかないときの修理・買い替え判断表

状況 おすすめ 理由 事前にやること
保証期間内の可能性がある 修理優先 費用が抑えられる可能性 保証書/購入日確認、型番控え
放電で一時的に直るが再発 修理相談 根本故障の兆候 試した手順をメモ、再発条件を記録
落下/水濡れの直後から不調 修理優先 二次故障リスクが高い 通電中止、状況を写真で記録
5年以上使用、動作も重い 買い替え検討 修理費が見合わない場合 データ移行の計画、代替機確保
仕事ですぐ必要 代替機確保+並行で修理/買い替え ダウンタイム最小化 会社PC/レンタル/予備機検討

パソコンの電源がつかないとき修理相談をスムーズにする準備

サポートに連絡する前に、次を揃えると話が早く進みます。

  • メーカー/機種名/型番(底面ラベル、箱、購入履歴など)

  • 症状:無反応、ランプ点灯、画面真っ黒、ファンだけ等

  • いつから:日付と時間帯

  • 直前の出来事:アップデート、停電、落下、水濡れ、移動など

  • 試したこと:壁直挿し、周辺機器外し、放電、外部モニター等

加えて、データ保護の観点で以下も意識してください。

  • 暗号化(例:BitLocker)を使っているか

  • Microsoft/Google/Apple ID等のサインイン情報が分かるか

  • 重要データのバックアップ可否(起動できない場合、無理な操作を増やさない方が良いことがあります)


パソコンの電源がつかないときによくある質問

最後に、検索されやすい不安をまとめて解消します。

パソコンの電源がつかないとき放電でデータは消えますか

放電(電源リセット)は、基本的に「残留電力を抜く」操作であり、通常はデータ削除を目的としません。ただし、電源が不安定な状態での操作はストレージやOSに負担がかかる場合があります。放電で改善しても再発するなら、早めにバックアップと修理相談を検討してください。

パソコンの電源がつかないとき強制終了は何回まで大丈夫ですか

回数の安全ラインは一律ではありません。強制終了の繰り返しは状況を悪化させることがあります。危険サインがない前提で、周辺機器を外す→放電/電源リセット→外部モニター切り分けの順で、1回ずつ丁寧に実施し、改善しなければサポートへ切り替えるのが安全です。

パソコンの電源がつかないときノートでバッテリーが外せません

内蔵バッテリーの機種は、バッテリーを無理に外さず、メーカー公式の電源リセット手順に従ってください。HPはバッテリー脱着可否で分岐した手順を案内しています。

パソコンの電源がつかないときSurfaceやMacは手順が違いますか

違う場合があります。Surfaceは強制シャットダウン/再起動の手順が公式に案内されています。Macも電源接続やアクセサリ取り外し、電源ボタン長押しなどの案内があります。該当機種の場合は公式手順を優先してください。

パソコンの電源がつかないとき結局どこまで自分でやってよいですか

安全にできる範囲は、基本的に以下です。

  • 壁コンセント直挿し等の給電確認

  • 周辺機器を外す

  • メーカー公式に沿った放電/電源リセット

  • 外部モニター接続での表示切り分け
    これ以上(分解、内部パーツの抜き差し、濡れた状態での通電など)は、リスクが上がるため推奨いたしません。


参考にした情報源