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OneDriveが同期されない時の直し方|WebにあるのにPCにない時の解決策

OneDriveが突然同期されなくなると、「ファイルが消えたのでは」「締切に間に合わない」と一気に不安が膨らみます。しかも、赤い×や「同期保留中」の表示が出ていても、原因はネットワーク・容量・認証不整合・特定ファイルの詰まり・パス長など多岐にわたり、闇雲に触るほど時間だけが過ぎていきがちです。
そこで本記事では、まず症状から原因を絞り込める“最短フロー”を提示し、次に再リンク→リセットといった復旧手順を順番どおりに解説します。さらに、同期を止めやすいファイル条件や制限事項もチェックリスト化し、復旧後に同じトラブルを繰り返さないための運用までまとめました。今の状況に近い項目から順に試せば、最短で「同期が戻った」と言える状態までたどり着けます。

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目次

OneDriveが同期されないときに最初にやるべきこと

OneDriveが同期されない状況では、焦って再インストールまで進めたくなりますが、多くの場合はそこまでしなくても復旧できます。大切なのは「今の症状がどのタイプか」を素早く見分け、強い手順へ段階的に進むことです。Microsoft公式でも、状況に応じて再リンクやトラブルシューティングツール、さらにリセットへ進む導線が整理されています。

症状別の最短フローで迷わず進める

まずは、あなたの状況に最も近いものを選び、右側の「最短の一手」から始めてください。

あなたの症状 よくある原因の方向性 最短の一手
OneDriveアイコンに赤い×、警告、エラーが出る 認証不整合、権限、接続、特定ファイルの問題 エラー内容を開く→再リンク(リンク解除/再リンク)
「同期保留中」から進まない TMP等の詰まり、Office関連キャッシュ、ファイルロック 詰まりファイル特定→移動/名前変更/再起動(必要ならOfficeキャッシュ)
ずっと「処理中」「同期中」で終わらない 大量ファイル、回線不安定、キュー渋滞 同期を一時停止→再開、同期対象を絞る
Webではファイルが見えるのにPCに降りてこない 同期対象外、容量不足、制限(パス長/無効文字) 同期対象設定・容量・制限チェック
特定フォルダだけ同期できない パス長・無効文字・巨大ファイル・競合 問題ファイルの条件チェック→構造修正

ここで先にお伝えしておきたいのは、再リンクやリセットは「同期の接続や設定を作り直す操作」であり、クラウド上のファイル自体を消すものではないという点です。公式にも「リセットしてもファイルやデータは失われない」と明記されています。安心して手順に進んでください。

OneDriveのアイコンと状態表示で止まり方を判断する

同期トラブルの切り分けは、まず「表示」から始まります。OneDriveは通知領域(Windows)やFinder(Mac)に加え、エクスプローラー上の状態アイコンで同期状態を示します。アイコンの意味はMicrosoft公式で整理されています。

  • ずっと回転している、処理中のまま:キュー渋滞や詰まり

  • 同期保留中:特定ファイル、Office関連、TMPなど

  • 赤い×や警告:エラー内容に次の一手が書かれていることが多い

「同期されない=消えた」とは限りません。特にWebで見えるならクラウド上には存在する可能性が高く、端末側の同期処理を立て直せば復旧することが多いです。

ネットワークと一時停止を確認する

初歩ですが、ここで引っかかると以降の施策が効きません。

  • インターネット接続が安定しているか(VPNやプロキシ環境では不安定になりやすい)

  • OneDriveが「一時停止」になっていないか

  • スリープ復帰直後など、ネットワークが切り替わったタイミングで固まっていないか

メーカーFAQでも「ネットワーク→状況→容量→再設定」の順で確認する流れが推奨されています。

容量不足とアカウント状態を確認する

同期が止まる原因として、以下は非常に多いです。

  • OneDrive側の空き容量不足

  • 端末側(Cドライブ等)の空き容量不足(同期の作業領域が足りない)

  • アカウントがロック、凍結、サインイン未完了

公式のトラブルシューティングでも、アカウントが満杯・ロック・凍結、サインイン状態などが主要論点として挙げられています。


OneDriveが同期されない原因で多いパターンを切り分ける

原因は「接続」「認証」「データ」「制限」「アプリ不調」の5分類で考えると、迷いが減ります。

同期保留中で詰まるファイルがある

「同期保留中」は、1つのファイルが詰まり、全体が止まる典型パターンです。特にTMPファイルについて、公式は「移動・名前変更・onedrive.comへの手動アップロード」などの対処を示し、削除は推奨しない注意も述べています。

まずやること:詰まりファイルの特定

  1. OneDriveアイコンをクリックし、エラーや保留中の表示を開く

  2. どのファイル名が対象か確認する

  3. 対象ファイルが分かったら、次を順に試す

    • ファイルを閉じる(使用中ロック解除)

    • PC再起動

    • OneDriveフォルダ外へ移動(退避)

    • 名前変更(拡張子や名称の一部を変更)

注意:TMPファイルを削除する前に確認する

TMPはアプリが一時的に作るファイルで、作業中データを含むことがあります。公式も「使用されなくなったと確信できない限り削除しない」旨を示しています。安全のため、まずは移動(退避)→同期が進むか確認が推奨です。

Office文書で保留が続く場合

公式では「Officeドキュメントキャッシュ」の対処が必要な場合がある、と示されています。Excel/Word/PowerPointなどの文書で保留が続く場合は、この方向性を疑ってください。

ファイル名やパス長など制限に引っかかっている

同期が止まる原因のうち、再発率が高いのが「制限」です。OneDriveとSharePointの制限事項(無効文字、無効名、ブロック対象、ネットワークドライブ、昇格特権など)が公式にまとまっています。

制限チェックリスト(再発防止の核)

  • フォルダ階層が深すぎないか(結果としてパスが長くなり過ぎていないか)

  • ファイル名が長すぎないか

  • 無効な文字や無効な名称ルールに触れていないか

  • ネットワークドライブや特殊な場所に同期フォルダを置いていないか

  • 共有・権限・組織ポリシーによってブロックされていないか

組織利用では、ファイル名・パス長の問題や、同期可能なファイルサイズ上限、回線設定などを確認する案内も一般的です。

サインインや資格情報の不整合で同期が止まる

見た目は「同期不良」でも、実態は「認証が壊れている」ことがあります。公式では、リンク解除/再リンクの手順に加え、サインイン資格情報のクリア(PreSignInSettingsConfig.jsonの削除)にも触れています。

特に多いのは次の状況です。

  • 個人用と職場/学校を併用しており、アカウント切替で混線した

  • パスワード変更や多要素認証の更新後に状態が崩れた

  • Windowsの資格情報が古く、期限切れになった

アプリの不調や更新差分が原因になる

OneDrive同期アプリが内部的に不調になっている場合、手順は「弱いものから強いものへ」が鉄則です。

  • 再起動(最も軽い)

  • 一時停止→再開(キュー再構成)

  • 再リンク(接続再構築)

  • リセット(設定全体の再構築)

  • 再インストール(最終手段)

メーカーFAQでも、同様に段階的な復旧が推奨されています。


OneDriveが同期されないときの最短復旧手順

ここからは、上の分類がまだ不明でも、上から順に試せる「復旧の階段」です。途中で直ったら止めて構いません。

手順1 OneDriveを再起動して状況を更新する

OneDriveが一時的に固まっているだけなら、再起動で改善します。

  • 通知領域のOneDriveアイコンを開く

  • 設定(ヘルプと設定)から終了し、再度起動する

  • それでもアイコンが出ない場合は、スタートメニューからOneDriveを起動する(公式ヒント)

再起動後に「どのファイルが止めているか」が表示されることがあり、次の手が打ちやすくなります。

手順2 同期を一時停止して再開する

キューが渋滞しているだけのケースでは有効です。

  • OneDriveアイコン → 同期の一時停止

  • 数分後 → 同期を再開

  • 進まない場合はPC再起動も併用

組織FAQでも「一度停止→再開」「回線設定の確認」などが挙げられています。

手順3 このPCのリンク解除と再リンクを行う

ここは復旧率が高い定番です。公式手順に沿って実行します。

実施手順(Windows)

  1. 通知領域のOneDriveアイコンを開く

  2. ヘルプと設定 → 設定

  3. アカウント → 「このPCのリンクを解除」→「アカウントのリンクを解除」

  4. 再度サインインし、既存フォルダを使うか場所を選ぶ

補足:資格情報をクリアする(必要な場合)

再リンク前後でうまくいかないとき、公式は「%localappdata%\Microsoft\OneDrive\settings」にある PreSignInSettingsConfig.json の削除を案内しています。
※組織PCではポリシーや管理者権限が絡むため、社内手順がある場合はそちらを優先してください。

再リンクで「消えるもの・消えないもの」

  • 消えない:クラウド上のOneDriveデータ

  • 影響が出る可能性:端末側の同期設定(同期対象フォルダの選択など)、端末にあるコピーの状態
    復旧後に「同期するフォルダを選択」を再設定する必要が出ることがあります。

手順4 OneDriveをリセットする

再リンクで直らない場合はリセットへ進みます。公式は「リセットで設定がすべてリセットされ、リセット後に完全同期が実行される」「ファイルやデータは失われない」と明記しています。

実施手順(Windowsの公式例)

  1. Windowsキー+R で「実行」を開く

  2. 次を実行:
    %localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe /reset

  3. もし「Windowsが見つかりません」等になる場合、公式は次も案内しています:
    C:\Program Files\Microsoft OneDrive\onedrive.exe /reset
    C:\Program Files (x86)\Microsoft OneDrive\onedrive.exe /reset

  4. リセット後、スタートメニューからOneDriveを起動し直す

リセット後にやること(重要)

  • 以前「一部フォルダのみ同期」を選んでいた場合、同期完了後に再設定が必要(公式注記)

  • 初回は再同期に時間がかかるため、回線が安定した時間帯に実施する

手順5 再インストールと初期設定をやり直す

最後の手段です。メーカーFAQでも段階的な対処の末尾に再インストールが置かれています。

  • OneDriveをアンインストール

  • PC再起動

  • OneDriveを再インストール

  • サインインし、同期フォルダと同期対象を設定

ここまで実施しても改善しない場合は、次章の「エラーコード」や「制限」など、より具体の原因に踏み込む必要があります。


OneDriveが同期されないときに役立つエラーコードと対処の考え方

エラーコードの意味を先に確認する

赤い×や通知でエラーコードが出る場合、まず「コードの意味」を確認すると最短で原因に寄せられます。公式にエラーコードの説明が用意されています。

エラーコードの読み方は大きく次の3系統です。

  1. 認証・権限(アップロードがブロックされる、権限不足など)

  2. 資格情報(期限切れ、古い資格情報が残っている)

  3. 同期競合(重複ファイルが生成される等)

代表例 認証や権限でアップロードがブロックされる

公式のエラーコード説明では、「OneDriveにアップロード権限がないアカウントでMicrosoft 365アプリにサインインしている場合に発生し得る」など、権限/アカウントの問題が示されています。
この場合は、再リンクだけでなく「どのアカウントでサインインしているか」「組織の権限設定」を確認する必要があります。

代表例 同期競合で重複ファイルが増える

book1.xlsx と book1-デバイス名.xlsx のように重複が増えるケースは、資格情報や競合の影響が疑われます。公式にも例が示されています。
復旧の考え方としては、以下を優先します。

  • どれが最新か確認(更新日時・中身)

  • 片方を退避して同期を通す

  • 再リンク/資格情報の見直し

エラーが「特定ファイル」を指している場合の切り分け

エラーがファイル名を指している場合は、アプリ不調よりも“データ側”が原因であることが多いです。次のチェックで該当を潰してください。

  • ファイルが使用中(開きっぱなし)ではないか

  • TMPなど一時ファイルではないか(削除は慎重に)

  • パス長・無効文字など制限に触れていないか

  • 容量不足ではないか(OneDrive側・端末側)


OneDriveが同期されない原因を特定するためのチェックリスト

ここは「再発防止」だけでなく、「犯人特定→最短復旧」に直結します。上から順に確認してください。

チェック1 OneDriveがサインインしているか

公式のトラブルシューティングでも、サインイン状態は主要論点です。

  • OneDriveアイコンを開き、アカウントが表示されるか

  • 個人用と職場/学校を併用している場合、目的のアカウントで同期しているか

チェック2 端末の空き容量とOneDriveの空き容量

組織FAQでも「OneDriveの空き容量」「端末側の容量」両方の重要性が明記されています。

  • OneDriveがほぼ満杯ではないか

  • Cドライブ等の空き容量は十分か

チェック3 同期対象の選択と「WebにはあるのにPCにない」問題

Webで見えるのにPCにない場合、次が多いです。

  • そのフォルダが「同期対象」から外れている

  • 大量データで同期が遅い/止まっている

  • 制限やエラーで詰まっている

復旧後は、同期対象を「本当に必要なフォルダ」に絞ると安定します。

チェック4 制限(無効文字・無効名・パス長など)

制限は構造原因なので、ここを直すと再発が減ります。公式の制限事項ページを基準に運用ルールを作るのが最も安全です。

  • 階層を浅くする

  • ファイル名を短くする

  • 禁止されやすい表記を避ける

  • 共有フォルダ運用では命名ルールを揃える

チェック5 同期保留中(TMP、Office関連、ロック)

公式はTMPの取り扱いに注意を促しており、Officeキャッシュ対応が必要になる場合も示しています。

  • “保留中”対象ファイルの種類

  • 作成元アプリ(Office、PDF編集ソフト、CADなど)が開いていないか

  • 退避→同期が進むか


OneDriveが同期されない問題を防ぐ設定と運用

復旧できても、同じ運用を続けると再発します。ここでは再発率を下げる設計に寄せます。

同期対象を絞って負荷と詰まりリスクを下げる

同期対象を増やすほど、1ファイルの詰まりで全体が止まりやすくなります。特に組織利用では、共有領域(SharePoint等)を含めて同期対象が膨らみがちです。
復旧後に見直すべきポイントは次のとおりです。

  • 仕事で日常的に使うフォルダを優先同期

  • 過去アーカイブや巨大データは別管理(必要時にWebで参照)

  • チーム共有の同期は“必要最小限”にする

命名ルールとフォルダ設計を先に決める

制限事項は後から直すほど痛手が大きいです。運用ルールの例:

  • フォルダ階層は深くしない

  • ファイル名は「日付_案件_版」程度に留め、長文化しない

  • 記号の乱用を避ける

制限の根拠は公式ページにまとまっているため、チーム内で共有する資料としても有効です。

同期保留中を起こしやすい作業の扱いを決める

  • Office文書を複数人で編集する場合、競合が起きやすい

  • 編集中にTMPが生まれやすいソフト(編集系ツール)は、保存先運用を工夫する

  • “編集中はOneDrive外、完成したら移動”という運用も有効(ただしチーム運用要件に合わせる)

組織アカウント利用時は「権限」と「サインイン」を最優先に見る

エラーコードでも示される通り、権限不足やアカウント側の状態が原因のことがあります。職場/学校環境では、自己判断で削除や大規模移動をする前に、管理者手順やヘルプデスクに確認した方が安全です。


OneDriveが同期されないときのよくある質問

OneDriveを再リンクやリセットするとファイルは消えるのか

クラウド上のファイルが消える操作ではありません。公式はリセットについて「ファイルやデータが失われることはない」「切断されるのは同期接続」と明記しています。
ただし、同期対象フォルダの選択など、端末側の設定は再設定が必要になる場合があります。

同期保留中のとき、TMPを消してよいのか

安易な削除は推奨されません。公式は「使用されなくなったことが分かっている場合を除き削除しない」旨を示しています。まずは移動・名前変更・再起動で切り分けてください。

Web版では見えるのにPCに降りてこない

同期対象外、容量不足、制限(パス長など)、詰まりファイルが典型です。公式のトラブルシューティングと制限事項の観点で確認すると原因に寄せられます。

OneDriveアイコンが見当たらない

アイコンの意味ページでも「非表示・未インストール・未実行の可能性」が示されています。まずはOneDriveが起動しているか、通知領域に隠れていないかを確認してください。

個人用と職場/学校が混在しているが、どこから直すべきか

まずは「どのアカウントでサインインしているか」「同期先がどこか」を揃え、そのうえで再リンク→リセットに進むのが安全です。資格情報のクリア手順も公式に含まれています。


参考にした情報源