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60代でもおばさんぽくない髪型へ|若見えする選び方と頼み方

鏡や写真でふと「髪型が古く見える」「なんだか疲れて見える」と感じたことはありませんか。60代になると、髪のボリューム低下や乾燥、うねり、白髪の増え方によって、若い頃と同じ髪型でも“生活感”が出やすくなります。
ただし、若作りを頑張る必要はありません。上品に見える人ほど、流行ではなく「トップの立体感」「ひし形のシルエット」「軽い前髪」「ツヤと束感」という“外さない条件”を押さえています。

本記事では、60代でおばさんぽく見える原因を整理したうえで、ショート・ボブ・ミディアムの選び分け、白髪の隠し方・ぼかし方・活かし方、美容室で失敗しないオーダー例文、朝5分で再現できるスタイリング手順まで、1本でまとめて解説します。読み終えたころには、「次に美容室で何を頼むべきか」が言葉で言える状態になっているはずです。

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目次

60代で髪型がおばさんぽく見えるのはなぜ起きるのか

60代になると、髪型そのもののデザインだけでなく「髪の状態(ボリューム・ツヤ・まとまり)」が見た目に与える影響が大きくなります。若い頃と同じ形を続けているのに急に古く見えるのは、センスの問題ではなく、髪質や生え方の変化に髪型が追いついていないことが主因です。

この先は「おばさんぽさ」を否定するのではなく、“上品に整って見える条件”として言語化し、誰でも再現できる形に落とし込みます。大切なのは、若作りではなく「重心」「立体感」「清潔感」を整えることです。

60代の髪は乾燥しやすく、ツヤが消えると一気に古く見える

年齢とともに髪の質感が変わり、乾燥しやすくなると言われます。髪が乾くと表面が乱れて光が反射しにくくなり、同じ髪型でも疲れて見えやすくなります。
この状態で「重い前髪」「動きのない毛先」「直線的なシルエット」が重なると、清潔感よりも生活感が先に立ちやすくなります。

トップがぺたんこになると顔が大きく見え、輪郭の変化も強調されやすい

60代の悩みで特に多いのが「トップがつぶれる」「つむじが割れる」「分け目が目立つ」です。トップがぺたんこだと顔の余白が広く見え、輪郭の柔らかさも強調されやすくなります。
反対に、トップに自然な丸みがあるだけで、視線が上に上がり、全体が軽く見えます。

前髪と顔周りは印象の8割を決めるのに、最も失敗しやすい

前髪は顔の額縁です。厚く重い前髪は「影」を作りやすく、表情が暗く見えがちです。一方で、前髪をなくすと生え際や分け目の印象が強くなり、トップのボリュームが出ない日は疲れて見えることもあります。
つまり60代は、前髪を“作る/作らない”よりも「軽さ」「流れ」「分け目の扱い」で勝負する方が失敗しにくいです。

白髪は悪者ではないが「伸び方・黄ばみ・パサつき」で損をしやすい

白髪そのものは欠点ではありません。ただし、伸び方の段差が強い・黄ばみが出る・パサつきが目立つと、髪型以前に“疲れた印象”が出やすくなります。
白髪対策は「隠す」「活かす」の二択ではなく、「どう移行し、どう維持するか」を決めると一気に楽になります。


60代でおばさんぽくない髪型を作る基本ルール

ここからは、髪型選びの迷いを減らすために、判断軸を4つに絞って解説します。何を選んでも、この4つが揃うと“上品で今っぽい”方向に寄ります。

ルール1:トップは盛るのではなく、位置を高くして自然に立体感を作る

トップのボリュームは「量を増やす」より「立ち上げる位置を上げる」方が自然で、失敗しにくいです。
ポイントは、サイドを膨らませず、頭頂部〜つむじ周りだけに丸みを作ることです。横が広がると頭が大きく見えたり、古いシルエットになったりしやすいので注意します。

トップを作るために必要なのは、次の2つです。

  1. カットで“根元が寝にくい長さ”を残す(短すぎると割れやすい)

  2. 乾かし方で“分け目を固定しない”習慣を作る

ルール2:ひし形とくびれで、正面も横顔も若々しく見せる

60代の髪型は正面だけで判断すると失敗しやすいです。横から見たときに後頭部がつぶれていると、首元がもたつき、疲れて見えやすくなります。
そこで効くのが「ひし形」と「くびれ」です。

  • ひし形:頬骨あたりに程よい幅、トップと襟足は締める

  • くびれ:後頭部に丸み、襟足は首に沿うように収める

この2つが揃うと、頭の形がきれいに見え、首がすっきりします。ショートでもボブでもミディアムでも、基本は同じです。

ルール3:前髪は厚さより“軽さと流れ”を設計する

前髪で失敗するパターンは主に2つです。

  • 厚く切りすぎて顔に影ができる

  • 前髪をなくして分け目が目立ち、トップがつぶれて見える

おすすめは「薄め」「流す」「長めで斜め」のいずれかです。前髪を作る場合も、眉にかぶせるより“目にかからない長さ”の方が清潔感が出やすく、扱いも楽になります。
前髪を作らない場合は、顔周りに薄い毛流れを残し、額縁を作るのがコツです。

ルール4:ツヤと束感で“きちんと感”と“今っぽさ”を同時に作る

若見えは派手なデザインで作るものではありません。60代は「ツヤ」と「面の整い方」で、髪型の新しさが決まります。
ワックスをたくさん付けて束を作るのではなく、少量で表面を整え、毛先だけに束感を足すイメージが失敗しにくいです。


3分で決まる:60代の髪型選び分け早見

ここでは「結局どれがいいのか」を最短で決めるための早見を用意します。最初に“目的”を1つ選び、次に“悩み”で微調整してください。

まず目的で選ぶ:見せたい印象から逆算する

  • 首をすっきり見せたい、軽さが欲しい → ショート寄り

  • きちんと感が欲しい、形が崩れるのが嫌 → 軽めボブ

  • 柔らかく女性らしく見せたい、アレンジもしたい → レイヤー入りミディアム

次に悩みで調整する:同じ長さでも最適解は変わる

  • トップがぺたんこ/つむじが割れる → トップに短めレイヤー+乾かし方

  • うねりが出て広がる → 表面は整えて毛先に動き、重すぎない厚み

  • 白髪が伸びると境目が気になる → 白髪ぼかし設計 or グレイヘア移行設計

  • 朝の時間がない → ワンカールで形が決まるボブ or ショートボブ

表D:悩み別の最短ルート(最初に読む用)

いちばん気になる悩み まず変えるポイント 美容室で言う一言 家でやること3つ
トップがぺたんこ トップの丸み位置 「トップがつぶれない形に」 分け目逆乾かし/温冷固定/根元に付けない
うねり・広がり 表面を整え毛先に動き 「表面は整えて軽さは顔周り中心に」 乾かし切る/毛先ワンカール/少量オイル
白髪の境目 ぼかし設計 or 移行設計 「伸びても線が出ないカラーに」 黄ばみ対策/保湿ケア/ツヤ仕上げ
忙しくてセット不可 形が決まる長さ 「ワンカールで決まるように」 ドライヤー優先/整える束だけ/バーム少量

60代でおばさんぽくない髪型:NG特徴と置き換え

ここは「やめるだけで変わる」パートです。どれか1つでも当てはまるなら、置き換えの方向を決めるだけで印象が軽くなります。

NGは“古い髪型”ではなく“古く見える条件”の集合

髪型の流行は毎年変わりますが、古く見える条件はある程度共通しています。特に60代は、髪が乾燥しやすい・ボリュームが出にくいなどの変化が重なるため、条件に当てはまりやすくなります。

おばさんぽく見えやすい原因→置き換え

おばさんぽく見えやすい要素 起きやすい見え方 置き換えの方向性
トップがぺたんこ 顔が大きく見える/疲れて見える トップに丸みを作り重心を上げる
直線的なシルエット 平面的で硬い印象 ひし形+くびれで曲線を入れる
厚く重い前髪 顔に影ができる/暗い 薄め・流す・長め斜めで軽く
襟足が長く重い 首が短く見える/野暮ったい 襟足を締めて首元をすっきり
動きのない毛先 きちんと整えた感が出にくい 毛先ワンカールで面を整える
ツヤ不足・パサつき 清潔感が落ちる 少量でツヤ+束感を作る
分け目固定 つむじが割れる/地肌が目立つ 乾かし方で分け目をずらす

60代に似合う髪型おすすめ:ショートで上品に若見えする条件

ショートは、首元をすっきり見せやすく、トップの立体感も作りやすいので、60代と相性が良い長さです。ただし「短くすれば若く見える」ではなく、“条件を満たすショート”が若見えします。

ショートで外さない条件は丸み・襟足・顔周りの3点

ショートでおばさんぽくしない条件は次の3つです。

  1. 後頭部に丸み(頭の形がきれいに見える)

  2. 襟足は締める(首が長く見え、重心が上がる)

  3. 顔周りに薄い毛流れ(輪郭を柔らかく見せる)

逆に、トップがつぶれたショートや、襟足が長いショートは重心が下がりやすく、生活感が出やすいので注意します。

ショートが向く人・避けた方が楽な人

向く人

  • 首をすっきり見せたい

  • トップのボリュームが出にくい

  • 朝のセットを短時間にしたい

避けた方が楽な人

  • くせが強く、短くすると広がりやすい

  • こまめにカットへ行けない(形が崩れると印象が落ちやすい)

ショートの美容室オーダー例文(そのまま使える)

  • 「後頭部に丸みが出るように。トップはつぶれないようにして、襟足は首に沿う感じで締めたいです」

  • 「顔周りは薄く流れる毛を残して、輪郭がきつく見えないようにしたいです」

  • 「朝は5分くらいで整えたいので、ワックス少量で形が出るようにお願いします」


60代に似合う髪型おすすめ:ボブでおばさんぽく見せない条件

ボブは“きちんと感”が出しやすい反面、重さのコントロールを間違えると四角く見えて古くなりやすい長さです。60代のボブは「軽さの入れ方」が鍵になります。

60代のボブは表面レイヤーと顔周りで軽さを作る

おすすめは、重さを全部削るのではなく、表面と顔周りにだけ軽さを足す設計です。これにより、毛先はまとまり、トップは立体感が出やすくなります。
ぱつんと直線で切り揃えたボブは、髪質によっては四角く見えやすいため、“丸み”を意識してオーダーします。

ボブが向く人・避けた方が楽な人

向く人

  • 形を安定させたい

  • きちんと見せたい(仕事・外出が多い)

  • アイロンやカーラーが苦手でも、ワンカールならできそう

避けた方が楽な人

  • うねりが強く、湿気で広がりやすい(ただし対策カットで改善余地はあります)

  • トップが極端につぶれやすい(トップ設計が必須)

ボブの美容室オーダー例文(そのまま使える)

  • 「ボブの長さは好きですが、四角く重く見えるのは避けたいです。表面と顔周りに軽さが出るようにお願いします」

  • 「トップがぺたんこになりやすいので、つぶれにくい形にしたいです」

  • 「毛先はワンカールで面が整うようにしたいです」


60代に似合う髪型おすすめ:ミディアムで上品に垢抜ける条件

ミディアム以上は「放置すると疲れて見える」リスクがある一方、顔周りの設計がうまくいくと、柔らかく上品な印象を作りやすい長さです。ポイントは“動かす場所”を限定することです。

ミディアムは顔周りレイヤーで輪郭の影を減らす

ミディアムで若々しく見せるなら、顔周りにレイヤーを入れて、頬〜フェイスラインにかかる毛流れを作るのが効果的です。
全体を軽くしすぎると毛先がパサついて見えやすいので、軽さは顔周り中心、表面は整える設計が安心です。

ミディアムが向く人・避けた方が楽な人

向く人

  • 柔らかい雰囲気にしたい

  • 顔周りで印象を調整したい

  • 結べる長さが欲しい

避けた方が楽な人

  • 朝のセットがほぼできない(乾かす時間を含む)

  • うねりが強く、長くすると広がりやすい(ただし重さ設計で改善余地あり)

ミディアムの美容室オーダー例文(そのまま使える)

  • 「顔周りに動きが出るようにレイヤーを入れて、柔らかく見せたいです」

  • 「巻きすぎは苦手なので、毛先ワンカールで整うようにお願いします」

  • 「表面はパサついて見えないように整えて、軽さは顔周り中心がいいです」


60代の前髪と分け目で迷わない決め方

前髪と分け目は、60代の“おばさんぽさ”を左右しやすい一方、正解が1つではありません。ここでは、顔型・悩み別に「おすすめ」と「避けたい」をはっきりさせます。

前髪は厚さではなく、影ができない設計が重要

前髪の役割は、額や生え際を隠すことではなく「影を減らして表情を明るく見せる」ことです。
厚い前髪は影が濃くなりやすく、薄めで流す前髪は影を散らしやすい、という考え方で選ぶと失敗が減ります。

前髪・分け目ミニ診断(顔型×悩み)

条件 おすすめ前髪 分け目のコツ 避けたいパターン
面長が気になる 横に流す薄め前髪/長め斜め 分け目を少し横にずらす センター固定、ストンと落ちる前髪
丸顔が気になる 長め流し前髪/前髪薄め+縦ライン 分け目は深くしすぎない 厚いぱっつん、横幅が広い前髪
額のシワが気になる 透け感のある斜め前髪 根元を起こして影を薄く 重く下ろしすぎて影が濃い
つむじ割れが気になる 前髪あり・薄め/長め流し 逆方向から乾かす/固定しない 分け目固定、根元が寝たまま
眼鏡をよくかける 目にかからない流し前髪 こめかみを浮かせない 前髪が目にかかり邪魔になる

60代の白髪でおばさんぽく見せない方法

白髪の扱いは、髪型と同じくらい印象を左右します。ただし、白髪を完全に無くすことが正解ではありません。負担や頻度、肌映り、髪質の変化を考えると「自分に合う運用」が最も大切です。

白髪を隠す・ぼかす・活かすの3択で考えると迷いが減る

  • 隠す:白髪染め中心。境目が出やすい人は頻度が上がりがち

  • ぼかす:細い筋感で境目を目立ちにくくし、伸びても気になりにくい

  • 活かす:グレイヘア。質感ケアとカット設計が重要

この3択は固定ではなく、途中で方針を変えても問題ありません。大切なのは、今の生活に合う方法を選ぶことです。

白髪ぼかしは「明るさ」より「境目を消す設計」が本質

白髪ぼかしは、単に明るくすることではなく「黒髪と白髪の差を緩める」設計です。細めのハイライトやトーン設計で、根元が伸びても線が出にくい状態を目指します。
明るくしすぎると品が損なわれたり、乾燥して見えたりする場合があるため、“肌がくすまない範囲”で相談するのが安心です。

グレイヘアは「手抜きに見えない条件」を先に決める

グレイヘアはとても素敵な選択ですが、移行期に「根元だけ浮く」「黄ばむ」「毛先がパサつく」が起きやすいのも事実です。
手抜きに見せない条件は次の3つです。

  1. トップの立体感(ぺたんこにしない)

  2. 襟足と顔周りの清潔感(もたつきを残さない)

  3. ツヤとまとまり(乾燥して見せない)

白髪まわりで起きやすい失敗と回避策

  • 根元の段差が目立つ:ぼかし設計にする/分け目を固定しない

  • 黄ばみでくすむ:色味調整(美容室相談)/ツヤケアを優先

  • パサついて老ける:軽くしすぎないカット/少量のツヤ仕上げ


美容室で失敗しない:60代の髪型オーダーの伝え方

髪型の失敗は「伝え方」で起こりやすいです。写真を見せても、どこが好きでどこが嫌かが共有できないと、無難な昔寄りに戻ってしまうことがあります。ここでは、伝わる言い方をテンプレ化します。

オーダーは3点セットで伝えるとズレにくい

  1. 目指す印象(上品/軽い/きちんと/柔らかい)

  2. 避けたい条件(ぺたんこ、重い前髪、襟足長い、四角い等)

  3. 生活条件(朝のセット時間、アイロン可否、来店頻度)

この3点セットがあると、美容師側も“再現性”の設計をしやすくなります。

長さ別:そのまま使えるオーダー例文まとめ

ショート

  • 「後頭部に丸みを出して、襟足は首に沿う感じで締めたいです」

  • 「トップがつぶれない形にして、顔周りは薄く流れる毛を残したいです」

ボブ

  • 「ボブの長さは好きですが、四角く重く見えるのは避けたいです。表面と顔周りに軽さを入れてください」

  • 「毛先はワンカールで面が整う感じが希望です」

ミディアム

  • 「顔周りにレイヤーで動きを出して、柔らかく見せたいです」

  • 「巻きすぎは苦手なので、毛先ワンカールで決まるようにしたいです」

写真の見せ方:1枚より3枚、そして“嫌な点”を言葉にする

写真は、正面・横・後ろがわかる3枚が理想です。そして、必ず「これだけは避けたい」を言葉にします。

  • 「前髪は厚く重い感じにはしたくないです」

  • 「トップがつぶれて見えるのは避けたいです」

  • 「襟足が長くて首が短く見えるのが苦手です」

「おばさんぽいから若く」だけだと解釈が割れるため、条件で伝えるのが最短です。

メンテ計画:崩れた時に生活感が出やすい長さほど短周期が安心

  • ショート:4〜6週で形を整える

  • ボブ/ミディアム:6〜8週で形と毛先を整える

  • 白髪対応:伸び方が気になる周期に合わせて相談(ぼかし設計なら間隔が延びやすい)

無理のない頻度を選ぶことが、結果的に“きれいが続く”近道です。


家で再現できる:60代のスタイリングとケア手順

ここが最重要です。髪型は美容室で完成しても、家で再現できなければすぐに古く見えます。逆に言えば、難しいことをしなくても“順番”だけ守れば仕上がりは変わります。

ドライヤーの手順:分け目を固定しないだけでトップが変わる

  1. タオルドライ後、まず根元を乾かす(毛先は後回し)

  2. つむじ周りは、分け目と逆方向から風を当てる

  3. トップの根元を指で軽く持ち上げ、温風で形を作る

  4. 仕上げに冷風で固定する

  5. 最後に表面を整えて“面”を作る

ポイント

  • 根元が湿っているとペタンとなりやすいので、根元優先

  • 分け目を毎日固定しない。少しずらすだけで割れが目立ちにくい

最小手数のセット:全部巻かず、要所だけで“形”を作る

ショート

  • トップの表面を2束だけ軽く動かす(丸みを足すイメージ)

  • 顔周りは外に逃がしすぎず、柔らかく流す

ボブ

  • 毛先ワンカールで面を整える(内巻き寄りが上品)

  • 顔周りは流す方向を決め、左右どちらかを主役にする

ミディアム

  • 顔周りだけワンカールで動きを作る

  • 全体は整える程度にし、パサつきに見せない

“巻く”より“面を整える”発想にすると、上品さが出やすいです。

スタイリング剤:量が9割。少量でツヤと束感を作る

ベタつきが苦手な人ほど、付けなさすぎてパサつきが目立つことがあります。
おすすめは「少量を毛先中心」です。

目安

  • バーム/ワックス:米粒〜小豆半分から

  • オイル:1〜2滴から(髪が細い人は少なめ)

付け方

  1. 手のひらに薄く伸ばす

  2. 毛先からなじませる

  3. 最後に表面をなでて面を整える
    ※根元に付けるとペタンとなりやすいので避けます。

ツヤを邪魔しないケア:やり過ぎより“乾かし切る”が先

高価なケアを足す前に、まず「乾かし切る」「摩擦を減らす」を優先すると見た目が変わりやすいです。

  • 濡れたまま寝ない

  • タオルでゴシゴシしない

  • 乾かすときに同じ場所へ風を当てすぎない
    この基本だけでもツヤの見え方は変わります。


60代の髪型でよくある悩み別の対処法

「ルールはわかったけれど、自分の悩みが強くて不安」という方向けに、よくあるケースの対処をまとめます。

つむじ割れ・分け目が目立つときは、カットより乾かし方が効く

分け目が固定されていると、地肌が見えやすくなります。
まずは乾かし方で“根元の向き”を変えるのが最短です。次に美容室では「トップがつぶれにくい形」「分け目を固定しない前髪設計」を相談すると安定します。

うねりが強いときは、軽くしすぎない方が扱いやすい

うねりがある髪は、軽くしすぎると広がりやすいことがあります。
「軽さ=量を減らす」ではなく、「軽さ=表面を整え、顔周りに動きを作る」と考えると、まとまりと今っぽさの両立がしやすいです。

抜け毛が急に増えた・頭皮のかゆみが続く場合は髪型で解決しない

髪型の工夫で見え方は変えられますが、急な抜け毛増加や、赤み・かゆみが続く場合は、頭皮トラブルが背景にあることもあります。気になる症状が続くときは皮膚科で相談するのが安心です。
(女性型の脱毛などは加齢と関係することもあり得ますが、自己判断せず専門家へ相談する方が安全です。)


60代でおばさんぽくない髪型にするためのチェックリスト

最後に、次回の美容室前と、毎朝のセットで使えるチェックリストを置きます。これだけ押さえると、迷いがかなり減ります。

美容室前チェックリスト

  • 目指す印象は「上品」「軽い」「きちんと」「柔らかい」のどれか

  • 避けたいのは「ぺたんこ」「重い前髪」「襟足長い」「四角い」のどれか

  • 朝のセット時間は何分か(5分/10分)

  • アイロンが使えるか(使える/苦手)

  • 白髪は「隠す/ぼかす/活かす」のどれ寄りか

  • 写真は正面・横・後ろの3枚を用意したか

朝5分チェックリスト

  • 根元を先に乾かしたか

  • 分け目を固定せず逆から風を当てたか

  • トップを温風→冷風で固定したか

  • 毛先はワンカールで面を整えたか(必要な人のみ)

  • スタイリング剤は少量を毛先中心にしたか

  • 最後に表面をなでてツヤの面を作ったか


まとめ:60代の髪型は「若作り」ではなく「重心と質感」で上品に変わる

60代でおばさんぽく見えない髪型は、特別な流行ではなく「条件」を満たすことで作れます。
押さえるべきは次の4点です。

  • トップの立体感(位置を上げる)

  • ひし形とくびれ(正面と横顔を整える)

  • 前髪は軽さと流れ(影を減らす)

  • ツヤと束感(清潔感と今っぽさ)

長さはショートでもボブでもミディアムでも構いません。大切なのは「自分の生活に合う再現性」です。
次回の美容室では、写真+避けたい条件+セット時間をセットで伝え、家では“分け目を固定しない乾かし方”だけ先に習慣化してみてください。これだけで、鏡に映る印象が変わりやすくなります。


参考情報源