「たった数百円で本格IQテスト」「15分であなたの知能指数がわかる」
──そんなキャッチコピーとともに表示されるオンラインサービス myIQ(MyIQ.com)。興味本位で試してみたところ、思わぬ継続課金や解約トラブルに巻き込まれ、「myiq 怪しい」と不安になって検索している方が急増しています。
「0.99ドルだけのつもりで支払ったのに、気づいたら高額な請求が続いていた」
「解約したつもりなのに、カード明細には同じ名前が何度も出てくる」
「本当に詐欺なのか、それとも自分の確認不足なのか判断できない」
本記事は、このような不安を抱える方に向けて、
myIQがどのような仕組みと料金体系のサービスなのか
なぜ「怪しい」「詐欺っぽい」と感じる利用者が多いのか
すでに登録・課金してしまった場合に取るべき具体的な対処法
今後同じようなサービスで失敗しないためのチェックポイント
安全にIQテストを受けるための代替案
までを、整理された情報でわかりやすく解説することを目的としています。
「とにかく不安を解消したい」「今、何をすれば良いのかだけ知りたい」という方も、「これからIQテストサービスを検討したい」という方も、本記事を通じて、冷静に状況を整理し、納得できる判断をしていただくための材料を得られるはずです。
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オンラインで気軽に受けられるIQテストは、一見「手軽で便利」なサービスに見えます。しかし、myIQのようにトライアル料金や自動更新の仕組みが複雑なサービスでは、利用者が十分に理解しないままカード情報を入力してしまい、意図しない継続課金トラブルにつながるリスクが現実に存在します。
myIQは
実際にテストやレポートを提供している「実在の商用サービス」である一方で、
表示や導線の分かりづらさから、「勝手に課金された」「解約しにくい」と感じる利用者が多く、
ネット上で「怪しい」「詐欺ではないか」と警戒されているサービスでもあります。
すでに登録・支払いをしてしまった場合は、
請求状況とメール履歴を正確に把握する
公式の解約手順に沿ってサブスクを停止する
必要に応じてサポートやカード会社へ返金を相談する
というステップを、できるだけ早く・冷静に進めることが重要です。
myIQ(MyIQ.com)とは?基本情報とサービスの中身
運営・基本情報とサービス概要
myIQ(MyIQ.com)は、オンライン上でIQテストとその結果レポート、トレーニングツールなどを提供する「認知能力評価プラットフォーム」です。
サイト名:myIQ.com
運営形態:商用サービス(サブスクリプションモデル)
サービス種別:オンライン知能テスト・認知能力トレーニング
主な提供言語:英語(一部日本語ヘルプページあり)
運営:Matlub Inc.(米国系のサービスとされる)
公式サイト上では、以下のような価値が強調されています。
約15分で終了する本格的なIQテスト
パーソナライズされたIQスコアと詳細レポート
認知能力別の強み・弱みの分析
「公式メンサスタイル」を謳うテスト形式
トレーニング用のパズルや脳トレ機能
テスト内容と利用の流れ(概要)
一般的な流れとしては、次のようなステップが報告されています。
広告や検索からmyIQサイトへアクセス
IQテストを開始(約15分前後の問題)
メールアドレスの入力を求められる
テスト結果の詳細や証明書を閲覧する段階で、支払い情報(クレジットカード等)の入力画面へ遷移
少額のトライアル料金を支払うことで結果閲覧・レポート取得
その後、一定期間経過で自動的にサブスクリプションへ移行
「テストを解くだけなら無料」のように感じさせる導線ですが、結果をしっかり見たい段階で決済情報の入力が求められる点が、トラブルの発端になっています。
料金体系とサブスクリプションの仕組み
公式ヘルプ・料金ページなどを整理すると、おおよそ以下のような料金構造が確認できます。
料金プランの例(2025年時点)
| 区分 | 内容 | 料金(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| トライアル | 7日間トライアル | 0.99ドル | 初回のみ。7日後に自動更新 |
| 2週間プラン | Bi-weekly Subscription | 14.99ドル/2週間 | IQ証明書・詳細レポート・ツール利用 |
| 月額プラン | Excellence Planなど | 約39.99ドル/月 | 長期利用向けと案内されることが多い |
また、公式ヘルプページでは、「すべてのサブスクリプションは0.99ドルの7日間トライアルから始まり、その後自動的に選択したプラン料金へ移行する」と明記されています。
重要なポイント
0.99ドルは「一度きりの支払い」ではなく、「トライアル開始料」の扱い
トライアル終了後、解約しない限り自動的に有料プランが継続
自動更新のタイミング(7日後/10日後/2週間後など)は利用者の報告に差があり、混乱を招いている
myIQが「怪しい」「詐欺っぽい」と言われる主な理由
ユーザー報告から見えるトラブル・リスク
日本語・英語圏のQ&Aサイト、口コミ、掲示板などには、以下のような報告が多数上がっています。
「0.99ドルだけ」のつもりで支払ったのに、後から19.99ドルや29.99ドルが継続的に請求された
Apple PayやPayPal経由でもトライアル後の請求が発生した
解約しようとFAQやチャットボットを利用しても、
チャットボックスが起動しない
メールを送っても「アカウントが見つからない」と返答される
同じ内容の自動返信(ボット回答)が繰り返され、問題が解決しない
海外の苦情サイトでは「無断請求」「サブスク詐欺」「フィッシング」といった強い表現も見られる
特に、「自分ではサブスクリプションに同意したつもりがない」と感じるユーザーが多い点が、myIQに対する不信感・「怪しい」という印象の大きな要因です。
UI/規約の見せ方に関する懸念
myIQ側は利用規約の中で、トライアル後の自動更新について説明していると主張しています。実際、ヘルプページには「すべてのサブスクは0.99ドルの7日トライアルから始まり、その後自動的に有料プランへ移行する」と明記されています。
しかしユーザー側からは、
重要な料金情報がページの下部や細かい文字に記載されており、目に入りにくい
決済画面で「トライアルの後は自動更新」という点が強調されていない
日本語広告では「無料」「数百円でOK」といった印象が先行し、サブスク前提であることが分かりづらい
といった指摘が多く、「法的には規約に書いてあるが、UXとしては誤認を招きやすい」構造になっていると推察されます。
広告表現やターゲティングへの違和感
SNS上では、myIQの広告で「高IQの反対がADHD」などといった表現が用いられていた事例も報告され、差別的・不適切であるとの批判が出ています。
このような広告表現は、
心理的な不安や劣等感を刺激し、
「テストを受けてみないと不安」という心理状態に誘導する
という点でマーケティング上の問題としても指摘されています。
myIQは本当に詐欺なのか?第三者評価と賛否の整理
レビューサイト・スコアの状況
myIQについては、第三者レビューサイトや評価サイトで、以下のような「賛否が混在する」状況が見られます。
Trustpilot:
約4万件以上のレビューがあり、平均スコアはおよそ3.9〜4.0/5
高評価レビューも多い一方、「サブスクに勝手に登録された」「解約が難しい」という低評価も一定数存在
Scamadviser:
アルゴリズム上の総合スコアは比較的高く、「詐欺ではなく合法的で信頼できる可能性が高い」との評価
ただし、同ページ内のユーザーレビューは1.3/5など非常に低く、「サブスク詐欺」と断じる声も多い
ProductReview(オーストラリア):
「Biggest scammers」「Definite scam」といった強い表現の低評価レビューが並び、
「0.99ドルのつもりが、A$14.99が継続請求された」「何度もメールしてようやく返金された」などの体験談が投稿
つまり、技術的・形式的には「運営実態のある商用サービス」として機能しているが、料金表示・自動更新の見せ方について強い不満とトラブル報告が多数ある、というのが客観的な姿です。
「詐欺」「怪しい」と感じるポイントと、ユーザー側の自己防衛
このような状況から、以下のように整理するのが妥当と考えられます。
法律的・形式的には「規約に基づくサブスクリプションサービス」
しかし、UIや説明の分かりづらさにより、結果として「意図しない継続課金」が大量に発生している
そのため、多くのユーザーが「詐欺」と受けとめ、ネット上で警告している
したがって、
「完全なフィッシングサイト・架空請求サイト」とは性質が異なるものの、
『きわめて注意が必要な、高トラブルリスクのサブスク型IQテスト』
と理解しておくのが現実的です。
すでにmyIQに登録・支払いしてしまった場合の対処法
ここからは、すでに「0.99ドルを支払ってしまった」「サブスク請求が始まっている」方に向けて、できるだけ具体的な対処ステップを整理します。
まず確認すべき3点チェックリスト
以下の3点を順番にご確認ください。
[チェック1]カード明細・PayPalなどの履歴
「myIQ」「Matlub Inc.」「Cerebum IQ」などの名義で請求がないか
0.99ドル以外に、14.99ドル/19.99ドル/29.99ドルなどの継続請求がないか
[チェック2]メールボックス
myIQから届いた「Welcomeメール」「サブスクリプション案内」「レシート」などを検索
メール内にサブスクリプション・解約方法の記載がある場合、その内容を保存しておく
[チェック3]myIQサイトのアカウント状態
登録したメールアドレスでログインできるか
マイページやヘルプセンターから「サブスク状態」や「解約オプション」が表示されるか
公式の解約手順(Cancellation Portal経由)
myIQ公式ヘルプページでは、解約方法として次の手順が案内されています。
myIQ公式の解約ステップ
myIQ公式サイトにアクセスし、ヘルプ(Help)/サポートページへ移動
「サブスクリプションをキャンセルする(Cancel your subscription)」ページを開く
「Cancellation Portal」へのリンクをクリック
登録メールアドレスと確認コード(Confirmation Code)でログイン
確認コードはメールで送られるか、過去のメールに記載されている場合があります
ポータル内に表示される「キャンセル(Cancel)」ボタンを実行
「Subscription canceled」等の表示・確認メールを保存(スクリーンショット推奨)
ポイント
解約後も「すでに支払った期間までは利用可能」というのが公式説明です
うまくポータルに入れない場合、ブラウザを変える/シークレットモードを利用することで改善したとの報告もあります
チャット・メールでの返金交渉と決済会社への相談
Redditやブログなどでは、強めの文面でメール・チャットを送ることで返金を受けられたケースも複数報告されています。
1. myIQサポートへの連絡
公式ヘルプページに記載のサポートメール(例:help@myiq.com)宛に連絡
英語での問い合わせが基本になるため、以下のようなポイントを含めます(要約ベース)
記載すべき主な内容(英語)
I did not intend to subscribe to a recurring plan.
I only wanted to pay $0.99 for the test result.
I have never used the service after the first payment.
Please cancel my subscription immediately and refund all charges including the $0.99 trial fee.
※実際にはもう少し丁寧な英文に整えるのが望ましいですが、上記内容が核となります。
2. クレジットカード会社・PayPalへの相談
もしmyIQ側の対応が不十分または回答がない場合は、クレジットカード会社やPayPalに対して「異議申し立て(チャージバック)」「不正請求の可能性」を相談します。
「継続課金に同意した記憶がない」
「説明が十分でなかった」「利用規約の表示が不明確だった」
「解約依頼済みであるにもかかわらず、請求が続いた」
などの事実を時系列で整理し、スクリーンショットやメール履歴を添えると判断材料になりやすくなります。
今後同様のトラブルを防ぐためのチェックリスト
サブスク型オンラインテスト共通の注意点
myIQに限らず、オンライン診断・テストサービスでは同様のトラブルが頻発しています。利用前に、以下のチェックリストを確認する習慣をつけることを強く推奨いたします。
オンラインテスト利用前チェックリスト
クレジットカード情報の入力が本当に必要か確認したか
「無料」「数百円」などの文言だけでなく、自動更新の有無を確認したか
利用規約・料金説明が読める言語で提供されているか(英語のみの場合は翻訳してでも内容を把握したか)
SNSや口コミで「勝手に課金」「サブスク詐欺」などの報告が多数出ていないか検索したか
怪しいと感じた場合、その場で離脱し、カード情報は入力していないか
どうしてもmyIQを使う場合の自己防衛策
それでもあえてmyIQを試したいという方は、リスクを理解したうえで、以下のような自己防衛策を講じることをおすすめいたします。
トライアル登録後、すぐにスマホやカレンダーに「7日後の解約リマインダー」を設定する
可能であれば、限度額の低いプリペイドカード・バーチャルカードを使用する
決済直後に、マイページやポータルからサブスク設定や解約手段を確認しておく
少しでも不審な動き(チャットボットが動かない・ログインできない等)があれば、早めにカード会社へ相談する
安全にIQテストを受けるための代替案と選び方
オンライン無料テストを選ぶ際の基準
本格的な臨床IQテストは医療機関や公認心理士による対面実施が原則ですが、その手前の「腕試し」「目安」としてオンラインテストを利用したい方も多いと思われます。
オンラインテストを選ぶ際は、次のような基準を意識すると安全性が高まります。
サブスクリプション登録・カード情報の入力が不要であること
公的機関・学術機関・知名度の高い団体が提供する練習用テストであること
例:各国のMensa公式サイトが提供する「Mensa IQ Challenge」(あくまで練習用)
「これは公式の入会テストです」と誤認させるような表現をしていないこと
JAPAN MENSA公式は、「オンライン上の“MENSA公式テスト”を騙るサービス」に注意喚起しています
プライバシーポリシーが明確で、データの取り扱いが説明されていること
本当にIQを正確に知りたい場合の推奨ルート
もし「正確なIQ」を知りたいというニーズであれば、myIQのようなオンラインサービスではなく、以下のようなルートが推奨されます。
各国のMensaや公的団体が実施する入会テスト(対面試験)
医療機関・心理相談機関が実施する知能検査(WAIS等)
これらは費用や手間がかかる一方で、
テストの信頼性
結果の妥当性
個人情報・決済面での安全性
という点で、オンラインの商用サービスに比べてはるかに安心度が高いといえます。
まとめ―myIQは「使う前に必ず仕組みを理解すべきサービス」
myIQを使うべきか/避けるべきかの判断軸
本記事の内容を踏まえると、myIQ(MyIQ.com)については、次のようにまとめられます。
実際にテスト・レポート・トレーニングを提供している「実在サービス」である
一方で、トライアル→自動更新の仕組みが分かりづらく、多数の「意図しない継続課金」トラブルが各国で報告されている
レビューサイトでは「高評価レビュー」も多いが、低評価レビューでは「サブスク詐欺」「返金まで非常に時間がかかった」といった強い批判も多い
したがって、としては、
「オンラインIQテストを試したいだけ」であれば、myIQ以外の無料・非サブスク型サービスや、信頼できる団体の練習テストを優先すること
「それでもmyIQを使う」場合は、トライアル後の自動更新・解約方法・請求タイミングを必ず把握したうえで、自己防衛策を講じて利用すること
を推奨いたします。
最後のアドバイスと次に取るべき行動
すでに0.99ドルを支払ってしまった方
すぐにカード明細とメールを確認し、サブスク状態を把握
公式のCancellation Portalから解約手続き
必要に応じてサポート・カード会社へ返金を相談
まだ何も入力していない方
「怪しい」と感じた時点でカード情報を入力しない
他の無料練習テストや、Mensa公式の練習問題など、リスクの低い選択肢を検討
正確なIQを知りたい方
オンラインよりも、公的団体や医療機関での対面テストを第一候補にする