ローチケでチケットを取ったあとに、急な仕事や体調不良、同行者の都合などで「どうしても行けない」と分かった瞬間、頭に浮かぶのは“キャンセルできないの?”という不安ではないでしょうか。検索してみると「原則キャンセル不可」という情報が目立ち、余計に焦ってしまう方も少なくありません。
しかし、状況によっては申込の取り消しができる段階だったり、決済後でも公式リセールや電子チケットの分配調整など、損を減らすための選択肢が残っていることがあります。さらに、公演の中止・延期が絡む場合は、払戻の手続きが別ルートで案内されることもあります。
本記事では、いまのあなたの状態をすぐに判定できるように、支払状況・申込段階・チケット形態から整理し、取れる行動を優先順位つきでわかりやすく解説します。読後には「何を確認し、どの手順で動けばいいか」が明確になり、無駄な時間や取り返しのつかないミスを減らせます。
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ローチケをどうしてもキャンセルしたいとき最初に知るべきこと
30秒判定であなたの状態を確定する
まずは次の5問に答えてください。これで「今できること」がほぼ確定します。
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1:すでに決済が完了している
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2:支払い方法は店頭支払で、まだ入金していない
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3:抽選受付に申し込んだが、まだ受付期間中である
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4:チケットは電子チケットで、ローチケ電子チケットアプリ上に表示される
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5:公演が中止または延期になった、またはその可能性がある
このうち「1がYES」なら、キャンセルよりも「リセールや払戻などの代替策」へ切り替えるのが基本方針になります。なぜなら、決済済みはキャンセル不可で、受取放置でも請求されると公式に明記されているためです。
一方で「2がYES」なら、まだ支払い前なので「キャンセルというより予約が無効になる」動きが可能なケースがあります。「3がYES」なら、抽選受付中に限って申込取消できる場合があります。
「4がYES」なら、リセールが用意されている公演では、公式のリセールで損失を抑えられる可能性があります。
「5がYES」なら、自己都合ではなく興行都合なので、払戻の案内に従って返金を受けられる可能性が高まります。
受取放置で返金されると考えない
焦っていると「引き取らなければキャンセル扱いになるのでは」と期待してしまいがちです。しかし、公式FAQでは、クレジットカード決済等で決済が完了している場合、引取期間内にチケットを引き取らなくても料金は請求されると明記されています。
受取放置は、返金につながりにくいだけでなく、リセールや別手段の期限を逃す原因になります。最短で損を減らすには、「放置」ではなく「状態の確定→次の一手の実行」が必要です。
ローチケが原則キャンセル不可になるタイミング
ローチケで「キャンセルできるか」は、購入手続きのどこまで進んだかで決まります。ここを理解しておくと、間違った期待を捨てて、正しい手段に集中できます。
決済完了後は変更やキャンセル返金ができない
購入したチケットのキャンセル・返金・返品について、ローチケFAQは明確に「できない」と案内しています。決済完了後の変更やキャンセルは一切できない、という記載もあります。
このルールは公演や席種の違いに関係なく適用されるのが基本です。つまり、体調不良や急な出張、家族の事情など、理由が正当であっても「自己都合のキャンセル」は原則通りません。
ここで重要なのは、「キャンセルできない=終わり」ではないことです。次に取れる手段は、公演やチケット形態によって残っています。後半で詳しく説明しますが、主に次のいずれかです。
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支払い前なら予約が無効になるルート
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抽選受付中なら申込取消のルート
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電子チケットで対象公演なら公式リセールのルート
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興行中止等なら払戻のルート
店頭支払で未入金なら予約が無効になる場合がある
ローチケFAQでは、店頭支払で引取期間内に支払いがない場合、予約は無効になると案内されています。
これは「購入後のキャンセル」というより「購入が成立しない」扱いに近いものです。すでに決済が完了している状態とは違い、支払い前であれば、結果的に料金の発生を避けられる可能性があります。
ただし、ここで注意したいのは、意図的に支払いを放置する行動は、申込みを乱発するとトラブルやストレスのもとになることです。今回の事情で不要になったものは、期限を確認したうえで「支払わない」を選ぶのは現実的な手段になり得ますが、次回以降は申込前に条件を確認して誤購入を減らすのが安全です。
抽選受付は受付期間中なら取消できる場合がある
抽選受付については、ローチケFAQが具体的に条件を示しています。WEBモバイル抽選受付の場合、受付期間中に限り「申込確認」または「マイページ」から申込みの取消が可能です。受付期間終了後は、抽選結果発表前後にかかわらず変更やキャンセルはできません。
つまり、抽選については「いつ気づいたか」が勝負になります。行けなくなったと分かった瞬間に、まず受付期間が終わっていないかを確認し、終わっていなければ取消操作へ進むのが最短です。
どうしてもキャンセルしたい人のための状況別ロードマップ
ここからは、状況ごとに「最短で損を減らす」ロードマップを提示します。あなたの状態に一番近いところだけ読んでも、次の一手が分かるように作っています。
状況別の優先順位を表で確認する
| あなたの状態 | 今できることの優先順位 | 期待しないこと |
|---|---|---|
| 抽選WEBで受付期間中 | 申込取消→必要なら再申込 | 受付終了後の取消 |
| 店頭支払で未入金 | 支払期限を確認→期限内に入金しないと予約無効 | 決済後の返金扱い |
| 決済済みで電子チケット | 公式リセール→分配調整→中止払戻が出れば手続き | 受取放置で返金 |
| 決済済みで紙チケット | 中止払戻が出れば手続き→それ以外は原則不可 | 自己都合の返金 |
| 興行中止・延期 | 案内に従い払戻(店頭や手続き方式は公演ごと) | 自動返金される想定 |
この表の目的は、「できないこと」を増やすためではありません。あなたが今いる場所から、最短で“できること”へ移動するための地図です。
まず確認するチェックリストで迷子を防ぐ
次のチェックリストを埋めると、ほとんどの人が再検索不要になります。
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支払状況:未入金/決済済み
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申込段階:抽選受付中/受付終了/購入完了
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チケット形態:電子/紙
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受取状況:未受取/受取済み
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リセール対象:対象の表示がある/ない
特に「決済済みかどうか」と「電子チケットかどうか」が分岐の要です。決済済みで電子チケットなら、公式リセールが最大の現実解になりやすいからです。
抽選受付で申込を取り消したい場合の手順
抽選に申し込んだ段階で「やっぱり無理だ」と気づいた人は、まず受付期間中かどうかを確認してください。ここが間に合えば、最もダメージの少ない解決ができます。
受付期間中に申込確認かマイページから取消する
WEBモバイル抽選受付は、受付期間中に限り「申込確認」または「マイページ」から申込みの取消が可能です。変更したい場合は、一度取消して受付期間内に改めて申し込み直す、という手順も明記されています。
実際の動きとしては、次の順番が安全です。
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ローチケの申込履歴にアクセスする
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対象公演の申込を開く
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受付期間内であることを確認する
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「申込取消」ボタンが表示されているか確認し、取消操作を完了させる
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取消完了の表示やメールがあれば保存する
受付期間が終わっている場合、結果発表前でも後でも取消はできないと案内されています。ここで粘るより、当選・決済に進んでしまった場合の次善策(リセール等)へ意識を切り替えたほうが回復が早いです。
電話抽選は申込後の変更キャンセルができない前提で動く
電話抽選受付の場合は、申込後の変更やキャンセルはできない旨が案内されています。
この場合も同様に、決済後のキャンセルは期待せず、当選後に進んだ場合は後述の「損失最小化」の手段へ移ります。
店頭支払でまだ入金していない場合の考え方と注意点
店頭支払で未入金の場合は、決済済みの人よりも打てる手が残っています。ただし、誤解の多いポイントもあるため、ここで整理します。
未入金なら予約が無効になるという位置づけ
ローチケFAQでは、店頭支払で引取期間内に支払いがない場合、予約が無効になると明記されています。
そのため、行けないことが確定していて、かつ未入金なら、支払期限を確認して「支払わない」という判断は、結果的に料金負担を回避できる可能性があります。
ただし「支払期限」は人によって思っているより短いことがあります。期限を過ぎたあとに「やっぱり行ける」となっても、予約は無効になっている可能性があるため、迷っているなら期限までに意思決定するのが重要です。
決済済みに切り替わった瞬間から難易度が上がる
一度でも決済が完了すると、キャンセル・返金は原則不可です。
「迷ったからとりあえず払う」は、損失を固定しやすい選択になります。迷いがあるなら、未入金で判断できるうちに状況を整理し、同行者の都合や体調など、行ける可能性がどの程度あるかを見積もることをおすすめします。
決済済みでキャンセルできないとき損を減らす最短手段
ここが、多くの人が本当に知りたい部分です。決済済みでキャンセル不可でも、全損を避けられる可能性は残ります。中心となるのは「公式リセール」です。
公式リセールがあるなら最優先で検討する
ローチケはリセールサービスの案内を公開しており、出品の流れとして「ローチケ電子チケットアプリから出品」「成立を待つ」「出品後にチケット代金が戻る」と示しています。
また、ローチケ電子チケットのガイドでも、購入したチケットをリセールできること、ただし指定された一部の公演のみで実施されることが明記されています。
つまり「リセールが使える公演」なら、最も正攻法で損失回復が見込めるのはここです。逆に、リセールがない公演では、自己都合の返金は原則難しいため、以降の「分配調整」や「中止払戻」へ目線を移します。
リセール出品の具体手順
大まかな流れは次のとおりです(表示名称は更新されることがありますが、考え方は同じです)。
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ローチケ電子チケットアプリで対象チケットを開く
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リセール対象の場合、リセールに関する導線が表示されるので進む
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出品内容を確認し、出品を確定する
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成立を待つ
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成立後、案内に従って返金の受け取り手続きを行う
ここで「どうしても今日中に売りたい」と急いで、非公式転売へ流れるとトラブルの種になります。公式が用意している手段があるなら、まずは公式を優先してください。
リセールの重要な注意点は機種変更とアプリ再インストール
ローチケ電子チケットのガイドでは、リセール出品・成立・受取手続き期間中に機種変更やアプリ再インストールをすると、成立チケットの再表示や代金受取り手続きができなくなると注意喚起しています。
これは見落とされやすい“事故ポイント”です。リセールを始めたら、手続きが完了するまで端末周りをいじらないほうが安全です。
リセールは必ず成立するとは限らない
ローチケ電子チケットのガイドでも、リセールは必ずしも行われるものではなく、一部公演のみで実施と明記されています。
成立しなかった場合に備えて、次の打ち手も並行して考えておきます。
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同行者がいるなら分配や受取状態を整理する
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公演の開催可否や変更情報を確認し、中止払戻が出る可能性があるか把握する
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期限(出品期間・受取期間)を把握して、時間切れを避ける
電子チケットで同行者に分配した場合にやること
「チケットはあるが、自分が行けない」「同行者だけ行く」「分配先を間違えた」など、電子チケットは“チケットの所在”の整理が重要です。ここを整理すると、無駄や混乱が減ります。
分配の整理は返金ではなく損失拡大の防止
分配の調整は、返金を生むというより、入場の成立や再配分を可能にして“損失拡大を防ぐ”意味があります。たとえば、分配のつもりで間違った人に送ってしまった場合、放置すると入場できない事態が起きます。リセールができる公演でも、分配状態次第で動けなくなることがあるため、先に整理する価値があります。
公式リセールと分配調整の優先順位
一般的には、次の優先順位が無難です。
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リセール対象ならリセールを最優先(損失回復の可能性がある)
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リセール対象外なら、同行者に行ってもらう、もしくは分配状態を整理して別の動きが取れるか検討
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中止・延期が発生したら、案内に従って払戻へ切り替え
公演中止や延期なら払戻の案内に従う
自己都合ではなく、興行側の事情で中止・延期になると、話は変わります。返金の可能性が現実的になります。
中止時の返金は公演ごとの案内が前提
ローチケの英語FAQ(一般向け案内として内容が分かりやすい)では、興行が中止になった場合の返金は原則として日本国内のローソン店舗で行われ、Loppiの「払戻し」から手続きする、といった流れが説明されています。
ただし、返金方法は公演・購入方法で異なることがあるため、最終的には対象公演の案内(マイページや公式告知)に従うのが安全です。
払戻で慌てないためのチェックリスト
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払戻期間を確認する
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対象チケットの受取が必要か確認する
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店舗での手続き(Loppi)か、別の手続き方式かを確認する
特に「受け取っていない人は先に受け取ってから手続き」という説明があるため、自己判断で進めず、案内の順番に従ってください。
クーリングオフで戻せるかという疑問に答える
「通販ならクーリング・オフできるのでは」と考えるのも自然です。しかし、この誤解は早めに解いておいたほうが、余計なストレスを減らせます。
通信販売には法律上のクーリングオフ制度がない
国民生活センターの見守り情報では、インターネット通販などの通信販売には、法律上のクーリング・オフ制度はないと明記されています。
また、消費者庁の情報サイト(事例解説)でも、通信販売には訪問販売のような無条件解約制度はなく、返品特約が表示されている場合は原則として契約解除ができない旨が説明されています。
ローチケは公式FAQで「決済の取消や返金はできない」と明確に案内しているため、クーリング・オフで覆すのは一般的には難しいと考えるのが現実的です。
例外的に相談すべきケース
ただし、すべてが一律に片付くわけではありません。次のように「単なる自己都合」ではなく、表示や説明の不備が疑われる場合は、消費生活の相談窓口に状況を整理して相談する価値があります。
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公式と誤認させる誘導があった
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重要な条件が極端に見えにくかった
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決済導線が誤購入を誘発する設計だった
この記事は法的判断を断定するものではありませんが、「規約で無理と言われたから終わり」と抱え込むより、相談して整理することで納得度が上がるケースはあります。
よくある質問
決済後に間違い購入したが本当にキャンセルできないのか
ローチケの公式FAQでは、購入したチケットはキャンセル・返金・返品できない、決済完了後の変更やキャンセルは一切できないと案内されています。
そのため、自己都合のキャンセルは原則難しいです。代替策として、リセール対象なら公式リセールを最優先で検討してください。
店頭支払の期限を過ぎたらどうなるのか
店頭支払で引取期間内に支払いがない場合、予約は無効となると案内されています。
ただし、これは返金ではなく、購入が成立しない方向の扱いです。期限と今後の扱いは必ず確認してください。
抽選の申込取消はいつまでできるのか
WEBモバイル抽選受付は、受付期間中に限り、申込確認またはマイページから申込みの取消が可能です。受付期間終了後は結果発表前後を問わず不可です。
リセール中にスマホを変えても大丈夫か
リセール手続き期間中の機種変更やアプリ再インストールは、成立チケットの再表示や代金受取り手続きができなくなる可能性があると注意されています。完了するまで避けるのが安全です。
リセールが表示されないのはなぜか
ローチケ電子チケットのガイドでは、リセールは指定された一部の公演のみで実施とされています。対象外の公演や期間外の場合、表示されない可能性があります。
まとめ
ローチケは、決済後の変更・キャンセル・返金は原則できません。さらに、決済済みならチケットを引き取らなくても料金が請求されると明記されています。
だからこそ、最短で損を減らすには、次の順で動くのが現実的です。
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抽選受付中なら、受付期間中に申込取消できるか確認する
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店頭支払で未入金なら、支払期限と予約無効の条件を確認する
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決済済みで電子チケットなら、公式リセールが最優先
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中止・延期なら、案内に従って払戻手続きを行う
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クーリング・オフでの解決を期待しすぎず、必要なら公的窓口へ相談する
あなたの目的は「キャンセルできるか」だけではなく、「損を最小化して、次の行動に移ること」です。まずは30秒判定で状態を確定し、該当する手順を一つずつ潰していってください。