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教科書の捨て方完全ガイド|資源ごみの判断フローと個人情報対策

学年末や卒業、引っ越しのタイミングで、教科書が一気に山積みになることは珍しくありません。ところが、いざ捨てようとすると「資源ごみで出していいの?」「名前や学校名が残っていて不安」「ビニールカバーや付録は外すべき?」と、意外と迷うポイントが多く、手が止まりがちです。
本記事では、自治体ごとのルール差を前提に、教科書を「古紙回収に出せるか」「普通ごみが適切か」を迷わず判断できるフローを用意しました。さらに、個人情報の処理、カバー・付録の分別、雨の日の出し方、大量にある場合の時短手順まで、今日からそのまま実行できる形で整理しています。読み終えた頃には、必要な教科書だけを残し、不要分は安全かつスムーズに片付く状態を作れるはずです。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

教科書の捨て方を決める判断フロー

古紙回収か普通ごみかを判断する手順

次の質問に上から答えるだけで、処分方法を決められます。

  1. あなたの自治体は古紙をどう回収していますか

    • 自治体の資源回収(古紙の日)がある

    • 町内会・PTAなどの集団回収が中心

    • 持ち込み拠点(リサイクルステーション等)がある
      ※自治体により仕組みが異なります。宇治市のように「古紙は燃えるごみでは回収しない」と明示する自治体もあります。

  2. 教科書は汚れ・濡れ・カビがありますか

    • ある → 普通ごみ側に分ける(古紙に混ぜない)
      大阪市では汚れた古紙は対象外で普通ごみへと明記されています。

    • ない → 3へ

  3. 紙以外のものを外して“紙だけ”にできますか

    • できる(ビニールカバー・付録を外せる) → 古紙回収へ

    • できない(異素材が多い、外せない) → 普通ごみ側へ(迷う場合は自治体の分別表で確認)

  4. 売る・譲る・寄付の予定はありますか

    • ある → 状態・版・年度を確認してから手配

    • ない → 古紙回収または普通ごみで処分

この流れで決めると、迷いが減るだけでなく「回収に出せないものを混ぜて残置される」「リサイクルに支障が出る」などのトラブルも防げます。大阪市では、ルールが守られていない古紙は残置する旨も案内されています。

迷う人がつまずく典型パターン

  • 書き込みが多いから古紙に出していいか不安

  • カバーが付いたまま束ねてしまう

  • 雨の日に外へ出し、濡れてしまう

  • 付録のCDやプリントが混ざる

  • 子どもの名前が残っていて不安

この記事では、これらを順に潰していきます。


教科書を捨てる前に必ずやる個人情報対策

個人情報が残りやすい場所

教科書は、表紙に名前を書くだけでなく、意外な場所に情報が残ります。最低限、次は確認してください。

  • 表紙の記名欄、裏表紙のメモ欄

  • 扉ページの「学年・組・氏名」欄

  • 先生のコメント、学校印があるプリントや付せん

  • ノートやプリントが挟みっぱなしになっている部分

大量にある場合は「全部のページを確認」ではなく、情報が集まりやすい場所だけを優先すると現実的です。

最速で終わる消し方のコツ

手間が少ない順に並べます。量に応じて選んでください。

  1. 油性ペンで黒塗り
    少量なら最も簡単です。黒塗りは「透けない程度」にしっかり塗ります。

  2. 記名部分だけ切り取る
    大量処分で一番早くなりやすい方法です。表紙の記名欄と扉ページの氏名欄だけ切り取り、切り取った紙片は普通ごみやシュレッダーへ(地域のルールに従う)。

  3. シュレッダー
    情報が多い冊子や、切り取りが難しい場合に有効です。ただし冊数が多いと時間がかかるため、基本は「切り取り+必要ならシュレッダー」の組み合わせがおすすめです。

子どもが嫌がるときの声かけのコツ

保護者の片付けで起きやすいのが「思い出だから捨てたくない」という抵抗です。ここで揉めると作業が止まります。おすすめは次の方法です。

  • まず「残す箱」を作り、迷うものはいったん入れる

  • 期限を決める(例:次の学期が始まるまで)

  • 写真を撮ってから手放す(表紙や思い出ページのみ)
    こうすると、感情面の納得が生まれやすく、作業が進みます。


教科書のカバーと付録を分別して失敗を防ぐ

紙以外が混ざると何が困るか

古紙はリサイクルされますが、紙以外の素材が混ざると再資源化の妨げになることがあります。大阪市でも「紙以外のものは外してください」と明示しています。
また、環境省の情報発信でも、汚れた紙や撥水加工された紙はリサイクルできないため可燃ごみに出すよう案内しています。

よくある付属物の扱い

  • 透明のビニールカバー:紙ではないため外します(プラスチックの分別区分は自治体ルールに従う)

  • CD・DVDなどの付録:紙以外なので外し、自治体の区分へ

  • シールや厚手の加工物が大量:外せるなら外す、外せないなら普通ごみ側へ寄せる

  • 挟み込みプリント:個人情報がある場合が多いので先に確認し、同様に処理する

禁忌品の考え方

宇治市では古紙回収に出せない例として、感熱紙(レシート)、写真、防水加工紙などを挙げています。
教科書そのものは紙であることが多いですが、混ざりものがあると対象外になるため、「紙だけ」に近づけることが重要です。


教科書を古紙回収に出す捨て方

古紙回収で出せる教科書の条件

基本的に次を満たすと古紙回収に出しやすくなります。

  • 濡れていない、カビがない

  • 食べ物・油の汚れがない

  • 紙以外(ビニール、CD等)を外せる

  • ひもで束ねる等、地域の出し方に合わせられる

一方で、汚れが強いものは対象外となる場合があります。大阪市では汚れたものは古紙収集の対象外で普通ごみに出すと示しています。

束ね方の基本と注意点

自治体や集団回収の案内では「ひもで十字にくくる」など、出し方の基本が示されることが多いです。神戸市でも、くくりにくい場合は紙袋に入れてから十字にくくる等の具体指示があります。
世田谷区でも、古紙はひもで十字にしばり、粘着テープは使えない旨が示されています。

束ねるときのコツ

  • 1束は「持ち上げられる重さ」にする(重すぎると搬出で詰みます)

  • 小さい紙が混ざる場合は紙袋へ入れてからくくる(散らばり防止)

  • ひもは緩まないように、最後に固結びを追加する

やってはいけないこと

  • ビニールひもが禁止の地域があるのに使う(素材指定がある場合)

  • テープでぐるぐる巻きにする(回収側の作業負担が増える)

  • 雨で濡れる場所に前日から置く(カビ・再資源化不可の原因)

雨の日の出し方と保管のコツ

古紙は濡れるとリサイクルに支障が出ることがあります。神戸市でも紙パックの例として「濡れているとカビが生えてリサイクルできない」と注意しています。
教科書でも同様に、濡らさない工夫が重要です。

保管の基本

  • 回収日前日までは屋内(玄関・廊下・納戸など)に寄せておく

  • 置き場がない場合は段ボール箱を使い、束を立てず寝かせると安定します

  • 湿気がこもる場所(浴室付近、結露しやすい窓際)は避ける

雨の日の実務

  • 可能なら回収時間に合わせて“直前に出す”

  • どうしても外に出す必要があるなら、屋根のある場所へ
    ※覆い方の可否は自治体で異なるため、地域ルールがある場合はそちらを優先します。


教科書を普通ごみで出す捨て方

普通ごみ側に寄せたほうがよいケース

次に当てはまる教科書は、古紙回収に混ぜず普通ごみ側に寄せるのが安全です。

  • 油汚れ、食べ物汚れ、強い臭いがある

  • 濡れて乾かない、カビがある

  • 紙以外の加工や付属が多く、分別が困難

  • 自治体ルールで古紙回収の対象外に該当しそう

汚れた古紙は回収対象外とする自治体もあります。

普通ごみにする場合の注意

  • 個人情報の処理は先に終える

  • 付録等の異素材は、普通ごみではなく別区分になる場合があるため、分別表で確認

  • 大量に出す場合は、回収日と袋数制限がある地域もあるため、数回に分ける


教科書を捨てずに活かす処分方法

5つの選択肢を比較して迷いを消す

以下の表で「どれが一番ラクで納得できるか」を決めてください。

選択肢 手間 費用 スピード 向いているケース 注意点
古紙回収 0円 回収日次第 きれいで紙中心の教科書 汚れ・異素材は対象外になり得る
普通ごみ 低〜中 0円 早い 汚れ・カビ・分別困難 自治体の袋数制限に注意
売る 収入の可能性 手続き次第 大学教科書、参考書、新しめ 版・状態で不可になりやすい
譲る 0〜送料 相手次第 後輩・知人が必要としている 版違い・状態説明不足がトラブルに
寄付 0〜送料 手続き次第 状態がよい教材、需要が見込める 受け入れ条件がある

ここで重要なのは、教科書(特に学校配布の一般教科書)は売却が難しい場合があることです。売るルートを検討するなら、まずは「参考書・問題集・大学教科書」など需要があるものから試し、一般教科書は古紙回収へ回す方が時間効率が良いことが多いです。

売るときに失敗しないチェック

  • 版・年度が新しいか(改訂の影響を受けやすい)

  • 書き込みや汚れが強すぎないか

  • セット販売が前提の教材が欠けていないか

  • 送料と手間に見合うか(大量だと発送が負担)

譲るときのトラブル予防

  • 「何年度の版か」「書き込み量」「付録の有無」を先に共有

  • 受け渡し方法(手渡し/発送)と期限を決める

  • 個人情報(名前など)は可能な範囲で処理してから渡す

寄付の向き不向き

寄付は「誰かの役に立つ」納得感を得やすい一方で、受け入れ条件があることが一般的です。条件を確認し、合わないものは古紙回収または普通ごみへ回す、という二段構えが現実的です。


教科書を大量に処分する時短手順

作業を止めないための前提

大量処分で一番の敵は「迷い」です。迷うと手が止まり、結局後回しになります。そこで、迷いを最小化するために、先に箱(またはエリア)を5つ作ります。

  • 残す

  • 古紙回収

  • 普通ごみ

  • 売る

  • 譲る/寄付

この“置き場所”ができると、判断が瞬間的になり、片付けが進みます。

判断10分 仕分け20分 束ね10分の流れ

ステップ1 判断10分

  • 自治体サイトや分別表で「古紙の出し方」を確認

  • 迷う条件(汚れ、禁忌品、異素材)だけ先に把握

ステップ2 仕分け20分

  • 教科書を手に取り、次の順で機械的に振り分けます

    1. 汚れ・カビがある → 普通ごみ

    2. 付録が外せない異素材が多い → 普通ごみ

    3. きれいで紙中心 → 古紙回収

    4. 参考書・大学教科書など需要がありそう → 売る

    5. 状態がよく相手がいそう → 譲る/寄付

ステップ3 束ね10分

  • 古紙回収に出すものは、カバー・付録を外し、個人情報を処理して束ねる

  • 神戸市のように紙以外を混ぜない、くくりにくい紙は紙袋に入れる等の案内があるため、基本はそれに寄せると失敗が減ります。

回収日までの保管と搬出の設計

  • 束は玄関近くに寄せる(当日の搬出が最短)

  • 1束を軽くする(腰を痛めない、落とさない)

  • 雨の日は濡らさない(濡れると再資源化に支障が出る)


教科書の捨て方でよくある質問

書き込みが多い教科書は古紙回収に出せますか

軽い書き込みなら古紙として扱われることもありますが、扱いは地域の回収ルール次第です。汚れの扱いは自治体で明確に「対象外」とする例もあります。
迷う場合は、書き込みが多いだけで汚れがなければ古紙側、油汚れやカビがあるものは普通ごみ側、と分けると安全です。

ノートやプリントも同じ捨て方でよいですか

基本は紙類として同様に考えられますが、感熱紙や写真、防水加工紙などは古紙回収に出せない例として挙げられることがあります。
学校プリントには個人情報が含まれることも多いので、処理してから分別してください。

古紙回収が見つからないときはどうすればよいですか

自治体によっては、古紙回収が集団回収中心で、地域ごとに回収日が異なる場合があります。宇治市では地域ごとの回収日程表を案内しています。
自治体サイトで「古紙 回収日」「資源 集団回収」などのページを確認するのが確実です。

雨の日でも出してよいですか

雨の日でも収集する自治体もありますが、濡れると再資源化に支障が出るため、できる限り濡らさない工夫が重要です。
可能なら直前に出し、屋根のある場所を選びます。


教科書処分の最終チェックリスト

事前チェック

  • 残す教科書を先に抜き出した

  • 表紙・扉ページ・裏表紙の個人情報を処理した

  • カバー・付録・挟み込みプリントを確認した

  • 汚れ・濡れ・カビのあるものを普通ごみ側へ分けた

  • 自治体の古紙回収方式と回収日を確認した

当日チェック

  • ひもで十字にくくり、緩みがない

  • 小さい紙は紙袋にまとめている

  • 雨で濡れない場所に出している

  • ルール違反になりそうな混入物がない


参考にした情報源