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既定のアプリを解除する方法|Windows・Android・iPhoneで迷わず戻す手順

「常時」や「既定」にしてしまったせいで、リンクやPDFが意図しないアプリで開く。別のアプリを選びたいのに選択画面が出ず、作業が止まってしまう――。このトラブルは、設定の場所さえ分かればすぐに解決できます。
ただし注意したいのは、「解除」といっても、毎回選べる状態に戻すのか、別アプリに変更するのか、一括でリセットするのかで手順が変わることです。さらにWindows・Android・iPhone/iPadでは、既定アプリの仕組み自体が異なります。
本記事では、目的別に最短ルートを示したうえで、Windowsは拡張子・リンクの付け替え、Androidは「デフォルトの設定をクリア」、iPhone/iPadは「デフォルトのアプリ」での機能別変更まで、迷わず進める手順を整理しました。解除後に同じミスを繰り返さないための再発防止と、うまくいかないときの原因切り分けもまとめています。

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既定のアプリを解除したいとき最初に確認すること

最初に確認するのは、「解除」という言葉の中身です。多くの人が困っているのは次のどれかです。

  • いつも同じアプリで開くようにしてしまい、毎回選べなくなった

  • 既定が自分の意図と違うので、別アプリに付け替えたい

  • あちこち直して分からなくなったので、一括で戻したい

ここを整理しておくと、余計な操作をしなくて済みます。逆に言うと、ここを飛ばすと「直したいのは1か所なのに、全部が元に戻ってしまった」という遠回りが起きがちです。

解除は3種類ある 毎回選ぶ 変更する 一括で戻す

「解除」を3種類に分けて考えると、迷いが減ります。次の表で、目的別に最短手順を確認してください。

目的 Windows Android iPhone/iPad 失敗しやすい注意点
毎回選ぶ(解除) “完全解除ボタン”は基本なし。必要時は関連付けを付け替え、別アプリで開く時は右クリック運用が現実的 対象アプリの「デフォルトの設定をクリア」→次回は選択画面。毎回選ぶなら「1回のみ」 OSと機能によっては“毎回選ぶ”発想にならない。機能別のデフォルトを変更 Androidで「常時」を押すと再固定/Windowsで全リセットに飛びがち
別アプリに変更 設定→アプリ→既定のアプリで拡張子/プロトコルを付け替え 設定→デフォルトのアプリ、またはアプリ詳細で既定を変更 設定→アプリ→デフォルトのアプリで機能別に変更 iPhoneは候補が出ない場合、アプリが非対応の可能性
一括で戻す(リセット) 既定のアプリ設定のリセット(影響大) 端末により「アプリの設定をリセット」(権限なども戻る場合) 一括で“解除”というより、機能別に設定見直し リセット後の再設定が多くなる。まず小さく直すのが安全

この表で「自分はこれだ」と決まったら、該当OSの見出しに進んでください。

おすすめの順番(迷ったら)
1)まずは「アプリ単位」「拡張子単位」で小さく直す → 2)どうにも収拾がつかなければ一括リセット

会社PCや管理者制限があると解除できないことがある

会社支給のPCや、学校・組織の端末では、既定のアプリが管理者によって制御されていることがあります。次の状況があれば、個人の設定変更だけでは直らない可能性が高いです。

  • 変更しても、再起動やサインインのあとに元に戻る

  • 「組織によって管理されています」などの表示が出る

  • 同じ部署の端末で似た症状が出ている

この場合は、無理に一括リセットを試すより、管理者に確認するのが早道です。個人端末でも、セキュリティソフトや一部の最適化ツール、アプリ側の「既定に設定」通知が原因で戻るケースがあります。後半のトラブル対処で原因の当たりを付けましょう。


Windowsで既定のアプリを解除する手順

WindowsはAndroidのように「デフォルト設定をクリアして未設定に戻す」というより、拡張子(.pdfなど)やリンク(HTTPなど)ごとに“どのアプリで開くか”を決める設計です。
そのため多くのケースで、あなたが言う「解除」は、実際には「付け替え(変更)」で解決します。

一番安全なのは、直したい拡張子だけを狙って変更すること。どうしても収拾がつかないときにだけ、一括リセットを使います。

拡張子ごとに既定のアプリを変更して解除に近い状態へ

Windows 11でいちばん確実なのは、設定画面から「既定のアプリ」を開き、変更したい拡張子(例:.pdf)やプロトコル(例:http)で検索して付け替える方法です。

手順(Windows 11)

  1. スタート設定 を開く

  2. アプリ既定のアプリ を開く

  3. 画面上部の検索欄に、変更したいものを入力

    • 例:.pdf(PDFの関連付け)

    • 例:http(リンクの開き方)

  4. 表示された項目をクリックし、候補のアプリから選ぶ

  5. 以後、その拡張子やリンクは選んだアプリで開く

「PDFが変なアプリで開いて困る」場合は .pdf を変えるだけで十分です。ここがポイントです。直したいのが1つなら、1つだけ直す。これが一番ラクで安全です。

よくあるつまずき(Windows)

  • 「アプリ名で選んでも直らない」:拡張子側(.pdfなど)で付け替えるほうが早い場合があります

  • 「関連付けが複数ある」:画像(.jpg/.png)などは複数の拡張子があるため、困っている拡張子を具体的に直します

すべての既定のアプリをリセットする手順

「何をどれだけ変えたか分からない」「直したい項目が多すぎる」場合、既定の設定をまとめて戻す選択肢があります。ただし、これは影響が大きいので最後の手段です。
実行すると、ブラウザやメール、PDF、画像など、あらゆる既定が“戻る方向”に動くため、また作業が増えます。

一括リセットを使う前のチェック(満たせないなら、先に小さく直すのがおすすめ)

  • 仕事用PCや管理端末ではない(戻される可能性がある)

  • リセット後に困る既定(ブラウザ・メール・PDFなど)を把握している

  • まずは .pdf など、ピンポイント修正を試した

  • 「とにかく今すぐ直したい」なら、最初は拡張子単位で直したほうが早い

一括リセット後に「また使いたいアプリ」を既定に戻す必要があるため、時間がある時に行うのが安心です。

特定のファイルだけ別アプリで開きたいときのコツ

「普段はAアプリで開くけど、たまにだけBで開きたい」ことはよくあります。こういうときは、既定をいじらずに済ませる方法が最も安全です。

コツ1:ファイルを右クリックして別アプリで開く

  • ファイル(例:PDF)を右クリック

  • 「プログラムから開く」や「別のアプリで開く」に相当する項目を選び、Bアプリで開く

コツ2:リンクは“使いたいブラウザ”に渡す

  • 既定のブラウザを変えるほどではない場合、URLをコピーして別ブラウザに貼り付ける

  • どうしても頻度が高いなら、プロトコル(http/https)の既定を付け替える

コツ3:直したいのが“1種類”か“全部”かを見極める

  • 1種類なら拡張子検索で付け替え

  • 全体が混乱しているなら一括リセット(ただし後処理が必要)

Windowsは「解除」というより「付け替えの設計」だと理解すると、迷いが減ります。


Androidで既定のアプリを解除する手順

Androidは、選択画面で「常時」を押すと、その操作が固定されます。だからこそ「解除」は比較的シンプルで、基本はアプリごとのデフォルト設定をクリアです。
ここで最も多い失敗は、解除したのに次の選択画面でまた「常時」を押してしまい、すぐ再固定されることです。再発防止まで含めて手順を押さえましょう。

アプリごとのデフォルトをクリアして毎回選べるようにする

Androidの一般的な流れは次の通りです(機種やAndroidバージョンで表記が多少違います)。

手順(Android:デフォルト解除)

  1. 設定アプリを開く

  2. アプリ を開く

  3. 解除したいアプリを選ぶ

    • 「最近開いたアプリ」から見つける

    • 見つからなければ「すべてのアプリを表示」へ進む

  4. デフォルトで開く を開く

  5. デフォルトの設定をクリア をタップ

これで、次に同じ操作(リンクを開く、PDFを開くなど)をした時に、再びアプリ選択が出るようになります。

解除後に最重要:毎回選びたい人は“1回のみ”
解除後、選択画面が出たら次のように選びます。

  • 毎回選びたい → 「1回のみ」

  • 今後ずっと固定したい → 「常時」

「解除したい」と検索している人の多くは、実は“毎回選びたい”側です。選択画面で「常時」を押すと元に戻ってしまうので、ここだけは意識しておくと失敗しません。

機種によってメニュー名が違うときの探し方

Androidはメーカーごとにメニュー名が微妙に違うことがあります。見つからないときは、次の探し方がいちばん早いです。

探し方(おすすめ順)

  1. 設定画面の検索欄で「デフォルト」「既定」「開く」を検索する

  2. 「アプリ」→ 対象アプリ → 「デフォルトで開く」相当の項目を探す

  3. それでも出ない場合は「デフォルトのアプリ」メニュー(端末によってはここに集約)

さらに、Galaxyなど一部端末では「アプリの設定をリセット」など、一括解除の入口が用意されている場合があります。ただし、これには注意点があります(次の見出しで解説します)。

一括でアプリ設定をリセットするときの注意点

「どのアプリを常時にしたか分からない」「複数の既定が絡んでぐちゃぐちゃ」な時、一括で戻したくなる気持ちは分かります。ただしAndroidの“一括リセット”は、既定アプリだけでなく、権限や制限、通知など周辺設定も戻る場合があります。

実行前に、必ず次を確認してください。

  • アプリごとの通知・権限・バックグラウンド制限を細かく調整していないか

  • 仕事用の管理端末(MDMなど)ではないか

  • 本当に必要なのは「1アプリの解除」ではないか(まずはアプリ個別のクリアを試す)

安全な手順の考え方

  • まず:困っているアプリだけ「デフォルトの設定をクリア」

  • それでダメ:デフォルトアプリの設定画面から“機能別”に確認

  • 最後:一括リセット(影響が大きいので慎重に)


iPhoneとiPadで既定のアプリを解除や変更する手順

iPhone/iPadは、Androidのように「この操作のたびにアプリを選ばせる(解除)」というより、機能ごとにデフォルトアプリを選ぶのが基本です。
また「デフォルトのアプリ」設定を使うには、OSを最新にしていることが前提になります。

デフォルトのアプリ設定の場所

設定の入口は次の通りです。

手順(iPhone/iPad:デフォルトのアプリ)

  1. 設定を開く

  2. アプリ をタップ

  3. アプリ一覧の上部にある デフォルトのアプリ をタップ

  4. 変更したい 機能 をタップして、デフォルトにしたいアプリを選ぶ

ここで言う「機能」は、ブラウザ、メールなど、用途ごとのカテゴリだと考えると分かりやすいです。

変更できる種類と変更できないときの考え方

iPhone/iPadで覚えておきたいのは次の2点です。

  1. 変更できるのは“機能ごと”で、何でも自由に変えられるわけではない

  2. 候補が出ない場合は、そのアプリが対応していない可能性がある

つまり、「解除して毎回選べるようにしたい」と思っても、Androidのような“常時解除”の発想では解決しないことがあります。iPhone/iPadでは、目的を次のように言い換えるとうまくいきます。

  • 「ブラウザをSafari以外にしたい」→ デフォルトのアプリでブラウザ機能を変更

  • 「メールアプリを標準以外にしたい」→ メール機能を変更

  • 「特定のリンクだけ別アプリで開きたい」→ その場の共有メニューやアプリ内設定で対応(既定変更ではなく運用)

うまくいかない時のチェック

  • OSが最新か(「デフォルトのアプリ」設定はOS更新が前提)

  • 入れたアプリがその機能のデフォルトに対応しているか

  • 企業・学校の端末で制限がかかっていないか


既定のアプリが解除できない すぐ戻るときの対処法

ここからは「手順通りにやったのに直らない」ケースを想定します。こういうときは、原因が操作ミスではなく、制限や競合になっていることが多いです。順番に切り分けていきましょう。

OS更新やポリシーで既定が戻るケース

会社PC・管理端末の可能性

  • 変更したのに、再起動やサインインで戻る

  • 管理者ポリシーの影響を示す表示が出る

  • 他の端末でも同じ

この場合は、個人の設定だけでは安定しません。管理者が既定アプリを指定している可能性があるため、情シスに相談するのが最短です。

個人端末でも起きる“戻る”要因

  • OSアップデート後に、推奨アプリへ誘導される

  • アプリの大型アップデートで「既定にしますか?」が出て、同意してしまう

  • 最適化ツールが関連付けを触っている

対処の考え方はシンプルです。「いつ・何をした後に戻るか」を一度メモし、そのタイミングで既定変更の手順をやり直すのが確実です。

アプリ側設定や関連付けの競合を見直す

特に多いのが、似た機能のアプリが複数入っているケースです。

  • PDFビューアが複数ある(Aで開きたいのにBが勝つ)

  • ブラウザが複数ある(リンクが意図と違うブラウザへ)

  • 画像アプリが複数あり、拡張子ごとに既定がバラバラ

見直しポイント(Windows)

  • 困っている拡張子(.pdf/.jpgなど)を具体的に洗い出し、拡張子単位で付け替える

  • 影響が出ているのがリンクなら、http/httpsのプロトコル側で確認する

見直しポイント(Android)

  • 解除したいアプリの「デフォルトの設定をクリア」

  • 次に選択画面が出たら「1回のみ」を選ぶ(再固定の原因を潰す)

  • デフォルトアプリの画面で、ブラウザやSMSなど機能別の既定も確認する

見直しポイント(iPhone/iPad)

  • 「デフォルトのアプリ」内で、該当機能に候補が表示されるか確認

  • 候補がなければ、アプリの対応状況やOS条件を疑う

最終手段としてのリセット前チェックリスト

最後に、一括リセット(Windowsの既定リセット、Androidのアプリ設定リセットなど)へ進む前に、チェックリストで“事故”を避けましょう。

一括リセット前チェック(YESが多いほど実行しやすい)

  • 直したいのは一部ではなく、複数の既定が絡んでいる

  • 既定が戻っても、再設定できる自信がある(ブラウザ・メール・PDFなど)

  • 仕事用・管理端末ではない

  • リセットで権限や通知が戻る可能性を理解している(Androidの場合)

  • 先に「拡張子単位」「アプリ単位」での小さな修正を試した

一括リセットは“効く”ことが多い反面、元に戻す作業が増えるのも事実です。焦っている時ほど、まずは小さく直す方が早く解決します。


よくある質問

解除するとデータは消えるのか

消えません。既定のアプリ設定は「どのアプリで開くか」を決めるだけで、写真やPDFなどのファイルそのものを削除する操作ではありません。
ただしAndroidで一括リセットを行う場合、アプリの権限や通知など周辺設定が戻ることがあり、「使い勝手が変わった」と感じることがあります。データが消えたわけではないので、必要に応じて権限や通知を再設定してください。

毎回選ぶ画面を出すにはどうすればよいか

  • Android:対象アプリの「デフォルトの設定をクリア」→ 次の選択画面で「1回のみ」を選ぶのがコツです。「常時」を押すと再固定されます。

  • Windows:拡張子には基本的に“既定”が紐づきます。毎回選びたいなら、既定は普段使うアプリにしておき、必要時だけ右クリックで別アプリを選ぶ運用が現実的です。

  • iPhone/iPad:Androidのような一律の“毎回選ぶ”にはなりにくく、機能別のデフォルト変更が中心です。目的を「ブラウザを変える」「メールを変える」のように言い換えると解決しやすいです。

おすすめの設定の戻し方はどれか

おすすめは「小さく直す → どうにもならなければリセット」です。

  1. Android:解除したいアプリだけ「デフォルトの設定をクリア」し、再発防止に「1回のみ」を選ぶ

  2. Windows:困っている拡張子(.pdfなど)だけを付け替える

  3. iPhone/iPad:デフォルトのアプリで機能別に見直す(候補が出なければ対応状況を確認)

  4. それでも収拾がつかない場合のみ、一括リセットを検討する


参考にした情報源

Microsoft サポート「Windows で既定のアプリを変更する」
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%81%A7%E6%97%A2%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%99%E3%82%8B-e5d82cad-17d1-c53b-3505-f10a32e1894d

Android.com(Android公式)「スマホのデフォルトのアプリとは? 標準アプリの変更や解除」
https://www.android.com/intl/ja_jp/articles/405/

Google サポート(Pixel Phone)「デフォルト アプリを設定する、設定を解除する」
https://support.google.com/pixelphone/answer/6271667?hl=ja

Apple サポート「iPhoneやiPadでデフォルトのアプリを変更する」
https://support.apple.com/ja-jp/121430