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会計年度任用職員の履歴書の書き方完全版|任用・任期満了・更新の職歴と例文で迷わない

会計年度任用職員の募集を見つけて履歴書を書き始めようとしたものの、「自治体の指定様式ってどれを使うの?」「職歴は“入社・退社”じゃなくて“任用・任期満了”って書くの?」「毎年更新している場合は、職歴を分けるべき?」と手が止まってしまう方は少なくありません。さらに、申込書兼履歴書には欠格申告や兼業予定、結果通知用メールアドレスなど、一般的な履歴書にはない欄があり、どこまで書けばよいのか不安になりがちです。

本記事では、自治体の申込書兼履歴書を前提に、職歴の正しい整理(任用・任期満了・更新・配属変更・制度移行)から、志望動機・自己PRの書き方と使い回せる例文、そして提出直前に失点を防ぐチェックリストまで、迷いが出やすいポイントを“そのまま書ける形”で丁寧にまとめました。読み終えたときには、提出に必要な項目が整理でき、面接で聞かれても説明がブレない状態まで整えられます。

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目次

会計年度任用職員の履歴書で最初に確認すること

まず募集要項で確認したい三つのこと

会計年度任用職員の応募書類で最初にやるべきことは、文章を書き始めることではなく「募集要項の確認」です。ここを飛ばすと、どれだけ丁寧に書いても“様式違い”や“必要書類不足”で評価以前のところでつまずく可能性があります。最低限、次の三つを先に確認してください。

1つ目は「履歴書の様式が指定されているか」です。自治体によっては、市販の履歴書でも応募できる場合があります。一方で、自治体独自の「申込書兼履歴書」や「選考申込書兼履歴書」が指定されることも多く、指定がある場合はそれに従うのが安全です。実際に自治体募集ページには「任意の履歴書で可」と明示する例もあれば、所定様式を配布する例もあります。つまり、一般論ではなく“今回の募集”が正解になります。

2つ目は「提出方法と期限」です。郵送か持参か、必着か消印有効かで行動が変わります。特に“必着”の場合、当日投函では間に合わないため、作成スケジュールは逆算が必須です。

3つ目は「添付書類」です。資格証の写し、職務経歴書、追加様式(学歴・職歴の別紙)などが指定されることがあります。例えば自治体によっては、履歴書とは別に追加様式を用意していることがあります。

この三つを先に押さえるだけで、提出直前の手戻りが大きく減り、気持ちにも余裕が生まれます。

自治体指定様式か市販履歴書かを見分ける

会計年度任用職員の募集では、「市販の履歴書でよいのか」「所定の様式があるのか」が最大の分岐点です。見分け方はシンプルで、募集要項や募集ページに「所定の申込書」「指定様式」「申込書兼履歴書」などの文言があるかどうかです。所定様式が配布されている場合、そこには自治体が確認したい情報があらかじめ組み込まれています。

例えば、申込書兼履歴書の様式には、結果通知に使うメールアドレスについて「正確に記入」などの注意書きが入っている場合があります。ほかにも、欠格条項に該当しないことの申告欄、兼業予定の確認欄、PCスキルの段階選択など、一般的な履歴書にはない確認項目が並びます。これらは“書類選考で差をつけるため”というより、“採用手続と業務運用のための確認”として置かれていることが多いので、指示どおりに埋めていけば問題ありません。

逆に、自治体が「履歴書は任意のもの(市販含む)で応募可能」と明示しているケースもあります。この場合は、市販の履歴書を使って構いませんが、備考欄に希望職種を書いてくださいなど追加指示があることもあるため、やはり募集要項が基準です。

最新様式と印刷条件と写真で失点を防ぐ

指定様式がある場合は、過去に保存していたファイルを使わず、原則として募集ページから取り直すのが安全です。様式は年度更新や運用変更で差し替えられることがあります。提出書類は、内容以上に「指示どおりに提出できているか」を見られます。

印刷条件も重要です。自治体の申込書には「黒インクまたは黒ボールペンで楷書」「こすると消えるペンは不可」といった注意が明記されることがあります。また「両面印刷」に触れている様式もあり、両面が難しい場合の扱いまで書かれている例もあります。こうした注意事項は、守るだけで評価が上がるというより、守らないと不利になりやすい“最低ライン”です。

写真についても、様式上でサイズや撮影期限が指定されることがあります(例:縦4cm×横3cm、6か月以内など)。指定があれば必ず合わせます。
服装は迷ったら落ち着いたジャケットやスーツが無難です。職種が専門職でも、応募書類の写真は「清潔感」「きちんと感」を優先すると失敗しにくいです。

申込書兼履歴書でよくある記入欄の意味を理解する

申込書兼履歴書には、一般的な履歴書にない欄が入りやすく、ここで手が止まりがちです。ただ、欄の意味が分かれば難しくありません。よくある欄と意図を整理します。

  • 結果通知に使うメールアドレス欄
    → 連絡が確実に届くかの確認。誤記は致命的なので、入力した文字列を見直します。様式によっては注意書きが明確に入ります。

  • 欠格事由に関する申告欄
    → 地方公務員法第16条などに基づく、採用できない条件に該当しないことの確認です。様式にチェック欄がある場合、該当しないなら指示どおりチェックします。判断に迷う事情がある場合は、自己判断で埋めずに問い合わせ先に確認するのが安全です。

  • 兼業予定の欄
    → 採用された場合に別の仕事をする予定があるかの確認です。自治体によっては「兼業がある場合は別途届出が必要」等の注意が入ることもあります。予定があるなら正直に書き、勤務形態(週何日、時間帯)まで求められる場合は分かる範囲で書きます。

  • PCスキル欄
    → WordやExcelがどの程度扱えるかを段階で聞かれることがあります。できる範囲を過不足なく選ぶのがポイントです。

欄の意図は「あなたを落とすため」ではなく、「採用後の手続や配置の判断を円滑にするため」と捉えると、必要以上に構えずに記入できます。


会計年度任用職員の履歴書の基本項目の書き方

日付と表記ルールを統一する

履歴書のミスで多いのは、学歴・職歴の内容ではなく、日付や表記の揺れです。ここが揃っていると、それだけで読みやすく、丁寧な印象になります。

  • 日付は提出日に合わせる(郵送なら投函日、持参なら提出日を基本)

  • 西暦か和暦かを全体で統一する

  • 学歴・職歴の年月の表記(〇年〇月)を揃える

  • ふりがな欄は指示(ひらがな/カタカナ)に従う

自治体の様式は、欄の作り自体が統一を前提に設計されていることが多いので、見た目の揺れがあると目立ちます。最初に「表記ルール」を決めてから記入すると、後半で崩れません。

住所と連絡先は採用連絡の導線として仕上げる

会計年度任用職員の応募では、合否通知や連絡が比較的短い期間で動くことがあります。特に、メールアドレスを結果通知に使う旨が明記されている様式では、誤記がそのまま機会損失になり得ます。

おすすめは、メールアドレスを一度メモ帳などに入力し、文字列を目視確認してから転記する方法です。スマホ入力の場合は自動補完で意図しない文字が混ざることがあるため、最後に必ず見直します。
また、電話番号も「申込者本人と確実に連絡が取れる番号」を求める注意書きがある様式があります。番号が変わる可能性がある場合は、募集期間中は連絡が取れる状態を保つことも大切です。

学歴は書き始めの基準を決めて迷いを消す

学歴は様式に従うのが前提ですが、一般的には高校入学または高校卒業から書くケースが多いです。大事なのは「どこから書くか」を途中で変えないことです。

中退や留年など書きにくい事情がある場合でも、事実関係が崩れるほうがリスクです。空白が大きくなるなら、正しい年月で記載し、面接で聞かれたら短く説明できる準備をしておくのが安全です。説明は長くしすぎず、「当時の状況」「現在は勤務可能」をセットで伝えられると印象が安定します。

資格と免許は応募要件と業務に直結する順に並べる

資格欄は、すべてを羅列するよりも、「応募要件に関係するもの」「業務に直結するもの」を優先して上に配置すると読み手に親切です。例えば、運転免許が必要な職種なら、上の方に書きます。専門職で資格が要件なら、取得年月とともに明確に記載します。

取得見込みの場合、様式が「取得・見込」を選べる作りになっていることもあります。見込みであることを明記できる場合は、曖昧にせず制度どおりに記入した方が誠実です。

PCスキル欄は盛らずに業務でできることへ落とす

申込書兼履歴書では、PCスキルを段階で選ぶ形式がよく見られます。例えば、Word・Excelについて「操作不可/基本/応用」などの選択肢が提示される例があります。
ここで大切なのは、背伸びをしないことです。採用側は、入庁後に任せられる作業量の見立てをしたいだけなので、「できます」と書いて実際にできないと、本人が苦しくなります。

書ける場合は、次のように“できる作業”で表現すると、面接でも話がブレません。

  • Word:文書入力、表の挿入、差し込み印刷は経験あり

  • Excel:SUM、IF、並べ替え、フィルタ、簡単な集計

  • メール:添付ファイル送受信、署名設定、フォルダ整理

“業務で頻繁に使用”などの選択肢がある場合も、実態に合わせて選べば問題ありません。


会計年度任用職員の職歴欄は任用と任期満了で書く

会計年度任用職員の職歴で混乱しやすいポイント

職歴欄は、会計年度任用職員の履歴書で最も質問が多いところです。理由は、民間と表現が違ううえに、「更新」「任期満了」「制度移行」など、同じ自治体で働いていても書き方が揺れやすいからです。

まず押さえるべきは、「事実関係を正確に」「読み手が誤解しない表現で」という二点です。ここが守れていれば、細かな言い回しは自治体ごとの慣行に寄せれば十分です。

任用と退職と任期満了の使い分け

会計年度任用職員として年度末で契約が終わり、その期間を全うした場合は、退職理由として「任期満了」や「任用期間満了」などが自然です。自治体の記入例でも、任用期間の満了による離職という表現が見られます。
一方で、本人都合で途中退職した場合に「任期満了」と書くと事実と矛盾します。矛盾は面接で必ず確認されるため、「一身上の都合により退職」といった一般的な表現で整合性を優先します。記載例にも「一身上の都合により退社」などの表現が用いられています。

ここは“評価される書き方”というより、“疑われない書き方”を優先すると安全です。

更新している場合の職歴はまとめ方で読みやすさが変わる

会計年度任用職員は、年度ごとに任用される形式が基本で、更新がある場合でも「毎年同じ部署・同じ業務」の人もいれば、「課や施設が変わる」人もいます。更新の書き方は、あなたの経歴が「読みやすく伝わる」形が正解です。

  • 同じ部署・同じ業務を継続している場合
    → まとめて書くほうが読みやすいことが多いです。
    例:
    20XX年4月 〇〇市役所 会計年度任用職員(〇〇課 事務補助)任用
    現在に至る

  • 更新のたびに業務や所属が変化している場合
    → 変化点が伝わるように分けたほうが親切です。
    例:
    20XX年4月〜20XX年3月 〇〇市役所(A課)会計年度任用職員
    20XX年4月〜現在 〇〇市役所(B課)会計年度任用職員

どちらにも共通するコツは「面接で聞かれても説明がブレない書き方」を選ぶことです。まとめて書いた場合は、面接で「更新回数」「評価や担当の変化」を聞かれることがあります。準備としては次の一言があると安心です。

  • 面接の一言:
    「年度ごとに評価と任用があり、同じ業務を継続して担当してきました(または一部担当が増えました)。」

配属先が変わった場合は所属名と業務の粒度を揃える

自治体の仕事は、同じ“事務補助”でも部署によって中身が異なります。採用側が知りたいのは、あなたがどの領域で、どの程度の事務を経験しているかです。したがって、所属名と業務内容は、粒度を揃えて書くと読みやすくなります。

  • 所属:〇〇課、〇〇係、〇〇センター、〇〇施設

  • 業務:窓口一次対応、電話応対、文書管理、データ入力、申請受付補助、発送作業など

注意点は、職歴欄を“業務日報”のようにしないことです。細かく書きすぎると視線が散るため、「職歴欄では要点だけ」「詳細は面接で話す」と割り切ると整います。

制度移行がある場合は見た目の一貫性を最優先する

会計年度任用職員制度は2020年4月に開始した制度として説明されることが多く、制度導入前後で名称が変わった人もいます。
この場合、経歴を細切れにするより、「同じ勤務の連続性」を保ちながら、必要最小限の補足を入れるのが読み手に優しいです。

例:
2018年4月 〇〇市役所 非常勤職員(事務補助)採用
2020年4月 会計年度任用職員制度開始に伴い職名変更(同所属で継続)
2024年3月 任期満了

この書き方の良さは、採用側が「制度理解がある」「経歴の連続性がある」と一目で判断できる点です。

空白期間は事実を隠さず短く整える

空白期間は、存在そのものより「今働ける状態か」「継続できるか」が見られやすいです。したがって、空白がある場合は、事実を隠さず、説明を短くする方向が安全です。

  • 例:
    20XX年4月〜20XX年9月 家事・育児のため離職
    20XX年10月〜現在 求職活動(勤務開始可能)

面接で聞かれたときの一言は、長い説明よりも、現在の就業可能性を明確にするのが効果的です。

  • 面接の一言:
    「現在は勤務可能で、継続して働ける環境が整っています。」


会計年度任用職員の志望動機は業務と自治体で具体化する

志望動機が評価されるポイントは熱意よりも具体性

会計年度任用職員の志望動機で重要なのは、情熱的な文章かどうかよりも、「業務理解」「再現性」「自治体に合うか」の三点です。自治体は、民間のように“尖ったビジョン”よりも、住民対応や事務処理を安定して遂行できる人を求める場面が多いからです。

志望動機は、次の型に落とすと短い欄でもブレません。

  • 応募職種の業務でやりたいこと

  • 過去の経験や強みがどう役立つか

  • 応募先自治体を選ぶ理由

  • どう貢献するか(行動で締める)

志望動機の型を短文でも成立させるコツ

申込書兼履歴書では、志望動機欄が思ったより小さいことがあります。そんなときは「一文一要素」の発想にすると、短くても密度が上がります。

例(短い欄向け):
「窓口対応と事務処理を両立する業務に魅力を感じ応募しました。これまで受付・電話応対で培った丁寧な案内と確認力を活かし、手続の一次整理と正確な事務処理で職員の負担軽減に貢献します。」

短いのに具体的なのは、「何をするか」「何ができるか」「どう役立つか」が入っているからです。

例文は職種別に使い回せる骨格を持たせる

以下の例文は、丸写しではなく、あなたの経験に置き換えて使うための“骨格”です。

事務補助

「これまで書類作成、データ入力、電話応対を中心とした事務に携わってきました。複数業務が重なる場面でも優先順位を整理し、期限と正確性を守って進めることを意識しています。募集業務では住民対応に関わる事務も含まれると理解しており、丁寧な説明と迅速な処理の両立で、職員の方々を支えたいと考え応募いたしました。」

窓口対応

「受付・接客経験を通じて、相手の状況を把握し分かりやすく案内する力を培ってきました。手続きに不安を抱える方も多いと考え、落ち着いた対応と確認事項の漏れを防ぐ丁寧さを大切にしています。これまでの対人対応経験を活かし、安心して相談できる窓口づくりに貢献したいと考えております。」

福祉系の事務補助

「福祉分野では、配慮が必要な方への対応と個人情報を扱う正確な事務の両方が重要だと考えています。私はこれまで、書類管理の正確性と関係者との連携を意識して業務に取り組んできました。募集業務でも、守秘と確認を徹底しながら、支援が必要な方を支える体制づくりに貢献したいと考え応募いたしました。」

教育補助

「子どもと関わる場面では、安全確認と周囲との連携が欠かせないと学びました。教育現場では臨機応変さと報連相が重要だと理解しています。現場の方針を尊重しながら、子どもたちが落ち着いて過ごせる環境づくりを支えたいと考えております。」

NGになりやすい志望動機と直し方

NGの典型は「抽象語だけ」「理由がそれだけだと弱い」パターンです。

  • 「地域に貢献したい」
    → 何を通じて貢献するかを足す
    例:「窓口の一次対応と事務処理の正確性で、住民の手続きをスムーズにする形で貢献したい」

  • 「コミュニケーション能力があります」
    → 具体行動に落とす
    例:「相手の要望を整理し、必要事項を確認しながら案内する」

  • 「家が近い」「安定している」
    → 書くなら補足に留め、主理由は業務と経験にする
    例:「通勤面でも継続して勤務できる環境が整っている」程度に抑える


会計年度任用職員の自己PRは再現性のある強みで書く

自己PRは強み一つに絞ると伝わりやすい

自己PRは、たくさんの長所を書くほど強くなるわけではありません。むしろ、採用側の印象に残りにくくなります。会計年度任用職員の業務では、次のような強みが評価されやすい傾向があります。

  • 正確性(ミスを減らす工夫がある)

  • 期限管理(締切から逆算できる)

  • 対人対応(窓口・電話の一次対応が安定している)

  • 守秘意識(個人情報や文書の扱いが丁寧)

  • 調整力(確認・連携・引き継ぎができる)

この中から「経験で裏付けできる強み」を一つ選び、エピソードで支えると、短い欄でも説得力が出ます。

自己PRは行動と工夫で書くと面接で崩れない

自己PRを強くするコツは、「性格」ではなく「行動」を書くことです。

  • ×「几帳面です」

  • ○「提出物はチェックリスト化し、二重確認でミスを防いできました」

また、可能であれば数字や頻度を入れると具体性が上がります。

  • 「1日〇件の入力」「週〇回の窓口当番」
    ただし、盛る必要はありません。面接で確認されても説明できる範囲が最適です。

例文は状況別に用意して書き換えやすくする

未経験に近い場合

「私の強みは、確認を怠らず正確に進めることです。これまでの業務でも、作業手順をメモに残し、完了後に見直すことで入力ミスを防いできました。ルールや手順を理解し、報連相を徹底して、職員の方々を支える役割を担いたいと考えています。」

ブランクがある場合

「私の強みは、優先順位を整理して着実に進めることです。家庭では複数の予定やタスクを並行して管理する必要があり、確認と段取りを習慣化してきました。仕事でも期限を意識した進め方と丁寧な確認を徹底し、ミスのない業務遂行で貢献したいと考えております。」

経験者・更新経験がある場合

「会計年度任用職員として、窓口一次対応、文書整理、データ入力などを担当してきました。期限が決まった業務では、手順の標準化とダブルチェックを行い、ミスの発生を抑えることを意識して取り組みました。引き続き正確性とスピードを両立し、周囲と連携しながら安定した業務運営に貢献いたします。」

自己PRと志望動機の矛盾をなくす

意外に多いのが「自己PRで言っている強みが、志望動機や職歴とつながらない」ケースです。たとえば、自己PRで「調整力」を推しているのに、職歴が単独作業中心でエピソードがないと、面接で詰まりやすくなります。

書き終えたら、次の二つをチェックしてください。

  • 自己PRの強みは、職歴のどの経験で身についたか説明できるか

  • 志望動機の仕事内容に、その強みがどう役立つか一言でつながるか

この二つがつながると、書類も面接も一貫して見えます。


提出前に会計年度任用職員の履歴書を整える最終チェック

提出前チェックは誤字より整合性が重要

履歴書は、文章の上手さより「整合性」が最も重要です。整合性とは、年月、退職理由、志望動機、自己PRが矛盾しないことです。特に会計年度任用職員では、任期満了や更新が絡むため、整合性のズレが起きやすくなります。

自治体の申込書には「虚偽が判明した場合は採用資格を失う」などの注意事項が明記されることがあります。ここでいう虚偽は悪意だけでなく、事実と違う記載や矛盾が含まれる可能性があるため、最後に必ず整合性を点検します。

両面印刷と筆記具と写真サイズを最終確認する

見落としやすい“提出仕様”を最後に固めます。

  • 黒インクまたは黒ボールペン、楷書指定があるか

  • 消えるペン不可の注意があるか

  • 両面印刷の指定があるか(難しい場合の扱いが書かれているか)

  • 写真のサイズ、撮影時期の指定があるか

これらは内容ではなく形式ですが、形式で損をすると非常にもったいないため、最後に確認します。

郵送と持参の提出で迷わないための所作

提出方法が郵送または持参の場合、提出所作で迷うことがあります。募集要項に指示があればそれが最優先ですが、指示が曖昧な場合の無難な整え方をまとめます。

  • 書類はクリップ留めが基本(ホチキス指定がない限り避ける)

  • 封筒は中身が透けないものを使用

  • 宛名は募集要項どおり(課名・担当名・「御中」など)

  • 可能なら添え状を付ける(必須でない場合も多いが丁寧)

  • 持参の場合は、窓口での提出用に折れないようクリアファイルに入れる

添え状は、長文である必要はなく、「何を同封したか」「どの職種に応募か」が分かれば十分です。提出物の確認が速くなり、相手の手間を減らせます。

面接で聞かれやすい三点を先に用意しておく

履歴書の内容は、そのまま面接の質問になります。暗記は不要ですが、次の三点は短く答えられるように準備しておくと安心です。

  • 職歴で一番工夫したこと(ミス防止、期限管理、住民対応など)

  • 志望動機の「なぜこの自治体・この業務か」

  • 自己PRの強みが発揮された具体例

ここまで準備できると、履歴書作成が“提出で終わり”ではなく、“面接まで含めて勝ち筋ができる”状態になります。


参考情報