ブログやREADMEに画像を貼りたいのに、リンクの取り方でつまずく——そんな経験はありませんか?
本記事では、Imgurを使って画像をアップロードし、最短数クリックで直リンク(Direct Link)を取得して共有する方法を、PC/スマホ別にわかりやすく解説します。
Public/Unlistedの違い、アルバム化、削除・編集、よくあるエラー回避まで一気に把握。今日から「貼るだけで届く」画像共有を、ストレスなく始めましょう。
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Imgurは、アップ→直リンク取得→共有までを最短で完結できる、軽快な画像ホスティングです。
Direct Linkで“画像だけ”を確実に表示
Public/Unlistedで公開範囲を適切に設定
アルバムで複数画像を1URLに集約
重要画像は自サイト/クラウドにバックアップ
Imgurとは?(概要)
画像や短い動画を無料でホスティングし、URLで共有できるサービス。
ゲスト(未ログイン)でもアップロード可能。ただし履歴管理や削除は不便。
ログインすると投稿履歴・アルバム・公開範囲(Public/Unlisted)などが使えて便利。
UIやボタン名は時期により変わるため、本記事では代表的な文言で案内します。
Imgurアカウント有り/無しの違い
ゲスト(未ログイン)
メリット:すぐにアップ→URL取得ができる
デメリット:後から削除・編集しづらい(削除リンクを自分で保管する必要があることがある)
ログイン済み
メリット:投稿一覧で管理、公開範囲の変更、アルバム化、後編集・削除が簡単
デメリット:アカウント作成のひと手間
実務Tip:チーム運用なら共有アカウントを作り、
「Publicは使わない」「Unlistedを原則」「重要画像は必ず自社にもバックアップ」などルールを文書化すると迷いません。
【PC】Imgurアップロード→URL取得の手順
Imgurトップで「New post」または「Upload」をクリック
画像をドラッグ&ドロップ、または「Choose Photo」等から選択
(任意)タイトル・説明を入力
公開範囲を選択
Public:サイト内で発見・拡散され得る
Unlisted:URLを知っている人だけが閲覧(検索に載りにくい)
アップロード完了後、次のいずれかでURLを取得
画像上で右クリック → 画像アドレスをコピー(=Direct Linkのことが多い)
画面の**「Copy Link」「Get share links」「Share」**などのボタンからコピー
用途に応じて使うリンクを選ぶ
Image Link(ページURL):
https://imgur.com/xxxxxDirect Link(直リンク):
https://i.imgur.com/xxxxx.jpg(ブログ/READMEの埋め込み向け)Delete link(ゲスト時に表示されることあり):必ず控える
最重要:ブログやMarkdownで“画像だけ”を表示したいなら Direct Link を使う。
ページに飛ばして見せたいときはImage Linkが便利。
【スマホ】Imgurアップロード→URL取得
アプリの場合
画面下部の「+」をタップ
写真を選択 → 必要ならトリミング/編集
タイトル/説明と公開範囲(Public/Unlisted)を設定
Upload / Post
完了画面や画像詳細の「Share」→「Copy Link」でURL取得
モバイルブラウザの場合
手順はPCとほぼ同じ。アップ後に表示される共有メニューからCopy Linkを選ぶだけ。
モバイル運用Tip:
クリップボード管理アプリを使うと、複数画像の直リンクを一気にコピーしてメモ→CMSに貼り付けやすくなります。
直リンク・埋め込みコード
| 用途 | 推奨リンク | 記述例 |
|---|---|---|
| ブログ/サイトに画像を表示 | Direct Link | <img src="https://i.imgur.com/xxxxx.jpg" alt="説明"> |
| Markdown(GitHub/Docs) | Direct Link |  |
| 掲示板(BBCode) | Direct Link | [img]https://i.imgur.com/xxxxx.jpg[/img] |
| 説明付きでページに誘導 | Image Link(ページURL) | そのままURLをテキストリンクで共有 |
コピペ用テンプレ
HTML(幅800px指定)
Markdown
小ワザ:サムネイル表記
画像ファイル名の末尾にm(中)やl(大)などのサイズ記号が使える場合があります(例:https://i.imgur.com/xxxxx m.jpg)。挙動はUI変更の影響を受けやすいのでプレビューで必ず確認してください。
アルバム・匿名投稿・限定共有(Unlisted)の使い分け
アルバム
複数の画像を1つのURLでまとめて共有。
順序変更・説明文でストーリーを作りやすい。
資料レビューやUI変更の比較など一括共有に最適。
Unlisted(限定共有)
URLを知っている人だけがアクセス可能。検索に出にくい。
クライアントや社内共有など半公開な用途に向く。
匿名(ゲスト)投稿
会員登録なしで即共有。
ただし後からの削除・編集が難しい。Delete linkを必ず保存。
画像の削除・公開範囲の変更・後から編集
ログイン投稿の場合
自分のプロフィール → Posts(投稿一覧)
対象画像を開き、EditまたはDelete
公開範囲(Public/Unlisted)の変更やタイトル・説明の修正もここから可能
ゲスト(未ログイン)投稿の場合
アップロード直後に表示されるDelete linkを保存しておけば削除できることがあります。
紛失すると基本的に削除が困難。重要画像はアカウント運用を推奨。
よくあるエラーと対処
ブログで画像が表示されない
→ ページURL(imgur.com)を貼っていませんか?Direct Link(i.imgur.com/〜.jpg)を使う。403やホットリンク制限が心配
→ 大量埋め込みや高トラフィックで制限要因になる場合あり。
重要ページは**自サイトCDN(例:Cloudflare Images/S3+CDN)**も検討。画像が重い/読み込みが遅い
→ アップ前にリサイズ(横幅1200px程度目安)・圧縮(WebP/JPEG最適化)。
連続表示は遅延読み込み(loading=”lazy”)を使う。社内で見られない
→ 企業ネットワークのフィルタリング対象になっている場合あり。
社内閲覧が必要なコンテンツは社内向けストレージで共有。OGPやSNSでの表示が崩れる
→ ページURLをシェアするとOGPが付くことが多い。直リンクはOGPが出ない想定で文面を工夫。
運用のコツと注意点
著作権・ライセンス:自作または許諾素材のみ。
個人情報・機微情報:住所・ナンバー・機密情報が写り込まないようぼかし・トリミングを。
バックアップ:リンク切れリスクに備え、重要画像は自サイト/クラウドにも保存。
ファイル命名:
project-name_screen-01.jpgのように検索しやすい命名で再利用性UP。チームルール:Public禁止/Unlisted原則、削除依頼フロー、サムネイル最適化方針を明文化。
薬機法配慮(健康・美容系の画像/キャプション):効果を断定しない、誇張しない、根拠のない比較をしない。