副業について会社から指摘されたり、住民税や社内の噂で「もしかしてバレた?」と気づいた瞬間、頭に浮かぶのはたいてい一つです。「クビになるのではないか」です。
ただし、ここで最初に押さえておきたいのは、副業が発覚した=即解雇が当然という単純な話ではない、という点です。解雇は一般に「客観的に合理的な理由」と「社会通念上の相当性」が必要で、状況次第では無効になることもあります。だからこそ、感情だけで動かず、何が問題視されているのかを分解して、今日やるべき対応を選ぶのが最短ルートです。
また、本記事は「会社に隠し通す方法」や「虚偽で切り抜ける方法」を勧めるものではありません。虚偽説明、証拠隠し、勤務時間中の副業継続は、処分が重くなる方向に働きやすい行動です。
この記事では、次の2つを中心に整理します。
-
クビ(解雇)や重い懲戒に近づく条件を、5つの軸で自己診断できるようにする
-
バレた後の対応を、事情聴取・書面対応・相談先まで時系列で迷わない形にする
読む前に、あなたの現在地を確認してください。
-
まだ指摘されていないが、住民税や噂で不安がある
-
会社から口頭で確認された/面談が予定されている
-
始末書・誓約書を求められた/処分の話が出ている
-
退職勧奨や解雇通知が出た(または示唆された)
現在地が後ろに行くほど、早めに準備した方が安全です。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
副業でクビになりやすい条件を5軸で自己診断する
会社が副業を問題にするとき、論点はバラバラに見えて、実はかなり整理できます。厚生労働省のモデル就業規則(副業・兼業)でも、会社が禁止・制限できる典型理由として、労務提供上の支障、企業秘密の漏えい、会社の名誉・信用を損なう行為、競業による利益侵害が明示されています。
これを読者側の視点に落とすと、次の「5軸」が特に重要です。
-
就業規則と届出(許可制・届出制・禁止)
-
勤務時間中に副業要素が入っていないか
-
本業への支障(成果・態度・勤怠)と健康
-
競業・秘密漏えい(情報や資産の利用含む)
-
会社の信用(炎上・反社・会社名露出など)
まずは自己診断表で、あなたの位置をざっくり確認してください。
| 5軸 | 低リスクになりやすい状態 | 中リスクになりやすい状態 | 高リスクになりやすい状態 |
|---|---|---|---|
| 就業規則と届出 | 規則上OK、または届出済み | 許可制なのに未申請/解釈が曖昧 | 明確な禁止に反して継続/虚偽申告 |
| 勤務時間 | 完全に勤務外、端末も分離 | 連絡が勤務に食い込むことがある | 勤務中に作業・連絡・納品をした |
| 支障・健康 | 成果維持、勤怠も安定 | 疲労が増え、成果が揺れる | 成果低下、遅刻欠勤、居眠り、体調悪化 |
| 競業・秘密 | 業界が違い、情報分離できている | 周辺領域で誤解されやすい | 競合で稼働、顧客/ノウハウ流用、秘密漏えい疑い |
| 信用 | 健全で匿名、特定されない | 発信が増え、職場特定の芽がある | 会社名露出、炎上、反社/公序良俗違反の疑い |
「高リスク」に複数当てはまるほど、処分が重くなりやすいと考えてください。逆に「低リスク」が多いなら、過度に怯えるより、手続きと説明を整えるほうが合理的です。
就業規則と届出が勝負の入口になる
最初に確認すべきは就業規則です。副業を「届出制」「許可制」「原則禁止」としている会社は多く、同じ副業でも扱いが変わります。
厚生労働省は副業・兼業の考え方やモデル就業規則を公表しており、モデルでは勤務時間外の副業を認めつつ、一定の場合に禁止・制限できる設計が示されています。
ここで勘違いしやすいのが、「禁止規定がある=必ず解雇できる」という理解です。実際には、解雇は合理性・相当性が問われ、すべてが一発アウトとは限りません。
ただし、許可制の未申請は“手続違反”として会社側の主張が作りやすく、面談時に不利になりやすいのも事実です。まずは「規則上の手続が何か」を押さえ、今後の対応方針(申告するのか、停止するのか)を決める土台にします。
勤務時間中の副業は最短で危険度が上がる
副業問題で最も火が付きやすいのは「勤務時間中に副業をした(したと疑われる)」ケースです。
テレワークが増えたことで、勤務中に別案件の作業をしたり、連絡対応だけしてしまったりする“境界の曖昧さ”が事故を生みやすくなっています。会社から見れば、勤務時間中に本業に集中していない可能性があるため、厳しく扱われがちです。
ここは言い訳が通りにくい領域です。少しでも心当たりがあるなら、まず今日から次を徹底してください。
-
社用端末・社用アカウントで副業関連に触れない
-
勤務時間中は副業の連絡も返信しない(通知も切る)
-
副業の稼働時間を記録し、勤務外である説明を可能にする
会社が問題視しているのがこの点なら、改善の誠実さが処分の重さに影響しやすいです。
本業への支障と健康は会社が制限しやすい理由になりやすい
会社が副業を制限できる典型理由の一つが「労務提供上の支障」です。
具体的には、次のような事実があると不利になりやすくなります。
-
成果が落ちた、ミスが増えた
-
遅刻・欠勤・早退が増えた
-
会議中の居眠りなど勤務態度が悪化した
-
長時間労働や睡眠不足で健康上の問題が出ている
逆に言えば、「本業に支障が出ていない」「健康面も維持できている」を示せると、防御力が上がります。ここで効くのは、感想ではなく記録です。
-
直近の評価・目標達成状況
-
勤怠記録(遅刻欠勤がない)
-
業務日報や成果物(品質が落ちていない)
-
医師の診断書が必要なほどの不調がない(または改善している)
「支障がない」ことの説明材料を、面談前に集めるだけでも安心感が増します。
競業と秘密漏えいは処分が重くなりやすい
副業の中で最も危険度が高いのが、競業と秘密漏えいの疑いが絡むケースです。モデル就業規則でも典型理由として明示されています。
次のどれかに当てはまるなら、慎重に状況整理が必要です。
-
競合他社(または実質競合)で働いている、または受託している
-
本業の顧客情報、単価、提案資料、ソースコード、設計、運用ノウハウ等を副業に流用した疑い
-
社用PC、社用ソフト、社内データ、会社のアカウントを副業に利用した
-
取引先・顧客と「副業で」直接取引を始めた(利益相反が疑われる)
ここは「そんなつもりはない」と言っても、状況証拠で疑いが残ると厳しくなります。まずは、事実関係を時系列で整え、「会社の資産や情報に触れていない」ことを説明できる状態にします。必要なら、早めに専門家へ相談する価値が高い領域です。
会社の信用を損なう副業は別軸で燃えやすい
会社が副業を問題視する理由は、成果や競業だけではありません。「会社の名誉や信用を損なう行為」も典型理由に含まれます。
たとえば、次のようなケースです。
-
会社名や所属を出した発信で炎上した
-
反社会的勢力と関係が疑われる領域、または公序良俗に反する活動
-
会社・顧客・同僚を想起させる情報をSNSに投稿した
-
実名で副業実績を拡散し、職場特定につながった
信用問題は、事実関係の説明が難しい場合があります。対策はシンプルで、特定される要素を減らし、職場に波及する導線を断つことです。
副業がバレる経路を分解して今日からできる予防策を決める
「バレる」には典型パターンがあります。多くの人が住民税だけを気にしがちですが、実際は複線で発覚します。ここでは経路を4つに分けて、対策を“現実的な範囲”で整理します。
-
税(住民税の通知)
-
人づて(社内の会話、同僚・取引先)
-
ネット露出(SNS、検索、口コミ)
-
書類・環境(副業先の書類、端末、通知、振込)
住民税でバレる仕組みを誤解しない
会社員の住民税は、一般に給与から天引きする特別徴収で納めます。そのため副業で所得が増えると、住民税が増え、会社が違和感を持つ可能性が出ます。
ただし、ここで重要なのは「住民税が増えた=副業確定」ではない点です。増加要因は他にもあります(扶養変更、ふるさと納税、医療費控除、株の利益等)。会社が“気づくきっかけ”になるにとどまるケースもあります。
また、よく語られる対策として「副業分を普通徴収(自分で納付)にする」がありますが、ここも注意が必要です。
-
住民税は特別徴収が原則で、運用は自治体の判断が絡む
-
所得の種類・状況によって、希望どおりに分離できないことがある
-
税だけ対策しても、他経路で発覚すれば意味が薄い
住民税の対策は“ゼロか百か”ではなく、「火種を減らす一手」くらいに捉えるのが安全です。
人づてでバレるのは一番多い
社内バレの現実はシンプルです。「誰かが知っている」情報はいずれ漏れます。副業が許可制・禁止の会社ほど、噂は拡散しやすく、上司に届くのも早い傾向があります。
-
同僚に相談した
-
副業の成果を見せた
-
副業先が取引先と近い
-
休憩中の会話やSNS画面を見られた
対策は、話さない・見せない・交差させないです。副業の実績や金額を職場で話さない、職場で副業関連の画面を開かない、取引先と近い副業先を避ける。これだけで事故率が下がります。
SNSでバレるのは「顔出し」より「特定情報」
SNSは顔出しの有無より、積み重ねの特定情報でバレます。
-
勤務地や通勤、職種の言及
-
社内の呼称、業界の固有名詞
-
生活圏の写真、時間帯、交友関係
-
実績のスクショや請求書の一部
副業を続けたいなら、SNSは「拡散の味方」でもあり「最大の事故源」でもあります。やるべきことは次です。
-
過去投稿の棚卸し(職場特定につながる投稿を削除/非公開)
-
会社名・顧客名・現場を想起させる情報を出さない
-
収益・案件・納品など“身元が割れる情報”は慎重に扱う
書類・環境でバレるのは“うっかり”から
副業先の書類や通知、端末の操作ミスが発覚につながることは珍しくありません。
-
社用PCで副業メールを開いた
-
社内チャットに副業通知が出た
-
カレンダー連携で副業の予定が表示された
-
振込通知や請求書が職場で見える場所にあった
対策は「分離」です。端末・アカウント・通知・保管場所を分ける。特に、社用端末に副業の痕跡を残さないことは必須です。
副業がバレた後に最優先でやることは準備と記録
バレた後の勝負は、「説得」より「準備」にあります。面談や事情聴取は、会社が事実を集め、処分を検討するためのプロセスになりやすいからです。焦って口で何とかしようとすると、矛盾が出たり、余計な情報を渡したりして不利になります。
まず確認する3点は就業規則と争点と事実の時系列
面談前に、最低限これだけは押さえてください。
-
就業規則の副業条項(届出制/許可制/禁止、懲戒事由、解雇事由)
-
会社が問題視している争点(勤務時間、本業支障、競業・秘密、信用、手続違反)
-
事実の時系列(開始時期、仕事内容、稼働時間、連絡頻度、収入の形、勤務との重なり)
時系列は「いつ・どこで・何を・どれくらい・勤務との関係は」を淡々と書き出すだけで構いません。これがあると、面談で余計なことを言いにくくなります。
収集しておくと強い“材料”一覧
あなた側が準備できる材料は、次のとおりです。すべて揃わなくても、取れるものからで十分です。
-
直近の勤怠(遅刻欠勤の有無、残業の増減)
-
本業の成果物・評価(数字や事実があれば強い)
-
副業の稼働時間メモ(勤務外である説明のため)
-
社用資産を使っていないことの説明(端末・アカウント分離など)
-
競業・秘密に触れていないことの整理(顧客や情報の交差がない)
-
面談の予定(日時、出席者)をメモしておく
「証拠がないから不利」というより、「整っていないから不利」になりやすいのが実情です。準備が不安を一段下げます。
事情聴取や面談で失点しない話し方とテンプレ
面談でのポイントは、格闘することではなく、「争点を狭めて、重い処分につながる要素を否定できる状態」を作ることです。
面談の基本姿勢は三つだけ
-
事実は整理して述べる(盛らない・曖昧にしない)
-
推測で話さない(「たぶん」「覚えてない」を連発しない)
-
その場で即答・即サインしない(持ち帰り検討が基本)
そのまま使える“言い方テンプレ”
状況に応じて調整しつつ、まずはこの形を基準にしてください。
-
勤務時間の争点に寄せたテンプレ
「勤務時間外に、業務へ影響が出ない範囲で行っていました。勤務中に作業や連絡対応はしていません。通知や端末も分けています。」 -
手続不足(許可制未申請)に寄せたテンプレ
「手続きの理解が不十分で、申請ができていませんでした。就業規則を確認し、今後の取り扱いについて相談させてください。必要であれば停止も含めて対応を検討します。」 -
競業・秘密の不安がありそうなときのテンプレ
「本業の顧客情報や社内情報、資料、システムは副業に使用していません。副業の内容は本業の業務と切り分けています。疑念がある点があれば具体的に確認し、事実関係を整理してお答えします。」 -
信用(SNS等)の不安がありそうなときのテンプレ
「会社名や顧客名が特定される情報は出していません。懸念がある点があれば削除・非公開など対応します。」
テンプレの狙いは、「会社が制限し得る典型理由(支障・秘密・信用・競業)」を先回りで潰すことです。
絶対に避けたいNG行動チェックリスト
面談時・面談前後で、次は避けてください。
-
事実と違う否認(後で矛盾が出ると一気に不利)
-
証拠隠し・削除・改ざん(信用を失い処分が重くなりやすい)
-
勤務時間中の副業継続(「改善の意思なし」と見られやすい)
-
感情的に相手を責める(争点がこじれて落としどころが消える)
-
その場で始末書・誓約書にサイン(内容が重い場合がある)
始末書や誓約書を求められたときの見方と対応
書面対応は、軽い注意の延長に見えて、後で重くなることがあります。内容次第では、次の懲戒の根拠になり得るからです。
サイン前に確認する5項目
-
事実関係が正しいか(勤務中に副業した、と断定されていないか)
-
反省の範囲が過度に広くないか(「副業を一切しない」と永久誓約になっていないか)
-
争点が何か明確か(手続違反なのか、支障なのか、競業なのか)
-
処分の内容が書かれていないか(減給等の不利益が含まれていないか)
-
再発防止の内容が現実的か(守れない条件に同意しない)
持ち帰りを自然に伝える言い方
「内容を確認してからお返事したいので、本日中のサインは控えさせてください。事実関係も含めて整理し、改めて回答します。」
この一言で、焦って自爆する確率が下がります。
処分が重そうなときの相談先と判断の軸
もし、次のどれかに当てはまるなら、早めに相談先を確保することを推奨します。
-
競業・秘密漏えいの疑いを示された
-
勤務時間中の副業について証拠を提示された
-
懲戒解雇、またはそれに近い処分を示唆された
-
退職勧奨(辞めるよう迫られる)が始まった
-
面談の回数が増え、書面が積み上がってきた
解雇は、合理性・相当性が欠けると無効になり得る、という枠組みがあります。
ただし、争うべきかどうかは「残りたいのか」「関係修復の余地があるのか」「時間・費用・精神的負担をかけられるのか」で変わります。相談するなら、次の材料があると話が早いです。
-
就業規則(該当条文)
-
面談のメモ(日時・出席者・言われた内容)
-
求められた書面(始末書・誓約書など)
-
勤怠、評価、成果物(支障がない説明材料)
副業を続けたいなら設計を変えて会社の懸念を潰す
副業を続ける最短ルートは、「会社が制限し得る典型理由」を潰す設計に変えることです。モデル就業規則の観点でいえば、支障・秘密・信用・競業を避ける設計が中心になります。
申告して許可を取りにいくときの通し方
許可制・届出制であれば、正面から整理した方が長期的に安定します。申告時は「やりたい」より「懸念を潰す」資料が効きます。
-
稼働時間:勤務外のみ、週◯時間上限
-
連絡:勤務中は対応しない、緊急対応なし
-
内容:競業しない、顧客が交差しない
-
情報:社内情報・資料・端末を使わない
-
健康:睡眠確保、長時間労働にならない
「会社が困るポイント」を先回りで潰せると、許可が下りる可能性が上がります。
副業の形を変えると急に安全になることがある
同じ副業でも、形を変えると摩擦が減ります。
-
納期・緊急対応が発生しにくいメニューに寄せる
-
実名露出が必要な活動を抑え、発信を最小化する
-
競業になり得る領域を避け、周辺領域にずらす
-
収入最大化より、継続可能性(事故率の低さ)を優先する
「続ける」か「やめる」かだけでなく、「設計を変える」選択肢を持つと、心理的にも現実的にも楽になります。
住民税の対策は“補助輪”として使う
住民税の普通徴収を検討する人は多いですが、運用差があるため万能ではありません。特別徴収が原則である点、自治体の判断が絡む点を踏まえ、税だけに頼らず総合対策にしてください。
退職も視野に入れるなら損しない順番で考える
副業が生活の中心になってきた場合、職場のルールと噛み合わないことがあります。そのとき、感情で即断すると損が増えやすいので、順番を決めます。
退職を考える前に確認すること
-
今の会社で、副業許容が広がる見込みがあるか
-
副業収入が、生活費をどれだけカバーできるか
-
社会保険・税・ローン等の信用面の影響を理解できているか
-
次の職場の副業ルールを確認できているか
退職勧奨が出ている場合は、条件(退職日、退職金、会社都合か自己都合か、合意書の内容)を必ず確認し、必要なら相談先を確保してください。
副業がバレたときによくある質問
副業禁止でも必ずクビにならないのですか
必ずとは言い切れません。ただし、解雇には合理性・相当性が求められ、禁止規定があるからといって常に有効になるわけではありません。
一方で、勤務時間中・支障・競業/秘密・信用の要素が重なるほど、会社側の主張は強くなります。まずは5軸で自己診断し、危険度の高い要素を先に潰してください。
住民税を普通徴収にすれば絶対にバレませんか
絶対ではありません。特別徴収が原則であり、希望どおりに分離できない場合があります。また、社内やSNSなど別経路で発覚すれば意味が薄いです。税は補助輪として捉え、総合対策にしてください。
面談で「副業をやめる」と言ったほうが良いですか
状況次第です。勤務時間中や支障がある場合は、改善の意思を示す意味で停止が有効になることがあります。一方で、低リスク側であれば「設計を変えて影響を出さない」「申告して整理する」ほうが建設的なこともあります。面談では、まず争点を確認し、即断せず持ち帰り検討する姿勢が安全です。
始末書にサインしないと不利ですか
内容によります。事実と異なる記載や、過度な誓約が含まれるなら、その場でサインしない方が安全です。持ち帰って確認するのは一般的な対応です。焦って自分の首を絞めないことが大切です。
副業で懲戒になったら転職に響きますか
転職では退職理由の説明が求められることがあります。懲戒の事実が自動的に外部へ通知されるとは限りませんが、説明の整合性が重要です。処分が重くなりそうなら、早めに事実関係と説明方針を整え、必要に応じて相談先を確保してください。
まとめ
副業がバレたときに大切なのは、「クビになるかどうか」を感情で決めるのではなく、条件を分解し、失点しない対応を取ることです。
-
会社が問題視しやすいのは、勤務時間中、副業で本業に支障、競業・秘密、信用毀損、手続違反
-
解雇は合理性・相当性が必要で、状況次第では無効になり得る
-
バレた後は、就業規則・争点・時系列を整え、面談では推測で話さず、書面は即サインしない
-
続けたいなら、支障・秘密・信用・競業を避ける設計に変えるのが最短
制度や運用(特に住民税の取り扱い)は変わることがあります。最新の就業規則と公的情報を確認し、危険度が高い場合は早めに相談先を確保してください。
参考情報
-
厚生労働省「副業・兼業」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html
-
厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン(PDF)」https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000962665.pdf
-
厚生労働省「第14章 副業・兼業(モデル就業規則・PDF)」https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000204089.pdf