夜中に「非通知」の着信で起こされると、誰からなのか分からない怖さで眠れなくなります。しかも、設定を変えたつもりでもまた鳴ると、「何をすれば止まるの?」と不安が増えてしまいがちです。
この記事では、夜中の非通知電話にありがちな原因を整理しながら、今夜から鳴らさないための応急処置と、非通知を根本から減らすための設定を、iPhone・Android・キャリア別に分かりやすくまとめます。さらに、公衆電話や国際電話など“例外で非通知表示になるケース”や、困ったときの相談先まで押さえるので、読み終えた頃には「やることが明確になって安心して眠れる状態」を目指せます。
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夜中に非通知の電話が鳴ったとき最初にやること
夜中の非通知は出ず、まず今夜は消音・通知制御で鳴らさない状態にします。次にドコモ/auの番号通知依頼サービスで非通知を遮断し、例外(公衆電話・国際電話)も確認。不安が残るなら#9110へ。
まずは出ないで落ち着くことが最優先
夜中に非通知の着信があると、驚きや恐怖で反射的に出てしまいがちです。しかし、非通知は相手が分からず、用件の正当性も判断できません。まずは出ないことが最優先です。
緊急の連絡は、非通知ではなく番号通知でかかってくることが一般的です。夜中の非通知は「相手が必要な連絡をしたい」よりも、「反応を引き出したい」目的が混ざりやすいため、反応しない判断が合理的です。
今夜から鳴らさないための最短ルート
夜中のストレスを最短で止めるために、次の順番で進めると迷いにくくなります。
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今夜だけでも鳴らさない設定(集中モード・サイレントなど)で睡眠を守る
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キャリアの番号通知依頼サービス(ドコモ/au)で非通知を根本的に遮断する
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例外(公衆電話・国際電話など)を理解し、「設定したのに来た」を防ぐ
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不安が続く場合は#9110など相談先へ(緊急は110)
この順序で進めると、「今夜眠れない」をすぐ解消しつつ、再発も抑えられます。
記録は最小限で十分だが残しておくと安心が増える
すぐ相談が必要でなくても、次だけメモしておくと気持ちが落ち着きます。
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着信日時(例:1月13日 2:14)
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回数(連続・毎晩など)
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ワン切り/無言/自動音声などの特徴
「記録がある=自分は対処できている」というコントロール感につながります。
夜中の非通知電話はなぜ起きるのか
ワン切りや無言電話は反応を確かめる目的が多い
夜中のワン切りや無言電話は、相手が「起きているか」「出るか」を確かめる意図が混ざりやすいタイプです。出てしまうと、相手に“反応する番号”として認識され、繰り返しの温床になることがあります。
一度でも出た場合でも、以後は「鳴らさない設定」と「キャリア遮断」を入れれば、状況が落ち着くケースは少なくありません。
自動音声や不安を煽る話は詐欺の可能性が上がる
夜中に限りませんが、焦らせる口調や「至急」「このままだと止まる」などの時間制限は詐欺で頻出のパターンです。
相手が名乗った組織名が立派でも、電話口で本人確認情報や決済情報を求められた時点で危険信号です。電話は切り、相手が提示した番号へ折り返さないようにしてください。相談が必要なら、緊急ではない相談窓口として#9110が案内されています。
まず押さえるべきは非通知と表示の“ズレ”が起きる可能性
ここが非常に重要です。画面に「非通知」と出ても、必ずしも「相手が番号を隠している」とは限りません。
たとえばauの案内では、発信者が番号を通知できない条件(公衆電話・国際電話など)では、通常接続になる場合があり、さらにiPhoneでは「公衆電話」「通知不可能」も“非通知表示”になる場合があると説明されています。
つまり「非通知=悪意」と決めつけず、遮断の仕組みと例外を知っておくと不安を整理できます。
非通知と知らない番号は何が違うか
非通知は番号そのものが見えない状態
非通知は、着信側に番号が表示されません。折り返しもできず、相手の正体が不明です。そのため夜中は特に不安になりやすい一方、対策は比較的シンプルで「非通知を遮断する」方向に寄せやすいです。
知らない番号は番号が見えるので判断軸を持てる
知らない番号(未登録番号)は、番号が表示されます。夜中にかかってくると怖いのは同じですが、番号が見える分だけ対処が分岐します。
たとえば、病院・学校・宅配など「連絡先に入っていないが重要」な番号があり得る方は、未登録番号を丸ごと遮断すると困る可能性があります。
重要連絡を取りこぼさない線引き
次のように線引きすると現実的です。
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夜中:非通知は遮断・消音を強めに(睡眠優先)
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日中:未登録番号は“消音やフィルタ”で様子を見る(必要なら後で折り返す)
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家族(親・子):まず非通知遮断を優先し、重要先は連絡先登録で補う
これで「守りながら、必要な連絡は取りこぼしにくい」状態に近づきます。
今夜から鳴らさない暫定策 夜間の睡眠を守る設定
iPhoneで今夜だけ静かにする考え方
iPhoneは、夜間だけ通知を抑える運用がしやすい端末です。重要なのは「完全遮断」ではなく「睡眠を守る」目的に合わせて、鳴らない時間帯を作ることです。
この段階は“恒久対策”ではなく、今夜のストレスを止めるための暫定策と割り切るとスムーズです。
Androidで今夜だけ静かにする考え方
Androidでも夜間の通知制御は可能です。名称や画面は機種差があるため、「おやすみ」「サイレント」「通知」などのキーワードで設定を探すと早いです。
暫定策の目的は「夜間の着信音で起きない」ことなので、細かい最適化は後回しで構いません。
暫定策の落とし穴は翌日まで強い設定を残すこと
夜間に強い消音や遮断を入れた場合、翌日に重要連絡が来ないように、朝に一度設定を見直す導線を記事内で明示しておくとUXが上がります。
この“翌朝の確認”を入れるだけで、取りこぼし不安が大きく減ります。
iPhoneで非通知や不明な発信者を管理する設定
不明な発信者をフィルタリングする設定と確認方法
iPhoneには、不明な番号からの着信を管理する機能が用意されています。Appleの案内では、「不明な発信者」をオンにすると不在着信や留守番電話が特定のリストへ移動し、電話アプリ内でフィルタ表示できる旨が説明されています。
このタイプの機能は「完全に消える」のではなく、「表示される場所が変わる」ことがあります。設定したのに止まっていないと感じる場合は、フィルタ(不明な発信者リスト)側を確認すると認識が揃います。
迷惑電話フィルタの意味は通信事業者判定が前提
Appleの案内では、通信事業者が迷惑電話や詐欺の可能性があると識別した着信が消音になり、留守番電話へ送られ、迷惑電話リストへ移動する仕組みが説明されています。
ここは誤解されやすい点で、「すべての怪しい電話が自動で迷惑判定される」とは限りません。だからこそ、夜中の非通知は端末機能だけに頼らず、次章のキャリア遮断が強い選択肢になります。
取りこぼしを防ぐためにやるべき最低限の工夫
iPhoneのフィルタ系機能は便利ですが、未登録番号が広く対象になる場合があります。重要連絡を取りこぼさないために、次は効果が高いです。
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病院・学校・職場・家族の関係先など、必要な番号は連絡先登録しておく
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「設定したら終わり」ではなく、翌日に電話アプリのフィルタ(不明な発信者/迷惑電話)を一度確認する
Androidで非通知を減らす 着信拒否の考え方
端末や電話アプリで項目名が違うことを前提に探す
Androidは機種・メーカー・電話アプリによって表示が異なります。重要なのは、見つからないときに「自分の端末ではできない」と結論づけず、次の語で探すことです。
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ブロック、拒否、着信拒否
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不明、非通知、通知なし
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迷惑電話、スパム
これで大半は導線を見つけやすくなります。
Android単体で止まり切らない場合はキャリア側で固める
Androidで非通知を拒否できても、アプリ側・OS側の差分で挙動が揺れることがあります。夜中のストレスが強い場合は、端末側の試行錯誤を最小にし、次章のキャリア遮断を先に入れるほうが再現性が高いです。
家族の端末もまとめて対策すると再発が減りやすい
夜中の非通知が家族にも来ている場合、同じ発信元が複数人にかけている可能性があります。家族の端末に同時に対策を入れると、心理的にも「家の中で対策できている」安心感が増します。
ドコモとauで非通知を根本から遮断する方法
ドコモの番号通知お願いサービス 何が起きるか
ドコモの「番号通知お願いサービス」は、番号を通知しないでかけてきた相手に対して、番号通知を依頼するガイダンスを流し、その後自動的に通話を終了するよう設定できると説明されています。さらに、着信しなかった電話は着信履歴に残らない点も特徴として明記されています。
「夜中に非通知が鳴る」問題を根から断ちたい場合、非常に相性が良い仕組みです。
ドコモの設定方法と注意点
ドコモは操作・設定方法を案内しており、端末種別によって操作方法が異なる場合があることが示されています。
夜中のストレスが強い方は、まずは公式の「操作・設定方法」に沿って有効化し、翌日に「設定が有効か」を確認する運用がおすすめです。
auの番号通知リクエストサービス 何が起きるか
auの「番号通知リクエストサービス」は、番号非通知でかかってきた電話に対し、番号通知でかけ直すようガイダンスを行うことで拒否できると案内されています。起動方法として「1481」に発信する手順が説明されています。
夜中の非通知対策として、こちらも強力です。
auの例外条件とiPhone表示の注意は必ず押さえる
auの案内では、サービスを起動していても、発信者が番号を通知できない場合は接続することがある旨が記載されています。さらに「公衆電話」「国際電話・国際ローミング」などの条件が例示され、iPhoneではそれらも“非通知設定”と表示される場合があると説明されています。
ここを知らないと、「遮断設定したのに非通知が来た」と混乱し、不安が再燃します。夜中の非通知対策では、例外を最初から理解しておくことがUX上きわめて重要です。
目的別意思決定表 どれをやれば最短で安心できるか
今夜止める 恒久対策 取りこぼし回避を一度で判断する
以下の表は、「何を優先したいか」から逆算して、最短で選べるように整理したものです。
| あなたの目的 | まずやること | 次にやること | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 今夜だけでも鳴らないようにしたい | 夜間の消音・通知制御(集中モード等) | キャリア遮断(ドコモ/au) | 朝に設定を戻す/確認する導線が必要 |
| 非通知を根本から遮断したい | キャリアの番号通知依頼サービスを有効化 | 例外条件の理解 | 公衆電話・国際電話などは例外になり得る |
| 重要な電話は逃したくない | 重要先を連絡先登録 | iPhoneはフィルタ後のリスト確認 | “表示場所が変わる”挙動を理解 |
| 設定したのにまた来て不安 | 例外条件(公衆電話/国際電話等)を確認 | 不安なら#9110へ相談 | iPhone表示の“非通知”はズレる場合 |
設定しても夜中に非通知が来るときのチェックポイント
例外条件に該当していないかを確認する
auの案内にもあるように、「番号を通知できない電話」は通常接続となる場合があります。公衆電話・国際電話などが代表例です。
夜中の非通知が続く場合、まずは「相手が隠している」のではなく「通知できない」ケースが混ざっていないかを疑うと、無駄に不安が増えません。
端末側の“見え方”が変わっていないかを確認する
iPhoneのフィルタは、着信履歴が別リストに移動するなど「見え方」が変わる場合があります。設定したのに止まっていないと感じたら、電話アプリのフィルタ表示を確認してください。
端末変更や契約変更で設定が戻るケースがある
auは、契約変更(5G SA関連など)で設定が初期化され、サービス停止状態になる場合があると注意喚起しています。機種変更や契約変更の後に再発した場合は、まずキャリア設定が有効か確認してください。
不安が強いときの相談先と準備
#9110は緊急ではない相談の入口 110との違い
政府広報オンラインでは、#9110は全国共通で、かけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながると説明されています。緊急の事件・事故は110ですが、「怖い」「詐欺かもしれない」「どうしたらいいか分からない」など、緊急ではない不安の相談に適した入口です。
相談前にまとめておくと話が早いチェックリスト
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いつ(日時)
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何回(頻度)
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ワン切り/無言/自動音声などの特徴
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こちらが出たか、出ていないか
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相手が名乗った内容(あれば)
「自分の状況が整理できる」だけでも安心感が上がります。
怖さが続くなら“遮断できている”状態を作ってから相談する
夜中の不安は、情報よりも「自分で止められる」感覚が大きく効きます。
暫定策→キャリア遮断→例外理解まで整えたうえで、それでも怖い、または内容が悪質だと感じるなら相談へ、という順番が心理的にも安定しやすいです。
よくある質問
夜中だけ非通知を止めることはできますか
できます。まず夜間の消音・通知制御で“今夜の睡眠”を守り、翌日に恒久対策(キャリア遮断)へ進むのが最短です。
iPhoneは非通知を完全に拒否できますか
iPhoneは不明な発信者のフィルタリングや、迷惑電話フィルタなどで管理できますが、「完全拒否」よりも“フィルタして見え方を変える”挙動が中心になる場合があります。設定後は電話アプリのフィルタ(不明な発信者/迷惑電話)も確認すると混乱が減ります。
キャリアの設定を入れたのに非通知が来たのはなぜですか
例外条件(公衆電話・国際電話など“番号を通知できない”発信)に該当すると、通常接続になる場合があります。さらにiPhoneではそれらが非通知表示になる場合があるため、まず例外を疑ってください。
auは機種変更や契約変更で設定が戻りますか
戻る場合があります。auは契約変更によって設定が初期化され、サービス停止状態になる可能性を案内しています。機種変更後に再発したら、1481での起動状態を確認してください。
#9110に相談するときは何を伝えればいいですか
日時、回数、内容(無言・自動音声など)、こちらが出たかどうかが分かれば十分です。#9110は緊急ではない相談の窓口として案内されています。
参考にした情報源
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Apple サポート「iPhoneで不明な発信者を管理する」https://support.apple.com/ja-jp/111106
-
Apple サポート「iPhoneで通話をスクリーニングする/着信拒否する」https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iphe4b3f7823/ios
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NTTドコモ「番号通知お願いサービス」https://www.docomo.ne.jp/service/number_please/
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NTTドコモ「番号通知お願いサービス 操作・設定方法」https://www.docomo.ne.jp/service/number_please/usage/
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NTTドコモ よくあるご質問「非通知着信を拒否したい」https://www.docomo.ne.jp/faq/detail?faqId=4003
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au サポートFAQ「番号通知リクエストサービス」https://www.au.com/support/faq/details/00/0000/000019/pg00001907/
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au「番号通知リクエストサービス」https://www.au.com/mobile/service/tsuchi-request/
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政府広報オンライン「警察相談専用電話 #9110」https://www.gov-online.go.jp/article/201309/entry-7508.html
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警察庁「ご意見、各種相談・情報提供等(#9110案内)」https://www.npa.go.jp/goiken_index.html