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iPhoneでDuolingoのスピーキングができない原因と直し方|症状別チェック

iPhoneでDuolingoを使って学習しているのに、「スピーキング問題が出ない」「マイクが反応しない」「急に使えなくなった」といった状況に直面すると、原因が分からず不安やストレスを感じやすくなります。設定を見直しても改善せず、「自分のiPhoneが悪いのか」「仕様変更なのか」「有料会員でないと使えないのか」と迷ってしまう方も少なくありません。

本記事では、症状を体系的に整理し、iPhone側の設定確認からDuolingoアプリ内の対処、復旧手順、さらに復旧までの代替学習方法までを一つひとつ丁寧に解説いたします。
やみくもに設定を触るのではなく、最短で原因を切り分け、確実に前へ進める構成でまとめております。

スピーキング学習を止めず、安心してDuolingoを使い続けたい方は、ぜひこのまま読み進めてください。本記事を読み終える頃には、今の状況で何を確認し、次に何をすべきかが明確になっているはずです。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

iPhoneでDuolingoのスピーキングができない症状を整理する

iPhoneでDuolingoのスピーキング機能が使えない場合、最初にやるべきことは「原因の当たりを付ける」ことです。闇雲に設定を触ると、改善しないまま時間だけが過ぎ、場合によっては再インストール時にログインで詰まるなど二次トラブルにもつながります。ここでは、よくある症状を4つに整理し、次に確認すべきポイントへ最短で移動できるようにいたします。

スピーキング問題が出ない

「スピーキング問題が出ない」は、故障や設定ミスだけでなく、出題仕様やコース差、学習状況による出題条件など、複数の要素が絡むことが多い症状です。具体的には次のようなケースが該当します。

  • レッスンを何回やっても、マイクを使う問題が1つも出ない

  • 以前は出ていたのに、最近はまったく見かけない

  • 設定を探しても「スピーキング」らしき項目がない

この症状では、iPhone側のマイク権限が原因になっている場合もありますが、典型は「Duolingo側の設定オフ」または「出題側の条件に該当していない(仕様差を含む)」です。したがって、次の順番で切り分けるのが効率的です。

  1. iPhone側でマイク権限が許可されているか(許可されていないなら出題以前に利用できません)

  2. Duolingo内でスピーキング関連設定がオフになっていないか

  3. 同一アカウントで別端末やWebで出題されるか(出題の有無が端末依存か、アカウント/配信依存かの判断材料になります)

  4. コース(学習言語)や学習単元の進行度で出題が変わっていないか

「出ない」症状は、表示位置の変更やテスト配信の影響でも起き得るため、最初から故障と決めつけず、観察と比較で原因を狭めていくことが重要です。

マイクが反応しない

「マイクが反応しない」は、アプリ内で収録開始ボタンを押せるものの、音声入力が始まらない、波形が動かない、判定が進まない、といった状態です。代表的な見え方は以下です。

  • マイクアイコンを押しても、録音状態にならない

  • 話しても反応がなく、時間切れになる

  • 収録は始まるが、無音扱いで失敗する

この場合、原因の多くは次のいずれかです。

  • iPhoneのマイク権限が許可されていない、または何らかの理由で反映が崩れている

  • Bluetoothイヤホンや車載機器など、入力マイクが別デバイスに切り替わっている

  • 他のアプリがマイクを占有している、またはOS側の一時不整合でマイクが解放されていない

  • Duolingoアプリの一時不具合、キャッシュ不整合

ここで大切なのは「他アプリでは録音できるのにDuolingoだけ反応しない」かどうかです。他アプリで問題なく録音できるなら、マイクの物理故障よりも、権限・入力先・アプリ状態の可能性が高まります。逆に、他アプリでも不調なら端末側の問題に寄るため、後述のiPhone設定・制限・再起動の優先度が上がります。

途中で失敗になる

「途中で失敗になる」は、マイクが一応動いているように見えるのに、判定が極端に通らない、録音が途中で切れる、開始直後に失敗扱いになる、といった症状です。ここでは次のような原因が多くなります。

  • 通信状態が不安定で、音声判定が途中で失敗する

  • Bluetooth接続が不安定で、入力が途切れる

  • 端末の負荷やバックグラウンド処理でアプリが不安定になる

  • 発音判定の癖で、特定の音が通りにくい(特に短い単語、語尾、子音の破裂など)

  • 周囲の騒音や反響で音声が取りにくい

この症状は「マイク権限が完全にオフ」というより、環境要因とアプリ挙動が絡みやすいです。そのため、権限確認に加えて、入力先の固定(Bluetoothを外す)、再起動、通信確認、静かな環境での再試行など、段階的に要因を取り除くことが効果的です。

Duolingoがマイク権限の一覧に出ない

「設定のマイク一覧にDuolingoが出ない」は、混乱しやすい症状です。一般的にiOSでは、アプリがマイク利用を要求した履歴や状態に応じて権限管理画面に表示されるため、表示されない場合は以下の可能性を疑います。

  • Duolingoがマイクを使う画面に到達していない(スピーキング問題が出ない、音声機能を使っていない)

  • アプリの状態が崩れており、権限要求のトリガーが発火していない

  • iOSの権限管理の反映が不整合を起こしている

  • スクリーンタイムや管理プロファイル等で権限要求自体が制限されている

この症状は「設定を探し続ける」より、「権限要求が発生する状況を作る」→「反映をリセットする(再起動/再インストール)」の順で進めた方が早く解決しやすいです。後半で具体手順を示します。


iPhone設定でDuolingoのマイクを確認する

Duolingoのスピーキングは、iPhoneのマイク権限が前提です。ここが1つでも崩れると、出題されない・反応しない・途中で失敗するなど、症状が多様に見えます。まずはiPhone側で「マイクを使わせる許可」と「端末側の制限」を確定し、問題が端末側にあるのかを切り分けます。

設定からマイク権限をオンにする手順

以下は、iPhoneで一般的にマイク権限を確認する流れです。表現はiOSのバージョンで多少異なる場合がありますが、導線は概ね同じです。

  1. iPhoneの「設定」アプリを開きます

  2. 「プライバシーとセキュリティ」を開きます

  3. 「マイク」を開きます

  4. アプリ一覧から「Duolingo」を探します

  5. Duolingoのスイッチがオフならオンにします

ここで確認すべきポイントは次の通りです。

  • Duolingoが一覧にあるか:ある場合は、少なくともiOSがDuolingoをマイク対象アプリとして認識しています

  • スイッチがオンか:オフなら、スピーキング機能は基本的に動作しません

  • オンにした直後の動作確認:設定変更後はDuolingoを再起動して反映を確認します

なお、設定変更後にDuolingoを開きっぱなしで試すと、アプリ側が権限状態を取り直さず、反応が変わらないことがあります。必ず「アプリを完全終了→再起動」を併せて実施してください。

スクリーンタイムと制限でマイクが止まるケース

iPhoneにはスクリーンタイムによる制限があり、端末の利用を管理する目的でマイク利用が制限されることがあります。特に次の条件に当てはまる場合、マイク権限をオンにしても動かない、権限要求が出ない、といった状態になり得ます。

  • お子様用のiPhoneで保護者が制限を設定している

  • 会社支給端末や学校支給端末で、管理プロファイルが適用されている

  • アプリのインストールや設定変更が制限されている

この場合の対処は「Duolingoだけ直す」より、「端末全体の制限状態を確認する」ことが近道です。たとえば、スクリーンタイム内の「コンテンツとプライバシーの制限」でマイク関連の制限がかかっていないかを確認します。管理下端末の場合は、利用者側で解除できないこともあるため、管理者への相談が安全です。

また、制限が原因の場合、Duolingoだけでなく他アプリでも音声入力が不安定になっている兆候が出ることがあります。複数アプリで同様の不具合があるかを確認すると、端末側原因の裏付けになります。

マイクのインジケータで動作を確認する

iPhoneでは、アプリがマイクを使用しているとき、画面上部にオレンジ色のインジケータが表示されます。この表示は、切り分けに非常に有効です。

  • オレンジ表示が出る:アプリがマイクにアクセスできている可能性が高いです。反応しない場合は入力先(Bluetooth)やアプリ内設定、判定処理の問題を疑います。

  • オレンジ表示が出ない:権限がオフ、権限反映が崩れている、権限要求が発生していない、または別の経路で入力しようとして失敗している可能性があります。

チェックのコツは「スピーキング画面を開いて、録音状態に入った瞬間」を見ることです。単にアプリを開いているだけでは表示されません。表示が出ない場合は、後述の「Bluetoothの切断」「アプリ再起動」「再インストール」を優先し、マイクアクセスが起きる状態を作ってください。


Duolingoアプリ内でスピーキングを使える状態にする

iPhone側の権限に問題がない場合、次に疑うべきはDuolingoアプリ内の設定と、出題仕様の差です。特に「スピーキング問題が出ない」系の症状は、アプリ内設定のオン・オフや、コース差・配信差の影響が見え方を大きく変えます。

スピーキング練習の設定がある場合のオン手順

Duolingoでは、学習体験の最適化やアクセシビリティ等の観点から、練習形式を調整する設定が用意される場合があります。一般的な確認手順は次の通りです。

  1. Duolingoアプリを開きます

  2. プロフィール画面に移動します

  3. 右上の設定(歯車)を開きます

  4. 学習設定やアクセシビリティ関連の項目を確認します

  5. 「スピーキング」や「スピーキング問題」に関する設定がオフならオンにします

ここで重要なのは、設定名や配置がアップデートで変わる可能性がある点です。したがって「名前で探す」より「カテゴリを広く見渡す」方が見つけやすいです。また、設定を切り替えたら必ずレッスンに戻り、実際にスピーキング問題が出るか、マイクが起動するかを確認してください。

設定に項目がない場合の確認ポイント

設定にスピーキング関連項目が見当たらない場合でも、機能が使えないと即断するのは早計です。以下を順に確認すると、原因を絞り込みやすくなります。

  • レッスンの種類:復習や特定の練習形式ではスピーキングが出にくい場合があります。通常レッスンでも出ないか確認します。

  • 学習言語(コース):言語によってスピーキング練習の実装や出題が異なる可能性があります。別の言語コースで出題の有無を確認します。

  • アカウントと端末の切り分け:同じアカウントでPC(Web版)や別端末でスピーキングが出るかを見ます。

    • 別端末で出る:iPhone側の権限・入力先・アプリ状態が原因の可能性が高いです。

    • 別端末でも出ない:アカウント側の設定、コース側の仕様、または配信差の可能性が高まります。

また、音声入力や読み上げ機能など、音声を扱う別機能が正常に動くかを合わせて確認すると、「音声全般が死んでいる」のか「スピーキング判定だけが死んでいる」のかを見分けられます。

コースや配信差で出題が変わる可能性

Duolingoは機能を段階的に導入・改善することがあり、ユーザー全員に同じタイミング・同じ形で機能が提供されるとは限りません。そのため、同じiPhoneでも以下の違いで体験が変わる可能性があります。

  • 学習している言語コースの違い

  • 学習進行度や到達レベル

  • A/Bテスト等の配信差

  • 新旧UIや機能整理による表示位置の変更

この点で大切なのは、仕様差の可能性を踏まえつつも、ユーザー側で対処できる領域(権限・入力先・再起動・更新)を先に潰すことです。仕様差だけを疑って何もしないと、単に端末側の権限不整合を見逃すことがあります。後述の復旧手順を上から試し、そのうえで「別端末でも同じ」「別コースでも同じ」なら仕様や配信差を疑う、という順序が合理的です。


iPhoneで直すための対処手順を上から試す

ここからは、改善確率が高い順に、上から順番に実施できる復旧手順を提示いたします。重要なのは「一度に複数をやらない」ことです。複数の変更を同時に行うと、どれが効いたのか分からず、再発時に再現できません。1つずつ試し、改善した時点で止めてください。

Bluetooth機器を外して入力先を戻す

iPhoneはBluetooth接続中、マイク入力がイヤホン側や車載機器側に切り替わることがあります。Duolingoがその入力をうまく扱えない、もしくは接続状態が不安定で入力が途切れると、反応しない・途中失敗といった症状になります。

実施手順はシンプルです。

  1. コントロールセンターを開き、Bluetoothを一時的にオフにします

  2. ワイヤレスイヤホンをケースに戻す、または電源を切ります

  3. Duolingoを完全終了し、再起動します

  4. スピーキング問題を開き、反応を確認します

ここで改善した場合、原因はほぼ「入力先の取り違え」または「Bluetooth接続の不安定」です。以後は、スピーキング練習をする際だけ一時的にBluetoothを外す、または安定した有線接続に切り替えるなど、運用で回避できる可能性があります。

アプリ再起動とiPhone再起動

次に、OSやアプリの一時的な不整合を消します。音声系はバックグラウンドで他アプリがマイクを使っている、通話系の状態が残っている、OS側の音声ルーティングが崩れているなど、再起動で改善するケースが多い領域です。

  1. DuolingoをAppスイッチャーから完全に終了します

  2. iPhoneを再起動します

  3. Duolingoを起動し、スピーキングを確認します

再起動後は、他のアプリを開かずにDuolingoだけを先に試すと、競合要因が少なく、結果が分かりやすくなります。また、再起動で直る場合は「端末状態が一定条件で崩れる」タイプのため、再発時もこの手順が有効になりやすいです。

アプリとiOSを最新にする

Duolingoは頻繁に更新され、iOSもセキュリティや機能改善で更新されます。音声関連はOS依存が大きいため、組み合わせによって不具合が出ることがあります。更新は次の順で行うのが一般的に安全です。

  1. App StoreでDuolingoのアップデートがあるか確認し、あれば更新します

  2. iOSにアップデートがあるか確認し、必要に応じて更新します

  3. 更新後にiPhoneを再起動します

  4. Duolingoでスピーキングを確認します

ここでの注意点は、更新後は内部の最適化処理が走ることがあり、直後に挙動が重くなることがある点です。短時間で結果が出ない場合でも、再起動を挟むだけで安定することがあります。

再インストール前の確認と復旧手順

上記で改善しない場合、再インストールは有効です。ただし、再インストールは「端末内のアプリ状態」を初期化する一方で、ログイン情報や連携の把握が不十分だと学習再開に時間がかかります。したがって、必ず以下のチェックリストを確認してから実施してください。

再インストール前チェックリストです。

  • Duolingoのログイン方法を把握していますか

    • メールアドレスとパスワード

    • Appleでサインイン

    • Googleアカウント

    • Facebook等

  • パスワードが不明でも、再設定メールを受け取れる状態ですか

  • iPhoneのパスワード管理機能(iCloudキーチェーン等)に保存されていますか

  • 可能なら、PC(Web版)や別端末で同アカウントにログインできることを事前に確認できますか

復旧手順は次の通りです。

  1. Duolingoを削除します

  2. iPhoneを再起動します(削除直後に挟むことで権限やキャッシュの残りを減らします)

  3. App StoreからDuolingoを再インストールします

  4. 初回起動時にマイク許可が表示されたら「許可」を選びます

  5. ログインして学習画面へ進み、スピーキングを確認します

ここで「マイク許可が出ない」「マイク一覧に出ない」場合は、端末側の権限管理が不整合を起こしている、あるいはスピーキング画面に到達していない可能性が残ります。その場合は、次章のFAQにある「マイク一覧に出ない」系の切り分けを参照し、音声入力など別の音声機能を使って権限要求を誘発させる、あるいは端末側の制限を見直す必要があります。


Duolingoのスピーキングが使えないときの代替練習

復旧に時間がかかる場合でも、学習を止めてしまうと習慣が途切れやすく、再開の心理的ハードルが上がります。スピーキング機能が使えない間にできる代替練習を用意しておくと、学習の連続性を保てます。ここでは、iPhoneだけで実行しやすく、かつ成果が出やすい方法を3つに絞ってご案内いたします。

音声入力で発話量を確保する

スピーキング問題が出ない、または判定が不安定でも、音声入力(ディクテーション)を活用できる場面があります。ポイントは「発話量を維持する」ことです。スピーキングの上達は、知識の理解だけでなく、口の動きと音の再現を繰り返すことで加速します。

もしDuolingo内で音声入力が使える場合は、次の運用が有効です。

  • テキスト入力で済ませていた回答を、音声入力に切り替える

  • 短い文でも、必ず声に出してから入力する

  • うまく認識されない単語は、ゆっくり区切って発話し、発音を意識する

音声入力は判定が「音声認識の精度」に依存するため、スピーキング判定とは別物ですが、発話の習慣を切らさないという意味で非常に効果があります。

シャドーイングと録音で自己チェックする

スピーキング機能が使えない間は、評価が得られず不安になりがちです。その場合は、iPhoneの録音機能を使って「自分の音を客観視」する方法が有効です。

実施例です。

  1. Duolingoで例文や音声を再生します

  2. すぐ後ろを追う形で同じリズムで発話します

  3. iPhoneで録音し、再生して自分の音を聞きます

  4. 速すぎる、語尾が落ちる、子音が弱いなど、1点だけ改善して再録音します

重要なのは「全部を直そうとしない」ことです。録音は改善点が無限に見つかる反面、完璧主義で疲れやすいです。1回につき1つだけ直すルールにすると継続しやすくなります。

短文フレーズの反復で発音を安定させる

判定が通らない状況では、長文で消耗しやすくなります。復旧までの間は、短文フレーズを反復して「音の型」を作る方が効率的です。

おすすめの進め方は次の通りです。

  • 5〜8語程度の短文を選ぶ

  • 同じフレーズを10回繰り返す

  • 口の形と息の出し方を固定する

  • 速度は最後に上げる(最初から速くしない)

短文反復は地味ですが、復旧後のスピーキング判定に戻った際にも、通りやすくなる傾向があります。特に語尾の子音や、英語であればr/l、th、語末のt/dなどが弱くなりがちな箇所に効果が出やすいです。


duolingo スピーキング できない iphoneのよくある質問

最後に、検索で特に多い疑問を整理し、詰まりやすいポイントに対して、次の一手が分かる形で回答いたします。

有料会員だけの機能になりましたか

スピーキング機能が「有料会員限定になった」と断定できる状況は、一般的には少なく、実際には次のいずれかで説明できるケースが多いです。

  • スピーキング関連の設定がオフになっている

  • コースや進行度によって出題頻度が変わっている

  • 端末側のマイク権限や入力先の問題で、結果として使えないように見えている

  • アプリの更新で表示位置や導線が変わり、見つけられていない

したがって、まずは本記事の流れ通りに「iPhoneのマイク権限確認」→「Duolingo内設定」→「Bluetooth切断」→「再起動」→「更新」までを上から実施してください。そのうえで、同じアカウントを別端末やWebで試し、出題の有無がアカウント側か端末側かを切り分けると、誤解を減らせます。

マイク権限を許可したのに反応しません

権限をオンにしても反応しない場合、次の順番が効果的です。

  1. Bluetoothをオフにして、入力先をiPhone本体に戻す

  2. Duolingoを完全終了し、iPhoneを再起動する

  3. Duolingoを起動し、マイクのオレンジインジケータが出るか確認する

  4. アプリ更新、iOS更新を確認する

  5. 再インストールを実施する(ログイン手段の確認を先に行う)

特にBluetoothが原因の場合は、権限が正しくても無反応になります。まずBluetoothを外してから試すと、切り分けが一気に進みます。

Duolingoがマイクの一覧に出ないのはなぜですか

マイク一覧に出ない場合は、次の考え方が有効です。

  • 一覧に表示されるには、アプリがマイク利用を要求する状態に到達している必要があります

  • したがって「スピーキング問題が出ない」状態だと、権限要求自体が起きず、一覧に出ないことがあります

対処は次の順で進めてください。

  1. Duolingo内で音声を使う機能(スピーキング、音声入力など)に到達し、権限要求が出ないか確認する

  2. 出ない場合は、Duolingoを完全終了→iPhone再起動→再度確認する

  3. それでも出ない場合は、削除→再起動→再インストールを実施し、初回起動時の権限要求を確認する

  4. スクリーンタイムや管理プロファイル等、権限要求を妨げる制限がないか確認する

この手順で解消しない場合は、端末側制限またはアプリ側の挙動不良の可能性が残るため、別端末で同アカウントを試して比較し、端末依存かどうかを見極めるのが現実的です。

スピーキング問題が突然出なくなりました

突然出なくなった場合は、ユーザーの操作ミスというより、以下の変化で説明できることが多いです。

  • アプリ更新でスピーキング設定の位置が変わり、オフになっている、または見つけられていない

  • 学習ステージや単元が変わり、スピーキング出題の割合が変化している

  • 端末の入力先や制限が変わり、音声系が不安定になっている

  • 一時的な不具合(アプリ/OS)で出題や判定が崩れている

おすすめの対処順は、最短で効果が出やすい以下です。

  • Bluetoothを外す

  • Duolingo完全終了+iPhone再起動

  • マイク権限の確認

  • アプリ更新とiOS更新

  • 再インストール(事前にログイン手段を確認)

「突然」という言葉の通り、原因も「突然の更新」「突然の端末状態変化」で起きやすいため、まずは復旧手順の上位を確実に実施することが重要です。


まとめ

iPhoneで「duolingo スピーキング できない」状態になったとき、最短で復旧する鍵は、症状を整理し、端末側とアプリ側を順番に切り分けることです。最後に、行動指針を簡潔に再提示いたします。

  • 症状は「出ない」「反応しない」「途中で失敗」「権限一覧に出ない」で整理します

  • iPhoneの設定でマイク権限を確認し、オンにしたらDuolingoを再起動して反映を確かめます

  • 反応しない場合はBluetoothを外し、入力先をiPhone本体に戻します

  • それでも改善しない場合は、アプリ再起動→iPhone再起動→アプリとiOS更新の順で試します

  • 最終手段として再インストールを行いますが、事前にログイン手段を確認し、復旧できる状態を作ってから実施します

  • 復旧まで学習を止めないために、音声入力、シャドーイング+録音、短文反復を代替練習として使います

DuolingoやiOSはアップデートで仕様や画面構成が変わることがあるため、過去の手順がそのまま通用しない場合もあります。しかし、権限・入力先・再起動・更新・再インストールという「切り分けの順番」は大きく変わりません。再発した際も、本記事の流れで上から確認すれば、迷わず原因に近づけるはずです。