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コームとは何?くしやブラシとの違いから選び方・使い方まで徹底解説

「コームって、結局くしのこと?」「ブラシとは何が違うの?」
美容室やヘアアレンジ動画で当たり前のように使われる“コーム”という言葉に、実ははっきり説明できないまま使っている方は少なくありません。なんとなく使ってはいるものの、分け目がうまく決まらなかったり、前髪が整わなかったりすると、「本当にこの道具で合っているのだろうか」と感じることもあるでしょう。

コームは、ただ髪をとかすだけの道具ではありません。ブラシとの役割の違い、歯の間隔や形状による使い分け、前髪・分け目・まとめ髪といった場面ごとの正しい使い方を理解することで、ヘアセットの完成度と再現性は大きく変わります。逆に、目的に合わないコームを選んでしまうと、仕上がりが安定しないだけでなく、髪や頭皮に余計な負担をかけてしまうこともあります。

本記事では、「コームとは何か」という基本から出発し、くしやブラシとの違い、コームの種類・材質・選び方、さらに毎日のヘアセットで失敗しにくくなる具体的な使い方までを、順を追って詳しく解説します。
読み終えたときには、自分に必要なコームが明確になり、「なぜこのコームを使うのか」を理解したうえで、迷わずヘアセットができるようになるはずです。

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コームとは何か

コームの意味と呼び方

コームとは、英語の comb を語源にもつ言葉で、日本語では一般に「櫛(くし)」を指します。日常会話では「くし」と呼ぶことが多い一方、美容室や理容室、ヘアセットの解説では「コーム」と呼ばれる場面が増えます。ここで最初につまずきやすいのが、「くし」と「コーム」が別物のように聞こえる点です。しかし、基本は同じ道具を指しており、違いは“呼び方の文脈”にあります。

  • くし:日本語としての一般名称。和櫛のような伝統的なものも含めた広いイメージ

  • コーム:美容・理容の道具として、用途や種類を前提に語られる呼び方(カット、ブロッキング、仕上げなど)

また、ヘアアレンジの世界では「ヘアコーム」「U字コーム」など、髪をとかすだけでなく“留める”目的で使うタイプも「コーム」と呼ばれます。このため、同じ言葉でも人によって思い浮かべる形が異なり、検索で混乱が起きやすくなります。

くしとコームは同じ?混乱が起きる理由

混乱の原因は、主に次の3つです。

1つ目:同じ道具に複数の呼び名があること
家庭では「くし」、美容の場では「コーム」と呼ばれやすく、呼称の違いが“別物感”を生みます。特に、ヘアセット動画で「テールコームを使います」と言われると、普段「くし」と呼んでいる人ほど「何か特別な道具なのかな」と感じやすいものです。

2つ目:美容・理容では用途別に細かく分類されること
美容の現場では、髪を整えるだけでなく、分け取る(ブロッキング)、逆毛を作る、カットのラインを整える、ウェーブやパーマの工程で扱うなど、目的が多岐にわたります。そのため「コーム」という大きな括りの中に、さまざまなタイプが存在します。言い換えると、家庭で使う“万能なくし”のイメージだけでは説明しきれず、結果的に「結局どれがコームなの?」となりがちです。

3つ目:“とかす”だけでなく“留める”目的のコームもあること
ヘアアクセサリーとしてのコームは、歯が並ぶ形状を利用して髪を固定します。これも「コーム」と呼ぶため、一般的なくし(とかす道具)と混ざってしまい、検索意図がぶれやすくなります。

混乱を減らすコツは、「コームは歯が並ぶ道具の総称。その中に、用途別の種類がある」と捉えることです。ここが整理できると、店頭や通販で見かけるコームの意味が一気に読み解けるようになります。

ヘア以外のコームが出てくる場合

「コーム」という言葉は基本的に櫛の意味で使われますが、分野によっては別の用語や固有名詞が検索結果に混ざることがあります。たとえばスポーツ中継や記事で見かける言葉が、髪のコームと似た音で出てくることがあります。

もし「髪の道具としてのコーム」を調べているのに、関係ない内容が出てきて混乱する場合は、検索語を次のように具体化すると解決しやすくなります。

  • 「ヘア コーム とは」

  • 「コーム ブラシ 違い」

  • 「テールコーム 使い方」

  • 「U字コーム まとめ髪」

逆に、あなたが知りたいのがヘア以外の用語であれば、「野球」「機器名」などの関連語を足して検索すると、目的の情報に近づきます。検索結果にノイズが混ざるのは珍しいことではないので、意図に合わせて言葉を少しだけ調整するのが近道です。


コームとブラシの違い

形の違いでできることが変わる

コームとブラシは、どちらも髪を整える道具ですが、構造が根本的に違います。この構造の違いが、そのまま“得意なこと”の違いになります。

コームの特徴

  • 歯が一直線(またはほぼ一直線)に並ぶ

  • 髪の毛束を狙ってコントロールしやすい

  • 分け目を作る、毛束を取り分ける、表面を整列させるなど「精密な操作」が得意

  • 歯の間隔(粗歯・密歯)によって用途が変わる

ブラシの特徴

  • ピン(毛)が複数列に配置される

  • 髪全体を“面”でとらえて整えやすい

  • ブローでツヤを出す、絡まりをほどく、全体をなめらかにするなど「広い範囲の整え」が得意

  • 形(パドル、ロールなど)によって仕上げの質感が変わる

たとえば「朝、寝ぐせを直して全体を整える」ならブラシが便利な一方、「分け目をまっすぐ作りたい」「前髪を狙った形にしたい」「逆毛でボリュームを足したい」といった場面ではコームのほうが確実です。
つまり、どちらが上という話ではなく、目的が違う道具です。

どっちを使うべきか早見表

迷いやすいポイントを、用途別に整理します。まずはここだけでも覚えておくと、道具選びが格段に楽になります。

目的コームが向く理由ブラシが向く理由
分け目を作る歯や先端でラインを引ける面で整えるためラインが作りにくい
前髪を整える毛束を狙って整列できるふんわり流す、丸みをつけるのが得意
逆毛を作る歯で根元に向かって入れやすい基本的に不向き
絡まりをほどく粗歯なら負担を減らしやすい広範囲をやさしくほどける
ツヤを出す仕上げ補助向きブローと相性が良い
外出先で直す携帯コームが軽量サイズ次第でかさばる

最も失敗しにくい使い分けは、次の形です。

  • 全体のベース作り:ブラシ

  • 細部の精度出し:コーム

両方を1本ずつ持っておくと、毎日の仕上がりの安定感が一気に上がります。


コームの種類と特徴

粗歯と密歯の使い分け

コームの使い勝手を決める最大の要素が、歯の間隔です。歯が粗いものを「粗歯(あらば)」、歯が細かいものを「密歯(みつば)」と呼び、用途が分かれます。

粗歯が向く場面

  • 絡まりをほどく(特に毛先)

  • 髪をざっくり整える

  • 濡れ髪を扱うとき(力を入れすぎない前提で)

  • 毛量が多い、髪が太い、引っかかりやすい人

粗歯は“抜け道を作りやすい”ため、髪への負担を下げやすいのが魅力です。まず粗歯で大まかに整え、次に必要なら密歯で仕上げる、という流れが基本です。

密歯が向く場面

  • 表面をきれいに整列させる

  • 前髪を狙った束感に整える

  • 分け目周りを細かく整える

  • まとめ髪をタイトに仕上げる

  • 逆毛を入れる(タイプによって)

密歯は“仕上げの精度”を出しやすい反面、絡まりがある状態でいきなり使うと引っかかりやすく、無理に引っ張ると髪への負担が増えます。密歯は「整っている髪をさらに整列させる」道具として使うと、きれいに仕上がります。

なお、片側が粗歯、もう片側が密歯になっている両用タイプは、初心者でも使い分けしやすく、最初の1本に選ばれやすい定番です。

テールコームで分け目を作る

テールコームは、持ち手の端が細く伸びていて、先端で髪を分け取れるタイプです。分け目作りのほか、ブロッキング(髪を区分して留める)でも真価を発揮します。

テールコームが便利な理由

  • 先端で頭皮に沿って線を引けるため、分け目が作りやすい

  • 髪を少量ずつ正確に取り分けられる

  • まとめ髪の土台作りが安定する(表面の乱れを整えやすい)

  • 前髪の量を調整しやすい

分け目がガタガタになる人は、手で分けてしまっているか、コームの歯だけで分けようとしているケースが多いです。テールの先端で「線を引く→左右に分ける→歯で表面を整える」という順番にすると、狙った分け目が作りやすくなります。

逆毛用、折りたたみ、携帯用

目的が明確な人ほど、特化型のコームが役立ちます。

逆毛用(ボリューム用)

  • 密歯寄りで根元に向かって髪を集めやすい

  • ボリュームを出したい、アップスタイルを崩れにくくしたい人向き

  • 表面を整えるための歯や形状が工夫されているタイプもある

逆毛は、やりすぎると絡まりの原因になりやすいので、「必要最小限で止める」ことが重要です。特化型は、狙った場所に少量ずつ入れやすい点がメリットです。

折りたたみ・携帯用

  • 外出先、職場、旅行での手直しに向く

  • ケース付きなら歯が曲がりにくく衛生面も安心

  • ただし、歯が短いタイプは毛量が多い人には物足りないこともある

携帯用は“いつどこで何を直したいか”を先に決めると選びやすくなります。前髪だけ直したいなら小さめでも十分ですが、全体を整えたいなら歯の長さや持ち手の安定感も確認したほうが良いでしょう。

U字コームなど留めるタイプ

コームには「とかす」目的だけでなく、「留める」目的のものがあります。代表例がU字コーム(コーム型ヘアアクセサリー)です。髪の中に差し込むことで固定力を生み、ピンとは違う安定感を出せるのが魅力です。

留めるタイプのコームのポイント

  • 髪を“歯で抱える”ことで固定する

  • まとめ髪やハーフアップの固定に向く

  • 挿す角度や差し込み方で保持力が大きく変わる

  • 土台がゆるいと抜けやすく、きつすぎると頭皮が痛くなることがある

留めるタイプは、テクニックの差が出やすい一方、慣れると「ピンが見えないのにしっかり留まる」仕上がりが作れます。最初は、鏡で横からの角度も確認しながら練習すると、保持力の感覚がつかみやすくなります。


コームの材質と選び方

プラスチック、金属、木や角の特徴

コーム選びでは、形や歯の間隔だけでなく「材質」が使い心地に直結します。材質によって、静電気の出方、耐久性、頭皮への当たり方、手入れのしやすさが変わります。

プラスチック

  • 手に入りやすく、価格帯が広い

  • 形状の種類が豊富(テール、折りたたみ、両用など)

  • 乾燥した季節は静電気が気になることがある

  • 製品によって歯先の処理(なめらかさ)が大きく違う

プラスチックは初心者の入口として選びやすい反面、歯先に微細な段差(バリ)が残っていると引っかかりの原因になります。買う前に、歯先を指でなぞって違和感がないか確認すると安心です(通販の場合はレビューだけでなく到着後にチェックし、違和感が強いなら交換も検討します)。

金属

  • 丈夫で変形しにくい

  • 汚れが落としやすい

  • 冷たさや硬さがあり、扱いが雑だと頭皮に当たりやすい

金属は耐久性が魅力ですが、力を入れすぎると頭皮に刺激が強くなる場合があります。髪を“引っ張って整える”のではなく、“整列させる”意識で使うと扱いやすいです。

木や角(つげ、角素材など)

  • 手触りが良く、摩擦が少ないと感じる人が多い

  • 静電気が起こりにくいと感じやすい

  • 水や熱に弱いものもあり、保管や手入れに気を遣う必要がある

天然素材系は魅力がある一方、扱いを誤ると反りや割れにつながる場合があります。洗浄方法や保管方法は素材の特性に合わせるのが前提です。

材質選びで迷う場合は、まず「歯先がなめらかで引っかからないこと」「自分の用途に合った歯の間隔」を優先し、そのうえで静電気や手触りの好みで材質を選ぶと失敗が減ります。

髪質と目的別のおすすめ

「どのコームが良いか」は、髪質と目的の組み合わせで答えが変わります。ここでは、よくある組み合わせを具体的に整理します。

髪が細い・絡まりやすい人

  • おすすめ:粗歯メイン、必要なら仕上げに密歯

  • 理由:密歯でいきなりとかすと引っかかりやすく、切れ毛につながりやすい

  • コツ:毛先から少しずつ、引っかかったら戻る

髪が太い・毛量が多い人

  • おすすめ:粗歯+密歯の両用、または歯が長めのコーム

  • 理由:歯が短いと髪の中まで入りにくく、表面だけ整って中が乱れやすい

  • コツ:全体はブラシで整え、仕上げで密歯を使うときれい

くせ毛で広がりやすい人

  • おすすめ:全体はブラシで面を作り、コームは分け目や前髪などポイント使い

  • 理由:コームだけで全体を整えようとすると、毛流れが不自然に分断されることがある

  • コツ:仕上げにオイルやクリームを少量使うと静電気や浮き毛が落ち着きやすい

前髪をきれいに作りたい人

  • おすすめ:密歯、または小さめの仕上げ用コーム

  • 理由:前髪は“面の整列”が見た目を左右する

  • コツ:整えたあとに指で軽くほぐして硬さを取る

分け目をしっかり作りたい人

  • おすすめ:テールコーム

  • 理由:線を引ける先端が分け目作りに直結する

  • コツ:頭皮に沿わせてゆっくり線を引く

アップスタイルやまとめ髪を崩れにくくしたい人

  • おすすめ:逆毛用コーム+留めるコーム(U字など)

  • 理由:土台(逆毛)と固定(留め具)で保持力が安定する

  • コツ:逆毛は少量ずつ、固定は角度を意識する

目的が複数ある場合は、「全体用」「細部用」「固定用」を分けて考えると道具が選びやすくなります。1本で万能を求めるほど、どこかが使いにくく感じやすいからです。

購入前チェックリスト

コームは安価なものから高価なものまで幅広いですが、購入時に見るべきポイントは共通です。次のチェックリストで確認すると、使いにくさや髪への負担を避けやすくなります。

  • 歯先に尖りすぎや引っかかりがない

  • 歯の間隔(粗歯・密歯)が目的に合っている

  • 歯の長さが自分の毛量・髪の太さに合っている

  • 歯が欠けにくそうで、曲がりにくい

  • 持ち手が滑りにくく、力を入れなくても安定して持てる

  • テールコームなら先端が鋭すぎず、頭皮に当てても痛くなりにくい

  • 携帯用ならケースや折りたたみの耐久性がある

  • 留めるタイプなら歯の角度・サイズが髪の量に合いそうか

特に重要なのは「歯先のなめらかさ」です。ここを外すと、どんなに良い材質でも使うたびにストレスになり、結局使わなくなりがちです。


コームの使い方

基本のとかし方で絡まりとダメージを減らす

コームで髪が傷みやすいのは、絡まりを一気にほどこうとして力が入ったときです。髪を守りながら整えるための基本は、「毛先から少しずつ」「引っかかったら戻る」です。

  1. まず毛先から、数センチずつとかして絡まりをほどく

  2. 引っかかったら無理に引っ張らず、一段下(毛先側)に戻ってほどく

  3. 毛先が通るようになったら、中間→根元へと範囲を広げる

  4. 最後に全体を軽く整え、表面を仕上げたい場合だけ密歯で整列させる

濡れている髪は乾いている髪より伸びやすく、引っ張りに弱い状態です。濡れ髪に使う場合は、粗歯を選び、力を入れず、引っかかりが強いところは手でほぐしてからコームを通すと負担が減ります。

前髪を整える手順

前髪は顔の印象を決めるため、少しの乱れでも気になりやすい部分です。前髪をうまく整えるコツは、「量を取りすぎない」「表面を整列させる」「最後に硬さを抜く」です。

  1. 前髪を下ろし、粗歯で大まかに流れを整える

  2. 目指す形(ぱっつん、流し、シースルーなど)に合わせて、少量ずつ毛束を分ける

  3. 密歯で表面の毛を整列させ、乱れた毛を同じ方向にそろえる

  4. 最後に指で軽くつまみ、必要なら少しほぐして“作りすぎ感”を消す

うまくいかない場合は、前髪全体を一度に整えようとしていることが多いです。前髪は面積が小さいからこそ、「少量ずつ」整えるほど成功率が上がります。

分け目をきれいに作る手順

分け目がジグザグになる、狙った位置に分け目ができないという悩みはよくあります。ポイントは「線を引く」「左右に分ける」「表面を整える」を順番通りに行うことです。テールコームがあると再現性が上がります。

  1. 分けたい位置を決め、テールの先端を頭皮に沿わせる

  2. 鏡を見ながら、ゆっくり後ろへスライドして線を引く

  3. 線を境に左右へ髪を分け、コームの歯で表面を軽く整える

  4. つむじ付近は生えぐせが強いので、無理に直線にせず自然な流れを優先する

  5. 必要なら、分け目周りの髪を少し湿らせる、またはスタイリング剤を少量使って安定させる

分け目は髪質だけでなく、寝ぐせや乾燥の影響も受けます。朝にうまくいかない日は、いきなりコームで押さえ込むのではなく、根元を少し整えてから分け目を引くほうがきれいに決まりやすいです。

逆毛を作る手順

逆毛はボリュームを作りたいときや、アップスタイルの土台を強くしたいときに有効です。ただし、逆毛は絡まりの原因にもなるため「少量」「必要最小限」が鉄則です。

  1. ボリュームを出したい部分の髪を少量取り、上に持ち上げる

  2. コームを中間あたりに当て、根元へ向かって短くとかす

  3. 同じ毛束で2〜3回程度を目安に入れる(やりすぎない)

  4. 表面は密歯で軽くなで、逆毛を隠して見た目を整える

  5. 全体を見て足りない部分だけ追加する

逆毛がうまく作れない場合は、毛束を多く取りすぎているか、コームを根元へ向けて動かせていないことが多いです。少量ずつ繰り返すほうが、仕上がりも自然で崩れにくくなります。

まとめ髪で使うコツ

まとめ髪は「土台」と「固定」がすべてです。コームはこの両方に関わり、特に“表面の整い”と“保持力”を底上げします。

土台づくりでの使い方

  • 粗歯で全体の流れを整え、絡まりを解消する

  • 密歯で表面を整列させ、毛の乱れを減らす

  • テールコームで必要な毛束を正確に取り分ける

固定での使い方(留めるタイプを使う場合)

  • 髪をまとめたあと、いきなり強く挿すのではなく、固定したい位置の髪の向きを整える

  • コームを差し込み、頭皮を突かない角度で“髪を抱える”ように入れる

  • 抜けやすい場合は、土台がゆるい可能性があるので、ゴムの位置やねじりの回数を見直す

まとめ髪が崩れる人は、固定具の問題よりも「土台が整っていない」ことが多いです。表面が乱れたまま固定すると、見た目も崩れやすさも悪化します。コームで表面を整列させてから固定するだけで、仕上がりが大きく変わります。


コームの手入れとトラブル対処

洗い方と乾かし方

コームは頭皮に近い場所で使うため、皮脂やスタイリング剤が付着しやすい道具です。汚れを放置すると、ベタつきやにおい、見た目の不衛生感につながります。基本の手入れは難しくありません。

  1. まず歯に絡んだ髪の毛を取り除く

  2. ぬるま湯に中性洗剤を少量溶かし、歯の間をやさしく洗う

  3. すすいで洗剤を残さない

  4. 水気を拭き取り、風通しの良い場所でしっかり乾かす

  5. 歯の欠け、曲がり、先端の荒れがないか点検する

注意点は「完全に乾かすこと」です。湿ったままポーチに入れると、においや雑菌の増えやすさにつながります。携帯用は特に、帰宅後に一度乾かす習慣をつけると清潔を保ちやすくなります。

静電気、引っかかり、抜け毛が増えるとき

使っていてストレスが出る原因は、だいたいこの3つに集約されます。原因を切り分けると対処が具体的になります。

静電気が気になる

  • 原因:乾燥、摩擦、髪の水分不足、衣類とのこすれ

  • 対処:

    • ヘアオイルやクリームを少量使う

    • 全体はブラシで整え、コームは仕上げに限定する

    • 乾燥が強い季節は、材質や仕上げ方法(保湿ケア)を見直す

引っかかる

  • 原因:絡まりが残った状態で密歯を使っている、歯先の処理が荒い、力が入っている

  • 対処:

    • 粗歯で毛先からほどく工程に戻る

    • 歯先を触って違和感があるなら交換を検討する

    • いきなり根元からとかさず、毛先→中間→根元の順にする

抜け毛が増えた気がする

  • 原因:引っかかりによる強い牽引、切れ毛、頭皮刺激

  • 対処:

    • 力を抜き、回数を減らし、絡まりをほどくケアを優先する

    • 頭皮に痛みがあるときは無理にとかさない

    • 逆毛など負担の大きい使い方を一時的に控える

「コームが悪い」と感じるときは、実は“使う順番”や“目幅の選択”が合っていないことが多いです。まず粗歯に戻し、毛先からほどく基本に立ち返るだけでも改善しやすくなります。

共有や頭皮トラブルを避ける注意点

コームは頭皮や髪に直接触れる道具なので、衛生と安全の観点で気をつけたい点があります。ここを押さえておくと、トラブルを避けやすくなります。

  • 家族間でも、可能ならコームの共有は控える(衛生面のリスクを下げる)

  • 歯が欠けたり、先端が荒れたりしたコームは使用しない(頭皮を傷つける可能性)

  • かゆみ、赤み、湿疹があるときは、強くとかさず清潔と様子見を優先する

  • 整髪料を多く使う日は、汚れが残りやすいので洗浄頻度を上げる

  • 旅行やジムなどで持ち歩く場合は、ケースに入れて保管する(歯の変形と汚れ付着を防ぐ)

“清潔”“引っかからない”“頭皮を傷つけない”の3点を守るだけで、コームは長く快適に使える道具になります。


よくある質問

コームは毎日使っていい?

毎日使って問題ありません。むしろ、前髪や分け目などの細部を整えるには、コームがあると再現性が上がります。注意点は、絡まりを無理に引っ張らないこと、汚れを溜めないことです。毛先からほどく基本と、定期的な洗浄をセットで考えると安心です。

ブラシだけではだめ?

ブラシだけでも全体は整います。ただし、分け目を正確に作る、前髪を狙った束感に整える、逆毛を入れる、まとめ髪の表面をきれいに整列させるといった「精密な操作」はコームが得意です。
全体はブラシ、細部はコームという分担が最も失敗しにくく、時間短縮にもつながります。

100円のコームでも問題ない?

価格よりも大切なのは、歯先のなめらかさ、欠けや曲がりの有無、歯の間隔が目的に合っているかです。これらを満たしていれば、安価でも十分に使えます。反対に、歯先にバリがある、引っかかりやすい、歯が欠けているものは髪や頭皮に負担になるため、早めに買い替えたほうが安心です。

ピッチコムのコームとは別物?

別物です。髪のコームは櫛を指しますが、同じような響きの言葉が別分野で使われることがあり、検索結果に混ざると混乱が起きます。髪の道具として調べたい場合は、「ヘア」「くし」「ブラシ 違い」「テールコーム」などの関連語を追加すると、意図した情報にたどり着きやすくなります。