「先月までより明らかに高い」「特に何も変えていないのに請求額が跳ね上がった」
auひかりの請求を見て、こうした違和感を覚えたことはないでしょうか。
通信費は毎月支払う固定費だからこそ、数百円〜数千円の増額でも積み重なると家計への影響は小さくありません。とくに原因が分からないまま請求額だけが上がると、「不要なオプションが付いているのでは」「不正請求ではないか」と不安になる方も多いはずです。
しかし、auひかりの請求額が高くなるケースの多くは、My auの内訳を正しく確認すれば理由が分かるものです。割引の終了、オプション料金、工事費の扱い、請求方法の違いなど、よくある原因には一定のパターンがあります。
本記事では、
auひかりの請求額がおかしいと感じたときに最初に確認すべきポイント
My auでの請求内訳の具体的な見方
請求が高くなる代表的な原因とチェック方法
解約せずに請求額を下げるための現実的な対処法
自力で解決できない場合の問い合わせ前の準備と伝え方
までを、順を追って詳しく解説します。
「なぜ高くなったのか」を曖昧なままにせず、請求内容を正しく理解し、納得したうえで対処したい方は、ぜひ最後までご確認ください。
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auひかりの請求額がおかしいと感じたら最初にやること
毎月の固定費は、金額が大きくなくても「継続して払う」性質があるため、少しの増額でも家計へのダメージが積み上がります。とくに、先月までは納得していたauひかりの請求が、ある月だけ急に跳ね上がると「何かおかしい」「不正請求では?」と不安になりがちです。
ただし、請求が高く見える理由の多くは、内訳を見れば説明がつくパターンに収まります。逆にいえば、ここで焦って問い合わせを始めると、情報が整理できていないために「結局何が原因か分からない」「たらい回しになる」というストレスにつながりやすくなります。
最短で片づけるコツは、次の順番です。
どの月が高いのか(対象月)を確定させる
My auで“増えた項目名”を特定する
増額の定番原因を優先度順に潰す
下げるための具体策(オプション・プラン・請求方法)を実行
それでも不明なら、必要情報を揃えて問い合わせる
この記事は「原因を当てにいく」のではなく、増額要因を切り分けて確実に特定することに焦点を当てています。読めば、請求の“なぜ”が見え、次に何をすればいいかが明確になります。
不正を疑う前に確認すべき3点
請求額がいつもより高いとき、最初に押さえるべきなのは「事実の枠組み」です。ここが曖昧だと、内訳を見ても判断がブレます。次の3点だけ先に確認してください。
1)今月だけ高いのか、先月から続いているのか
今月だけ高い(単発)場合
一時的な費用(工事関連、手数料、初月の調整、何かの一括計上など)の可能性が上がります。先月から継続して高い場合
月額の構造が変わった(割引が終わった、プランが変わった、オプションが固定で追加された)可能性が上がります。
ここは、原因の当たりをつけるためではなく、原因が「単発系」か「固定費系」かを分けるための確認です。
2)“利用月”と“請求月”を混同していないか
通信サービスは、利用した月と、実際に請求として確定する月がズレることがあります。
例えば「○月に申し込んだオプションの料金が△月請求に反映された」「日割りや調整が翌月にまとめて載った」など、月をまたぐケースは珍しくありません。
「今月の請求が高い=今月の利用が高い」と決めつけず、どの利用分が含まれているのかという目線で確認すると迷いが減ります。
3)合算請求(まとめて請求)で“別サービス”が混ざっていないか
請求画面で「合計」だけを見ると、auひかり以外の料金が入っている可能性があります。よく混ざりやすいのは、次のようなものです。
携帯回線(家族分含む)
端末の分割代金
付帯サービス(サポート、セキュリティ等)
決済(かんたん決済等)
電気など関連サービス
この段階では「混ざっているかもしれない」と認識しておけば十分です。次の「内訳確認」で、実際に分けて見ます。
ここでのポイント(短いチェック)
単発か継続かを判定した
対象月がズレていないか意識した
合算の可能性を疑える状態になった
My auで請求額と内訳を開く手順
増額原因の特定は、推測より画面で確認が先です。ここでやることは「見覚えのない項目を探す」ではなく、先月(通常月)と比べて増えた項目名を特定することです。これができれば、原因はほぼ辿れます。
手順の考え方(迷わないためのコツ)
「合計金額」→「内訳」→「より詳細(明細レベル)」の順に深掘りする
いきなり細部に突っ込まず、まず“差分”を見つける
「増えた項目名」「増えた金額」「対象月」をメモする(紙でもスマホメモでもOK)
アプリで見る場合(基本の流れ)
My auにログイン
「ご請求額合計(当月)」を開く
「請求内訳」へ進む
さらに詳細が見られる表示があれば開く
先月(または通常月)に切り替えて比較する
Webで見る場合(基本の流れ)
My auへログイン
対象月を選ぶ(当月/前月/過去月)
「料金内訳」を開く
表示がまとめられている場合は、詳細表示まで進む
先月と見比べて差分をメモする
メモはこの3点だけで十分
増えた項目名(内訳に表示される名称をそのまま)
増えた金額(差分)
いつから(単発か継続か、対象月)
この“材料”が揃うと、次の章以降は、原因を上から順に潰していくだけになります。
auひかりの請求内訳で増えやすい項目
内訳には、月額料金以外にもさまざまな項目が並びます。ここでは「どんな種類が増えやすいか」を把握して、メモした項目名をどのカテゴリに当てはめるべきか分かる状態にします。
月額料金以外に乗りやすい費用
請求が跳ねたとき、増額の原因が月額料金そのものではなく、“月額以外が上乗せ”されているケースはとても多いです。代表的なパターンを整理します。
1)工事費の分割、または残債の一括
工事費は分割で請求されることが多く、毎月は数百円〜千円台で目立ちにくい一方、条件によっては「残りがまとめて請求される」可能性があります。
契約変更や解約が絡んだ
移転などで工事扱いが発生した
何らかの条件を満たさず、割引や相殺が外れた
このあたりに心当たりがある場合、内訳に工事費系の項目が増えていないかを優先して確認してください。
2)機器レンタル・付帯機能の料金
インターネットの利用に必要な機器(ホームゲートウェイなど)や、電話機能・無線機能・追加端末などの利用で、レンタル費用や付帯料金が発生していることがあります。
ポイントは、機器そのものが問題というより、必要な機能のために“セットで料金が発生している”ことがある点です。
固定電話を使わないのに電話機能込みの構成
自前ルーターで足りるのに追加機能を契約している
など、利用実態と照らして見直し余地が出やすい領域です。
3)手数料・発行費用(紙の請求書など)
紙の請求書・明細を発行している場合、発行手数料が発生することがあります。
「今月だけ増えた」という単発パターンにもなりますし、「紙のままにしていたら毎月乗っていた」という固定パターンにもなります。
紙が必要な事情がないなら、WEB中心の確認へ切り替えるだけで下がる可能性があります。
4)日割り・調整・初月関連
申し込みや変更のタイミング次第で、日割りや調整が発生し、特定月だけ項目が増えることがあります。
この場合は「高い=損」ではなく、月またぎの帳尻合わせであることも多いので、前後月を合わせて見ると納得しやすくなります。
オプションとプロバイダ由来の費用を見分ける
増額の原因として最も多いのが、使っていないのに残っているオプションです。ただ、オプションは一括りではなく、少なくとも次の2系統があります。
回線(auひかり)側のオプション
電話系(固定電話、通話オプション等)
テレビ系
追加サービス(セキュリティ、サポート等)
回線と紐づくため、請求内訳にもそれらしい名称で出やすいのが特徴です。
プロバイダ側のオプション
メール・クラウド系
セキュリティ・サポート系
会員向けサービス
プロバイダと契約している内容が影響し、回線料金と一緒に見える(または別枠に見える)ことがあります。
見分ける実用ルール
内訳に具体的なサービス名が出ている → オプションの可能性が高い
プロバイダ名やプロバイダサービスが目立つ → プロバイダ由来の可能性
工事・手数料っぽい名称 → 単発費用の可能性
ここで重要なのは「断定」ではなく、次に見るべき場所を決めることです。
メモした項目名がどの系統かを当てはめられれば、次の章のチェックリストで原因が一気に絞れます。
auひかりの請求額が急に高い主な原因チェックリスト
ここからは、増額要因を優先度順に潰すためのチェックリストです。上から順に確認すれば、原因を見落としにくく、時間を無駄にしません。
契約・割引・キャンペーンの変化
「先月まで安かったのに今月から高い」場合、まず疑うべきは割引の状態です。割引は、効いている間は存在感が薄いのに、終わった瞬間に請求が跳ねて見えます。
チェックリスト(上から確認)
割引・キャンペーンが終了した
期間限定の割引が終わると、月額が数百円〜数千円単位で戻ることがあります。更新月を過ぎて条件が変わった
更新や契約期間の区切りで、料金体系や割引条件が変わる場合があります。プランを変更した(速度、電話、テレビなど)
変更直後は日割りや調整も入りやすく、増額が目立つことがあります。引っ越し(移転)や名義/支払い方法変更をした
手続きに伴って請求の計上タイミングが変わることがあります。請求書の受け取り方を変えた(紙/WEB)
手数料が発生していたり、逆にWEBへ切り替えていなかったりすることがあります。
ここでやること(実務的な行動)
My auで「増えた項目名」を見て、割引が外れた形跡がないか確認
契約内容・適用中の割引一覧が見られる画面があれば、“今適用されている割引”を確認
「何が終わったか」が分からない場合でも、増額が継続しているなら、割引系の可能性は高いと判断して次へ進めます
工事費残債・一括請求が起きるタイミング
単発で急に上がる場合、とくに見逃せないのが工事費系です。工事費は分割で目立たず、ある条件で残りがまとまると「異常値」に見えます。
心当たりチェック
解約を申し込んだ/解約した
コース変更や契約形態の変更をした
引っ越し(移転)で工事が絡んだ
標準外の追加工事をした記憶がある
申し込み時のキャンペーン条件に心当たりがある(途中解約など)
工事費系を疑うときの内訳の見方
先月まであった工事費分割が、今月だけ大きくなっていないか
「工事費」「初期費用」「一括」などを連想させる名目が増えていないか
単発なのか、今後も続くのか(継続なら分割、単発なら一括・調整の可能性)
この段階で「工事費かも」と見えたら、あとは問い合わせ時に「工事費の残債がまとめて請求された可能性があるか」を確認すれば、話が早く進みます。
家族の申込み・端末/決済との混同
増額の“誤認”で多いのが、「auひかりの料金が上がった」と思ったら、別の料金が混ざっていたケースです。ここを切り分けると、悩みが半分以上消えることもあります。
チェックリスト
家族がオプションや関連サービスを申し込んだ可能性がある
端末・機器の分割払いが始まった/終わった/タイミングがズレた
決済(かんたん決済等)の利用がある
携帯や他サービスとまとめて請求されている
自分が把握していない契約がある(家族名義、設置先が別など)
ここでの具体策
内訳で「auひかり」部分だけを抜き出して把握する
「今月だけ高い」のか「ずっと高い」のかを再確認する
家族に「最近申し込んだものがないか」を短く確認する(長い説明ではなく、事実だけ)
auひかりの請求額を下げる具体策
原因が見えてきたら、次は下げる行動です。ここでは、効果が出やすい順に「何をどうやって」実行するかを整理します。重要なのは、やみくもに解約や乗り換えに飛ばず、まずは今の契約の中で落とせる固定費を落とすことです。
オプション整理のやり方
オプションは、気づかないまま毎月払い続けやすい“静かな固定費”です。しかも、1つ1つは数百円でも、積み上がると月1,000円〜3,000円になり、年単位で見ると大きな差になります。
オプション整理チェック(迷ったらこの基準)
過去3か月で一度も使っていない
代替手段がある(スマホのセキュリティ、別サービスのサポート等)
家族が知らずに申し込んだ可能性がある
無料期間の終了で有料化した可能性がある
「名前だけでは用途が分からない」=一度内容を確認すべき候補
進め方(最短の手順)
My auの内訳で“増えたオプション名”を確定する
契約内容(オプション一覧)で、該当オプションを探す
内容を開いて、用途・料金・解約時の注意(反映タイミング等)を確認
不要なら解約手続きを行う
翌月の請求で反映を確認し、必要なら次の候補も同様に整理
よくある失敗と回避策
失敗:名前が分からないから放置
→ 名前が分からないものほど、まず内容を開いて確認するのが近道です。失敗:全部まとめて解約して困る
→ 「使っていない」「代替できる」から優先的に外すとリスクが低いです。失敗:解約したのに請求がすぐ下がらない
→ 反映タイミングは月単位のことが多く、次月以降に効くケースがあります。解約完了の記録を残し、翌月で確認します。
プラン/速度/機器を見直す判断基準
オプションを整理しても高い場合、固定費の“核”であるプランや速度、機器構成の見直しが効きます。ここで大切なのは、スペックの高さではなく、生活の体感に合っているかです。
速度プランの見直しの考え方
家族が同時に動画視聴をする
在宅会議が多い
オンラインゲームや大容量アップロードがある
こうした用途がはっきりしている場合は速度の価値が出やすい一方、
「動画はたまに」「会議は週に数回」「大容量はほとんどない」なら、過剰スペックになっていることもあります。
電話・テレビの見直しの考え方
固定電話を実質使っていない
テレビ系サービスを契約しているが、視聴は配信中心
この場合、必要な機能のために月額が膨らんでいないかを確認する価値があります。
機器構成の見直しの考え方
自前ルーターで十分なのに、追加機能を契約している
必要のないレンタルが残っている
こうしたケースは、「機能を外しても困らないか」を基準に調整すると安全です。
請求の受け取り方を整える
請求の受け取り方を整えると、直接の減額になる場合もありますし、少なくとも「増額に早く気づける」状態になります。結果として、不要な支払い期間を短くできるのが大きなメリットです。
具体的に整えるポイント
毎月、請求が確定したタイミングで通知を受け取れるようにする
My auで「当月」と「前月」を見比べる癖をつける(差分の早期発見)
紙の請求書が必須でなければ、WEB中心に切り替える
家族と請求を分担している場合は、誰が何を把握するかを簡単に決める(増額時の混乱を防ぐ)
「下げる」だけでなく、「これ以上ムダに増やさない」仕組みとして有効です。
auひかりの請求が解決しないときの問い合わせ手順
ここまで確認しても原因が特定できない場合や、内訳の名目が分かりづらくて判断できない場合は、問い合わせが近道です。ただし、問い合わせは“勢い”で行くより、必要情報を揃えてから行ったほうが圧倒的に早く終わります。
問い合わせ前に揃える情報
問い合わせをスムーズにする最低限の情報は、次のとおりです。これが揃っていれば、「何が増えたのか」を説明する時間が大幅に減ります。
準備チェックリスト
対象の請求月(いつの請求が高いのか)
請求額の合計(先月との差額も)
増えた項目名(内訳の名称そのまま)
いつから増えたか(単発か継続か)
直近の変更履歴(引っ越し、プラン変更、オプション申込み等の有無)
契約者情報(氏名、設置住所、連絡先など)
とくに重要なのは、増えた項目名です。ここが曖昧だと、相手も探しようがなく、会話が長くなります。
最短で解決する窓口の選び方
問い合わせの目的は「説明を聞く」だけでなく、「必要なら手続きを完了する」ことです。窓口選びは、状況で考えると迷いにくくなります。
こんなときは、まずオンライン導線が向きやすい
内訳の名目の意味を確認したい
オプションの状態を整理したい
まず原因の候補を絞りたい
チャット等は、項目名をテキストでそのまま渡せるため、誤解が減ります。
こんなときは、電話のほうが早いこともある
契約変更や複雑な状況が絡んでいる
何度確認しても原因が分からない
早急に止めたい・調整したい(緊急性が高い)
どちらにせよ、先に「増えた項目名」「差額」「いつから」を揃えておくのが最重要です。
伝え方テンプレ
問い合わせでは、長い背景説明よりも、事実を短く渡すほうが通じます。次のテンプレをそのまま使うと、会話が整理されます。
「○月の請求が、先月より○円高いです」
「内訳で増えたのは『(項目名)』です」
「直近で(引っ越し/プラン変更/オプション申込み等)は(ある/ない)です」
「この増額が一時的か継続か、原因と対処を教えてください」
さらに、工事費が疑わしいなら次の一文を足すと早いです。
「工事費の残りが一括になった可能性があるかも確認したいです」
よくある質問
今月だけ高いのはなぜ?
単発で高い場合は、月額が上がったというより、一時的な費用が上乗せされているケースが多いです。
たとえば、工事関連の費用や手数料、日割り・調整、何かの一括計上などが考えられます。
対処としては、次の順番が最短です。
1)My auで対象月の内訳を開く
2)先月と比べて「今月だけ出ている項目」を探す
3)その項目名をもとに内容を確認する/問い合わせで説明を受ける
「今月だけ」の場合は、原因が見つかると納得しやすく、翌月に戻るケースも少なくありません。
内訳が分かりにくい名目の意味は?
内訳の名目は、ユーザー向けに簡略化されていて、用途が想像しにくいことがあります。その場合は、次のやり方が有効です。
可能なら「より詳細」へ進み、項目が分解されないか確認する
それでも分からない場合は、項目名をそのままメモして問い合わせる
重要なのは、名目を自分で推測して処理しないことです。推測すると、不要なオプションを残したまま別の場所を疑って遠回りになりがちです。
不正請求が心配なときはどうする?
不正を疑うときほど、まずは「混ざっているだけ」「条件が変わっただけ」という可能性を排除するのが先決です。
具体的には、次の3点を揃えるだけで、状況がかなり整理されます。
対象月(いつの請求か)
増えた項目名(内訳の名称)
単発か継続か
それでも「覚えのない申込み」や「説明がつかない項目」が残るなら、早めにサポートへ連絡し、契約状況の確認と対処(停止や見直し)を進めるのが安全です。
解約せずに下げるには何から手を付ける?
最も効果が出やすく、リスクも低い順番は次のとおりです。
1)使っていないオプションの整理(まずここで下がることが多い)
2)電話・テレビなど不要サービスの整理(利用実態に合わせる)
3)速度・プランの適正化(体感と用途で判断する)
4)請求の受け取り方を整える(手数料・見落とし防止)
いきなり解約や乗り換えに飛ぶ前に、この順番で手を付けると、月額が改善するだけでなく「何に払っているか」が見えるようになり、同じ問題の再発も防ぎやすくなります。