Apex Legendsを起動したら「アップデートできない」「0%から進まない」「エラーが出て止まる」──そんな状況になると、せっかくゲームができる時間を丸ごと奪われてしまいます。
本記事では、「Apex アップデート できない」とお困りの方に向けて、PC(Steam・EA app)とPS4/PS5それぞれの原因と具体的な対処手順を、初心者の方にもわかりやすい順番で整理して解説します。
まずは今すぐ確認できる基本チェックから始め、必要に応じて最終手段の再インストールや公式サポートへの相談まで、リスクを抑えながら一歩ずつ問題解決へ進める内容になっています。
Apexがアップデートできないときにまず確認すべきこと【全共通】
Apex Legendsが「アップデートできない」「0%から進まない」「エラーで止まる」といった状態になると、とても不便でストレスを感じると思います。
いきなり難しい設定を触る前に、どの環境でも共通する基本ポイントから順番に確認していくことが重要です。
今起きている症状を整理する(エラー表示・進捗状況など)
最初に、現在の状況を簡単にメモしておくと原因の切り分けがしやすくなります。
利用している環境
PC(Steam / EA app / 旧Origin)
PS4 / PS5 / Xbox / Switch など
具体的な症状
ダウンロードが0%から進まない
途中の◯%で止まる
特定のエラーコードが表示される(数字や英字のコードなど)
発生したタイミング
今日のアップデートからなのか、数日前からなのか
特定のパッチ以降なのか
この情報は、後で自分で調べるときや、公式サポートへ問い合わせるときにも役立ちます。
サーバー障害か自分の環境かを切り分ける
Apex側やプラットフォーム側の障害によって、ユーザー側ではどうにもできないケースもあります。まずは以下を確認してください。
Apex公式やEA公式の情報発信(X(旧Twitter)など)で障害・メンテナンスが告知されていないか
「Apex サーバー 障害」「Apex アップデート エラー」などで検索し、同様の不具合報告が多数出ていないか
フレンドも同じタイミングでアップデートできない・接続できない状態になっていないか
同じ時間帯に多くのユーザーが同じ症状を訴えている場合は、サーバー側の問題である可能性が高く、ユーザー側の設定を変えても解消しないことが多いです。
ネットワークとストレージの簡易チェック
サーバー障害ではなさそうな場合、まずは以下の2点を確認してください。
ネットワーク接続の状態
一時的にルーターの電源を切り、30秒ほど待ってから再度入れ直す
可能であればWi-Fiではなく有線接続に切り替える
他の端末でインターネットが問題なく利用できるか確認する
ストレージ(本体・PCの空き容量)
PCやゲーム機本体の空き容量を確認する
Apexのような大型ゲームは、アップデート時に一時的にかなりの容量を必要とすることがあります
目安として、数十GB程度の空き容量を確保しておくと安心です
これらを確認しても状況が変わらない場合は、次から環境別の具体的な対処法を試していきます。
PC版Apexがアップデートできないときの対処法【Steam・EA app】
ここからはPC版(Windows)を対象として、Steam版とEA app版の対処法を分けて説明します。
Steam版Apex:基本の確認手順(再起動・整合性チェックなど)
Steam版でアップデートが進まない、途中で止まる場合は、次の順番で試してみてください。
1. SteamとPCの再起動
Steamを完全に終了する(タスクトレイからも終了)
Windowsを再起動する
再起動後、Steamを起動して「ライブラリ」からApex Legendsを選択
「更新」や「アップデート」ボタンが出ていれば実行する
一時的な不具合やキャッシュの問題であれば、これだけで解消するケースも少なくありません。
2. ダウンロードキャッシュをクリアする
Steamのダウンロードキャッシュが破損していると、アップデートが進まなくなることがあります。
Steam上部メニューから「Steam」→「設定」を開く
左メニューで「ダウンロード」を選択
画面内の「ダウンロードキャッシュをクリア」をクリック
指示に従ってSteamを再起動し、再度Apexのアップデートを試す
3. ゲームファイルの整合性を確認する
ゲームファイルの一部が壊れている場合、アップデートに失敗することがあります。
Steamの「ライブラリ」を開く
Apex Legendsを右クリック →「プロパティ」を選択
左メニューから「インストール済みファイル」を選択
「ゲームファイルの整合性を確認」を実行
検証と修復が完了したら、もう一度アップデートを実行してください。
EA app版Apex:キャッシュ削除とアップデートのやり直し
EA app版でアップデートできない場合は、EA app自体のキャッシュを削除することで改善することがよくあります。
1. EA appのキャッシュ削除(アプリの回復)
EA appを起動する
左上メニュー(≡など)から「ヘルプ」または「アプリの回復」に相当する項目を選択
「キャッシュを削除」または「アプリを修復」のような項目を実行
EA appが再起動されたら、Apex Legendsのページから「アップデート」を再実行する
キャッシュがリセットされることで、ダウンロードやインストールの準備が正しくやり直されます。
2. EA app・PCの再起動とアップデート再試行
EA appを一度終了し、Windowsを再起動したうえで、改めてEA appを起動する
Apexのアップデートボタンを押し、再度ダウンロード・インストールを試す
この段階まで試しても解消しない場合は、ストレージやセキュリティソフトの影響も合わせて確認します。
ディスク容量不足・インストール先ドライブの問題を解消する
アップデート時は、既存ファイルのバックアップや一時ファイルの作成などで、想像以上にディスク容量を使用することがあります。
Cドライブの空き容量が極端に少ない場合は、不要なファイル・アプリを整理する
動画・画像・ダウンロードフォルダなど、容量を圧迫しやすいものを外付けドライブなどに移動する
もし別ドライブ(Dドライブなど)がある場合、Apexをそちらにインストールし直すことも検討する
十分な空き容量を確保することで、アップデートが最後まで正常に進む可能性が高まります。
セキュリティソフトや権限設定の見直し
セキュリティソフトやWindowsの権限設定が原因で、ゲームの更新がブロックされている場合もあります。
セキュリティソフトのリアルタイム保護を、一時的に緩める・ゲームモードに切り替える(※必要最低限・自己責任で実施)
SteamやEA appを「管理者として実行」してみる
ショートカットを右クリック →「管理者として実行」を選択
これらの操作でアップデートが通るようであれば、セキュリティソフトの設定や例外ルールを見直す必要があります。
ただし、常に保護を弱めた状態で利用することは推奨されませんので、検証後は元に戻してください。
PS4/PS5などコンソール版Apexがアップデートできない場合
次に、PS4/PS5など家庭用ゲーム機でのアップデート不具合について解説します。
本体のアップデート状況とネットワーク接続を確認する
コンソール版の場合、ゲームだけでなく本体システムソフトウェアの状態も重要です。
本体システムソフトウェアが最新バージョンになっているか
「インターネット接続を診断」等の機能で接続テストを実行し、問題がないか確認する
別のオンラインゲームやストアが正常に動作するかチェックする
本体自体のアップデートが古いままだと、ゲームのアップデートに支障が出ることがありますので、必ず確認してください。
アプリケーションのアップデートをやり直す手順(PS4/PS5例)
PS4/PS5では、次の手順でApexのアップデート状況を確認し、やり直すことができます。
ホーム画面でApex Legendsにカーソルを合わせる
コントローラーの「OPTIONS」ボタンを押す
メニューから「アップデートを確認」を選ぶ
ここでアップデートが見つからず、何度試してもエラーになる場合は、Apexを一度削除し、ストアから再ダウンロードする方法も検討します。
※通常、オンラインゲームの進行状況や購入履歴はアカウント側に紐づいており、ゲームアプリを削除しても失われないことが多いです。ただし、ローカルに保存されている一部データやスクリーンショットなどは別扱いの場合もあるため、事前にバックアップの有無を確認してください。
ストレージ不足時の安全なデータ整理のコツ
コンソールのストレージ不足は、アップデート失敗の大きな要因です。
しばらくプレイしていないゲームをアンインストールする
キャプチャした動画・スクリーンショットをUSBストレージやクラウドに移動する
必要に応じて外付けストレージの導入も検討する
Apexはアップデート頻度が高く、データ容量も大きいため、余裕を持った空き容量を確保しておくことが重要です。
それでもアップデートできないときの最終手段
これまでの対処をすべて試しても改善しない場合は、より踏み込んだ対応が必要になります。
再インストール前に必ず確認したいこと(アカウント・セーブデータ)
再インストールは多くの場合で有効ですが、実行前に以下を必ず確認してください。
EAアカウント、PSNアカウント、Steamアカウントなどのログイン情報を控えているか
進行状況や購入履歴がアカウントに紐づいて保存されていることを理解しているか
キー配置・感度・ビデオ設定など、こだわりの設定をメモまたはスクリーンショットで残しているか
これらを準備しておくことで、再インストール後に元の環境へ戻しやすくなります。
PC/コンソール別の再インストール手順と注意点
PC(Steam版)の例
Steamで「ライブラリ」を開く
Apex Legendsを右クリック →「管理」→「アンインストール」を選択
必要に応じて、インストールフォルダに残ったファイルを手動で削除
再度「ライブラリ」からApex Legendsを選び、「インストール」を実行
PC(EA app版)の例
EA appのライブラリからApex Legendsを選択
設定メニューから「アンインストール」を実行
必要であれば、「アプリの回復(キャッシュ削除)」も再度実施
ライブラリから再インストールを行い、アップデートを含めて新規にインストールする
PS4/PS5の例
ホーム画面でApex Legendsにカーソル → OPTIONSボタン
「削除」を選んでゲームをアンインストール
PS Store内でApex Legendsを検索し、「ダウンロード」を選択
いずれの環境でも、再インストール中・アップデート中は、安定したネットワークと十分な空き容量があることを必ず確認してください。
公式サポートに相談すべきケース
次のような状況であれば、無理に自己解決を続けるよりも、早めに公式サポートへ相談した方が安全です。
特定のエラーコードが毎回表示され、検索しても解決策がわからない
他のゲームは正常にアップデートできるのに、Apexだけが必ず失敗する
再インストールを含め、この記事で紹介した対処法を一通り試しても状況が変わらない
問い合わせ時には、以下の情報を整理して伝えるとスムーズです。
利用しているプラットフォーム(PCならOSやランチャー、コンソールなら機種名)
エラーコードやエラーメッセージの内容
すでに試した対処法の一覧
問題が発生した日付やタイミング
トラブルを防ぐための予防策と日頃のチェックポイント
最後に、今後同じようなアップデートトラブルを起こしにくくするためのポイントをまとめます。
定期的なストレージ整理とバックアップ
不要なゲームやアプリを定期的に見直し、アンインストールする
動画・スクリーンショット・ダウンロードファイルなど、容量を圧迫しやすいデータを整理する
設定ファイルやキーバインドなど、こだわりの設定はバックアップやスクリーンショットで残しておく
これにより、いざというときに再インストールを選びやすくなり、トラブル対応の選択肢が広がります。
ネットワーク環境を安定させるための基本設定
可能な限り有線LANで接続する
ルーターやモデムは、長期間つけっぱなしにせず、ときどき再起動する
家族や同居人と回線を共有している場合、大容量のダウンロードや動画視聴の時間帯を分散させる
ネットワークが安定しているだけで、アップデート失敗のリスクは大きく下がります。
アップデート情報・メンテナンス情報の確認方法
Apex公式、EA公式、利用しているプラットフォームの公式アカウントをフォローしておく
大型アップデートやシーズン切り替えの前後は、メンテナンス情報や既知の不具合情報を確認する
攻略サイトやニュースサイトで、パッチノートとあわせてトラブル情報もチェックする

