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オーラスとは?麻雀・ライブ・シフトで意味が変わる使い分け完全ガイド

「オーラスって、結局なに?」
SNSで「オーラス当選」「オーラス参戦」を見かけたと思ったら、今度は麻雀で「オーラスで逆転狙う」と言われ、さらに職場では「明日オーラスで入って」と言われる――。同じ言葉なのに、場面によって意味が違って聞こえて混乱した経験はないでしょうか。

オーラスは「最後」に関係する言葉として使われますが、実は 麻雀では最終局、ライブでは最終公演や最終日、シフトではオープンラスト(開店から閉店まで) を指すことがあり、文脈を間違えると会話が噛み合わなくなります。しかも、麻雀では「オーラスなのに終わらない」ケースがあったり、ライブでは「最終日」と「最終公演」がズレたりと、ややこしいポイントも少なくありません。

本記事では、オーラスの意味を分野別に整理したうえで、周辺の言葉から3秒で意味を判定できるコツ、誤解されない言い換え、すぐ使える例文までまとめて解説いたします。読めば、どの場面でも「オーラス」を迷わず理解し、自然に使い分けられるようになります。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

オーラスとは何かを先に整理

「オーラス」と聞くと、「最後っぽい言葉」という印象を持つ方が多いはずです。実際に、オーラスは“終盤”“締め”の場面で使われやすい言葉です。ただし、この言葉が厄介なのは、使われる分野によって意味が変わる点にあります。

たとえば、麻雀で「オーラス」と言えば最終局のことを指すのが基本です。一方、ライブや推し活では「ツアーの最後」「最後の公演(あるいは最終日)」の意味で使われ、さらにシフトや夜職・飲食の文脈では「オープンラスト(開店から閉店まで)」を短く言う表現としても定着しています。つまり、同じ単語でも、会話の前後を見ないと正解が確定しません

オーラスは何の略か

オーラスは、一般に次の2系統の略として扱われます。

  1. オールラスト(All Last):麻雀で「最終局(最終局面)」を指す言葉として説明されることが多い

  2. オープンラスト(Open Last):シフト・夜職・飲食などで「開店から閉店(ラスト)まで」を指す業界用語として使われる

この2つが混在するため、「オーラス=何の略?」と聞かれて一つだけ答えると、場面によっては外れてしまいます。大切なのは、略語の由来を暗記することよりも、“今の会話ではどちらの系統か”を確実に見抜くことです。

意味が複数ある理由

意味が分かれる理由はシンプルです。

  • 麻雀の用語として広まった「オーラス」が、日常会話や別ジャンル(ライブなど)に“最後”を表す便利な言葉として転用された

  • それとは別ルートで、勤務や接客の現場で「オープン〜ラスト」を短く言いたいニーズがあり、「オーラス」が定着した

つまり、同じ音(オーラス)でも、“転用された一般語としてのオーラス”と、“現場で生まれた省略表現としてのオーラス”が併存しています。だからこそ、初見の人同士だと「何の話をしているのか」がズレやすいわけです。

まずはこの比較表で全体像を掴む

まずは、分野ごとの違いを1枚で掴める比較表です。ここを押さえるだけで、会話での取り違えが一気に減ります。

文脈指す内容よくある“略”の説明手がかり語(周辺に出やすい言葉)言い換え例文
麻雀最終局(東風なら東4局、半荘なら南4局が基本)オールラスト局、南4局、東4局、親、点数、トップ、まくり、連荘、本場最終局、終局「オーラスで逆転狙う」
ライブ・推し活ツアーや公演の最後(最終公演/最終日など)(オールラスト転用として語られることが多い)参戦、当選、ファイナル、千秋楽、ツアー、日程、現地最終公演、最終日、千秋楽、ファイナル「オーラス当てたい」
シフト・夜職・飲食開店から閉店(ラスト)までオープンラスト出勤、シフト、通し、オープン、ラスト、締め作業、クローズ開店〜閉店、オープンラスト、通し「明日オーラスで入る」

この表で重要なのは、「最後」という共通点ではなく、“最後が何の最後か”です。麻雀なら局の最後、ライブなら公演の最後、勤務なら営業時間の最後。ここが分かれば、迷いがなくなります。


文脈で分かるオーラスの使い分け

オーラスの理解で最も役に立つのは、「意味の暗記」ではありません。文脈判定の手順です。オーラスは多義語なので、会話の周辺情報を拾って判断するのが最短ルートです。

ここでは、誰でも再現できる“判定の型”を紹介します。これを覚えると、SNSでも日常会話でもほぼ迷わなくなります。

3ステップ判定フロー

以下の3ステップで、オーラスが何を指すかを高確率で確定できます。

ステップ1:話題のジャンルを確定する

まずは「何の話をしているか」をジャンルで切ります。周辺語がヒントです。

  • 麻雀っぽい語:局、親、本場、点数、トップ、ラス、南4、東4、供託、リーチ棒

  • ライブ・推し活っぽい語:参戦、当選、同行、千秋楽、ファイナル、ツアー、現場、銀テ、MC

  • 勤務・シフトっぽい語:出勤、シフト、通し、オープン、ラスト、締め、クローズ、早番・遅番

この時点で、ほとんど決まります。「オーラス」の前後にこれらの単語があるかどうかを確認してください。

ステップ2:「最後」が何の最後かを言い換えで確かめる

次に、オーラスを別の表現に置き換えてみます。

  • 麻雀:最終局南4局(半荘)東4局(東風)

  • ライブ:最終公演最終日千秋楽

  • シフト:開店から閉店までオープンラスト通し

置き換えが自然に通るものが、その文脈の正解です。

ステップ3:行動が伴う動詞で最終確認する

最後に、「その文脈で成立しやすい動詞」が付くかどうかを見ます。

  • 麻雀:まくる/逃げ切る/守る/押す/差す

  • ライブ:行く/参戦する/当たる/取る/申し込む

  • シフト:入る/出る/働く/回す/締める

たとえば「オーラスで入る」は勤務っぽい、「オーラスでまくる」は麻雀っぽい、「オーラス当たった」はライブっぽい、といった具合です。


その場で使える判定チェックリスト

迷ったときは、次のチェックリストで“確度”を上げてください。

  • 「局/点数/親/南4/東4」がある → 麻雀

  • 「参戦/当選/千秋楽/ツアー」がある → ライブ・推し活

  • 「出勤/シフト/通し/オープン/ラスト」がある → 勤務

  • どれもない → 直前の話題を1つ戻して確認(ゲーム?イベント?仕事?)

これだけで、取り違えはかなり減ります。

誤解が起きやすい言い回し

オーラスは便利な一方、誤解が生まれやすい言葉でもあります。特に、次のパターンは要注意です。

「オーラス=最終日」と決めつける

ライブ文脈で「オーラス=最終日」だと思っていた人が、勤務文脈の「オーラス(オープンラスト)」を聞くと混乱します。「明日オーラス」と言われて「明日が最終日なの?」と勘違いする、というズレが典型です。

回避策
勤務の会話では、次のように補足すると誤解が消えます。

  • 「明日オーラス」→「明日、開店から閉店まで入る」

  • 「オーラスで出勤」→「オープンからラストまで出勤」

麻雀の「オーラス=最後の1局だから必ず終わる」と思い込む

麻雀のオーラスは基本的に最終局ですが、実際の対局では「オーラスなのに終わらない」ケースが起きます。これが初心者のつまずきポイントです。連荘や流局、ルールの違い(例えば終局条件の取り決め)によって、オーラスが本場として継続することがあります。

回避策
「オーラス=最終局面」だが、“局数が固定で終わるとは限らない”と覚えると整理しやすくなります。

ライブで「オーラス=最終公演」なのか「最終日」なのかがズレる

同じ日に昼夜公演がある場合など、オーラスがどちらを指すかが会話内で揺れます。SNSでは「オーラス参戦」と言いながら、実際は最終日の日中公演ということも普通にあります。

回避策
迷うときは「最終日」「最終公演」を補って言うのが最も安全です。

  • 「オーラス行く」→「最終日の夜公演(最終公演)行く」

  • 「オーラス当たった」→「最終公演当たった」

相手の理解も揃いやすくなります。


麻雀でのオーラスはどこまでが最後か

麻雀でのオーラスは、意味の輪郭が最もはっきりしています。しかし、実戦の感覚としては「オーラスに入った瞬間から急に難しく感じる」という人も多いはずです。なぜなら、オーラスは“最後の局”であると同時に、順位が確定する局であり、打牌の目的が局面によって大きく変わるからです。

ここでは、オーラスが何局か、どこまでがオーラスか、そしてオーラスを理解するうえで避けて通れない「連荘」「流局」「本場」について、丁寧に整理します。

南4局や東4局がオーラスになる

麻雀には代表的に、東風戦と半荘戦があります。ざっくり言えば、

  • 東風戦:東1局〜東4局

  • 半荘戦:東1局〜東4局、南1局〜南4局

という進行が基本です。このとき、最終局に当たる局をオーラスと呼びます。

  • 東風戦なら 東4局がオーラス

  • 半荘戦なら 南4局がオーラス

ここで混乱しやすいのは、「南場があるなら全部“南4局”で終わるのか?」という点ですが、実際にはルールや途中の終局条件によって変動する場合もあります。ただ、用語の芯としては「最終局面を指す言葉」なので、まずは上記の理解で問題ありません。

麻雀のオーラスが重要になる理由

オーラスの重要性は、次の3点に集約できます。

  1. 点差が“勝敗”に直結する

  2. 守備やリスク管理が順位目標で変わる

  3. 条件(何点必要か)を逆算する局になる

オーラスでは「満貫ツモなら逆転」「直撃が必要」「親番だから連荘で粘れる」など、点数条件の考え方が一気に実戦的になります。だからこそ、オーラスの意味を“最後”だけで理解してしまうと、打ち筋がブレやすくなります。

連荘や流局でオーラスが続くことがある

「オーラス=最後の局」と聞くと、南4局(東4局)が終わったら対局終了、と考えたくなります。ところが実際には、オーラスが続くことがあります。

代表的な仕組みを、順を追って説明します。

本場(ほんば)とは何か

麻雀では、局が連続する状況になると「本場」が積み上がります。たとえば「オーラス1本場」「オーラス2本場」という言い方を耳にしたことがあるかもしれません。

本場が増える典型は、親が連荘したときです。

  • 親がアガる(親の和了)

  • 流局で親がテンパイしている(ルールによるが一般的に連荘扱いが多い)

こうした条件で局が継続し、次局が「同じ局の本場」として進行します。ここで重要なのは、“局”の名前が変わらず、本場だけが増えることがある点です。これが「オーラスなのに続く」の正体です。

流局が絡むとややこしくなる理由

流局は「誰もアガらず局が終わる」状態です。流局の扱いはルールで差が出やすく、たとえば、

  • 親がテンパイなら連荘

  • 親がノーテンなら親流れ(次の局へ)

といった形が一般的です。ただし、取り決めによっては細部が変わります。オーラスで流局が発生すると、点差条件が未達のまま“もう1回”が起きたり、逆にそのまま終了したりするため、余計に混乱します。

終局条件が固定ではないケースがある

麻雀の終局条件は、プレイする場(雀荘、アプリ、競技ルール)で違うことがあります。たとえば、

  • オーラス終了時点でトップが一定条件を満たしていれば終了

  • 条件未達なら延長(西入)するルールがある

  • トビ終了(誰かが持ち点ゼロ以下)などのルールがある

といった差があり得ます。ここまで含めると話が広がるため、基本としては「最終局面=オーラス」「連荘や流局で本場として続くことがある」と押さえ、実際に打つ場のルールを確認するのが一番確実です。

オーラスが続くときの簡易フロー

迷ったときは、次のフローで整理できます。

  1. 南4局(東4局)に入った → オーラス

  2. 局が終わる

  3. 親が連荘する条件か?

    • YES → オーラス1本場、2本場…として続行

    • NO → 次へ

  4. その場の終局条件を満たしているか?

    • 満たす → 終了

    • 満たさない(延長ルール等) → 続行(ルール依存)

この流れを頭に入れておくと、「オーラスって言ったのに、なんでまだやるの?」という違和感が消えます。

オーラスで意識したい用語

麻雀の会話では、オーラスとセットで出やすい用語があります。最低限、これだけ覚えておくと理解がかなり楽になります。

ラス前

ラス前は、文字通り「ラストの前」です。オーラスの一つ前の局を指します。半荘なら南3局がラス前、東風なら東3局がラス前です。
ラス前は、オーラスの条件計算に向けた“仕込み”の局になることが多く、トップ目・ラス目など状況によって攻守の基準が変わります。

まくり

「まくり」は、順位が劣勢の状態から逆転してトップを取るような状況で使われます。特にオーラスは逆転の最終チャンスなので、「オーラスでまくる」「まくり条件」などの言い方がよく登場します。

逃げ切り(逃げ)

トップ目が、リスクを抑えて順位を守るイメージで使われる言葉です。オーラスは「攻める人」と「守る人」が同卓しやすく、同じ局でも目的が違います。だからこそ、オーラスは読み合いが濃くなります。

条件(条件計算)

「満貫ツモで逆転」「直撃が必要」など、点差から逆算して必要な打点を考えることを、会話ではまとめて「条件」と呼ぶことがあります。オーラスの会話が急に難しく感じるのは、ここが原因になりがちです。


ライブや推し活でのオーラスの意味と使い方

ライブや推し活での「オーラス」は、ざっくり言えば「最後の現場」「最後の公演(あるいは最終日)」を指すカジュアルな言い方です。ここで大事なのは、麻雀のようにルールが厳密に決まっているわけではなく、ファン同士の文脈で“通じる範囲”が揺れる点です。

そのため、ライブ文脈のオーラスを理解するコツは、「どの単位の最後なのか」を揃えることにあります。ツアーの最後なのか、会場の最後なのか、日程の最後なのか。ここがズレると、同じ「オーラス」でも受け取り方が変わります。

最終日と最終公演がズレるケース

最もよくある混乱が、「最終日」と「最終公演」が一致しないケースです。

具体的にズレるパターン

  • 同じ日に昼夜2公演がある

    • 最終日:その日全体

    • 最終公演:夜公演が多い(ただし会場による)

  • 追加公演が後から発表される

    • もともと最終日だった日程が、追加公演発表で“最終ではなくなる”

    • SNSで「オーラス」と言っていた投稿が、後から意味が変わる

  • ツアー最終と会場最終が違う

    • 全国ツアーの最終公演と、特定会場での最終公演は別

    • 「この会場のオーラス」と言っている場合もある

取り違えを防ぐ実用ルール

ライブ文脈でのオーラスは、次のどれを指すかを先に明確にすると安全です。

  • ツアーのオーラス(全国日程の最後)

  • 会場のオーラス(この会場での最後)

  • 日程のオーラス(最終日の中でも最後の回)

SNSや会話では省略されがちなので、誤解が起きそうなら補足を入れるのが最善です。

  • 「オーラス参戦」→「ツアーのオーラス(最終日)参戦」

  • 「オーラス当たった」→「最終公演(夜)当たった」

こう言い換えるだけで、相手と認識がズレにくくなります。

千秋楽やファイナルとの使い分け

ライブ界隈には「最後」を表す言葉が複数あります。代表的なのが、千秋楽とファイナルです。

千秋楽

千秋楽は、演劇や公演文化の文脈で広く使われる「最終公演」「最終日」を表す言葉です。初見の人にも比較的通じやすく、フォーマル寄りです。
ライブの告知や公式情報では「千秋楽」より「ファイナル」を使うこともありますが、会話では今でもよく出ます。

ファイナル

ファイナルは、「締め」「ラスト」を強く印象づける言い方です。ツアータイトルや公式の表現として用いられることも多く、わかりやすい反面、文脈によっては「追加公演があるのにファイナル?」のようなズレが起きることもあります(告知のタイミングで状況が変わるため)。

オーラス

オーラスは、ファン同士の短縮表現として便利です。ただし、初見の人には通じないことがある、また「最終日」なのか「最終公演」なのかが曖昧になりやすい、という特徴があります。

使い分けの目安

  • 誰にでも通じてほしい → 「最終公演」「最終日」「千秋楽」

  • 告知っぽく強く言いたい → 「ファイナル」

  • 身内・ファン同士で短く言う → 「オーラス」

職場や年齢層が混ざる場では、「オーラス」に補足を付けるだけで誤解を大きく減らせます。

すぐ使える例文テンプレ

ライブや推し活では、使い方の“型”がいくつかあります。状況に合わせてそのまま使えるテンプレを用意しました。

参戦・当選系

  • 「今回のツアー、オーラスだけは行きたい」

  • 「オーラス申し込んだ。最終公演当たってほしい」

  • 「オーラス当たった!最後の締めを見届けられる」

認識ズレ防止系(補足付き)

  • 「オーラス参戦(最終日の方)」

  • 「オーラス行ける(最終公演の回)」

  • 「この会場のオーラス、取れたら最高」

情報共有系

  • 「オーラスは混むから、早めに動こう」

  • 「オーラスだけ演出変わるかも?(※確定情報があるときは“公式発表”を確認)」

  • 「オーラスは終演後も混むので、帰りの動線を考えておく」

ライブの話題は噂が先行しやすいので、確定情報が必要な内容(演出変更、撮影可否、物販ルールなど)は、公式発表や会場案内を確認する姿勢が安心につながります。


シフトや夜職でのオーラスはオープンラスト

シフトや夜職、飲食などの現場で使われる「オーラス」は、基本的にオープンラスト(開店からラストまで)を指します。日常会話の「最後」とは違い、こちらは営業時間に紐づく“勤務区分”として使われることが多いのが特徴です。

つまり、「オーラス=今日で終わり」という意味ではなく、「オーラス=長い時間帯に入る」という意味合いが中心です。

オープンからラストまで働く

オープンラストは、現場では次の2パターンで使われます。

スタッフ側のオーラス

  • 「オーラスで入る」=開店準備から閉店作業まで一通り入る

  • 「今日オーラス」=早い時間から遅い時間まで勤務する

この場合、単に時間が長いだけでなく、業務の幅が広がる傾向があります。開店準備、ピーク帯の接客、締め作業まで含むため、体力だけでなく段取り力も必要になりやすいのが特徴です。

客側のオーラス(夜職で見かけやすい)

  • 「オーラスで飲む」=開店から閉店まで居続ける

  • 「オーラスする?」=長時間滞在するニュアンス

こちらは店舗形態や料金体系によって意味の重さが変わります。時間制の料金なら費用面のインパクトが大きく、ボトルや延長が絡むと金額が膨らみやすいので、冗談半分でも軽く言いづらい場面もあります。

通しとの違いと注意点

現場で「オーラス」と似た意味でよく出る言葉が「通し」です。多くの職場では、通し=長時間勤務を指し、オーラス=オープンからラストまでを指す、といった具合に、ほぼ同義で使われることがあります。

ただし、職場によっては次のようにニュアンスが分かれる場合もあります。

  • 通し:ピーク帯をまたぐ長時間勤務(必ずしもオープン〜ラストではない)

  • オーラス:開店から閉店まで(最長枠)

この差があると、「通しで入れる?」と「オーラスで入れる?」で求められる時間が変わることがあるため、新しい職場では一度確認しておくと安心です。

誤解が起きない言い換え例

  • 「明日オーラス」→「明日、開店から閉店まで入ります」

  • 「オーラスお願い」→「オープンからラストまでお願いできますか」

  • 「通しで入れる」→「何時から何時まで入れます」

勤務の会話は具体時間が最も誤解を減らします。略語より、時間で揃えるのが確実です。

体力や料金面など現場で起きやすい話

オーラスは、良くも悪くも「長丁場」です。現場で起きやすいポイントを、スタッフ側と客側に分けて整理します。

スタッフ側:体力・集中力・業務範囲

オーラス勤務は、単に拘束時間が長いだけでなく、時間帯ごとに役割が変わりやすいのが負担になります。

  • オープン前:開店準備(仕込み、清掃、段取り)

  • 営業中:ピーク帯の接客、トラブル対応、回転の調整

  • クローズ:締め作業、片付け、レジ締め、翌日の準備

長時間になるほど、終盤にミスが出やすい(閉店作業の抜けなど)ため、現場では「オーラスは段取りが命」と言われがちです。

オーラス勤務での自己管理チェックリスト

  • 休憩の取り方を事前に確認した

  • 食事・水分補給のタイミングを決めた

  • 締め作業の担当範囲を把握した

  • 終電・帰宅手段を確保した

  • 体調不良時の連絡ルールを確認した

客側:費用・時間・終盤の混雑

夜職や一部店舗では、オーラス滞在は料金面のインパクトが大きくなります。さらに閉店間際は混雑や精算の集中が起きやすく、終盤はトラブル(会計の確認不足、帰りの手段など)も起こりやすい時間帯です。

客側で注意しておきたい点

  • 料金体系(時間制・延長・指名・サービス料など)を把握する

  • 長時間滞在で疲労が溜まり、判断が雑になりやすい

  • 閉店前は会計や移動が重なるので余裕を持つ

「オーラス」という言葉は軽く聞こえても、中身は“長時間の予定”を意味することが多いので、状況に応じて現実的な計画を立てるのが賢明です。


オーラスの言い換えと、よくある質問

最後に、オーラスを誤用しないための「言い換え」と、検索されやすい疑問をまとめます。オーラスは便利な一方、相手の前提知識に依存しやすい言葉です。だからこそ、言い換えを持っておくとコミュニケーションが安定します。

言い換え一覧

麻雀の言い換え

  • オーラス → 最終局

  • 東風戦 → 東4局(がオーラス)

  • 半荘戦 → 南4局(がオーラス)

  • オーラスの一つ前 → ラス前

麻雀の会話は専門用語が多いので、初心者がいる場では「最終局」と言い換えるだけで伝わりやすくなります。

ライブ・推し活の言い換え

  • オーラス → 最終公演最終日

  • よりフォーマル → 千秋楽

  • 強い締め感 → ファイナル

迷うときは、「ツアーの最終日」「最終公演(夜)」のように具体化すると齟齬が減ります。

シフト・夜職・飲食の言い換え

  • オーラス → オープンラスト

  • より明確 → 開店から閉店まで

  • 近い表現 → 通し(職場定義に注意)

特に職場では「何時〜何時」を添えるのが最も確実です。


FAQ

オーラスは必ず麻雀の言葉ですか

必ずしも麻雀だけではありません。麻雀由来として説明されることが多い一方で、現在はライブや推し活などで「最後」の意味として使われたり、勤務の現場では「オープンラスト」の略として使われたりします。
したがって、オーラスを見たら「麻雀だ」と決めつけず、周辺語と話題のジャンルで判断するのが安全です。

オーラスと千秋楽は同じですか

ライブ文脈ではかなり近い意味で使われることが多いです。ただし、千秋楽は一般語として通じやすく、オーラスはファン用語寄りで省略的です。そのため、相手が初見の場合や、誤解を避けたい場面では「千秋楽」「最終公演」と言う方が無難です。

また、オーラスが「最終日」を指すのか「最終公演」を指すのかが揺れるケースもあるため、正確さが必要なら「最終日」「最終公演」を補うのが確実です。

麻雀でオーラスなのに終わらないのはなぜですか

麻雀では、最終局(オーラス)に入っても、連荘や流局の扱い、終局条件の取り決めによって局が継続することがあります。特に親の連荘が絡むと「オーラス1本場、2本場…」のように続き、結果として「オーラスなのに終わらない」状況が起きます。

「オーラス=最後の局」ではなく、「オーラス=最終局面(終盤の局)」と捉えると、混乱しにくくなります。

バイトのオーラスは何時間くらいですか

店舗の営業時間によって異なります。オーラスがオープンラストを指す場合、開店時刻から閉店時刻までが基本です。
たとえば開店が17時、閉店が翌1時なら、オーラスは17時〜翌1時が目安になります(ただし、準備や締め作業の有無で前後します)。

初めての職場では、次のように確認すると誤解が消えます。

  • 「オーラスって何時〜何時ですか?」

  • 「開店準備と締め作業も含みますか?」

  • 「休憩はどのくらい取れますか?」

要点まとめと次に取る行動

オーラスを正しく理解するための要点を、最後に整理します。

  • オーラスは「最後」に関係する言葉だが、麻雀/ライブ・推し活/シフト(オープンラスト)で意味が変わる

  • 取り違えを防ぐには、周辺語(局・点数/参戦・千秋楽/出勤・シフト)を拾い、言い換えで確定する

  • 麻雀のオーラスは最終局面だが、連荘や流局、終局条件で続くことがある

  • ライブのオーラスは最終日・最終公演など単位が揺れやすいので、必要なら補足する

  • 勤務のオーラスは「長時間帯」を意味しやすいので、時間で揃えるのが最も確実

もし今まさに「オーラス」の意味で迷っているなら、まずはその会話や投稿の前後を見て、周辺語を1つ拾ってください。ジャンルが確定した瞬間に、オーラスの意味はほぼ決まります。そこから「最終局」「最終公演」「開店から閉店まで」などに言い換えれば、誤解なく理解・使用できるはずです。