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三万歩の距離は何キロ?身長別の早見表と時間目安、歩きすぎ対策まで

スマホに「30,000歩」と出て、思わず二度見したことはありませんか。数字のインパクトは大きいのに、「結局どれくらいの距離を歩いたのか」「何時間かかったのか」が分からないと、達成感より不安が先に立ちやすいものです。しかも三万歩は、歩幅や歩く速さ、休憩の取り方で体感が大きく変わり、翌日に足が痛くなることもあります。

この記事では、三万歩の距離を“自分の条件”で迷わず確定できるように、身長からの簡単計算と10歩実測の手順をセットで解説します。さらに、速度別の所要時間と休憩込みの予定の立て方、靴ずれ・脱水・痛みを避けるための準備、続行か撤退かの判断基準までまとめました。読み終えた頃には、「自分の三万歩は何kmで、何時に出れば何時に戻れるか」がスッと決まり、安心して行動に移せるはずです。

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目次

三万歩の距離は人によって変わる

三万歩が何キロになるかは、実は人によって変わります。理由は単純で、同じ歩数でも歩幅が違えば進む距離が変わるためです。

ここで重要なのは、「平均では何km?」よりも「自分は何km?」を出すことです。予定づくりや体への負担見積もりは、平均値より自分の値のほうが役に立つからです。

歩幅が変わると距離が変わる

歩幅は、身長、脚の長さ、歩く速度、靴の種類、坂道や人混みといった環境で変わります。普段と同じ三万歩でも、

  • 旅行で写真を撮りながら小股で歩いた日

  • 通勤で駅まで早足になった日

  • 坂道や階段が多い日

のように条件が変わると、距離と時間の体感がズレます。

「三万歩=だいたい20kmくらい」と聞いても、ピンと来ないのは自然です。だからこそ、まずは自分の歩幅で距離を確定し、次に時間へ変換するのが近道になります。

ざっくりの目安は「1000歩=600〜700m」

最初に“距離感”をつかむための公的な目安として、厚生労働省の健康日本21関連資料では、1000歩は約10分の歩行で、距離として600〜700m程度と示されています。

この目安で換算すると、

  • 三万歩 = 1000歩×30

  • 距離 = 0.6〜0.7km × 30

  • 約18〜21km

となります。

ただし、これはあくまで一般目安です。あなたの歩幅が平均より長い・短い場合は、ここからズレます。次の章で「自分の値」を確定します。


3分で出す:あなたの三万歩は何キロか

ここからは、最短で「あなたの三万歩=何km」を出します。方法は2つです。

  • 今すぐ出す(推定):歩幅=身長×0.45

  • 精度を上げる(実測):10歩の合計距離÷10

オムロンのFAQでは、歩幅の目安が「身長×0.45」であること、より正確に知るには10歩歩いた合計距離を10で割る方法が示されています。

身長から歩幅を推定する

まずは推定で十分です。身長が分かればその場で出せます。

  • 歩幅(cm)=身長(cm)×0.45

  • 歩幅(m)=歩幅(cm)÷100

例:身長160cmの場合
歩幅(cm)=160×0.45=72cm
歩幅(m)=0.72m

この歩幅を使って、距離を計算します。

10歩だけ実測して歩幅を上書きする

旅行やイベント前に「正確に知りたい」「スマホの距離が合わない」という場合は、10歩実測が効果的です。手順は次の通りです(オムロンの案内と同趣旨)。

  1. できれば平坦な道で、いつも通りの歩き方で10歩歩く

  2. 10歩の合計距離を測る(メジャー、地面の目印、体育館のラインなど)

  3. 歩幅(m)=10歩の合計距離(m)÷10

ポイントは「大股にしない」「普段のペースで歩く」です。大股で測ると、実際の街歩きより距離が大きく出てしまい、予定がズレます。

計算式:三万歩を距離に換算する

歩幅(m)が決まったら、距離は一発です。

  • 距離(km)= 30,000 × 歩幅(m) ÷ 1000

例:歩幅0.70mの場合
距離=30,000×0.70÷1000=21km

ここまでで「あなたの三万歩=何km」は確定できます。次は時間にします。


身長別:三万歩の距離早見表

「計算は分かったけれど、表で見たい」という方向けに、身長×0.45の推定歩幅で三万歩距離の目安をまとめます(目安式はオムロンの案内に基づきます)。

身長(cm) 歩幅目安(m) 三万歩の距離(km)
145 0.6525 19.58
150 0.6750 20.25
155 0.6975 20.93
160 0.7200 21.60
165 0.7425 22.28
170 0.7650 22.95
175 0.7875 23.63
180 0.8100 24.30
185 0.8325 24.98

※混雑、信号、坂道、小股になる場面では、実際の距離はやや短く感じることもあります。迷う場合は10歩実測で歩幅を上書きしてください。


三万歩にかかる時間を速度別に見積もる

距離が分かったら、次は時間です。時間は「距離÷速度」で求められます。

  • 時間(h)=距離(km)÷速度(km/h)

歩行速度は人によって差がありますが、計画に使うなら次の3段階が実用的です。

  • ゆっくり:3km/h(散歩、写真を撮りながら)

  • 普通:4km/h(一般的な歩行の目安としてよく使われる)

  • 早歩き:5km/h(急ぎめ、運動としてのウォーキング)

距離別×速度別:歩行時間の早見表

あなたの距離が18〜24kmあたりに入りやすいことを踏まえ、距離別で表にします。

距離(km) ゆっくり3km/h 普通4km/h 早歩き5km/h
18 6時間00分 4時間30分 3時間36分
20 6時間40分 5時間00分 4時間00分
22 7時間20分 5時間30分 4時間24分
24 8時間00分 6時間00分 4時間48分

この表は「歩いている時間」だけです。現実の外出では休憩・信号待ち・入店などが入ります。

休憩込みで計画する:+15%の目安を最初から持つ

旅行やイベントで三万歩になる日は、歩行時間に対して+10〜25%程度の“上乗せ”が起きがちです。迷う場合は、まず+15%で見積もると予定が崩れにくくなります。

  • 行動時間(目安)=歩行時間×1.15

休憩込み:予定決定のための早見表(+15%)

距離(km) ゆっくり3km/h(休憩込) 普通4km/h(休憩込) 早歩き5km/h(休憩込)
18 6時間54分 5時間10分 4時間08分
20 7時間40分 5時間45分 4時間36分
22 8時間26分 6時間19分 5時間04分
24 9時間12分 6時間54分 5時間31分

「帰宅の電車に間に合うか」「夕食の予約に間に合うか」を考えるなら、この表で見積もるほうが安全です。


三万歩が起きやすい一日のパターンと組み立て方

三万歩は“狙って歩く日”より、“結果として超える日”のほうが多いものです。代表的なパターンを押さえると、予定も立てやすくなります。

三万歩になりやすい状況

  • テーマパーク、展示会、イベント会場で中を何周もする

  • 観光で街を歩き回り、寄り道が増える

  • 坂道・階段が多いエリア(神社仏閣、港町、丘のある都市)

  • 乗り換えが多く、駅の構内移動が長い

同じ三万歩でも「移動のために歩いた三万歩」と「観光で寄り道した三万歩」では、体感の疲れが変わります。前者は一定ペースになりやすい一方、後者は立ち止まりが多く、足裏に疲れが溜まりやすいことがあります。

午前で飛ばしすぎない:午後に残す設計

三万歩級で失速する原因は「午前で歩きすぎる」ことです。午前中にテンションが上がると、気づかないうちに2万歩近くまで行き、午後に足が終わります。

おすすめは次の考え方です。

  • 午前:目標の45%程度まで(例:三万歩なら1万3千歩前後)

  • 昼:座って休む(食事は“座れる店”優先)

  • 午後:残りを消化(寄り道は午後に温存する)

予定テンプレ:普通歩きで22km(約三万歩)想定

例として、あなたの三万歩が約22kmだった場合(身長170cmの推定値に近い)を想定します。

  • 歩行時間(普通4km/h):約5時間30分

  • 休憩込み(+15%):約6時間20分

この場合、次のように組むと安全です。

  • 10:00 出発

  • 12:00 休憩(30〜45分、必ず座る)

  • 14:30 軽休憩(10〜15分、靴紐の締め直し・水分)

  • 17:00 目的地到着〜帰路へ

  • 18:00 帰宅方面へ移動(余裕を持つ)

ここで大事なのは「休憩が先に予定に入っている」ことです。疲れてから休憩を探すと、座れずに回復が遅れます。


一万歩と三万歩の違いを距離・時間・負担で把握する

三万歩が“すごいのかどうか”は、一万歩と比べると分かりやすくなります。厚労省の目安(1000歩=600〜700m)に沿ってざっくり換算すると、次のようになります。

  • 一万歩:6〜7km

  • 三万歩:18〜21km

距離が3倍なら、時間も概ね3倍に近づきます(休憩が入るとそれ以上に感じることがあります)。

比較表:一万歩と三万歩

指標 一万歩 三万歩
距離の目安 6〜7km 18〜21km
普通歩きの歩行時間 約1時間40分前後 約5時間前後〜
休憩込みの行動時間 約2時間 6時間以上になることも
起きやすいトラブル 軽い疲れ 靴ずれ・足裏痛・膝の違和感・脱水
準備の必要度 低〜中 中〜高(靴・補給・撤退基準)

「今日は三万歩だった」と気づいた日は、運動としては大きな負荷になっている可能性があります。翌日に疲れを残さないためのケア(入浴、睡眠、軽いストレッチ、足裏の休養)まで含めて“完走”と考えると、習慣化もしやすくなります。


三万歩を毎日目標にする前に考えること

三万歩は達成できる日もありますが、毎日目標にすると負担が大きく、継続が難しくなる場合があります。ここでは「目的別の落としどころ」を整理します。

目的別:おすすめの歩数設計

  • 健康維持・気分転換が目的

    • まずは「日によって波があっても平均が上がる」設計が現実的です。週の中で歩く日と休む日を作るほうが続きます。

  • ダイエット目的

    • 歩数だけに寄せすぎると、疲れで食欲や睡眠が乱れやすくなります。歩数は“生活の延長”で伸ばし、無理な三万歩を毎日入れないほうが安定します。

  • イベント・旅行で歩く日がある

    • 三万歩は「特別な日」と割り切り、翌日を回復日にして帳尻を合わせるのが安全です。

  • 仕事で自然に2〜3万歩になる

    • 追加で歩数を積むより、足へのケアと休息の質を上げるほうがパフォーマンスが上がります。

痛みが出やすい人の注意点

次に当てはまる場合、三万歩は「目標」より「結果」として扱うほうが安全です。

  • 膝や腰に不安がある

  • 外反母趾、扁平足などで足裏が痛くなりやすい

  • 普段は歩く量が少ないのに、急に長距離を歩く

  • 以前、靴ずれや腱の痛みが出たことがある

体の違和感は“我慢している間に悪化”しやすいので、次章の撤退ラインを先に確認しておくと安心です。


三万歩を安全に歩く準備とコツ

三万歩級で差が出るのは、気合いより準備です。ここでは「何を持つか」「どう判断するか」を具体化します。

靴ずれを最小化する装備チェック

三万歩は、足裏と指の摩擦が何万回も発生します。靴ずれの対策は“起きてから”では遅いことがあります。

靴と足の基本方針

  • 履き慣れた靴を優先(新しい靴は避ける)

  • 靴紐は途中で締め直す前提にする(午前と午後で足がむくむ)

  • 靴下は厚みがあり、縫い目が当たりにくいもの

靴ずれ対策セット(小さくて効果が大きい)

  • 絆創膏(大きめ)

  • ワセリン等の摩擦対策(持ち運び用)

  • 替えの靴下(1足)

  • 小さなテーピング

「今日は歩く日」と分かっているなら、これだけで翌日のダメージが変わります。

水分と補給の考え方

長時間歩く日は、気づかないうちに脱水に寄りやすくなります。喉が渇く前に飲む設計が必要です。

  • 30〜40分に一度、少しずつ飲む

  • 暑い日は回数を増やす

  • 甘い飲料だけに偏らない(塩分も意識)

また、歩行時間が長い場合は「食事まで何時間空くか」を先に把握し、間食を挟めるようにすると、終盤の失速が減ります。

疲れを溜めにくい歩き方のコツ

三万歩を歩き切るために、フォームを大きく変える必要はありません。意識するなら次の3点が効きます。

  • 小股になりすぎない(歩幅が極端に小さいと足裏の回数が増える)

  • たまに立ち止まり、足首を回す(筋の張りを逃がす)

  • 階段が多い日は、上り下りでペースを落とす(膝に来やすい)

痛みが出たときの撤退ライン

三万歩で最も大切なのは「壊さない」ことです。次の症状が出たら、続行より中止を優先してください。

  • 歩くたびに鋭い痛みが走る

  • しびれ、感覚の違和感がある

  • かばって歩き方が変わってきた

  • 休んでも痛みが引かない

  • 靴ずれが皮むけになり、毎歩で痛い

撤退は“負け”ではなく、翌日の生活を守る判断です。旅行中ならタクシーや公共交通へ切り替える、遠回りをやめる、買い物袋を減らすなど、早い段階で手を打つほど回復が早くなります。


三万歩の距離でよくある疑問

三万歩はだいたい何キロと考えればよい

ざっくりの距離感としては、厚労省の目安(1000歩=600〜700m)を使うと三万歩は約18〜21kmになります。
ただし、実際は歩幅で変わるため、「身長×0.45」か「10歩実測」で自分の距離を確定させるのが最も確実です。

早歩きだと何時間で終わる

距離が20〜22kmだとして、早歩き5km/hなら4時間〜4時間半前後が目安です。
ただし外出では信号待ちや休憩が入るため、計画は休憩込み(+15%)で見積もると崩れにくくなります。

スマホの歩数と距離がずれるのはなぜ

よくある理由は次の通りです。

  • 歩幅が平均値で推定されている

  • 早歩き・小股・坂道・荷物などで歩幅が変わる

  • 端末の持ち方(ポケット、バッグ)で検出が変わる

距離を自分に寄せたい場合は、歩幅の目安「身長×0.45」を基準にし、さらに10歩実測で調整するとズレが縮まります。

消費カロリーはどれくらい見積もればよい

消費カロリーは体重と強度と時間で変わるため、距離だけでは決まりません。強度の目安としては、公的なMETs表(生活活動のメッツ表等)で歩行に相当するMETsが整理されています。
目安を出すなら、まず「あなたの距離→時間」を出し、次に歩行の強度(ゆっくり/普通/早歩き)に近いMETsを参照して計算するのが安全です。


三万歩の距離をもう一度まとめる

最後に、この記事の要点を“使う順”にまとめます。

  1. 自分の歩幅を決める

  • すぐ出す:身長×0.45(推定)

  • 精度を上げる:10歩実測(合計距離÷10)

  1. 三万歩の距離を確定する

  • 距離(km)=30,000×歩幅(m)÷1000

  • 目安は18〜24kmに入りやすい(一般換算は18〜21km)

  1. 所要時間を速度別に出す

  • 時間(h)=距離(km)÷速度(km/h)

  • 旅行・イベントは休憩込み(+15%)で予定を決める

  1. 安全に歩くための準備

  • 靴ずれ対策セット、水分、休憩を“予定に入れる”

  • 痛みが出たら撤退ラインを優先する

三万歩は“達成できる日もある”一方で、疲労の蓄積が出やすい距離です。数字が分かれば、無理の有無も判断できます。まずは歩幅を出して距離を確定し、時間表で予定を決めてください。


参考情報源