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+2から始まる電話番号はどこから?詐欺の見分け方と折り返さない安全対策

着信履歴に「+2」から始まる見知らぬ番号が残っていると、「海外から?」「料金が発生する?」「詐欺だったらどうしよう」と一気に不安になります。しかも、たまたま手が空いているタイミングだと、反射的に折り返してしまいそうになるものです。
本記事では、+2が示す国番号の考え方を押さえたうえで、危険度を素早く判断するチェックポイント、折り返さずに用件を確認する具体手順、スマホと固定電話で今すぐできる着信拒否・迷惑電話対策までを、順番にわかりやすく解説いたします。「出ない方がいいのは分かったけれど、もし必要な連絡だったら?」という迷いにも対応できるよう、公式窓口で安全に照合する方法も整理しております。読み終えたときには、次に同じ着信が来ても迷わず行動できる状態を目指します。

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+2から始まる電話番号の正体は国際電話の国番号

突然「+2」から始まる見慣れない番号から着信があると、多くの方は「海外から?」「詐欺かも?」と身構えてしまいます。結論として、表示が「+」で始まる番号は国際電話の形式である可能性が高く、予定がない場合は慎重に扱うべきです。ここでは、まず「+2」が何を意味するのか、番号の読み方と混同しやすいポイントを押さえて、不安の正体を言語化していきます。

+2はどの地域に割り当てられているか

国際電話の番号は、先頭に「+」が付き、その後ろに国や地域を示す「国番号(カントリーコード)」が続きます。国番号は世界で一意に割り当てられており、どこから発信されている “形式上の地域” を示します。

「+2」で始まる国番号帯は、主にアフリカ地域に割り当てられていることで知られています。つまり、着信表示が「+2……」となっている場合、形式上はアフリカ方面の国番号帯である可能性が高い、という読み方になります。

ただし、ここで注意したいのは「国番号が示すのは、必ずしも発信者の居場所そのものではない」という点です。現代では、次のような事情で「番号の見た目」と「実際の発信者」が一致しないことがあります。

  • 海外番号を取得できる通話アプリやクラウドPBXの普及

  • 転送電話やコールバック型サービスの悪用

  • 発信者番号の表示を変えて見せる手口が疑われるケース

  • 海外拠点のある業者が、海外番号で一括発信しているケース

このため、「+2だから危険」「+2だから安全」と短絡的に決めず、自分にとって“その国から連絡が来る合理性があるか”で判断するのが現実的です。合理性がなければ、出ない・折り返さない・ブロックが最も安全側の行動になります。

+2の代表的な国番号例と見分けのコツ

「+2」の後ろに続く数字をもう少し見ると、国をより具体的に推測できます。たとえば次のような国番号が知られています(網羅ではなく代表例です)。

  • +20:エジプト

  • +212:モロッコ

  • +213:アルジェリア

  • +216:チュニジア

  • +218:リビア

  • +220:ガンビア

  • +221:セネガル

  • +233:ガーナ

  • +234:ナイジェリア

  • +251:エチオピア

  • +254:ケニア

  • +255:タンザニア

  • +256:ウガンダ

  • +27:南アフリカ

ここでの「見分けのコツ」は、国を当てること自体ではなく、自分の状況と照らして“連絡が来る筋があるか”を確認する材料にすることです。たとえば、以下に当てはまるなら、+2からの着信にも一応の理由が成立し得ます。

  • 海外在住の家族や知人がいる(または旅行中・出張中)

  • 海外の宿泊施設や航空会社、ツアー会社とやり取りしている

  • 海外サイトでの購入、海外配送の確認が必要

  • 仕事で海外拠点と連絡する可能性がある

  • 国際認証(本人確認)で海外番号から連絡が来る可能性があるサービスを使っている

一方、これらが一切ないのに突然かかってきた場合は、「出ない」「折り返さない」が基本姿勢になります。相手が本当に正当な連絡なら、別経路(メール、SMS、アプリ通知、公式窓口)で連絡が残ることが多いからです。

+が付かない「2始まり」との混同注意

相談でよくあるのが、「2で始まる番号」と「+2で始まる番号」の混同です。両者は見た目が似ていますが、意味が大きく異なります。

  • +2で始まる:国際電話形式(国番号が2で始まる帯)

  • 2で始まる(+がない):国内の電話番号表示・端末の表示仕様・アプリの表示形式など、別要因の可能性

判断基準はシンプルで、先頭に「+」があるかです。「+」がある場合は国際電話として扱い、身に覚えがなければ安全側に倒す、という運用が有効です。

また、着信履歴の表示は、電話帳アプリ・通話アプリ・OSのバージョン・国際形式の設定などで差が出ます。表示が崩れて見える場合でも、焦って折り返すのは避け、次章のチェックポイントで冷静に整理してください。


+2の着信は詐欺なのかを判断するチェックポイント

「+2からの着信=詐欺」と断定はできません。しかし、予定のない国際電話はトラブルの入り口になりやすく、特に「折り返し」を狙った手口と相性がよいのは事実です。ここでは、怖がりすぎず、甘く見すぎず、判断の軸を具体化します。

予定がない国際電話は無視が基本

まず大前提として、自分の生活圏で国際電話を受ける予定がないなら、出ない・折り返さないが最も合理的です。理由は大きく3つあります。

  1. 折り返しで国際通話料金が発生し得る

  2. 会話の中で個人情報を引き出されるリスクがある

  3. 別の手段(送金、アプリ誘導、URLクリック)へ誘導されるリスクがある

さらに、最近の詐欺は「電話に出させる」よりも「折り返させる」方向に寄ることがあります。なぜなら、着信に出ない人が増える中で、留守電や着信履歴を見た人が「重要な連絡かも」と折り返す心理が利用されるからです。

「たった1回だけ」「出ていないから大丈夫」と思っても、同じ番号帯や別番号で繰り返されると、いずれ判断を誤る可能性が上がります。基本動作として、予定がなければ無視し、必要に応じてブロックする運用が安全です。

よくある誘導パターン(料金未納、本人確認、LINE誘導など)

詐欺や悪質な勧誘は、共通して「相手の判断力を落とす」話法を使います。国際電話でも同様で、内容や要求が次の方向に寄ってきたら、赤信号だと考えてよいでしょう。

  • 料金未納・停止予告
    「支払いが確認できない」「サービスが止まる」「至急対応」などで焦らせる

  • 本人確認・個人情報の要求
    氏名、住所、生年月日、勤務先、家族構成、口座情報、暗証番号などを聞く

  • 警察・役所・大手企業を名乗る
    権威のある立場を装い、従わせようとする

  • 別の連絡手段へ誘導する
    LINE追加、SMSのリンク、専用アプリ、ビデオ通話、遠隔操作アプリなど

  • 金銭移動を促す
    送金、電子マネー購入、暗号資産、ギフトカード、コンビニ支払いなど

  • “今ここで”決めさせようとする
    期限を切る、他人に相談させない、内緒にさせる

特に危険なのは、電話の時点で個人情報を与えてしまうことです。情報が揃うと、別の詐欺(なりすまし、口座不正、追加請求)に波及しやすくなります。相手が何者か確証がない限り、「本人確認に必要」と言われても応じないことが重要です。

また、海外番号からの自動音声ガイダンスで、番号入力やボタン操作を促すケースもあります。こうした誘導は、相手のシステムへ「この番号は反応する」と知らせる意味合いを持つことがあり、再着信の増加につながることがあります。

正当な連絡の可能性があるケース

一方で、国際電話が正当な連絡である可能性がゼロではありません。ここでは「あり得る」ケースを挙げつつ、正当であっても安全に確認する手順に切り替えるという考え方をセットにします。

正当な可能性がある例:

  • 海外旅行中・海外滞在中の家族や知人が、現地の電話からかけてきた

  • 海外の宿泊施設、航空会社、旅行会社から、予約確認やトラブル連絡が来た

  • 海外配送の通関・配達で、確認が必要な連絡が来た

  • 海外サービスのサポート窓口から折り返しが来た(自分が問い合わせた後)

  • 仕事で海外拠点・海外取引先と連絡する状況がある

ただし、この場合でも、いきなり通話に出て判断するより、“こちらから確実な経路で確認する”方が安全です。具体的には次章で述べる「折り返さない確認手順」を使い、公式窓口・既知の連絡先・正規の予約番号などから照合するのが望ましいです。


折り返してはいけない理由と安全に確認する手順

ここが最も重要なパートです。「折り返すかどうか迷う」こと自体が、相手の狙いに近い心理状態になっています。折り返さない判断を“根性”ではなく“仕組み”で実現するために、理由と具体手順をセットで整理します。

折り返しで国際通話料金が発生し得る

国際電話は、国内通話とは料金体系が異なることがあります。たとえば、通話定額に加入していても、国際通話は対象外となる契約は珍しくありません。さらに、相手国・通信事業者・接続方式によって料金が変わり、明細反映もタイムラグがある場合があります。

ここでありがちな失敗が次の2つです。

  • 「短時間なら大丈夫」と思って折り返す
    実際には、接続だけで料金が発生することがあり得ます。

  • 「相手が名乗ったから安心」と思って通話を続ける
    名乗りは簡単で、内容がもっともらしいほど騙されやすくなります。

また、料金面だけでなく、折り返し通話は「反応した番号」としてマークされやすく、以後の着信が増える可能性があります。迷惑電話の観点でも、折り返しは避ける価値が高い行動です。

折り返さずに確認する5ステップ

「必要な連絡かもしれない」という不安を、折り返しではなく確認作業で解消するための手順です。ポイントは、“相手が提示した連絡先ではなく、自分が信頼できる経路で照合する”ことにあります。

以下のチェックリストを上から順に実行してください。

折り返さずに確認するチェックリスト(5ステップ)

  1. 自分の予定と手続き履歴を棚卸しする

    • 直近1〜2週間で、海外に関係する申込・予約・購入がないか

    • 旅行予約サイト、航空券、ホテル、国際配送の追跡番号

    • 海外サービスへの問い合わせ履歴(チケット番号、メール)

  2. SMS・メール・アプリ通知を確認する

    • 正規連絡なら、電話以外にも案内が残ることが多い

    • 予約サイト・配送会社・決済サービスの通知を確認

    • メールは「差出人アドレス」「公式ドメイン」「文面の不自然さ」を見る

  3. 相手が名乗った組織があるなら、公式サイトの窓口から確認する

    • 検索で出た広告や非公式ページではなく、公式サイトの「お問い合わせ」導線

    • 予約番号・注文番号など、こちらが持っている情報を元に照合する

    • 相手が「この番号にかけろ」と言ってきても、その番号にはかけない

  4. 家族・関係者に確認する

    • 海外在住の知人が一時的に別番号を使っている可能性

    • 家族が海外旅行・出張中で、ホテルや現地SIMから連絡してきた可能性

    • 仕事で海外取引がある場合は、社内の担当者に確認する

  5. 不安が残るならブロックし、相談先へつなぐ

    • 料金不安・詐欺不安があるなら、消費生活相談や警察相談の利用を検討

    • 「自分だけで抱えない」ことで被害が拡大しにくくなる

この手順は、正当な連絡を取りこぼさないためにも有効です。もし本当に正当な連絡なら、公式窓口やメール等で照合できるため、折り返しで急いで判断する必要がありません。

SMSや留守電に反応するときの注意点

着信だけでなく、SMSや留守電が残っていると「重要かも」と感じやすくなります。ここで大切なのは、メッセージがある=正当、ではないという点です。むしろ、反応を引き出すために巧妙な文面が用意されることがあります。

反応する前に、次を確認してください。

  • 具体的な契約情報(自分の氏名や契約末尾など)がなく、抽象的な表現ばかり

  • 「至急」「本日中」「期限」など焦らせる言葉が多い

  • 日本語が不自然、句読点や表記が乱れている

  • URLが短縮リンク、見慣れないドメイン

  • LINE追加やアプリ導入、遠隔操作など“別作業”を要求する

反応が必要な場合でも、リンクを踏む前に「公式アプリを開く」「公式サイトからログインする」「公式窓口へ問い合わせる」など、確実な経路に切り替えるのが安全です。


スマホで今すぐできる対策:着信拒否と迷惑電話対策

着信に悩まされると、精神的な消耗が大きくなります。「また鳴るかもしれない」というストレスを減らすには、端末側の設定と運用で“自動的に安全側になる状態”を作るのが有効です。ここではOS別に考え方を整理します。

iPhoneで不明な発信者を制御する考え方

iPhoneでは、知らない番号への対応を「運用」と「設定」で固めるのがポイントです。国際電話の迷惑着信に対しては、次の方針が効果的です。

  • 電話帳にない番号には原則出ない
    本当に必要な相手なら、事前に連絡手段があるはずという前提に寄せます。

  • 着信履歴の“折り返し”を習慣にしない
    重要な連絡は、留守電やSMS、メールで用件が残ることが多いです。

  • 迷ったらブロックし、必要なら公式経路で確認する
    折り返しではなく、公式窓口で照合する癖を付けます。

さらに、家族や仕事の連絡に影響が出る場合は、次のような運用が役立ちます。

  • 重要な相手(家族、学校、保育園、職場など)は電話帳に登録しておく

  • 海外旅行中の家族とは、通話よりもメッセージアプリ・SNS・メールなど“既知の経路”を決めておく

  • 予約や配送の連絡先は、利用サービスの「公式通知」を定期的に確認する

「知らない番号に出ない」ことは不便に見えますが、代替手段(通知、メッセージ、公式窓口)を整えることで、利便性と安全性を両立しやすくなります。

Androidでのブロック運用の考え方

Androidは機種や電話アプリによって表示や操作が異なりますが、考え方は共通です。ポイントは、“ブロックをためらわない”ことと、“ブロック+運用”で二重化することです。

  • 着信履歴から番号をブロックする

  • 迷惑電話として報告・フィルタリングの対象にする(機能がある場合)

  • 海外番号・非通知・不明な番号への対応ルールを決める

    • 予定がなければ出ない

    • 留守電がなければ折り返さない

    • 用件が不明なら公式経路で確認する

また、繰り返し別番号でかかってくるケースでは、個別ブロックだけでは追いつかないことがあります。その場合は、迷惑電話対策アプリやキャリア機能の併用を検討すると、心理的負担が軽くなります。

キャリア・迷惑電話対策サービスの活用

端末設定だけでカバーしきれない場合、迷惑電話対策サービスやセキュリティ機能を使うと現実的です。選び方の考え方は次の通りです。

  • 目的を分ける

    • 迷惑電話の自動判定・警告が欲しい

    • 海外番号や不明番号をまとめて拒否したい

    • 家族の端末もまとめて対策したい

  • 運用を簡単にする

    • 誰が設定を管理するか(自分、家族)

    • 例外(学校、病院、宅配など)をどう扱うか

  • 費用と手間のバランスを取る

    • 無料機能で足りるか、有料サービスが必要か

    • 設定が複雑だと続かないため、続けられる形にする

対策のゴールは「完璧にゼロにする」よりも、「迷惑な着信に反応しない状態を作り、生活のストレスを下げる」ことです。ブロック、通知の抑制、運用ルールの整備を組み合わせると効果が出やすくなります。


固定電話の対策:国際電話そのものを止める選択肢

固定電話は、スマホに比べて「着信が鳴る=出る」という行動につながりやすく、特に高齢の家族がいる家庭では心配が大きくなります。固定電話は“端末アプリでブロック”が難しい場合があるため、発想としては「国際電話を使わないなら、国際電話そのものを止める」方向が有効です。

国際電話を使わない家庭の最適解

固定電話で国際電話を使う機会がほとんどない家庭は少なくありません。その場合、次の考え方が最適解になりやすいです。

  • 国際電話の発着信を不要にする(止める)
    「海外からの電話が鳴らない状態」を作る

  • 固定電話は“国内の必要連絡”に用途を限定する
    親族、病院、学校、行政、近所など

固定電話の対策は、家庭ごとに回線や契約が異なるため一律ではありませんが、重要なのは「海外からの着信が不要なら、仕組みで遮断する」方針です。これにより、詐欺や迷惑電話の入り口が物理的に減ります。

また、固定電話は「留守電」運用とも相性が良いです。知らない番号は留守電に任せ、用件が具体的に残っていない限り折り返さない、と決めるだけでも事故が減ります。

家族で決める運用ルールと周知方法

固定電話は、家族の誰かが出る可能性があります。対策を本人任せにすると、気が緩んだタイミングで応答してしまうことがあるため、家庭内ルールとして明文化すると効果的です。

家庭内ルールの例(紙に書いて電話の近くに貼るのがおすすめです)

  • 「+」で始まる番号は出ない

  • 非通知や見知らぬ番号は留守電に任せる

  • お金、暗証番号、口座、電子マネーの話が出たら即終了

  • 「今すぐ」「内緒」「誰にも言うな」と言われたら詐欺を疑う

  • 迷ったら、いったん切って家族に共有する

  • 相談先(消費生活相談、警察相談など)をメモしておく

特に大切なのは、「いったん切る」ことを悪いことだと思わない文化を作ることです。正当な相手であれば、折り返し先を公式窓口で確認でき、急かしてくる必要がありません。家族全員が同じ判断軸を持つだけで、被害の確率は大きく下がります。


+2に出てしまった・折り返した後の対処フロー

「もう出てしまった」「折り返してしまった」と気づいた瞬間、強い不安や後悔が出ます。しかし、ここからの行動で被害の大きさは変わります。重要なのは、追加対応で傷口を広げないことと、再発防止を一気に固めることです。状況別に時系列で整理します。

通話を切った直後にやること

通話を切った直後は、焦って相手の言葉を反芻してしまいがちです。ここでは感情ではなく手順で動きます。

  1. それ以上通話しない

    • 相手が何を言っても、確証がない限り会話を続けない

    • “確認のため”でも、相手ペースで話さない

  2. 番号をブロックする

    • 同じ番号からの再着信を止める

    • 似た番号から来る可能性もあるので、運用ルールも固める

  3. 会話内容をメモする

    • 名乗った組織名、担当者名、要求内容、金額、期限、誘導先

    • こちらが伝えてしまった情報(氏名、生年月日など)

  4. SMS・メール・アプリ通知を確認する

    • 相手が名乗った組織が本当に連絡してきた可能性があるか、公式通知と照合

  5. 家族や身近な人に共有する

    • 同様の着信が家族にも来る可能性

    • 一人で判断し続けない環境を作る

「出てしまった」だけで即被害になるとは限りません。問題は、そこから先に個人情報提供や送金、リンククリックなどが続くことです。切った直後にブロックと共有までできれば、被害拡大の確率が大きく下がります。

料金・契約状況の確認ポイント

折り返してしまった場合、「料金がいくらかかるのか」が気になってしまいます。ここは落ち着いて、確認ポイントを切り分けてください。

  • どの回線で発信したか

    • スマホの音声通話か、通話アプリか、固定電話か

  • 通話時間はどれくらいか

    • 数秒か、接続して話したか

  • 契約プランの条件

    • 国内かけ放題が国際通話に適用されないことは多い

  • 明細の反映タイミング

    • すぐ確認できない場合がある

  • 今後の予防策

    • 国際通話の発信制限、迷惑電話対策の強化

料金の確認は大切ですが、同時に「相手に追加連絡しない」ことがより重要です。料金不安を理由に相手へ折り返したり、指示通りの支払いをしたりすると被害が拡大します。料金の不安は、契約している通信事業者や相談窓口で確認する方が安全です。

被害相談先の使い分け(188、警察など)

不安が強いときほど、相談先を知らないと行動が止まってしまいます。状況に応じて使い分けると、話が早く進みます。

  • 消費生活相談(188)

    • 料金不安、契約トラブル、勧誘・詐欺の可能性について整理したい

    • 「どこに連絡すべきか」を案内してもらいたい

  • 警察相談・最寄り警察署

    • 脅し、個人情報を取られた、送金してしまった、犯罪性が高いと感じる

    • 具体的な被害が発生した、または切迫している

  • 通信事業者(契約しているキャリア等)

    • 国際通話の明細、発信制限、迷惑電話対策サービスの導入

    • SIM・回線の変更や安全設定を進めたい

また、「自分は被害に遭っていないかもしれない」と思っても、相談する価値は十分あります。詐欺は“被害が確定してから”では遅いケースがあり、早い段階で相談するほど選択肢が増えるからです。


表:+2着信の危険度早見(状況別)

状況 危険度の目安 推奨行動
心当たりが一切ない/海外と無縁 出ない・折り返さない・ブロック
留守電なし/無言/短い自動音声 折り返さず無視、必要ならブロック
「未納」「停止」「至急」など焦らせる内容 非常に高 即終了、情報提供しない、相談先へ
予約・配送など海外絡みの予定がある 折り返さず公式窓口・通知で照合
海外在住の家族・知人がいる 既知の連絡先から確認(電話は後回し)
既に個人情報を伝えた/送金した 非常に高 速やかに警察相談・関係機関へ

チェックリスト:通話後の被害最小化フロー

  • 通話後30分以内

    • 追加の連絡をしない

    • 番号をブロック

    • 伝えた情報をメモ

  • 当日中

    • 公式窓口で真偽を照合

    • 迷惑電話対策(設定・サービス)を導入

    • 家族や職場に共有

  • 今後

    • 「知らない国際番号には出ない」ルールを徹底

    • 固定電話は国際電話停止を検討

    • 同様の着信が続く場合は相談先へ