※購入先、ダウンロードへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、それらの購入や会員の成約、ダウンロードなどからの収益化を行う場合があります。

【LoL】インセクとは?|リー・シンで実戦投入するためのコンボ手順と練習法

リー・シンを使うなら、一度は「インセクを決めてみたい」と思ったことがあるはずです。
しかし、頭では「Q→Q2→ワード→W→R」と分かっていても、実戦では距離感が合わなかったり、ワードジャンプで指がもつれたりして、思うように決まらない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、インセクの意味や由来といった基礎から、具体的な入力手順・キーバインド設定・段階的な練習メニュー、さらにチャイニーズインセクやキックフラッシュといった応用テクニックまでを一気通貫で整理しています。ゴールド〜プラチナ帯のジャングラーが「魅せプレイ」ではなく「勝ち筋としてのインセク」を実戦投入できる状態を目指し、今日から何をどの順番で練習すればよいかまで明確にお伝えします。

目次

インセクとは何か

インセクの意味と基本コンセプト

「インセク(insec)」とは、主にチャンピオン「リー・シン」で使用されるコンボの名称です。
アルティメットスキル「龍の怒り」を利用して、敵キャリーを味方側に蹴り飛ばし、瞬時に孤立させてフォーカスする高度なプレイを指します。

典型的なイメージとしては、敵後衛に飛び込み、

  1. 対象に接近する

  2. 敵の背後に回り込む

  3. 自陣側へキックして味方の元へ運ぶ

という流れで行います。単なる「かっこいいコンボ」ではなく、敵のキーマンを一瞬で味方の射程に運ぶことで、集団戦を決定づける勝ち筋となり得るテクニックです。

inSec選手とプロシーンでの誕生エピソード

インセクという名前は、韓国出身のプロジャングラー「inSec」選手に由来します。彼がリー・シンでこのコンボを競技シーンで成功させ、大会実況やコミュニティで話題になったことから、そのまま技名として定着しました。

inSec選手はLCKの強豪チームで活躍した後、中国のリーグでもプレーし、「リー・シンGOD」と呼ばれるほどの評価を得ています。
現在でもイベントにレジェンド枠として招かれ、インセクといえば彼の名前がセットで語られるほどです。


インセクに必要な基礎知識

リー・シンのスキル構成とインセクで使うスキル

インセクで主に関わるスキルは次の3つです。

  • Q:共鳴撃/音波

  • W:守りの型(ワードジャンプ)

  • R:龍の怒り

基本的な流れは下記のようになります。

  1. Q1(音波)で敵にマークを付与

  2. Q2(共鳴撃)で飛びつき距離を詰める

  3. 敵の背後にワードを設置し、Wでワードへ飛びつく

  4. 敵と味方の中間〜味方側に位置してRでキック

この「味方側へ蹴り出すための位置取り」がインセクの本質です。

キーバインド・ワードジャンプ設定のポイント

インセク習得の前提として、ワードジャンプをストレスなく行えるキーバインドが重要です。

一例としては、次のような設定が考えられます。

  • トリンケット:マウスサイドボタン、または押しやすい数字キー(4など)

  • W(守りの型):標準のままでもよいが、頻繁に使うため押しやすい位置に

  • 「カーソル位置にワードを置く」操作を素早く行えることが最優先

目標は、「トリンケット→W」の入力を反射的に出せる状態にすることです。インセクの難しさの多くは、実はコンボそのものよりもワードジャンプの不慣れに起因します。

インセクを狙う前に身に付けたい基礎コンボ

インセクは複合コンボの頂点のような位置づけです。いきなり本番を狙うより、先に次のような基礎コンボを安定させておくことを推奨します。

  • ワードジャンプ単体

    • ワード設置 → すぐWで飛びつく

  • シンプルなダメージコンボ

    • Q1 → Q2 → E1 → E2

  • ガンク用コンボ

    • ワードジャンプ → E1 → E2 → Q1 → Q2

これらが無意識レベルで出せるようになって初めて、インセクの成功率が安定してきます。


リー・シンのインセク基本コンボ手順

代表的なインセクコンボ(Q→Q2→ワード→W→R)

最も基本的なインセクは、以下の順番で行います。

  1. Q1(音波) を敵キャリーに命中させる

  2. 敵との距離・味方の位置を確認する

  3. Q2(共鳴撃) で敵に飛びつく

  4. Q2の飛びつき中、または着地直後に

    • 4-1. 敵の背後(味方の方向とは反対側)にワードを設置

    • 4-2. 即座に W(守りの型) でワードへ飛ぶ

  5. ワードへ飛びついた位置から、自陣方向へ R(龍の怒り) を入力

ポイントは「ワードを置く位置」と「ワードを置くタイミング」です。ワードの位置が浅すぎると敵を十分に味方側へ蹴れず、深すぎるとWが届かないことがあります。

距離感・角度・視界の考え方

距離感と角度を整えるため、次の点を意識してください。

  • 味方キャリーの背後から敵キャリーを蹴り出すイメージ
    味方の射程に入る位置へ蹴るのが理想です。

  • ワード設置は敵の進行方向と逆側
    敵が後ろへ逃げようとする方向を予測し、その後ろ側にワードを置くと成功率が上がります。アットウィキ

  • 視界の確保
    ブッシュ越しのインセクは、ワードが置ける位置を見誤りやすいです。事前にピンクワードやスキルで視界を取りましょう。

よくある失敗パターンとその直し方

インセクの典型的な失敗例と対策を挙げます。

  1. ワードが遠すぎてWが届かない

    • 敵の真後ろを狙いすぎると射程外になりがちです。最初は「敵の真後ろより少し手前」に置く意識を持ってください。

  2. Rの方向がずれて、敵が横に飛ぶ

    • Rは入力時のカーソル方向にノックバックします。インセクの瞬間だけは、敵と味方キャリーを結ぶ直線上にカーソルを置く練習をしましょう。

  3. Q2を押すのが早すぎて距離が足りない

    • Q2は射程ギリギリで使うほど、Q→W→Rの余裕が生まれます。トレーニングモードで距離感を体に覚えさせてください。


段階別インセク練習メニュー

ステップ1:カスタムでのワードジャンプ&R練習

最初の段階では、敵チャンピオンすら必要ありません。

  1. カスタムゲームを作成し、トレーニングモードに入る

  2. ワードを置いてWで飛ぶ「ワードジャンプ」だけを左右・斜めにひたすら反復

  3. 次に、任意の方向へRを撃つ練習を行い、「カーソル方向に蹴る」感覚を確認

ここではインセクは一切狙わず、

  • ワード設置→W

  • 敵の居ない方向へのR

この2つを無意識に出せる状態を目指します。

ステップ2:ダミー相手のインセク反復練習

次に、トレーニングモードのダミー(またはAI)を利用し、インセクのみを反復します。

  1. ダミーを少し前に出した位置に置く

  2. 自分の後ろ側に味方の立ち位置を仮想でイメージ

  3. Q1→Q2→ワード→W→Rをゆっくり確認しながら入力

  4. 成功したら少しずつ入力速度を上げ、最終的には1秒前後で一連の動作を完了できるようにする

インセク専用の練習ゲームやツールが公開されている場合は、それらを活用するのも有効です。

ステップ3:ノーマル・ランクでの実戦投入方法

実戦では、次のような方針を決めておくと失敗が減ります。

  • 「このゲームでは1試合に1回だけ、確実なインセクを狙う」と事前に決める

  • 狙う場面を「ドラゴン・バロン前の5v5」など、限定したシーンに絞る

  • 味方とチャットやピンで「インセク狙う」と事前に共有し、フォーカスを合わせてもらう

最初は「魅せたい」気持ちを抑え、

  • 敵キャリーにフラッシュがない

  • 味方のフォローが確実に入る
    といった“簡単な状況”だけで使うことをおすすめします。


応用インセク:チャイニーズインセク・キックフラッシュなど

チャイニーズインセク(Flashインセク)のやり方

「チャイニーズインセク」と呼ばれる派生技は、ワードジャンプではなくフラッシュを利用して背後に回り込むタイプのインセクです。

代表的な流れは次の通りです。

  1. Q1→Q2で敵に接近

  2. 敵の真横〜前方あたりから、フラッシュで一気に背後へ移動

  3. Rで味方側へ蹴り出す

ワードを置く必要がないため、一瞬で決まる反面、フラッシュという貴重なリソースを消費します。敵がインセクを常に警戒している場面で、意表を突くための選択肢として有効です。

キックフラッシュの手順と使いどころ

「キックフラッシュ」は、Rを先に入力し、その直後にフラッシュを使うことで、フラッシュ後の位置から蹴り出したように見せるテクニックです。

基本手順は次の通りです。

  1. 敵の目の前でR(龍の怒り)を入力

  2. モーション中にフラッシュを味方側へ入力

  3. 結果として、フラッシュ先の位置から敵が味方側へ飛んでいく

このテクニックは、反応の余地をほとんど与えずに安全な位置から敵を味方へ運べる点が強みです。ただし、入力タイミングがシビアなため、必ずトレーニングモードで十分に練習してから実戦投入してください。

その他の派生コンボと注意点

他にも、

  • ミニオンやモンスターへQ2→ワードジャンプ→R→フラッシュで距離を稼ぐ遠距離インセク

  • Flash→ワードジャンプ→Rといった、より長距離の突入コンボ

など複数の派生がありますが、いずれもリスクが高く、使いこなしには相応の経験が必要です。最初は「オリジナルのワードインセク」と「チャイニーズインセク」の2つに絞って練習する方が上達は早くなります。


他チャンピオンでの「インセク」系ムーブ

アジールのシュリーマシャッフル

アジールには、E→Rで敵を自陣側に押し込む「シュリーマシャッフル」と呼ばれるコンボがあります。これもまた、敵キャリーを自チーム側に強引に運ぶという意味で「アジールインセク」と呼ばれることがあります。

基本的なコンセプトはインセクと同じで、「敵を味方の射程に運ぶことで一気にフォーカスする」動きです。

カミールインセクなど、他チャンプの例

他にも、

  • カミールがE→R→E2などで敵を味方側に運ぶ「カミールインセク」

  • ジャーヴァンIVのE→Q→R→フラッシュなど、位置を入れ替えて敵を孤立させる動き

など、「インセク」に近い発想のプレイは複数のチャンピオンに存在します。

共通する考え方と判断基準

これらの「インセク系ムーブ」に共通するポイントは次の通りです。

  • 自分が危険な位置に入る代わりに、敵のキャリーを自陣に引きずり込む

  • 味方のフォローがなければ、ただ突っ込んでデスするだけになる

  • 敵の主要な移動スキルやフラッシュが落ちているタイミングで狙うと成功率が高い

リー・シン以外でも、「味方側へ敵を運べるスキル構成を持つチャンプ」を見つけたら、「このチャンプでインセクはできるか?」と考えてみると発想の幅が広がります。


ランク戦でインセクを活かすための考え方

インセクを狙うべき状況/狙うべきでない状況

インセクは強力ですが、どの場面でも狙うべきではありません。

狙うべき状況の例

  • ドラゴン・バロン前で敵ADCやメイジが前に出ている

  • 味方のCCやバーストが十分に揃っている

  • 敵キャリーのフラッシュ・ブリンクがCD中

狙うべきでない状況の例

  • 味方がついてこられない位置まで単独で飛び込むことになる

  • 敵タンクが多く、キャリーを落としても勝ち切れない構成

  • 自分が唯一の前衛であり、飛び込むと味方が守れない状況

「決められるかどうか」ではなく、「決めたあとに勝てるかどうか」を基準に判断することが重要です。

味方構成・敵構成から見るインセクの価値

インセクの価値はドラフトによって大きく変わります。

  • 味方に高火力バーストメイジやハードCCサポートがいる場合
    → 敵キャリーを運ぶだけで即座にキルに繋がるため、インセクの価値は非常に高いです。

  • 敵が前衛2〜3枚で後衛が少ない構成の場合
    → 無理に後衛を狙わず、手前から順番に削る方が勝ちやすいことも多くなります。

インセクはあくまで「戦術の一つ」であり、常に最適解というわけではありません。

「魅せプ」ではなく勝ち筋として使うために

インセクは見た目が派手なため、「決めたい」という気持ちが先行しがちです。しかし、ランク戦で勝ちたいのであれば、次のような心構えを持つことが重要です。

  • 「インセクを決めること」ではなく「チームを勝たせること」が目的

  • インセクが最善でない場面では、シンプルにフロントを殴る・ピールに回る選択も取る

  • 味方がインセクに合わせる準備ができているか、常にピンやチャットで確認する

この意識を持つだけで、「決まったけれど負けたインセク」から、「勝ち筋として機能したインセク」へと質が変わっていきます。


まとめ:インセク習得のロードマップと次の一歩

最後に、本記事で解説した内容を簡潔に整理します。

  1. 意味と由来を理解する

    • インセクはリー・シンの「敵を味方側に蹴り出すコンボ」であり、プロ選手inSecに由来する名称です。

  2. 基礎操作を固める

    • ワードジャンプ、Q→Q2→Eなどの基礎コンボをまず安定させます。

  3. トレーニングモードでインセクを分解練習

    • Q→Q2→ワード→W→Rの手順をゆっくり確認し、徐々に速度を上げます。

  4. 実戦で狙う場面を絞る

    • ドラゴン・バロン前など、成功したときのリターンが大きい場面だけで使ってみてください。

  5. 慣れてきたら応用コンボへ

    • チャイニーズインセクやキックフラッシュなど、派生テクニックにも挑戦していきます。

このロードマップに沿って練習していけば、ゴールド〜プラチナ帯のジャングラーでも、ランク戦で「勝ち筋としてのインセク」を現実的に狙えるようになります。