Discordを利用していて、「動作がもっさりする」「ゲームのFPSが落ちる」「通話が途切れる」といった「Discordが重い」という状況に悩まされる方は少なくありません。特に、PCゲームとDiscordを同時に利用している場合、負荷が集中し、プレイや通話に支障が出やすくなります。
本記事では、「discord 重い」と検索される典型的なケースを想定し、次のポイントを体系的に整理して解説いたします。
症状別に考えられる主な原因
5分で試せる基本的な対処方法
Discordアプリ側の軽量化設定（PC版・スマホ版）
ネットワーク環境やPCスペックが原因の場合の見極め方
ゲーム中・通話中・画面共有中など、場面別のトラブルシューティング
上から順にチェックしていくことで、PCやネットワークに詳しくない方でも、原因の切り分けから具体的な対処まで進められる構成としています。
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基本対処を行う
Discord・PC・スマホの再起動、アプリ／OSのアップデート、不要なアプリの終了
負荷の状況を確認する
タスクマネージャー等で、CPU・メモリ・GPU使用率をざっくり確認し、Discordがどの程度リソースを使っているか把握
Discord側の設定を軽量化する（PC版・スマホ版）
アニメーション・自動再生・オーバーレイを無効化
キャッシュ削除・通知整理・ボイス／ビデオ品質の調整
ネットワーク環境を見直す
有線LANへの切り替え、Wi-Fi環境の改善
サーバーリージョン・ルーター・セキュリティソフトの設定確認
PCスペック・スマホ性能と用途のバランスを見直す
ゲーム側の設定を下げる、Discordのビデオ通話や画面共有の使い方を調整
最終的にはハードウェア・回線の更新も検討する
メモリ増設やPC買い替え、回線プラン・ルーター機器の見直し
Discordが重くなる典型的な症状とよくある勘違い
どんなときに「Discordが重い」と感じるのか（症状の整理）
まずは、ご自身がどのような場面で「重い」と感じているかを整理することが重要です。代表的な症状は以下のとおりです。
アプリ全体の動作が遅い
ウィンドウ切り替えやスクロールがカクつく
テキストを入力しても反応が遅い
ゲーム中だけ重くなる
Discordを起動するとゲームのFPSが大きく低下する
操作してから画面が反応するまでに遅延がある
通話中の音声に問題が出る
相手の声がロボ声・途切れ・遅延になる
自分の声が聞こえない、または途切れると言われる
画面共有・配信時にだけ重くなる
画面共有を開始するとPC全体が重くなる
配信や画面共有中にDiscordが固まる・落ちる
「Discordが重い」という言葉には、これら複数の症状が含まれており、原因もそれぞれ異なる可能性があります。本記事では、この後の章で症状ごとに原因と対処を整理していきます。
Discord側の問題か、PC・ネットワーク側の問題かを切り分ける視点
原因を探る際は、「Discordそのものの問題なのか」「PCやネットワーク環境の問題なのか」を切り分けることが大切です。次のポイントを確認してみてください。
別の端末（スマホ／別PC）で同じサーバー・通話に参加しても問題が出るか
同じ時間帯に、他のアプリ（ブラウザ・動画再生・他ゲーム）も重くなっていないか
他の通話アプリ（Zoom、Teamsなど）でも同様の問題が発生するか
別端末でも同じ症状が出る → Discord側の障害やサーバー、回線品質の問題の可能性
Discord以外のアプリも重い → PCのスペック不足や回線混雑の可能性
Discordだけが重い → Discordの設定・キャッシュ・アプリの不具合などの可能性
というように、まずは「どこがボトルネックになっていそうか」の方向性をつかむことが、解決への第一歩です。
まず確認すべきこと｜5分でできるDiscordの軽量化チェックリスト
再起動・アップデート・同時起動アプリの整理
細かな設定を変更する前に、次の「5分でできる基本対処」を実施することをおすすめいたします。
5分でできる基本対処チェックリスト
☐ Discordアプリを一度終了し、再起動した
☐ PC（またはスマホ）自体を再起動した
☐ Discordが最新バージョンに更新されているか確認した
☐ Windows Update／OSアップデートが途中で止まっていないか確認した
☐ ブラウザの大量タブ、動画編集ソフトなど重いアプリを同時起動していない
☐ セキュリティソフトのフルスキャンが裏で走っていないか確認した
アプリやOSの再起動・アップデートだけで、内部的なエラーやメモリの断片化が解消されるケースは多くあります。まずはここから着手すると効率的です。
タスクマネージャーでCPU・メモリ・GPU使用率をざっくり確認する方法
PC版Discordをお使いの場合、タスクマネージャーでリソース使用状況を確認すると、問題の切り分けがしやすくなります。
Ctrl + Shift + Escキーでタスクマネージャーを起動
「プロセス」タブで「CPU」「メモリ」「GPU」の列をクリックし、高い順に並べ替え
Discordの行がどの程度の割合を占めているか確認
目安としては、以下のような状態だとDiscordが重さの一因となっている可能性が高いです。
Discord単体でCPU使用率が20〜30％以上
Discordのメモリ使用量が1GBを大きく超えている
ゲームと合わせて、CPUやメモリがほぼ100％近くまで使われている
この確認により、「そもそもPC全体がギリギリなのか」「Discordだけが突出して重いのか」が見えてきます。
Discordの設定で軽くする方法（PC版）
アニメーション・視差効果・自動再生を減らして負荷を下げる
Discordは標準設定で、アニメーションや視差効果、GIF・動画の自動再生など、視覚的にリッチな設定になっています。その分、CPU・GPUへの負荷が増えますので、これらを削減することで動作を軽くできます。
設定変更の一例（PC版）
Discord左下の「歯車アイコン（ユーザー設定）」をクリック
「ユーザー補助」「アクセシビリティ」等の項目を開く
以下のような設定を見直す
アニメーションを減らす → 有効にする
視差効果を減らす → 有効にする
GIFの自動再生 → 無効にする
ステッカー・絵文字のアニメーション → 無効にする
これらをオフ・削減することで、描画処理が簡易になり、低スペックPCでもカクつきが改善する場合があります。
ハードウェアアクセラレーションとゲームオーバーレイの最適設定
ハードウェアアクセラレーションとは、PCのGPUを使って描画を高速化する機能です。ただし、環境によってはオンにすると不安定になったり、逆にオフにした方が安定するケースもあります。
設定方法
「ユーザー設定」を開く
「詳細設定」や「詳細」タブを選択
「ハードウェアアクセラレーション」をオン／オフ切り替え
Discordが再起動された後、ゲームや通話で体感を比較
新しいGPUや比較的余裕のあるPCではオンのほうが有利な場合もありますが、古いPCやオンボードグラフィックスではオフにすることで安定することも多いため、「両方試して比べる」ことが重要です。
ゲームオーバーレイは、ゲーム画面上にDiscordのUIを表示する機能です。見た目には便利ですが、その分ゲームとDiscord両方でGPUを使うため、FPS低下の原因になりやすい機能でもあります。
「ユーザー設定」 → 「ゲームオーバーレイ」
オーバーレイ自体を全体的にオフにする
または、負荷の高いゲームだけオフにする
FPS/TPSなど負荷の高いゲームをプレイする際は、オーバーレイをオフにしておくことを推奨いたします。
通知・サーバー・チャンネルの見直しとキャッシュ削除
参加サーバーが多く、通知も大量に来ている場合、Discordは裏側で多くのメッセージやメディアを処理し続けます。そのため、以下のような整理を行うと負荷が軽くなります。
ほとんど使っていないサーバーからは退出する
通知をサーバー単位・チャンネル単位で細かくオフにする
画像・メディアの自動表示をオフまたは縮小表示にする
キャッシュ削除の目安
動作が突然重くなった
UIの表示が乱れる・読み込みが極端に遅い
Windowsの場合の一例：
Discordを完全に終了
エクスプローラーのアドレスバーに
%AppData%\discordと入力表示されたフォルダ内の
Cacheなどキャッシュ関連フォルダを削除Discordを再起動
これにより、破損したキャッシュや不要データが削除され、軽くなることがあります。
ボイス・ビデオ設定を軽量寄りに調整する
音声・映像の品質が高いほど、PCとネットワークにかかる負荷は大きくなります。通話が重い、途切れるといった場合は、ボイス・ビデオ設定を軽量寄りに調整することが有効です。
ボイスチャンネルのビットレートを下げる（サーバー管理者権限が必要）
ノイズ抑制・エコー除去など、高度な処理を一部オフにしてみる
ビデオ通話で、解像度・フレームレートを一段階下げる
これにより、音質・画質はわずかに下がるものの、途切れや遅延が大幅に改善する場合があります。
ネットワーク環境が原因でDiscordが重い場合の対処法
Wi-Fiの見直しと有線LANのすすめ
Discordの通話や画面共有はリアルタイム性が重要なため、「回線速度」以上に「安定性（Ping・パケットロス）」が重要です。
可能であれば、有線LAN接続を利用する
Wi-Fiの場合、ルーターとの距離を詰め、間の壁や障害物を減らす
2.4GHz帯と5GHz帯を切り替えて、より安定する方を選ぶ
家庭内で動画配信サービスや大容量ダウンロードが同時に行われていると、Discordの音声が途切れやすくなります。その場合は利用時間をずらす、あるいはルーターのQoS機能でDiscord（もしくはPC）を優先する設定も検討できます。
サーバーリージョン・Ping・パケットロスの考え方
Discordのボイスチャンネルには「サーバーリージョン（地域）」が設定されており、自分の居住地域から遠いリージョンを選んでいると、以下のような問題が出やすくなります。
音声の遅延が大きい
話していないのに声が飛ぶ・途切れる
サーバー管理者は、サーバー設定からリージョンを日本または近い地域に変更できます。一般メンバーの場合は、管理者にリージョンを確認・変更してもらうと良いでしょう。
また、オンラインゲームや他の通話アプリでも遅延・途切れが発生している場合は、回線事業者や時間帯の影響も考えられます。複数サービスで不安定な場合は、回線プランやルーター機器の見直しも視野に入ります。
ルーター再起動・ファイアウォール・セキュリティソフトの影響
ネットワーク機器やセキュリティ設定も、Discordの通信に影響を与えることがあります。
ルーター・ONUの電源を一度切り、30秒程度待ってから再起動する
セキュリティソフトでDiscordが制限対象になっていないか確認する
会社・学校のネットワークでは、管理者によって一部通信が制限されている可能性がある
会社・学校の環境で問題が出ている場合は、自己判断でファイアウォールやポリシーを変更せず、状況をまとめたうえで管理者へ相談することを推奨いたします。
PCスペック・ゲームとの相性が原因の場合
CPU・メモリ・GPUの使用状況からボトルネックを判断する
Discordとゲームを同時利用している場合は、PCのスペックが限界に近づいている可能性も考えられます。タスクマネージャーや専用モニタリングツールで、以下の点を確認します。
ゲーム＋Discord起動中に、CPU使用率が常に80〜100％付近になっていないか
メモリ使用量が搭載メモリの80〜90％以上になっていないか
GPU使用率が常に100％付近で張り付いていないか
いずれかが常に高止まりしている場合、そのリソースがボトルネックとなり、Discordを軽くしても根本的な改善が難しい場合があります。次の項目で、ゲームとDiscordのバランスの取り方を説明します。
ゲームとDiscordを同時に快適に使うための設定例（FPSタイトル想定）
FPSやTPSなどグラフィック負荷の高いゲームでは、以下のように優先順位をつけて調整する方法が有効です。
ゲーム側の設定を下げる
影・反射・エフェクト・描画距離などを一段階下げる
解像度を少し下げることで、GPU負荷を軽減する
Discordのオーバーレイを無効化する
必要であれば、サーバー・通話画面は別モニタやAlt+Tabで確認する運用に変える
Discordのアニメーション・自動再生をオフにする
描画負荷を抑え、PCのリソースをゲームに回す
通話品質を少し抑える
必要以上に高いビットレートを避け、安定性を重視する設定にする
「ゲーム画質はほどほど、Discordは軽さ優先」という方針が、ライト〜ミドルスペックPCでは現実的な落としどころとなります。
低スペックPCでの現実的な落としどころと増設・買い替えの目安
メモリ8GB未満のPCや、古めのモバイル向けCPUを搭載したノートPCでは、Discord＋ゲームの同時利用に限界がある場合があります。その場合は、次のような対策を組み合わせることになります。
不要な常駐ソフトやスタートアップアプリを徹底的に停止する
ゲームの解像度とグラフィック設定を低めに固定する
ビデオ通話や画面共有の利用頻度を減らし、音声通話中心にする
それでも厳しい場合は、メモリを16GB以上に増設する、あるいは数年以内の世代のCPU・GPUを搭載したPCへ買い替えることも検討に値します。
スマホ版Discordが重いときの対処法
バックグラウンドアプリ・ストレージ・バッテリー最適化の確認
スマホ版Discordが重い場合、アプリの同時起動やストレージ不足、バッテリー管理機能の影響を受けていることがよくあります。
不要なバックグラウンドアプリを終了する
ストレージ残量を20％以上確保することを目安に、不要なアプリ・写真・動画等を削除
省電力モードやバッテリー最適化機能が、Discordのバックグラウンド通信を制限していないか確認
とくにAndroidでは、メーカー独自の省電力機能が通信を抑制し、通話が途切れる原因になることもあります。
モバイル回線（4G/5G）とWi-Fi切り替えのポイント
スマホでは、回線の種類や電波状況によってDiscordの安定性が大きく変わります。
電波の弱いWi-Fiより、4G/5Gのほうが安定することがある
逆に屋内では、モバイル回線よりWi-Fiのほうが安定する場合も多い
テザリング利用時は、データ容量や帯域制限に注意
通話が途切れがちな場合は、一度通話を切って別回線に切り替え、再接続してみるだけで改善することもよくあります。
画面共有・ビデオ通話を使うときの注意点
スマホでの画面共有やビデオ通話は、CPU・GPU・ネットワークに大きな負荷がかかります。
充電しながらの長時間利用は発熱しやすいため、温度が高くなりすぎる場合は一度休ませる
ビデオ通話の解像度・フレームレートを下げる、もしくは音声のみの通話に切り替える
長時間利用はWi-Fi環境で行い、モバイル回線の負荷とデータ量を抑える
端末が熱を持ちすぎると、自動的に性能が落とされ、結果としてDiscordが重く感じられることがあります。
よくあるトラブル別のチェックリスト（トラブルシューティング集）
ゲーム中にだけDiscordが重くなる場合
優先的に確認したい項目
☐ Discordのゲームオーバーレイを無効化したか
☐ ゲームのグラフィック設定を一段階下げたか（特に影・エフェクト・描画距離）
☐ ハードウェアアクセラレーションのオン／オフを切り替えて比較したか
☐ ゲーム＋Discord起動時にCPU／GPU使用率が100％近くに張り付いていないか
☐ ゲームと同時にブラウザで動画サイトなどを再生していないか
これらを試しても改善しない場合、PCスペックや回線自体の限界という可能性が高くなります。
通話中に音声が途切れる・ロボ声になる場合
優先的に確認したい項目
☐ 自分だけの問題か、サーバー全体で発生しているかを確認したか
☐ 有線／Wi-Fiを切り替えて試したか
☐ サーバーリージョンが遠い地域になっていないか
☐ ボイス設定のノイズ抑制・エコー除去などを一時的にオフにしてみたか
☐ 他の通話アプリでも同様の現象が出るか確認したか
自分だけに発生している場合は、PCや回線側の問題の可能性が高く、複数人に同時発生している場合はDiscord側やサーバーリージョンの問題の可能性が高くなります。
画面共有・配信を開始すると固まる／落ちる場合
優先的に確認したい項目
☐ 画面共有の解像度・フレームレートを一段階下げたか
☐ ゲーム側の表示モード（フルスクリーン／ウィンドウ／ボーダーレス）を変更して試したか
☐ GPUドライバーが最新バージョンか確認したか
☐ Discordに加えて、OBSなどの配信ソフトを同時に起動していないか
☐ 他の不要なアプリ・ブラウザタブを閉じて負荷を下げたか
画面共有は特にGPUと回線の負荷が大きいため、設定の見直しと同時に、PCスペックとのバランスを取ることが重要です。
安全に設定変更するための注意点とNG行為
むやみにレジストリ編集や怪しい最適化ツールを使わない
インターネット上には、「レジストリを編集してDiscordを軽くする」「非公式クライアントで超軽量化」といった情報も存在しますが、以下の理由から推奨できません。
OSが不安定になり、最悪起動しなくなるリスクがある
Discordの利用規約に抵触する可能性がある
マルウェアや情報漏えいなど、セキュリティ上のリスクが高い
本記事が推奨する対策は、あくまでDiscord公式クライアントと一般的なOS設定の範囲に限定しています。この範囲内でできることを最大限行い、それでもダメな場合にのみ、機器や回線の見直しを検討するのが安全です。
会社・学校のPCで変更してはいけない可能性がある設定
業務用PCや学校のPCでは、管理者がセキュリティや利用ポリシーを設定していることがあります。以下のような設定変更は特に注意が必要です。
セキュリティソフト・ファイアウォールの設定変更
レジストリやグループポリシーの変更
管理者権限が必要なソフトのインストール・アンインストール
これらを自己判断で行うと、規則違反となるだけでなく、システム全体に影響を与える可能性もあります。会社・学校のPCで問題が出ている場合は、自分で大きな設定を変える前に、状況を整理してネットワーク・システム管理者へ相談することをおすすめいたします。
よくある質問（FAQ）
Discordのハードウェアアクセラレーションはオンとオフ、どちらが良いですか？
環境やPCスペックによって最適な設定は異なるため、「どちらが正しい」とは一概に言えません。基本的には次の手順を推奨いたします。
まず現在の設定（オン／オフ）のまま体感を確認
設定を切り替えて再起動し、同じゲームや通話条件で比較
新しいGPUや余裕のあるPCではオンのほうが滑らかになる場合もありますが、古いGPUやオンボードグラフィックスではオフにしたほうが安定するケースも多く見られます。
ゲーム中にDiscordだけ終了するとFPSが上がるのですが、これは普通ですか？
はい、よくある現象です。DiscordもCPU・メモリ・GPUを使用するアプリケーションであり、特にオーバーレイやビデオ通話、画面共有を有効にしている場合、その負荷がゲームのFPSに影響することがあります。
ゲームとDiscordを両立させたい場合は、
ゲームの画質を少し下げる
Discordのオーバーレイ・アニメーションをオフにする
通話のみを利用し、不要な機能は使わない
といった形で、両者のバランスを取ることが重要です。
ブラウザ版Discordとアプリ版、どちらのほうが軽いですか？
環境によりますが、大まかな傾向は次のとおりです。
アプリ版：機能が豊富で、細かい設定が可能。専用クライアントとして最適化されている。
ブラウザ版：ブラウザの最適化状況によっては軽く感じる場合もあるが、ブラウザ自体のタブが増えると全体が重くなりやすい。
PCスペックに余裕がない場合、一度ブラウザ版で試してみて、アプリ版と体感を比較することをおすすめいたします。
スマホでDiscordを使うとすぐ熱くなります。どうすればよいですか？
スマホの発熱が大きい場合、以下の対策を検討してください。
不要なバックグラウンドアプリを終了する
ビデオ通話や画面共有を必要な場面のみに限定する
可能であれば解像度を下げる、音声通話のみを使う
充電しながらの長時間利用を避ける
端末が高温状態に長時間さらされると、バッテリーや内部部品の劣化を早める可能性がありますので、発熱が大きい場合は一度休ませることが望ましいです。
会社PCで設定変更してよいか不安です。どこまでなら安全ですか？
一般的には、以下の範囲であれば比較的安全と考えられます。
Discordアプリ内の設定変更（通知・アニメーション・オーバーレイなど）
自分のユーザー権限内での表示設定や電源設定の調整
一方で、セキュリティソフト・ファイアウォールの設定変更や、システムレベルの設定（レジストリ・グループポリシーなど）は、必ず管理者に確認を取ってから行ってください。
それでも改善しない場合はどうすればよいですか？
上記の設定見直しやチェックリストをすべて実施しても改善しない場合、次のステップを検討してください。
別のPC・スマホ・回線で同じDiscordサーバーを試し、問題が再現するか確認する
Discord公式のヘルプセンターやサポートに問い合わせる
PCのメモリ増設や本体の買い替え、回線プラン・ルーター機器の見直しを検討する
根本的にハードウェアや回線の性能が不足している場合、ソフトウェア設定だけでの改善には限界があります。