Discordでメッセージを削除したら相手にバレるのか、誤送信した場合、相手側の表示・一括削除・注意点まで紹介します。
間違えて違う人に送るつもりが別の人に送信した場合には、送信取り消しで見られる前の対処が重要になってきます。
メッセージの削除は右クリックで削除するかメッセージの右側にあるオプションから削除できます。
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自分のメッセージは基本的にいつでも削除可能だが、相手側の履歴・スクショまでは消せない
PC版・スマホ版ともに、「メッセージを選択(長押し)→削除→確認」の流れで操作する
一括削除はBotやチャンネル削除である程度は可能だが、14日ルールなど技術的制限が存在する
Self-botや非公式ツールは規約違反のリスクが高く、アカウント停止の可能性がある
Discordメッセージ削除の基本をまず理解しよう
削除できるのは「自分のメッセージ」と「権限のあるチャンネル」
Discordで削除できるメッセージの範囲は、基本的に次の二つです。
自分が送信したメッセージ
サーバー内で、メッセージ管理権限を持つユーザーが削除できるメッセージ
一般ユーザーの場合は、自分が送ったメッセージのみ削除できます。サーバー管理者やモデレーターは、ロール設定によって「メッセージの管理」権限が付与されていれば、他人のメッセージも削除できます。
重要なポイントは、削除したメッセージは、自分の画面だけでなく相手の画面からも消えるということです。ただし、相手が既にスクリーンショットを撮っている場合や、ログをバックアップしている場合、そのコピーまでは消せません。
メッセージ削除と「編集」「非表示」「ミュート」の違い
「削除」と混同されやすい操作がいくつかあります。違いを理解しておくと、目的に合った操作を選びやすくなります。
| 操作 | 何が起きるか | 相手側への影響 |
|---|---|---|
| 削除 | メッセージ自体がチャットから消える | メッセージが見えなくなる |
| 編集 | メッセージ内容を書き換える | 新しい内容のみが表示される |
| 非表示系 | 自分側のチャンネルやDMリストから隠すなど | 相手側の表示は変わらない |
| ミュート | 通知を出さないようにする | 相手側の表示・通知は変わらない |
「相手から見えなくしたい」「ログ自体を消したい」場合は「削除」が必要です。一方、単純な誤字修正であれば「編集」の方が自然な場合もあります。
削除したメッセージは相手の画面からどう見えるのか
Discordでは、メッセージを削除すると、通常はそのメッセージ自体が消えるだけで、「〇〇がメッセージを削除しました」といった表示は残りません。
そのため、相手がリアルタイムで画面を見ていない限り、「いつの間にかメッセージがなくなっている」状態になります。ただし、次のようなケースでは削除が「バレる」可能性があります。
相手がメッセージを読んでいる最中に消した場合
通知で内容を読まれた後に消した場合
相手が履歴を覚えている・スクリーンショットを残している場合
「削除すれば完全に痕跡が消える」とは考えず、あくまで相手の画面上のメッセージを取り除く操作と理解しておくことが重要です。
【PC版】Discordメッセージを削除する手順
テキストチャンネルで自分のメッセージを削除する
PC版(デスクトップアプリ/ブラウザ版)の基本的な削除手順は次のとおりです。
削除したいメッセージにマウスカーソルを合わせる
右側に表示される「︙」または「…」アイコンをクリック
メニューから「メッセージを削除」を選択
確認ダイアログで「削除」をクリック
あるいは、メッセージを右クリックして表示されるメニューから「メッセージを削除」を選ぶこともできます。
複数メッセージを続けて削除する場合は、マウス操作+右クリックの組み合わせに慣れると、作業効率が大きく向上します。
DM(ダイレクトメッセージ)で削除する場合の注意点
DM(個人チャット)でも、自分が送信したメッセージであれば同様の手順で削除できます。
ただし、注意点がいくつかあります。
DMスレッドそのものを相手側から「完全に」消すことはできない
相手が送信したメッセージは、あなた側から削除できない
あなたが削除した自分のメッセージも、相手がスクリーンショットを持っていれば残る
「会話ごと消したい」というニーズは多いですが、現状のDiscordの仕様では、相手側の履歴まで完全に消すことはできない点を押さえておく必要があります。
複数メッセージを連続で素早く削除するコツ
PC版では、次のような小技で作業効率を上げられます。
メッセージ上で右クリック→削除→Enterキーで確認
一定の環境では、削除確認ダイアログ表示中にショートカットキーを使うことでテンポよく操作可能
ただし、誤って必要なメッセージまで消さないよう、リズム作業は慎重に行う
大量削除の手前の段階として、数十件程度までなら「手動連続削除」が現実的な選択肢になります。
【スマホ版】iPhone/Androidでメッセージを削除する手順
iPhoneアプリでメッセージを削除する手順
iPhoneアプリでの削除手順は非常にシンプルです。
Discordアプリを開き、削除したいメッセージがあるチャンネルやDMを表示
対象メッセージを長押し
画面下部または吹き出し状のメニューが表示されるので、「削除」をタップ
確認ポップアップが表示されたら、再度「削除」をタップ
この操作は、DMでもサーバー内メッセージでも同様です。
Androidアプリでメッセージを削除する手順
Androidアプリでも、基本的な流れはiPhoneと同じです。
削除したいメッセージを長押し
画面下部にメニューが表示される
ゴミ箱アイコンまたは「削除」をタップ
確認ダイアログで「削除」をタップして確定
UIは端末やバージョンによって多少異なりますが、「長押し→削除→確認」という流れは変わりません。
スマホで削除できない時に確認したいポイント
スマホで削除操作がうまくいかない場合は、次のポイントをご確認ください。
それは自分のメッセージか?
他人のメッセージは、権限がない限り削除できません。ネットワーク環境は安定しているか?
回線が不安定だと、削除操作がサーバーに反映されないことがあります。アプリは最新バージョンか?
古いバージョンを使っている場合、UIが異なったり、不具合が発生したりします。サーバー側の権限設定は適切か?
管理者・モデレーターであっても、ロール設定により「メッセージの管理」が許可されていないと削除できません。
一括削除・大量削除の方法と制限
そもそも「完全な一括削除」はDiscord標準機能ではできない
まず押さえておくべき前提は、Discordには、一般ユーザーが自分の過去メッセージをアカウント単位で一括削除する公式機能は存在しないということです。
DMのやり取りを、相手側も含めて「全部消す」ボタンはない
特定ユーザーのメッセージだけをサーバー全体から自動で消す公式機能もない
こうしたニーズを満たすと称するツールの中には、Discordの利用規約に反するSelf-botや非公式クライアントが含まれることがあります。後述のとおり、これらはアカウント停止のリスクがあるため、利用は避けるべきです。
Botを使った一括削除(MEE6など)の仕組みと14日ルール
サーバー管理者であれば、メッセージ管理権限を持つBotを使って、一部のメッセージをまとめて削除できます。代表例として、MEE6などのBotが挙げられます。
典型的な仕組みは次のとおりです。
専用コマンド(例:
!clear 100)で、指定数の最新メッセージを一括削除特定ユーザーのメッセージのみ削除するコマンドを備えるBotもある
Bot自身に「メッセージの管理」権限を付与する必要がある
ただし、ここで非常に重要な制限があります。
DiscordのAPIでは、14日以上前のメッセージをbulkDelete(一括削除)することができません。
そのため、
14日以内のメッセージ → bulkDeleteで一括削除が可能
14日より前のメッセージ → 1件ずつ削除する必要がある
Botを使っても、すべての古いログを一瞬で完全削除できるわけではない点に注意が必要です。
チャンネルごと削除する場合のメリット・デメリット
大量のメッセージを消したい場合、極端な方法として「チャンネル自体を削除する」ことも可能です。
メリット
チャンネル内のメッセージを一括で消せる
Botを使わずに管理者権限だけで完結する
デメリット
チャンネルに紐づく過去のログがすべて失われる
チャンネルURLやピン留めなども消えるため、構造が変わる
誤って重要チャンネルを削除すると、復旧が困難
「過去ログを残すチャンネル」「一定期間でリセットするチャンネル」を分けるなど、事前のチャンネル設計が重要になります。
削除したメッセージは復元できる?できない?
Discordの仕様上「復元は基本できない」と考えるべき理由
Discordでは、一度削除されたメッセージを、ユーザー側から復元する公式機能は提供されていません。
削除操作はサーバー側のデータにも反映される
ユーザー向けの「ゴミ箱」や「アーカイブ」機能は存在しない
サポートへ問い合わせても、原則として個別メッセージ単位の復元は期待できない
そのため、**「削除したら基本的には戻せない」**という前提で運用することが重要です。
外部ツールでの復元とそのリスク
スマホのバックアップからデータを取り出すツールなどを使えば、端末内に残っている一部のメッセージ情報を参照できる場合がありますが、次の問題があります。
技術的ハードルが高く、一般ユーザー向けではない
セキュリティ・プライバシー上のリスクがある
Discordサーバー上のデータそのものを「復元」できるわけではない
また、相手側の端末・スクリーンショット・バックアップに残っているものは、こちらからコントロールできません。削除はあくまで、自分と相手の通常の画面上からメッセージを取り除く操作にすぎないと理解する必要があります。
削除前に考えるべきこと(スクショ・ログ・相手側環境)
誤送信や不適切な発言に気づいたとき、多くの方は「とりあえず削除」を選びますが、同時に次の点も考えるべきです。
既に相手が読んでいる・スクショを残している可能性はないか
削除だけでなく、必要であれば謝罪や説明を行うべき状況ではないか
ビジネス・機密情報の場合、社内ルールや法的リスクを確認すべきではないか
削除はあくまで「ダメージを軽減する手段」であり、状況によってはコミュニケーションや正式な対応が不可欠になります。
規約違反にならないための注意点(Self-bot等)
Self-bot・非公式クライアントでの一括削除が危険な理由
インターネット上には、「過去メッセージを一括で消せる」と称するスクリプトやツールが多数あります。その多くは、いわゆるSelf-bot(ユーザーアカウントをボットとして自動操作する行為)や非公式クライアントに分類され、Discordの利用規約で禁止されています。
これらを利用すると、次のようなリスクがあります。
アカウントの一時停止・永久BAN
サーバーからの追放・信頼低下
マルウェア・情報流出などのセキュリティリスク
短期的には便利に見えても、アカウントやコミュニティを失う可能性と引き換えにする価値はほとんどありません。
安全に使える代表的な方法(公式Bot・サーバー権限の活用)
一方で、DiscordのAPIや利用規約を守って動作するBotや、適切な権限設計を用いることで、ある程度の効率化は可能です。
実績のあるBot(例:適切に管理されたメッセージ削除Bot)をサーバーに導入する
Botに必要最小限の権限(メッセージ管理など)だけを付与する
一括削除の対象チャンネル・期間・運用ルールを明確にする
これにより、規約順守の範囲で、ログ整理や定期削除を自動化することができます。
ビジネス・組織利用で意識すべきコンプライアンス
ビジネスや組織でDiscordを使う場合、メッセージ削除は次のような観点も伴います。
会社・組織の情報管理ポリシーと整合しているか
ログ保持義務(監査・コンプライアンス・訴訟対応など)との関係
安易な削除が、逆に不信感やトラブルを招かないか
このような場面では、社内ルールや専門部署(法務・情報システムなど)と相談したうえで削除方針を決めることが望ましいです。
ケース別トラブルシューティング
メッセージ削除ボタンが表示されない/グレーアウトしている場合
削除ボタンが見当たらない・押せない場合、次の観点を確認します。
対象が「自分のメッセージ」かどうか
サーバー内で「メッセージの管理」権限が付与されているか
チャンネルの権限上書きで制限されていないか
一時的な不具合(再起動・再ログインで解消することもある)
権限周りに問題がありそうな場合は、サーバー管理者に確認することが近道です。
Botの一括削除が途中で止まる・古いログが消えない場合
Botを使って一括削除を行う際、よくある原因が以下の2点です。
APIの14日制限に触れている(古いメッセージはbulkDeleteできない)
レートリミットや上限件数に達している
対処としては、
削除対象を期間・件数で小分けにして実行する
古いメッセージについては、手動または1件ずつ削除するBotロジックを使う
時間をおいて再度実行する
といった方法が有効です。
削除したはずのメッセージが相手にはまだ見えているように思える場合
この場合、いくつかの可能性があります。
相手側の画面が更新されておらず、キャッシュ表示になっている
実際には削除されているが、相手が以前撮ったスクリーンショットを見ている
削除したつもりが、別メッセージを削除していた
確実に確認したい場合は、相手に「いま、そのメッセージは見えているか」を直接聞くのが最も確実です。その上で、必要であれば事情を説明する方が、誤解を防ぎやすくなります。
応用的なメッセージ管理のコツ
荒れにくいチャンネル設計と権限設定のポイント
メッセージ削除の手間を減らすためには、削除の前段階として「荒れにくい設計」を行うことが重要です。
重要なお知らせチャンネルは、管理者のみ投稿可にする
一般チャット用・雑談用など、用途ごとにチャンネルを分ける
問題が起きやすいチャンネルには、モデレーターの監視権限を手厚く付与する
こうした設計により、そもそも「大量削除が必要になる事態」を減らすことができます。
定期削除Botやルールを活用した「ログの寿命」設計
定期削除Botや削除スケジュールを活用して、あらかじめ「ログの寿命」を決めてしまうのも有効です。
一定期間経過後に自動削除するチャンネルを用意する
残したいメッセージはピン留めして自動削除対象から除外する
長期保存が必要なやり取りは、別チャンネル・別ツールで管理する
このように、「どのチャンネルのログをどれくらい残すか」を設計しておくと、後から慌てて削除する必要が減ります。
誤爆を減らすための送信前チェック術
誤送信そのものを減らすために、次のような習慣も有効です。
送信前に、チャンネル名・相手名を声に出さずとも目で確認する
センシティブな情報は、一度メモ帳などで文章を作成してから貼り付ける
重要なメッセージは、数秒おいてから送信ボタンを押す(即送信を避ける)
削除機能はあくまで「安全弁」であり、事故を減らすのは日々の運用ルールと習慣です。
よくある質問(FAQ)
DM自体(会話ごと)を完全に削除することはできますか?
自分側のDMリストから会話を非表示にすることはできますが、相手側のDM履歴まで完全に消すことはできません。
お互いが自分のメッセージを削除すれば、表面的なログは減りますが、相手がスクリーンショット等を保管している場合、それまで消すことはできません。
一度に削除できるメッセージ数の上限はどれくらいですか?
手動削除については、明確な「件数上限」が設けられているわけではありませんが、現実的には人力で操作できる範囲に限られます。
Botによる一括削除の場合は、多くの実装で1回のコマンドあたり最大100件程度を上限とし、かつ14日以内のメッセージに限定されます。
相手がログ・スクショを持っている場合、削除しても意味はありますか?
相手がすでにログやスクリーンショットを持っている場合、削除によってそれらを消すことはできません。ただし、次のような意味はあります。
これ以上、第三者の目に触れる機会を減らせる
今後のやり取りで同じメッセージが蒸し返されるリスクを下げられる
同時に、状況によっては、削除だけでなく謝罪・説明などのコミュニケーションが必要になることも多いです。