teamで友達と協力プレイをしようとしても、「リモートプレイトゥギャザーがうまく招待できない」「画面が真っ暗で何も見えない」「ゲスト側のコントローラーが反応しない」など、原因が分からないまま時間だけが過ぎてしまうことはないでしょうか。
検索欄に「steam リモートプレイトゥギャザー できない」と打ち込んでこのページにたどり着いた方は、まさに今その状況にお困りだと思います。
本記事では、Remote Play Togetherが「接続できない」「映らない」「操作できない」という3つの代表的なトラブルを、症状別に分けてわかりやすく整理し、今すぐ試せるチェックリストと具体的な設定手順をご紹介します。
PCやネットワークに詳しくない方でも、一つずつ順番に確認していけば、ご自身の環境でどこに問題があるのかを切り分けられる構成になっています。
フレンドを待たせている状況でも落ち着いて対処できるよう、最短で解決に近づく実践的なガイドとしてご活用ください。
Steamリモートプレイトゥギャザーとは?基本仕様と前提条件
Remote Play Togetherの仕組み
Steamの「Remote Play Together(リモートプレイトゥギャザー)」は、ホスト側のPCで動いているゲーム画面と入力を、インターネット経由でフレンドと共有する機能です。フレンドはゲームを購入していなくても、ホストが所有しているゲームを一緒にプレイできる点が特徴です。
仕組みとしては、ホストPCから映像と音声がストリーミングされ、ゲスト側のキーボード・マウス・コントローラー入力がホストPCに送られます。そのため、映像・音声・ネットワーク・入力デバイスのいずれかに問題があると、「できない」という状態になります。
利用できる条件と対応ゲームの確認ポイント
Remote Play Togetherを利用するには、以下の前提条件を満たす必要があります。
対応しているゲームであること
Steamストアページに「Remote Play Together」マークが表示されているか確認してください。
ホスト・ゲストともに、最新版のSteamクライアントを使用していること
ホスト側のSteam設定で「リモートプレイ」が有効になっていること
ホスト・ゲスト双方が、安定したネットワーク環境(有線または5GHz帯Wi-Fiなど)を利用していること
対応ゲームでない場合は、Remote Play Togetherの招待ボタンが表示されない、または招待しても正しく動作しないことがあります。
まずはここを確認:よくある勘違い
「できない」と感じていても、実は以下のような勘違いであるケースが多く見られます。
Big Pictureモードからゲームを起動しており、Remote Play Togetherが期待どおり動作していない
ホストが「オフライン」「離席中」などのステータスになっていて、フレンド側から招待に気づかれていない
ゲーム自体がローカルマルチ非対応、またはプレイヤー割り当てに制約がある(1Pはキーボード固定など)
本記事では、こうした前提条件を踏まえた上で、症状別の対処方法を解説します。
「できない」ときにまず確認すべき共通チェックリスト
ホスト・ゲスト共通で確認する項目
最初に、ホスト・ゲスト双方で共通して確認しておきたい項目です。
Steamクライアントが最新版に更新されているか
WindowsやmacOSのアップデートが保留状態になっていないか
セキュリティソフトやファイアウォールで、Steamの通信がブロックされていないか
インターネット接続が安定しているか(回線速度だけでなく、切断が起きていないか)
これらが不安定なままだと、どの症状であっても解決が難しくなります。
ホスト側で確認する項目
ホスト側では、次の点を必ず確認してください。
「Steam > 設定 > リモートプレイ」で「リモートプレイを有効にする」にチェックが入っているか
一度チェックを外してSteamを再起動し、再度チェックを入れる(機能の再有効化)
「デバイスの管理」から、不要なペアリング済みデバイスを削除して再ペアリングする
ゲームをBig Pictureモードではなく、通常のSteamクライアントから起動しているか
これだけで改善するケースも多く報告されています。
ゲスト側で確認する項目
ゲスト側では、次の点を確認します。
Steamクライアントにログインしており、オンライン状態になっているか
Remote Play Togetherの招待通知が、画面右下やチャットウィンドウに表示されていないか
ゲスト側の回線が極端に不安定ではないか(モバイル回線で速度制限中など)
ここまで確認しても「できない」場合は、次のパターン別の章を参照してください。
パターン1:招待できない・接続できない場合の対処法
症状の例(招待が届かない/接続エラーが出る など)
このパターンに当てはまる代表的な症状は次のとおりです。
招待を送っているつもりだが、フレンド側に招待が届いていない
「リモートコンピューターに接続できませんでした」と表示される
「接続しています」のまま止まり、しばらくして落ちてしまう
Steamクライアント設定とステータスの確認
フレンドステータスを「オンライン」にする
ホスト・ゲストともに、ステータスが「オンライン」になっているかを確認してください。
Remote Playの再有効化
「Steam > 設定 > リモートプレイ」で一度チェックを外し、Steamを再起動後、再度チェックを入れます。
招待手順の再確認
ゲームを起動し、Shift+TabでSteamオーバーレイを表示
フレンドリストから相手を右クリックし、「Remote Play Together」を選択して招待します。
この手順で、そもそも招待が正しく送れているかどうかを確認できます。
ネットワーク・ルーター設定の基本チェック
接続エラーやタイムアウトが頻発する場合、ネットワーク周りが原因であるケースも多くあります。
AP分離(アクセスポイント分離)の確認
ルーターの設定で「AP分離」や「クライアント分離」が有効になっていると、同じWi-Fiに接続していても互いの機器が見えず、Remote Playが機能しない場合があります。無効化できる環境かどうか確認してください。
有線接続または5GHz帯Wi-Fiの利用
2.4GHz帯Wi-Fiは混雑しやすく、遅延や切断の原因になりやすいため、可能であれば有線LANか5GHz帯Wi-Fiを利用してください。
ファイアウォール/セキュリティソフト
セキュリティソフトがSteamの通信をブロックしていないか確認し、必要に応じて例外設定を追加します。
ベータクライアント・バージョン差による不具合の可能性
一部の環境では、Steamクライアントのベータ版利用中にRemote Play関連の不具合が発生し、同じくベータ版に参加することで解決したケースも報告されています。
ホスト・ゲストでクライアントのチャンネル(安定版/ベータ版)を揃える
ベータ版で不具合が疑われる場合は、いったん安定版に戻して動作確認する
パターン2:画面が映らない・真っ暗になる場合の対処法
症状の例(真っ暗・音だけ聞こえる など)
このパターンに該当する主な症状は次のとおりです。
ゲスト側の画面が真っ黒のままで、音だけ聞こえる
Remote Playの画面がすぐフリーズする
ゲーム起動直後に画面が乱れ、そのまま落ちてしまう
ハードウェアデコード設定を見直す
映像が出ない問題は、ハードウェアデコード機能との相性が原因になっていることがあります。
Steamの設定を開き、「リモートプレイ」を選択
「高度なクライアントオプション」を開く
「ハードウェアデコードを有効にする」のチェックを外す
OKを押して設定を保存し、Steamを再起動する
必要に応じて、ホスト側・ゲスト側両方で同じ設定変更を行う
これで改善したという報告が複数あります。
解像度・モニター構成・ウィンドウモードの確認
超高解像度(4Kなど)やマルチモニター構成の場合、Remote Playが安定しないケースがあります。
一度、解像度をフルHD程度に落とし、ウィンドウモードやボーダーレスウィンドウで起動して試すと改善する場合があります。
ゲーム側のグラフィック設定で、フルスクリーン専用モードから変更してみてください。
それでも映らないときに試したい追加の手段
グラフィックドライバー(NVIDIA / AMD / Intel)の更新
別のゲームでRemote Playをテストし、特定ゲームだけの問題か切り分ける
ディスプレイキャプチャ系ソフト(録画・配信ソフトなど)を一時的に終了する
パターン3:コントローラーやキーボードが操作できない場合の対処法
症状の例(ゲストの入力が反応しない など)
ゲスト側のコントローラーやキーボードで操作しても、ゲームが反応しない
ホスト側だけ操作できて、2人目以降のプレイヤーが動かない
前日までは問題なかったのに、突然ゲスト入力だけ受け付けなくなった
Steamオーバーレイでゲストの入力デバイスを有効化する
Remote Play Togetherでは、ホストがゲストの入力デバイスを「許可」していないと、コントローラーやキーボードの入力が反映されません。
ゲーム中に、ホスト側で Shift+Tab を押してSteamオーバーレイを表示します。
Remote Play Togetherのパネルを開き、参加中のプレイヤー一覧を確認します。
ゲストのところに表示されている入力デバイス(コントローラーやキーボード/マウス)がグレーアウトしていないか確認します。
グレーアウトしている場合はクリックして有効化し、色が通常表示になることを確認します。
これにより、ゲスト側の入力がゲームに渡されるようになります。
ゲーム側のローカルマルチ仕様・プレイヤー割り当てを理解する
一部のゲームでは、次のような仕様があります。
1Pは必ずキーボード+マウス、2P以降がコントローラーになる
1つ目のコントローラーはプレイヤー1専用で、2P以降は別のコントローラーが必要
ゲーム内オプションで「コントローラーをプレイヤー1に割り当てる」設定が有効だと、ゲスト側が操作できない
このような場合は、ゲーム内のオプションでプレイヤー割り当てを見直し、必要であればコントローラーの本数を増やす必要があります。
必ずしも、リモートプレイトゥギャザーの機能が優先されるわけではありません。
コントローラー設定・ドライバーのトラブルシュート
Steamの「コントローラー設定」で、想定外の仮想コントローラーが複数認識されていないか確認する
特定のコントローラーサポート(例:Steam入力・XInput変換など)を一時的に無効にして動作確認する
ゲスト側でも、OSレベルでコントローラーが正しく認識されているか、他のゲームやツールでテストする
ネットワーク環境別のおすすめ設定(同一LAN/インターネット越し)
同じ家の中で遊ぶ場合(LAN内)
可能であれば、ホストPCは有線LAN接続にする
ゲスト側も、5GHz帯Wi-Fiまたは有線接続を利用する
ルーターでAP分離が有効になっていないことを確認する
同一LAN内では、基本的に回線速度よりも「安定性」が重要です。途中で切断が起きないことを優先してください。
別の場所からインターネット越しに遊ぶ場合
双方の上り(アップロード)回線が十分であることを確認する(ホスト側の上りが特に重要です)
他の大容量ダウンロードや動画配信などと同時利用すると、映像が乱れたり遅延が増えたりするため避けてください。
必要に応じて、Remote Playの画質設定を下げて帯域使用量を抑える
ラグ・遅延を減らすための設定と工夫
Steamクライアントのリモートプレイ設定で、ストリーミング品質を「バランス」または「高速」に変更する
ルーターを再起動し、長時間動作による不安定さを解消する
可能であれば、ルーターのQoS(通信優先度)設定で、ホストPCの通信を優先する
それでも直らないときに試すこと・相談先
Steamクライアントの再インストールやクリーンアップ
Steamクライアントのキャッシュや一時ファイルの不整合が原因となる場合があります。
必要に応じて、ゲームを残したままSteamクライアントを再インストールし、設定を初期化してみてください。
他のリモートプレイ手段での切り分け
Moonlight / Sunshine や他社リモートツールなどを利用して、PC・ネットワーク側に問題がないか切り分ける方法もあります。
他のリモートプレイも安定しない場合は、PCや回線側により根本的な問題がある可能性が高くなります。
公式サポート・コミュニティへの相談方法
Steam公式サポートの「Remote Play」ヘルプページから、最新の既知の問題や推奨設定を確認する
Steamコミュニティの日本語フォーラムや、利用中のゲームのディスカッションで、類似症状のトピックを検索する
エラー内容・発生時の状況・試した対処内容を整理して投稿すると、回答を得やすくなります。
快適にRemote Play Togetherを楽しむためのコツと再発防止策
プレイ前に毎回確認したいミニチェックリスト
プレイ前に、次の3点だけ確認しておくとトラブルを大きく減らせます。
Steamクライアント・ゲームともに最新状態か
ホスト・ゲストともに「オンライン」ステータスになっているか
ネットワークが安定している場所(有線または5GHz帯Wi-Fi)でプレイしているか
フレンドとトラブルにならないための事前共有ポイント
「今日はRemote Play Togetherでテストしながら設定するかもしれない」と事前に伝えておく
何か問題が起きたら、どの画面で止まっているのか、画面共有やスクリーンショットで共有してもらう
お互いの回線状況やPC負荷(バックグラウンドでのダウンロードなど)についても事前に確認しておく