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Discordの画面共有で音が出ない原因と直し方|Windows・Mac・スマホ別チェック

Discordの画面共有は、ゲーム配信の視聴や動画の同時視聴、操作説明などに便利ですが、「映像は映るのに音が出ない」「相手にだけ音が届かない」「特定のアプリだけ無音になる」といったトラブルが起こりやすい機能でもあります。原因はDiscord側の設定漏れだけでなく、OSの権限、出力デバイスの選択、音量ミキサー、アプリ固有の音声出力、さらには視聴側の設定まで幅広く、闇雲に触るほど遠回りになりがちです。

本記事では、原因を短時間で切り分けられるように「最短チェック」から入り、その後にWindows/Mac/スマホ別の手順へ進む構成で、再発時にも同じ手順で復旧できるように整理いたします。なお、ここでいう「音」は主に共有したいアプリ音(ゲーム音・動画音・ブラウザ音など)を指し、マイク音(自分の声)とは切り分けて説明いたします。

目次

Discordの画面共有で音が出ない原因を先に整理する

共有したい音はアプリ音かマイク音か

「音が出ない」の相談で最初に確認すべきは、共有したい音の種類です。ここが曖昧だと、正しい対処に辿り着けません。

  • アプリ音を相手に届けたい
    例:ゲームのBGM、YouTubeの音声、動画プレイヤーの音、ブラウザタブの音

  • マイク音(自分の声)を届けたい
    例:通話で声が聞こえない、ミュート解除しても反応しない

アプリ音が出ない場合、画面共有の開始方法や共有対象の選択が重要になります。一方、マイク音が出ない場合は「入力デバイス」「マイク権限」「入力感度・ノイズ抑制」などが中心です。混同すると設定の迷子になりやすいため、まずはアプリ音を対象として切り分けます。

また、アプリ音が出ないと言っても、実際には次のようなパターンがあります。

  • 相手には自分の声は届くが、アプリ音だけ届かない(典型例)

  • 相手には何も届かない(Discordの音声設定や通話そのものの問題)

  • 自分側では音が出ているが、相手側でだけ無音(視聴側の問題の可能性)

次の見出しで「配信側・視聴側」の切り分けを行います。

配信側と視聴側で原因が変わる

画面共有は、配信する側(送る側)と視聴する側(受ける側)で、起こりやすい原因が異なります。最短で直すために、まず症状を次のどちらかに分類してください。

  • 配信側の問題(送る側)
    「相手に音が届かない」「誰に対しても無音」「共有開始時から音が乗らない」

  • 視聴側の問題(受ける側)
    「自分だけ聞こえない」「他の人は聞こえるのに自分だけ無音」「特定の端末でだけ無音」

この切り分けは非常に重要です。配信側でいくら設定を直しても、視聴側の出力デバイスが誤っていれば、結果は変わりません。逆に視聴側が何をしても、配信側が音声共有をONにしていなければ聞こえません。後半に「相手だけ聞こえない時に見るポイント」を用意しますので、該当する場合はそこも必ず確認してください。

デスクトップ版とブラウザ版の違い

Discordにはデスクトップアプリ版とブラウザ版がありますが、画面共有の音声は環境差が出やすいため、安定性の観点では次の方針が安全です。

  • 確実性を最優先する場合:Discordデスクトップ版を利用し、アプリ単位で共有する

  • 一時的な利用や制限がある場合:ブラウザ版を試すが、音声共有が不安定になりやすい前提で臨む

特に「画面全体」を共有した場合は、環境によって音声が乗りづらいことがあります。後述の通り、アプリ音を届けたい場合は基本的に音を出しているアプリ(ウィンドウ)を選んで共有するのが近道です。


Discordの画面共有で音が出ない時の最短チェック

ここは通話中でも実行しやすいよう、上から順に確認すれば高確率で改善する項目に絞って解説いたします。時間がない場合は、この章だけでも効果があります。

画面共有開始時に音声を含める設定を確認

最頻出の原因は、共有開始時の設定漏れです。Discordの画面共有は、開始の流れの中で「音声を含める」「サウンド共有」などの項目が表示されることがあります。これがOFFのままだと、映像だけが共有され、相手にアプリ音は届きません。

対処手順(安全で確実なやり方)

  1. いったん画面共有を停止します(共有中のまま設定だけ変えようとしない)

  2. 再度「画面を共有」から共有対象を選択します

  3. 共有開始画面で、音声を含める項目がある場合はONにします

  4. 共有を開始し、相手に「今、音は聞こえますか」と確認します

この確認は最初に必ず行ってください。原因がここであれば、数十秒で復旧します。

共有対象は画面全体よりアプリ共有を優先

アプリ音を共有したい場合、基本戦略は次の通りです。

  • 画面全体共有:映像は乗りやすいが、音声が環境差で乗らないことがある

  • アプリ(ウィンドウ)共有:狙ったアプリの音を乗せやすい

例えば、ゲームの音を届けたいのに「画面全体」を共有していると、音が乗らない・不安定になるケースがあります。まずは音を出しているゲームや動画プレイヤーのウィンドウを選んで共有してください。ブラウザで動画を流す場合も、可能なら「ブラウザ(該当タブ)」に近い形で共有対象を合わせると安定しやすいです。

Discordと共有アプリの音量ミュートを確認

「設定は合っているはずなのに無音」という場合、ミュートや音量がゼロになっていることがよくあります。確認箇所は次の3段階です。

  1. 共有対象アプリの音量

    • アプリ内の音量設定(動画プレイヤーのミュート、ゲーム内音量ゼロ)

  2. OS側の音量(アプリ別)

    • Windowsの音量ミキサーで、Discordや共有アプリが極端に小さい

  3. Discord側の音量

    • 出力音量が小さい、特定ユーザーやストリーム音量が下がっている

特にWindowsでは音量ミキサーが原因になりやすいです。Discordだけ、またはブラウザだけ音量が下がっているケースがあるため、必ずOS側も確認してください。

出力デバイスを既定に戻してテストする

「聞こえない」の原因として多いのが、出力デバイスの食い違いです。例えば次のような状態です。

  • Discordはスピーカー出力になっているが、自分はイヤホンで聞いているつもり

  • Bluetoothヘッドセットに繋いだつもりが、別のデバイスに接続されている

  • 以前使っていたUSBオーディオが既定になっており、現在は未接続

この場合、Discordの音声設定で出力を「既定」に戻すと切り分けが速くなります。既定で直れば、次は「普段使うデバイスに固定」して再発防止につなげます。


通話中の3分チェックリスト

  • 画面共有の開始画面で「音声を含める/サウンド共有」がONです

  • 共有対象は「画面全体」ではなく「音が出ているアプリ(ウィンドウ)」です

  • 共有アプリ自体がミュートではありません(アプリ内音量も確認済みです)

  • OS側の音量ミキサーでDiscord・共有アプリの音量が下がっていません

  • Discordの出力デバイスが想定どおり、または「既定」です

  • 視聴側も出力先と音量を確認しています(自分だけ無音の可能性を潰します)


Windowsで画面共有の音が出ない時の直し方

Windowsは選択肢が多い分、原因も多岐にわたります。ここでは「上から順に試せば安全に切り分けできる」流れで解説いたします。

Discordの音声・ビデオ設定を見直す

まずDiscordの基本設定を確認します。特に「出力デバイス」と「音量」の取り違えが多いです。

確認ポイント

  • 出力デバイス:使用したいイヤホン/スピーカーになっているか

  • 入力デバイス:マイク音も併せて不調なら正しいマイクになっているか

  • テスト:可能ならテスト機能で出力確認する

  • ノイズ抑制・エコー除去:極端な設定が悪さをしている場合は一時的にOFFで検証する

設定を変更したら、必ず一度Discordを再起動してください。変更が反映されないまま検証が続くと、原因が見えにくくなります。

管理者として実行と互換モードの確認

一部環境では、権限や互換性設定が影響して音声がうまく取得できないことがあります。大きく変更する前に、まずは次を試します。

  • Discordのショートカットを右クリックし「管理者として実行」を試す

  • 互換モードが設定されている場合は解除を検討する

  • 常駐の画面録画ソフト、音声系ユーティリティがある場合は一時停止して検証する

ただし、会社PCなどで管理者権限が付与されていない場合は、無理に変更せず、後半の代替策(設定の最小化、共有対象の見直し)を優先してください。

Windowsの音量ミキサーとサウンド設定

Windowsで多いのが「アプリ別音量」の問題です。Discord側の設定が正しくても、OS側でDiscordやブラウザの音量が下がっていれば相手に届く音も小さくなります。

確認手順(代表例)

  1. タスクバーのスピーカーアイコンからサウンド設定を開きます

  2. 音量ミキサー(アプリ別音量)を開きます

  3. Discord、ブラウザ、ゲームなどの音量が適正か確認します

  4. 出力デバイス(スピーカー/ヘッドホン)が想定どおりか確認します

特に、過去に会議アプリを使った後などに、既定デバイスが切り替わったままになっていることがあります。既定を正すだけで復旧するケースが多いです。

ドライバ更新と再インストールの判断基準

ここまでで改善しない場合、ソフトウェア・ドライバ・Discord本体の破損や相性を疑います。次のチェックで、優先順位を付けて対応してください。

ドライバ更新を疑うべきサイン

  • Windows更新後から不調になった

  • USBオーディオ/Bluetoothヘッドセットを変えてから不調になった

  • 他アプリでも音声が不安定(途切れ、片側だけ、遅延)

  • 以前はできていたのに急に無音になった

対応の順序(安全な順)

  1. PC再起動(最小コストで効果が高い)

  2. Discordの更新確認 → 再起動

  3. オーディオドライバの更新(メーカー提供版が望ましい)

  4. Discordの再インストール(設定やログイン情報の確認のうえ実施)

再インストールは強力ですが、原因がOS側にある場合は再発します。そのため、まずは共有対象の選び方と音量ミキサーを徹底し、その上で更新へ進むのが安全です。


Macで画面共有の音が出ない時の直し方

Macは、OSの権限設計が強く、画面共有と音声の扱いがWindowsより制約を受けやすい傾向があります。ここでは「OS条件→権限→代替策」の順に、無理なく切り分けます。

macOSの対応条件とOSバージョン確認

まず、macOSのバージョンを確認してください。画面共有の音声はOS側の機能・権限に依存しやすく、古いバージョンでは期待どおりに共有できないことがあります。

確認手順(例)

  1. システム設定を開きます

  2. 一般 → 情報 などからmacOSのバージョンを確認します

  3. OSが古い場合、可能ならアップデートを検討します

アップデートが難しい場合(会社PC、互換性の都合など)は、「音声共有ができない時の代替策」へ進む方が早いこともあります。

画面収録とオーディオ録音の権限を付与

Macではプライバシー権限が不足していると、画面共有自体はできても、音声や映像の取得が不安定になることがあります。

確認する権限の代表例

  • 画面収録(画面共有に関係)

  • オーディオ録音(マイクや音声取得に関係)

  • アクセシビリティ(環境により必要になる場合があります)

権限を変更した後は、Discordの再起動が必要になることが多いです。再起動をせずに検証すると、権限が付与されたのに反映されない状態で迷う原因になります。

音声共有ができない時の代替策(OBS/仮想オーディオ等)

OS要件や権限の壁があり、Discord単体での音声共有が安定しない場合、次のような代替策が現実的です。

  • OBSなどで音声と映像をまとめて取り込み、共有する
    画面キャプチャと音声入力をOBS側で統合し、配信の経路を一本化します。

  • 仮想オーディオデバイスを用いて音声経路を固定する
    アプリ音声を仮想デバイスに流し、それを取り込み対象として扱います。

ただし、導入には管理者権限や追加インストールが必要になる場合があり、社用端末では難しいことがあります。無理に導入せず、次の「権限変更できない場合」の方針も併せて検討してください。

会社PCなどで権限変更できない場合

社用端末では、以下が障壁になります。

  • プライバシー設定が管理されていて変更できない

  • 追加ツールのインストールが禁止されている

  • セキュリティソフトが画面共有・音声キャプチャを制限している

この場合は「できる範囲で安定化する」ことが現実的です。

推奨方針

  • Discordはデスクトップ版を最新版にする(可能な範囲で)

  • 共有対象は「画面全体」ではなく「アプリ共有」を優先する

  • 不調時は再起動(Discord→Macの順)で状態をリセットする

  • どうしても音声共有が成立しない場合は、共同視聴機能のあるサービスや別の通話手段を検討する


スマホで画面共有の音が出ない時の直し方

スマホはOSの制約が強く、PCと同じ感覚で「アプリ音をそのまま共有」できないケースがあります。ここでは、できる範囲を最大化するための確認手順を整理します。

Androidの権限と音量設定

Androidでは、権限設定や出力先の切り替えが原因になりやすいです。

確認ポイント

  • Discordアプリが最新版か

  • 端末のメディア音量が十分か(通話音量ではなくメディア音量の可能性があります)

  • サイレントモード/おやすみモードが影響していないか

  • Bluetooth出力先が想定どおりか(別のイヤホンに繋がっていないか)

  • Discordの権限(マイク等)が許可されているか

また、端末によってはゲームモードや省電力機能がバックグラウンド動作を制限し、音声が途切れたり無音になったりすることがあります。検証時は省電力を一時的にOFFにして試してください。

iPhoneの仕様制約になりやすいパターン

iPhone(iOS)は、アプリの音声経路や保護コンテンツの扱いが厳格で、共有したい音が期待どおりに乗らない場合があります。特に次のパターンは、設定で解決しない可能性があります。

  • 特定の動画アプリ・配信サービスだけ音が共有できない

  • 音が出たり出なかったりと挙動が一定しない

  • 画面共有はできるが音声が常に無音

この場合、改善に時間をかけるより、PCでの共有に切り替えた方が早いことが多いです。どうしてもiPhoneで行う必要がある場合は、共有するアプリや方法を変える(別の再生アプリにする、別の端末を使う)といった回避策が中心になります。

通話アプリ側のマイク占有を外す

スマホでは、他のアプリが音声関連リソースを掴んでいると、Discord側が想定どおりに動かないことがあります。

  • Zoom、Teams、録音アプリ、配信アプリ等を完全に終了する

  • マルチタスク画面からスワイプで終了する

  • 端末を再起動して音声経路を初期化する

「なぜか直らない」時ほど、再起動が最も早い解決になることがあります。


画面共有の音が出ない時のトラブルシューティング

ここでは、最短チェックや端末別手順でも解決しない場合に、症状別に原因を深掘りします。「どの条件で起きるか」を観察すると、切り分けが進みます。

特定アプリだけ無音になる時

「ゲームは無音だがブラウザはOK」「動画プレイヤーだけ無音」など、特定アプリに限って問題が起きる場合は、Discord全体ではなくそのアプリの音声出力方式が関係している可能性が高いです。

切り分けの順序

  1. 共有対象が正しいか(アプリのウィンドウを選べているか)

  2. アプリをウィンドウ表示にする(フルスクリーンをやめてみる)

  3. アプリの音声出力先が変わっていないか(Bluetooth、仮想デバイス)

  4. アプリ内の音量設定がゼロになっていないか

  5. 可能なら別のアプリで同じことを試し、Discord側の問題かアプリ側の問題かを確定する

特にゲームは、フルスクリーンや排他制御、サウンドAPIの違いで挙動が変わることがあります。まずは「ウィンドウ表示」「アプリ共有」を徹底し、条件差を減らしてください。

相手だけ聞こえない時に見るポイント

「他の人は聞こえるのに、特定の人だけ聞こえない」場合、視聴側に原因がある可能性が高いです。視聴側に次を確認してもらってください。

視聴側チェック

  • Discordの出力デバイスが正しいか(既定に戻してテスト)

  • Discordアプリ内でストリーム音量が下がっていないか

  • PCの音量ミキサーでDiscordだけ小さくないか

  • Bluetooth機器が別デバイスに接続されていないか

  • 通話相手(配信者)やチャンネルがミュートになっていないか

この確認だけで解決するケースは多いです。「送る側が直らない」と思い込みやすいため、必ず視聴側も確認してください。

音ズレ・二重音声・ハウリングの対処

音が出るようになった後に起こりやすいのが、音ズレや二重音声、ハウリングです。

  • 音ズレ(遅延)
    画面共有は映像のエンコードや回線品質の影響を受けます。
    対策:共有の画質・FPSを下げる、不要アプリを閉じる、回線を安定させる(Wi-Fiから有線へ等)

  • 二重音声
    アプリ音が画面共有で流れているのに、スピーカーから出た音をマイクが拾って再送している場合があります。
    対策:ヘッドホンを使う、マイク感度を下げる、エコー除去を適切に設定する

  • ハウリング
    スピーカー音がマイクに入り、ループしている状態です。
    対策:スピーカーからヘッドホンへ切り替える、音量を下げる、マイク入力を見直す

「音が出ない」と同時に「音が変」と言われる場合、マイク経由で拾っているだけの可能性もあります。意図した経路(画面共有の音声)になっているか確認してください。

障害やサーバー混雑の見分け方

Discord側の障害や一時的な混雑で、画面共有が不安定になることもあります。ただし、頻度としては設定・出力先・権限などローカル要因の方が多いです。

見分けのヒント

  • 同じ時間帯に複数の人が同時に不調を訴える

  • 通話音声やメッセージ送信も不安定

  • 再起動しても改善せず、時間を置くと自然復旧する

この場合でも、まずは「最短チェック」で設定漏れを潰し、その上で一時的要因を疑うのが安全です。


Discordの画面共有を安定させる設定と注意点

最後に、再発しにくい状態を作るための考え方と注意点を整理いたします。

推奨設定のテンプレ

迷った場合は、次のテンプレに戻すと切り分けがしやすくなります。特定の高機能設定を追う前に、まず安定を優先してください。

推奨テンプレ(基本方針)

  • 共有方法:音を出しているアプリ(ウィンドウ)を選んで共有する

  • 共有開始時:音声を含める設定を必ずONにする

  • Discord出力:既定に戻してテスト → 安定後に普段のデバイスへ固定

  • 不調時の手順:Discord再起動 → 端末再起動 → 更新確認の順で実施

このテンプレで改善するなら、原因は「設定の複雑化」や「状態の不整合」である可能性が高いです。

著作権と配信の注意点

画面共有は便利ですが、共有する内容によっては利用規約や権利の問題が生じる場合があります。特に、動画配信サービスや有料コンテンツを第三者に共有する行為は、サービス規約に抵触する可能性があります。

  • 共有してよい範囲か(権利者・サービス規約)

  • 共同視聴機能が提供されていないか

  • 録画・転載は禁止のコンテンツを共有していないか

安全のため、共有前に規約やルールを確認し、問題が起きない運用にしてください。

セキュリティソフト・VPN・仮想オーディオの注意

最後に、環境依存の代表例です。

  • セキュリティソフト:画面キャプチャや音声取得を制限することがあります

  • VPN:経路の遅延や帯域制限で、音が途切れたり無音になったりすることがあります

  • 仮想オーディオ:強力ですが、設定ミスで全体が無音になったり、二重音声になったりしやすいです

不調が続く場合は、これらを一時的にOFF(または利用をやめる)にして、原因を切り分けてください。原因が特定できた後に、必要な範囲で再度有効化するのが安全です。


よくある質問

画面全体共有だと音が出ないのはなぜですか

画面全体共有は映像の共有としては分かりやすい一方、アプリ音声の取得が環境差を受けやすいことがあります。アプリ音を届けたい場合は、基本的に音を出しているアプリ(ウィンドウ)を選んで共有してください。これだけで解決するケースが多いです。

ブラウザ版でもアプリ音は共有できますか

ブラウザ版は、ブラウザやOSの制約、共有方式の違いにより、音声共有が安定しないことがあります。確実性を優先する場合は、Discordデスクトップ版の利用を推奨いたします。ブラウザ版を使う場合は、共有対象の選び方を工夫し、音声が乗る条件を探る必要があります。

Macで音声共有ができる最小条件は何ですか

MacはOSの権限やバージョンの影響を受けやすいです。まずはmacOSのバージョン確認と、画面収録・オーディオ録音などの権限付与ができているかを確認してください。社用端末で権限変更が難しい場合は、代替策(別端末や別手段)も現実的な選択肢になります。

共有中に自分の通知音を相手に流さない方法はありますか

アプリ音声を共有する場合、通知音が混ざる可能性があります。対策としては次が有効です。

  • 通知を一時的にOFFにする(おやすみモード等)

  • 共有対象を必要最小限のアプリに絞る

  • 共有中は通知が出やすいアプリを閉じる

「音は出したいが、余計な音は出したくない」という場合は、共有対象の絞り込みが最も効果的です。


端末別:原因と対処の対応表(一覧)

端末 よくある原因 まずやること 次にやること
Windows 音声を含める設定漏れ/音量ミキサー/出力先違い 共有開始時の音声ON、アプリ共有、ミキサー確認 ドライバ更新、Discord更新・再インストール
Mac OS条件/権限不足/制限端末 OS確認、権限付与、再起動 OBSや仮想オーディオ等の代替策、別端末検討
Android 権限/メディア音量/Bluetooth出力先 権限と音量、出力先確認 省電力OFF、再起動
iPhone 仕様制約/アプリ依存 端末・アプリ変更で検証 PC共有へ切替、共同視聴機能の活用

まとめ

Discordの画面共有で音が出ない問題は、原因が多く見える一方で、解決の近道は比較的明確です。まずは次の順で確認してください。

  1. 共有開始時の「音声を含める/サウンド共有」をONにする

  2. 共有対象を「画面全体」ではなく「音が出ているアプリ(ウィンドウ)」にする

  3. DiscordとOS側(特にWindowsの音量ミキサー)の音量・ミュートを確認する

  4. 出力デバイスを既定に戻してテストし、視聴側も同様に確認する

  5. それでもだめなら、Windowsは更新・ドライバ、MacはOS条件・権限・代替策へ進む

再発した場合も、本記事の「最短チェック」→「端末別手順」→「症状別トラブルシューティング」の順で進めれば、同じ考え方で原因に到達できます。必要に応じて設定をメモ化し、安定した共有手順を固定して運用してください。