Overwatch(以下OW)が過疎化した理由、本当に過疎ったのかを解説していきます。
OW2も発表されクロスプレイも実装されるということですが、プレイ人口はもち直せるのか?何がいけなかったのかまとめました。
OW2も二の舞にならないことを祈ります。
この記事はPC版を元にしています。
CS版は知りません。
Blizzardはセクハラ問題からゲーム業界全てを揺るがしました。
ゲーム開発にも影響を及ぼし様々なゲームでキャラの変更やセリフの変更がありました。
そもそもBlizzardのユーザーが減った
OWの話をする前にOWを販売しているBlizzardの話からしていきます。
2018年から2021年のアクティブユーザーが激減しているという事実があります。
こちらの記事によると
※月間アクティブユーザー数の推移
2018年Q1:3800万人
2019年Q1:3200万人
2020年Q1:3200万人
2021年Q1:2700万人
と2018年に比べるとユーザーの数が1100万人も減少しています。
理由としてはそれぞれのゲームタイトルの人気の低下らしいです。
そもそもOW以前にOWの大本であるBlizzard自体のユーザーが激減しています。
OWのTwitchとeスポーツの現状
OWはゲーム配信サービスTwitchでは中堅ぐらいの視聴者数を誇ります。
ピーク時には2万から3万人ほどで、推移しています。
しかも同じBlizzard製のHSやWoWも同じくらいで好きなプレイヤーには好かれているというのが分かりやすく表現されていると思います。
eスポーツとしては、面白い結果になっています。
BlizzardによるとOWのeスポーツリーグであるOverwatchLeagueの視聴は増えているということです。
2021年Dallas Fuelが決勝戦でShanghai Dragonsを破り、初のタイトルを獲得しました。この大会のYouTubeでの平均視聴者数(AMA)は95Kで、昨年の同時期の大会の63Kから51%増加しました。
今年のOWLの放送では、プレイヤーのライブカメラやストリームの質の向上など、いくつかの改善を行ったことが、この増加の理由の一つであるとしています。
また、Activision社は、5月のMeleeトーナメントに先立つ週末の予選も、東西両地域で昨年の同種のイベントに比べて約2倍に増加したと述べています。
西地区の予選週末の平均視聴率は、3回の週末で8万9,000、7万6,000、7万7,000でした。
5月に開催されたMeleeは、OWLのレギュラーシーズンを構成する4つのトーナメントのうちの最初のもので、残りの3つはJune Joust、Summer Showdown、Countdown Cupとなります。
各チームは、各イベントに向けて、それぞれの地域で4試合を行い、両地域のチーム間で行われるトーナメントへの参加資格を決定します。
Activision社は、ホーム&アウェー戦という棒球リーグに近い当初のスケジュール構成よりも、トーナメント形式の方がOWLには適していると判断したようです。視聴者数の増加は、この施策が功を奏していることの表れと言えるでしょう。
ということでeスポーツとしては成功しています。
私も暇な時にやっていたら見ているぐらいです。
プレイヤーは減って過疎?理由は?
実際プレイしてみると、プレイするロールとランク帯(MMR内部レート)にもよりますが、私は数十分待ってマッチしなかったのでやめました(2021年4月)
久々にやったフレンドも同じ状況だったようです。
しかし、待てばマッチはしたらいですが。
別ゲーのフレンドでいつもOverwatchをプレイしているフレンドは「そんなことない、マッチングするよ?」と言っているので他のゲームでも同じですが、明らかな高レート、低レート(MMR未決定)ではマッチングが長くなると思われます。
しかし、プレイヤーが多ければ問題なくマッチングはするはず…
減っているのは間違いないので理由を考察してみました。
(ちなみに私はOWを発売当時にプレイしていてPS4では日本鯖500以内をキープしていました。PCにハマってからプレイしなくなっていますがPCでもOWは購入しています)
ロールを決定しなければいけなくなった
昔のOWではありえなかったのですが、アップデートでロール選択を強制させられることになりました。
2タンク2ダメージ2サポートに強制的にプレイさせられます。
昔はロールで喧嘩していたので、それを無くすためですがそのせいでマッチングが長くなり強制的にロールを決められるのでストレスが貯まります。
また、3タンクとかの特殊構成も難しくなり野良でのプレイスタイルはほとんど同じものになっています。
私はルシオとラインハルト専用機だったので、今の環境ではプレイしたくもありません。
ソロではきつい
OWはLoLなどと同じく非常に連携が重要です。
FPSなんかも連携しないといけないときがあるかもしれませんが、レベルが違います。
ウルト一つだけなんかは高レートでは、打つだけ無駄です。
必ず2つや味方との連携で意味をなしてきます。
しかし、ソロだとVCが必須になりアジア鯖では、ほとんど韓国だらけなので何言ってるのかわかりません。
日本人を探すのも難しい状況です。
6v6、12人のマッチングの多さ
バトルロイヤルで無い限り、ほとんどのゲームは3v3から5v5になります。
しかし、OWは6v6です。
ゲームの特性上、最初に決めてしまったので後から変更できるはずもなくずっとそのままでした。
いや10人と12人ってそんなに変わる?と思うかもしれませんが、割と変わります。
必ず定数で始めないといけないので、同じレートの人を集めるのはなかなか厳しいこともあります。
しかもロール確定なので、自分が嫌いなロールをしなければいけなくなる確率も自動的に上がってしまいます(ロールによってマッチングが違うことも)
OW2で巻き返せる?
Overwatch2が決定し様々な情報が発表されました。
一番大きいのはクロスプレイに対応したことです。
これにより過疎化の原因でもあったプラットフォームとの垣根を超えられます。
しかしエイムアシスト問題などもありますので、どうなるかは実際問題わからないです。
#オーバーウォッチ2 の基本的なPvPのゲームモードでは、タンク1名、ダメージ2名、サポート2名の5名チーム構成になります。
この変更により、各ロールのパッシブ能力にも調整が加えられます。 pic.twitter.com/auCRMlQPKL— オーバーウォッチ (@jpPlayOverwatch) May 20, 2021
#オーバーウォッチ2 の基本的なPvPのゲームモードでは、タンク1名、ダメージ2名、サポート2名の5名チーム構成になります。
この変更により、各ロールのパッシブ能力にも調整が加えられます。 pic.twitter.com/auCRMlQPKL— オーバーウォッチ (@jpPlayOverwatch) May 20, 2021
メイの「凍結ブラスター」やウィンストンの「テスラキャノン」に調整が加えられます。#オーバーウォッチ2 でのメイの「凍結ブラスター」は敵の動きを遅くすると同時にダメージを与える点は変わりませんが、敵を凍結することはありません。 pic.twitter.com/EPEK8dmUVO
— オーバーウォッチ (@jpPlayOverwatch) May 20, 2021
新ゲーム・モードプッシュでは、プレイヤーは中央に配置されたロボットを制御下に置くためバトルを繰り広げ、敵拠点を目指して“プッシュ”します。
今回、プッシュロボットのコンセプトアートが初公開されました🤖#オーバーウォッチ2 pic.twitter.com/TotzRvjDgt— オーバーウォッチ (@jpPlayOverwatch) May 20, 2021