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ゲームで『スタック』とは?意味・使い方をジャンル別に徹底解説

ゲームを遊んでいると、チャットや解説動画で「スタックした」「あと何スタック」などの言葉を耳にすることがあります。
しかし、「スタック」が具体的に何を意味するのか、ジャンルや文脈によってどのように使われているかを正確に理解している方は案外少ないものです。
本記事では、ゲーム用語としての「スタック」の意味を、初心者の方でもわかりやすいように、ジャンル別・文脈別に整理して解説いたします。

ゲーム用語「スタック」とは

「スタック(stack)/スタック(stuck)」の語源と違い

「スタック」という片仮名は、主に次の2つの英単語に由来しています。

  • stack:積み重ねる、山積み、(物を)積む

  • stuck:動けなくなる、はまる、行き詰まる

日本語ではどちらも「スタック」と発音されるため、ゲーム内チャットなどでは文脈で判断する必要があります。
「バフが5スタック溜まった」のように何かが積み重なっている場合は stack
「キャラが壁にスタックして動けない」のように身動きが取れない状態を指す場合は stuck が元になっていると考えると整理しやすいです。

ゲーム用語としての主要な意味2つ

ゲーム内で「スタック」が使われる代表的な意味は、次の2つです。

  1. 積み重ね・累積のスタック(stack)

    • 「このバフは最大5スタックまで溜まる」

    • 「このアイテムは1スタック99個まで持てる」
      このように、同種の効果やアイテムが重なっている状態や、その数を数える単位として使われます。

  2. 動けなくなる・詰まるスタック(stuck)

    • 「キャラが地形にスタックして動けない」

    • 「オブジェクトの隙間にスタックした」
      こちらは、キャラクターやオブジェクトが引っかかって動けない状態、進行不能な状態を指します。バグやマップの凹凸などでよく起きる現象です。

この2つを押さえておくと、多くの場面で意味を推測しやすくなります。


ジャンル別「スタック」の意味・使われ方

RPG/MMOでのスタック(アイテム枠・バフ累積)

RPGやMMOでは、「スタック」は主に アイテム数やバフ・デバフの累積 を表す際に使われます。

  • アイテム所持枠としてのスタック

    • 「ポーションは1スタック50個まで持てる」

    • 「この素材は最大999個までスタック可能」
      ここでは「1スタック=1つのアイテム枠で保持できる上限数」という意味です。

  • バフ・デバフの累積としてのスタック

    • 「このスキルは攻撃するたびに1スタック溜まり、5スタックで最大効果」

    • 「毒デバフが3スタック溜まると継続ダメージが大きくなる」
      同じ効果が重なっていくイメージで、「今何スタック溜まっているか」がゲームプレイに大きく影響します。

RPG/MMOの文脈で「スタック」と言われた場合は、何かが溜まっている/重なっている状態だと理解しておくとよいです。

FPS/TPSでのスタック(戦術的な固まり・位置取り)

FPS/TPSでは、「スタック」は次のような場面で使われることが多いです。

  • 戦術としての「スタック」

    • 「Aサイトに3人スタックして守ろう」

    • 「ここにスタックしすぎるとグレネードで一掃される」
      この場合、「特定の場所に複数人が固まる」「意図的に人数を集中させる」といった意味になります。

  • 隊列・待機の意味合い

    • 「ドア前でスタックしてて前に出られない」
      物理的にプレイヤー同士やオブジェクトが重なり合って、動きが取りづらくなっている状態を指すこともあります。

  • バグ的なスタック(stuck)

    • 「マップの角にスタックして一生動けない」
      地形やオブジェクトにめり込むなど、完全に身動きが取れない状態も「スタックした」と表現されます。

FPS文脈では、「固まる(集中する)」「詰まる」「動けない」のいずれかの意味で使われることが多いですので、発言の流れから読み取ることが重要です。

MOBA・カードゲームでのスタック(効果の重ね掛け)

MOBAやカードゲーム系では、「スタック」は 効果の重ね掛け・カウンターの累積 というニュアンスが強くなります。

  • スキルやパッシブのスタック

    • 「通常攻撃を当てるたびに1スタック、5スタックで強化攻撃に変化」

    • 「敵にデバフが3スタック溜まるとスタンが発動」

  • カードやカウンターのスタック

    • 「このカードは場に出ている同名カードの数だけスタックされる」

    • 「ターン経過ごとにスタックが増え、ダメージが上がる」

ここでも、“いくつ重なっているか” がそのまま強さや効果量に直結するため、「スタック数」は非常に重要な情報です。

共通して使われる「詰まり・立ち往生」としてのスタック

ジャンルを問わず、「スタック」は 進めない・動けない・抜け出せない という意味でも用いられます。

  • キャラクターやオブジェクトが地形にはまって動けない

  • ロード中やイベントで進行不能になってしまう

  • ランク帯やレートが上がらず、同じところで停滞している(俗語的用法)

この場合は、英語の stuck に由来する意味で、「詰まって身動きが取れない状態」をイメージしていただくとよいです。


よくあるチャット・会話例

「3スタック溜まった」「最大5スタック」などの使い方

バフ・デバフやアイテムの文脈でよく見られる表現例です。

  • 「このスキルは最大5スタックまで溜まるから、できるだけ5スタックで発動したいです」

  • 「ポーションは1スタック20個だから、60個持つには3スタック必要です」

  • 「今、パッシブが3スタック溜まっているので、このタイミングで仕掛けましょう」

どれも、スタック数=効果の段階・量を表すカウンターとして使われています。

「スタックして動けない」「ランク帯でスタックしてる」などの俗語的な使い方

ゲームチャットやSNSでは、次のようなスラング的な使われ方も一般的です。

  • 「キャラが壁の隙間にスタックして動けないから、一回ログアウトする」

  • 「このバグ、またスタックした。再起動しないと直らない」

  • 「プラチナ帯でずっとスタックしてて、全然ダイヤに上がれない」

最後の例のように、ランクやレートが停滞している状態に対しても「スタックしている」と表現するケースが増えています。
この用法は、厳密にはゲームシステム上のスタックではなく、プレイヤーの状況を比喩的に言い表したスラングだと考えてください。


間違いやすい点・注意点

「stack」と「stuck」の混同

どちらも日本語では「スタック」と表記されるため、英単語としての意味を混同しやすい点に注意が必要です。

  • stack:積み重ねる/山積みにする → 「バフが5スタック」「アイテムが何スタック」

  • stuck:動けない状態/行き詰まり → 「壁にスタックして動けない」「ランクでスタックしている」

ゲーム内チャットではスペルが見えないため、どちらの意味で言っているのかを文脈で判断することが重要です。

ジャンル・コンテキストを無視した誤用

例えば、RPGのアイテム所持数の話をしている場面で、FPSの「固まる戦術」という意味で「スタック」と理解してしまうと会話がかみ合わなくなります。

  • RPGの会話では「スタック=アイテムやバフの数」

  • FPSの会話では「スタック=固まる、集中する」「スタック=詰まる」

このように、ジャンルごとのよくある意味合いを押さえたうえで、今どの話をしているのかを意識して読むと誤解を避けやすくなります。

日本語スラングとしての意味変化

近年は、ゲームコミュニティの中で「スタック」という言葉がスラングとしても広がっています。

  • 「ランクがスタックしてる」=ランクが停滞していて上がらない

  • 「この編成では序盤でスタックしがち」=序盤で動きが止まりがち

このような表現は、辞書的な定義だけでは説明しきれない部分もあります。
初心者の方は、「何かが重なっている/詰まって動けない」という共通イメージを持っておくと、スラング的用法も理解しやすくなります。


まとめ:覚えておきたいポイント

  • 「スタック」は、ゲームでは主に

    • 積み重ね・累積(stack)

    • 詰まり・動けない状態(stuck)
      の2つの意味で使われることが多いです。

  • RPG/MMOでは、アイテムやバフ・デバフの「数・段階」を表すことが中心です。

  • FPS/TPSでは、特定位置への人数集中や、キャラクターが詰まって動けない状態を指す場合があります。

  • MOBA・カードゲームでは、効果やカウンターの重ね掛けとしての「スタック」が重要な概念です。

  • チャットやSNSでは、「ランクがスタックしている」など、比喩的・スラング的な用法も一般的になっています。