ゲーム配信などで見ることがあるTASとは何なのかを解説していきます。
TASとRTAは、まったく違った挑戦になりますので覚えておきましょう。
目次
TASとは
TASはTool Assisted Speedrunの略称で直訳するとツールでアシストしてもらうスピードランになります。
意味としてもそのままで、エミュレータなどを使用してありえない速度でゲームをクリアするタイムアタックのことをいいます。
RTAはリアルタイムアタックで人間が現実時間でタイムアタックするのに対してTASは完全にツールを設定することでタイムアタックすることになります。
ツールを使うから簡単と思うかも知れませんが、それぞれシビアな設定を全て行わないといけません。
一コマ一コマを確認しながら入力するので技術が必要なRTAより時間がかかります。
実際の作成ガイドですが1時間以上かかっています。
TASにもRTAと同じ様にジャンルがあり
- any% – 制限無し。アクションゲームにおいてルートを問わないタイプ。
- low% – 最小アイテム取得数クリア。場合によってはクリアまでの最小ターン数、ノーミス・ノーダメージでのクリアなど、何らかの要素を最小にする内容となる。
- 100% – 全アイテム取得クリア。ゲーム内容によってイベントコンプリートなどにも変化する
などのルールもあるものがあります。
いちばん有名なのはスーパーマリオ64なのでTAS マリオ64で検索するとありえない動画を見ることができます。