zozovideoを開いた瞬間に、画面いっぱいの広告が出て×が押せない。スクロールしても広告が追いかけてきて本文が読めない。さらに、触っていないのに別ページへ飛ばされたり、通知が止まらなくなったり――この状態が続くと、「端末が壊れたのでは」「ウイルスかもしれない」と不安になります。
ただ、同じような症状の多くは、ブラウザの通知許可やポップアップ設定、サイト権限の残りが原因で起きています。焦って広告ブロックアプリを入れたり、表示されたボタンを押し続けたりすると、かえって許可が増えて状況が悪化することもあります。
本記事では、iPhone(Safari)・Android(Chrome)・PC(Chrome)それぞれで、通知を止める→ポップアップやリダイレクトを抑える→権限と保存データを整理するという順番で、迷わず復旧できる手順を丁寧に解説します。読了後には、今すぐ広告ストレスを減らす方法だけでなく、同じトラブルを繰り返さないための予防策まで理解できるはずです。
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zozovideoで広告がしつこいと感じる主なパターン
zozovideoを開いたときに、広告が何度も表示されて本文にたどり着けない、画面が操作できない、勝手に別ページへ移動してしまう――このような状態になると、「端末が壊れたのでは」「ウイルスに感染したのでは」と不安になりがちです。ただ、実際には多くのケースで、ブラウザ側の許可設定(通知・ポップアップ・リダイレクト)や、サイトデータ(キャッシュやCookie)が原因となっており、順番を間違えずに対処すれば落ち着いて改善できます。
まずは「自分が遭遇している症状がどのタイプか」を見極めてください。広告トラブルは、見た目は似ていても、効く対策が異なることがあります。ここでパターン分けしておくと、後の手順が最短になります。
×で閉じられない全面広告が出る
画面全体を覆う広告が出て、×が極端に小さい、押しても反応しない、押したつもりが別ページへ飛ばされる、といった症状です。特にスマホでは、広告の閉じるボタンが画面端に寄っていたり、ボタンの上に透明なリンクが重なっていたりして、「閉じる」操作が成立しないことがあります。
このタイプは次の要因が複合していることが多いです。
ポップアップ(別ウィンドウ・別タブ)を許可している
リダイレクト(自動遷移)を誘発するリンク要素が埋め込まれている
タップ領域が誤作動するレイアウト(閉じるつもりが広告リンクを踏む)
ブラウザのサイト権限が過去の許可状態のまま残っている
対処の方針はシンプルで、まずはポップアップとリダイレクト、通知など「許可系」を止めることです。ここで焦って広告を連打して閉じようとすると、逆に別ページへ飛んだり、追加の許可を求められたりしやすくなります。いったん深呼吸して、「閉じる技術」ではなく「出ない状態を作る技術」に切り替えるのが安全です。
なお、全面広告が出て操作が難しい場合は、次の“退避手順”が役立ちます。
いったんブラウザを閉じる(アプリスイッチャーで終了)
可能なら履歴から同じページを直接開かず、トップや別ページから入り直す
設定を変更してから再度アクセスする
先に設定を固めてからアクセスすることで、「また同じ広告に捕まる」確率が下がります。
スクロール追従広告で本文が読めない
スクロールしても広告が画面下や上に貼り付いたまま残り、本文が広告に覆われて読めないタイプです。いわゆる“追従広告”“固定バー広告”がこれに当たります。単に「広告が多い」だけなら我慢できても、追従が過剰だと本文領域が狭くなり、誤タップも起こりやすくなります。
このタイプは、次のように状況が分かれます。
サイト側の表示仕様として追従広告が強い
→ ブラウザ設定で軽減できる場合と、サイトの作りとして避けにくい場合があります。一時的な読み込み不具合で広告領域が肥大化している
→ キャッシュやサイトデータの影響、読み込み中断などで起こることがあります。画面上の要素が重なってスクロールが阻害される
→ 追従要素の上に別要素がかぶさって、実質操作不能になるケースです。
「追従広告=すべて危険」とは限りませんが、本文の閲覧が成立しないほどの追従であれば、閲覧を続けるメリットが薄く、誤タップで別ページへ飛ぶリスクも増えます。次の章で扱う通知の停止・サイト権限の見直しを先に行い、それでも改善しない場合は、環境を変える(別ブラウザ、閲覧の分離、正規サービスへ移行)も現実的な選択肢になります。
別ページへ飛ばされる、通知が止まらない
「タップしていないのに別ページへ移動する」「戻ってもまた同じ遷移が起きる」「ブラウザを閉じても通知のようなものが出続ける」――この症状は、精神的なストレスが大きい代表格です。
ここで重要なのは、通知が止まらない場合、原因は“アプリの通知”ではなく、ブラウザがサイトからの通知を許可してしまったケースが多いという点です。サイトの閲覧中に「通知を許可しますか?」のような表示が出て、何気なく許可を押してしまうと、その後はサイトを開いていなくても通知が届くことがあります。
また、別ページへ飛ばされる現象も、次のような要因で起こり得ます。
広告リンクの誤タップ(閉じるつもりが踏む)
自動遷移スクリプト(一定時間で別ページへ)
通知許可を促す画面へ強制誘導
“確認”ボタンが実質的に広告遷移ボタンになっている
このタイプは、対処の優先順位がはっきりしています。最優先は通知許可を外すこと、次にサイト権限とポップアップ・リダイレクトの見直しです。ここを先に片付けると、被害の連鎖が止まりやすくなります。
zozovideo広告を消す前に確認したい安全チェック
広告を消したいときほど、焦って「とりあえず何かを入れる」「表示された指示に従って許可する」といった行動を取りがちです。しかし、広告トラブルで最も避けたいのは、追加の許可を積み上げて状況を悪化させることです。ここでは、対処に入る前に“安全側に倒す”ための確認を行います。
ポイントは次の2つです。
被害を止める(通知・許可を止める)
端末全体の異常がないかを切り分ける(サイトの問題か、端末側か)
通知許可を外して被害を止める
通知が止まらない、あるいは「おすすめ」「当選」「ウイルス警告」など不安をあおる通知が届く場合は、まず通知許可の解除を最優先にしてください。ここを放置したままだと、別の対策をしても通知だけが残ってストレスが続きます。
通知解除が重要な理由は次の通りです。
通知は“待ち受け型”で、サイトを開いていなくても届くことがある
通知が出るたびに、ついタップしてしまい、再び広告ページに誘導される
解除しない限り、端末側の作業をしても根本的に止まらない
通知許可を外す作業は、基本的には「ブラウザの設定」「端末の設定(通知)」「サイト権限」のいずれかで完結します。どこで止めるかは端末によって違うため、後半のiPhone/Android章で迷わない手順として整理します。
ここでは“判断のヒント”を押さえてください。
ブラウザを閉じても通知が出る → サイト通知の可能性が高い
通知にサイト名やURLのようなものがある → ほぼサイト通知
「許可」「Allow」を押した記憶がある → 解除で改善しやすい
通知は、解除すれば多くの場合すぐに静かになります。最初にここを片付けるだけで、体感的に「直った」と感じる人も少なくありません。
最近入れたアプリと権限を点検する
次に、端末側の影響がないかを確認します。ここでの狙いは「広告が多いサイトに当たっただけ」なのか、「端末側に広告表示を増やす要因が入ってしまった」のかを切り分けることです。
以下のような状態があれば、最近入れたアプリと権限を点検してください。
どのサイトでも広告が急に増えた
ブラウザ以外の画面(ホームや設定画面)でも広告が出る
画面の上に常に何かが重なっている(他アプリの上に表示)
見覚えのないアプリが増えている
インストールした覚えのないプロファイルやVPNのようなものがある(特にiPhoneは要注意)
点検のコツは「直近」に絞ることです。数か月前から入れている常用アプリまで疑い始めると、調査が終わらなくなります。広告問題が起き始めた時期の前後で、インストールしたアプリ、許可した権限、追加した拡張機能(PCの場合)を見直してください。
また、権限の中でも次は要注意です。
通知
他アプリの上に表示(Android)
アクセシビリティ関連(Android)
不明なVPN・プロキシ設定(端末全般)
これらは、広告や誘導を強める要因になりやすいからです。
不審な挙動がある時の判断基準
最後に、より強い警戒が必要かどうかを判断します。広告が多いだけなら、ブラウザ設定で落ち着くことが多い一方で、次のような挙動が複数重なる場合は、端末側の問題が疑われます。
ブラウザのホームページや検索エンジンが勝手に変わっている
知らない拡張機能が増えている(PC)
設定が勝手に変更される、戻してもまた変わる
端末全体が極端に重い、電池消耗や発熱が急増する
ログインや決済に関する不審な動きがある(勝手なログイン通知など)
この場合、無理に「広告を消すこと」だけに集中せず、アカウント保護(パスワード変更、二段階認証の確認)や、専門窓口の相談も視野に入れるのが安全です。この記事では一般的な復旧手順を詳しく扱いますが、危険サインが強いときは「早めに止血する」ことを優先してください。
iPhoneでzozovideo広告を減らす設定
iPhoneは、利用ブラウザがSafariか、それ以外(Chromeなど)かで手順が少し変わります。ただし、根本の考え方は同じで、通知→ポップアップ→サイトデータ整理の順で進めると迷いにくくなります。ここではSafariを中心に、iPhoneユーザーがつまずきやすいポイントまで丁寧に解説します。
Safariのポップアップをブロックする手順
×で閉じられない全面広告、別タブが勝手に開く、という症状がある場合は、Safariのポップアップ設定を見直します。ポップアップをブロックしておくと、不要な新規画面の表示が抑えられ、誤タップの連鎖も減りやすくなります。
手順
iPhoneの「設定」アプリを開きます。
下へスクロールして「アプリ」を開きます(iOSの表示により場所が異なる場合があります)。
一覧から「Safari」を選びます。
「ポップアップをブロック」をオンにします。
可能であれば「詐欺Webサイトの警告」もオンになっているか確認します。
確認ポイント
設定を変えたら、Safariをいったん終了し、再起動してください。
設定が反映されず「直っていない」と感じる原因の多くがここです。同じページにすぐ戻るのではなく、いったん別ページから入り直すと再発しにくい場合があります。
なお、サイトによってはポップアップが必要な機能もありますが、広告トラブルが起きている状況では、まずブロックを優先して問題ありません。必要なときにだけ一時的に戻せばよいからです。
Safariで気をそらす要素を非表示にする
追従広告や、画面下部に固定された要素が邪魔で本文が読めない場合、Safariにはページ上の要素を“見えにくくする/非表示に近づける”ための機能が用意されています。これは広告ブロックそのものではありませんが、「いま目の前で邪魔な要素」を減らす目的で役立つことがあります。
ただし注意点もあります。
広告が頻繁に更新されるタイプだと、完全に消せない場合がある
重要な操作ボタンまで消してしまい、逆に使いづらくなることがある
サイトの表示構造が変わると、同じ手順が効かなくなることがある
そのため、この機能は「最初の一手」ではなく、通知やポップアップなどの根本対策を行った上で、“最後の微調整”として使うのが安全です。
使いどころの目安
画面下の固定バーが常に邪魔で、誤タップが頻発する
本文に重なって読みづらい要素が繰り返し出る
どうしてもそのページを読む必要があるが、表示が破綻している
広告そのものを完全に消すことを目的にすると期待外れになりやすいので、「読める状態に近づける補助」として捉えると納得しやすくなります。
サイトデータの整理と再発防止
設定を見直したのに改善が弱い場合、Safari内に残ったサイトデータ(キャッシュやCookie、履歴の一部)が影響していることがあります。特に「同じページを開くと毎回同じ広告挙動になる」場合、サイト側だけでなく端末側の保存データがトリガーになっている可能性があります。
整理の考え方
まずは“そのサイトに関連するデータ”を減らす
それでも改善しなければ、ブラウザ全体のデータ整理を検討する
整理後は、同じページに直行せず、入口を変えてアクセスする
再発防止の基本は「許可を増やさない」ことです。次のルールを決めておくと事故が減ります。
再発防止チェックリスト
「通知を許可しますか?」は基本的に許可しない
「今すぐアップデート」「ウイルスに感染」など強い文言は信用せず閉じる
画面を覆う広告が出たら、閉じるより先にブラウザを終了して設定確認する
iOSとSafariは最新に保つ(表示や保護機能の改善が入ることがあります)
「うっかり許可」さえ防げれば、同じ手口に巻き込まれにくくなります。
Androidでzozovideo広告を減らす設定
AndroidはChrome利用が多く、サイト権限の管理が比較的柔軟です。そのぶん、通知・ポップアップ・リダイレクト・権限リセットなど、触る項目が多く見えて混乱しがちです。ここでは、最短で改善しやすい順に整理します。
Chromeで通知とサイト権限を見直す
通知が止まらない、別ページへ飛ばされる、という症状がある場合、最初に見るべきはサイト権限です。Chromeでは、サイトごとに通知の許可/ブロックを設定できます。
基本方針
まず通知を止める(被害を止める)
次に、サイトの権限を棚卸しする(許可の積み上げを解除する)
手順のイメージ
Chromeを開きます。
問題が起きるサイト(または通知に表示されるサイト)を特定します。
アドレスバー付近のサイト情報から「権限」を確認します。
「通知」が許可になっていればブロックに変更します。
可能なら「権限をリセット」も検討します。
ここで重要なのは「サイトを特定する」ことです。通知にサイト名やURLが出ているなら、それがヒントになります。特定できない場合は、Chrome側で通知を一度まとめてブロックし、必要なサイトだけ後から許可するやり方も安全です。
よくあるつまずき
解除したのにまた通知が来る
→ 複数のサイトを許可している可能性があります。通知一覧を見直し、同様のものをまとめてブロックしてください。“アプリの通知”を止めても改善しない
→ ブラウザが受け取っているサイト通知の場合、アプリ通知の停止だけでは止まりません。サイト権限側を見直してください。
通知が止まるだけで、精神的な負担が一気に下がり、次の作業に落ち着いて進めます。
ポップアップ・リダイレクト関連の確認ポイント
×で閉じられない広告、勝手に別ページへ飛ぶ、別タブが開く、という症状があるなら、ポップアップとリダイレクトの観点で設定を確認します。
対処のコツは、次の順番で“原因を狭める”ことです。
特定サイトでだけ起きるか(サイト側の性質が強い)
複数サイトでも起きるか(端末側要因があるかもしれない)
設定変更後に再現するか(キャッシュや保存データの影響を疑う)
見直しポイント
ポップアップが許可になっていないか
リダイレクト誘導が起きやすい状態になっていないか
サイト権限が“許可だらけ”になっていないか
ブラウザが古く、保護機能が弱いままになっていないか
操作不能になりやすいページを開く必要がある場合は、先に設定を固めてからアクセスしてください。広告ページを開いた状態で設定を探すと、誤タップが増えてしまいます。
望ましくない広告が続く時の端末側チェック
Chromeの設定を見直しても、「どのサイトでも広告が変に増えた」「ブラウザ以外でも広告が出る」といった状態が続く場合、端末側を点検します。
ここで大切なのは、“疑う範囲を広げすぎない”ことです。広告が増えたタイミングを軸に、最近の変化を追うのが効率的です。
点検の進め方
最近インストールしたアプリを確認し、心当たりがないものは削除候補にする
権限を過剰に要求するアプリを見直す
端末の設定で、通知が異常に多いアプリがないか確認する
“他アプリの上に表示”が許可されているアプリを点検する(許可を外す)
とくに「他アプリの上に表示」は、画面に重なる要素を出せるため、広告や誘導がしつこく見える原因になりやすい権限です。使途が明確でないアプリに許可しないのが基本です。
また、OSとChromeが古いと、広告や不審な挙動の抑制が効きにくい場合があります。アップデートは即効性がないように見えても、保護機能の改善が含まれていることがあるため、後回しにしないほうが安全です。
PCでzozovideo広告を減らす設定
PCは画面が広く、拡張機能も使えるため、広告対策の選択肢が増えます。ただし選択肢が多いほど、間違った方向に進むと泥沼になりやすいのも事実です。ここでは、まずはブラウザ標準設定を中心に、必要に応じて拡張機能を検討する流れを推奨します。
Chromeで煩わしい広告を抑える設定の考え方
PCのChromeでは、サイトの設定やプライバシー関連の設定を見直すことで、煩わしい広告や誘導的な挙動を減らせる場合があります。重要なのは、「すべての広告をゼロにする」ことよりも、閲覧が成立する状態に戻すことです。
見直しの基本方針
ポップアップやリダイレクトが起きるサイトの権限を見直す
通知許可を解除し、必要なサイトだけ許可する
不審なサイトをブロックするより、まず許可を外す(許可の棚卸し)
PCの場合、通知は右下などに出ることが多く、最初はOS通知と勘違いしやすいです。しかし実態はブラウザ通知であることが多いため、Chromeの通知許可を必ず確認してください。
さらに、PCはプロファイルや同期設定が絡む場合があります。たとえば、別の端末で許可した通知が同期されてPCにも影響するケースもあり得ます。通知がしつこいと感じる場合は、Chromeの設定で許可済みサイトの一覧を見て整理するのが確実です。
拡張機能を使う場合の注意点
拡張機能(アドブロック系など)は確かに便利ですが、焦って導入すると次のリスクがあります。
似た拡張機能を複数入れて競合し、表示や操作が壊れる
信頼できない拡張機能が、閲覧データにアクセスする可能性がある
“広告対策”をうたう拡張機能自体が原因で、広告やリダイレクトが増えることがある
そのため、拡張機能を使うなら、次のルールを守ってください。
拡張機能の安全ルール
公式ストアから入れる
レビューが極端に少ない、提供元が不明なものは避ける
入れたら1つずつ動作確認し、問題があればすぐ無効化する
権限要求(閲覧データへのアクセス等)を理解できないものは避ける
また、拡張機能を入れた後におかしくなった場合は、「原因の切り分け」が最優先です。拡張機能を一度すべて無効化して挙動が改善するか確認し、問題がなければ一つずつ有効化して原因を特定してください。最初から複数入れると、この切り分けが非常に難しくなります。
閲覧環境を分離する選択肢
「普段のブラウジング環境は汚したくない」「特定サイトを見るときだけ不安」という場合、閲覧環境を分離する方法が有効です。分離にはいくつかのやり方があります。
ブラウザの別プロファイルを作る(普段用と分ける)
別ブラウザを使う(普段のログイン情報と切り離す)
シークレットモードを活用し、履歴やCookieの影響を減らす
この選択肢のメリットは、もし広告がしつこいサイトに当たっても、普段のログイン情報や許可設定への影響を減らせる点です。ただし、分離は万能ではありません。危険性が高い挙動(通知誘導、勝手なダウンロード促進など)が強い場合は、そもそも閲覧自体を避ける判断が最も安全です。
それでも改善しない時の対処と代替手段
ここまでの対策をしても改善しない場合、次の可能性が残ります。
ブラウザ内に保存されたデータが引き金になっている
許可が複数箇所に残っていて、解除しきれていない
端末側(アプリや拡張機能、設定)が影響している
サイト側の性質が強く、閲覧継続自体が難しい
この章では、改善率を上げるための“仕上げ”と、やるべきでない行動、そして代替手段の考え方をまとめます。
キャッシュ削除・権限リセットの手順
改善しないときほど、あれもこれも触りたくなりますが、順番を守るほうが成功率は上がります。おすすめは次の優先順位です。
優先順位
通知を止める(最優先。精神的負担を減らし、誤タップ誘導を止める)
サイト権限をリセットする(許可の棚卸し。ポップアップや通知などの再発を抑える)
閲覧データを整理する(キャッシュ・Cookieなどの残りを掃除する)
OS・ブラウザを更新する(保護機能・挙動安定性を上げる)
この順番には意味があります。通知や権限が残ったままキャッシュだけ消しても、根本が残ることが多いからです。逆に、通知と権限を止められれば、多少キャッシュが残っていても被害が減るケースがあります。
実践のポイント
いきなり全消去をするのではなく、必要に応じて段階的に進める
ログインが必要なサービスを使っている場合、Cookie削除でログアウトする可能性がある
端末やブラウザの更新後は、いったん再起動してから確認する
“何を失うか(ログアウト等)”を理解した上で実行すれば、後悔の少ない対処になります。
相談先と、やってはいけない行動
改善しないときほど、危険な選択を引きやすくなります。ここでは「やってはいけない行動」を明確にしておきます。
やってはいけない行動
出所不明の“広告削除アプリ”を焦って複数入れる
“ウイルスが見つかった”などの広告表示に従って、指示されたアプリを入れる
内容が分からないまま、通知許可・プロファイル・VPN・拡張機能の追加を許可する
広告を閉じようとして、ボタンを連打し続ける(誤タップ誘導の餌になりやすい)
困っているときほど、「今すぐ直したい」が強くなり、判断が雑になりがちです。だからこそ、許可を増やさないことが重要です。
相談先の目安
端末全体で広告が増え、設定が勝手に変わるような挙動がある
→ 携帯キャリアショップ、メーカーサポート、信頼できる修理窓口アカウントや決済に不安がある
→ パスワード変更、二段階認証の見直し、利用サービスのセキュリティ通知確認PCで不審な拡張機能やソフトが疑われる
→ セキュリティソフトのスキャン、不要ソフトの削除、ブラウザ設定の初期化検討
「自分で何とかしなければ」と抱え込むほど、余計な許可を積んでしまうことがあります。状況が強い場合は、早めに専門窓口へ切り替えるのも立派な対策です。
正規サービスへ切り替える判断軸
広告を消す方法を探している人の多くは、「目的は広告対策ではなく、コンテンツを快適に見たい」はずです。つまり、広告対策に時間をかけ続けるほど、本来の目的から遠ざかってしまいます。
そこで、次の条件に当てはまる場合は、正規サービスへ切り替える判断をおすすめします。
何度設定を見直しても、同じタイプの広告で操作不能になる
通知誘導やリダイレクトが執拗で、閲覧に集中できない
誤タップのリスクが高く、精神的ストレスが大きい
端末やアカウントの安全面が不安になってきた
「無料で見られる」ことが魅力に見えても、時間と不安が積み重なると、結果的に損をしてしまうことがあります。安心して使える環境に寄せることは、最終的な再発防止でもあります。
よくある質問
広告ブロックアプリは入れても大丈夫ですか
状況によりますが、基本方針としては先に標準設定でできること(通知・ポップアップ・サイト権限の見直し)をやり切ることをおすすめします。なぜなら、広告ブロックアプリは当たり外れがあり、提供元が不明なものを入れると、広告問題より深刻なトラブルを招く可能性があるからです。
どうしても使いたい場合は、次の条件を満たすものを選んでください。
提供元が明確で、評価・利用実績が十分にある
端末やブラウザの動作に悪影響が出たとき、すぐ無効化/削除できる
過剰な権限を要求しない(連絡先や通話履歴等が不要に見える場合は避ける)
ただし、根本原因が「通知許可」や「サイト権限の許可」にある場合、アプリを入れなくても解決することが少なくありません。まずはこの記事の順番で対処し、それでも閲覧体験が成立しないときに、慎重に検討するのが安全です。
通知を許可してしまいました。戻せますか
戻せます。通知は“許可を解除”すれば止まることが多く、特にサイト通知の場合は、ブラウザのサイト権限からブロックできます。
ポイントは「どこで許可したか」によって、解除場所が変わることです。
AndroidならChromeのサイト権限で解除できることが多い
iPhoneならブラウザ(Safari等)と、端末の通知設定の両面で確認すると確実
PCならChromeの通知許可サイト一覧から整理するのが分かりやすい
解除後に通知が残る場合は、複数サイトを許可している可能性があります。通知に出てくるサイト名やURLを手がかりに、同系統の許可をまとめて外すと改善しやすくなります。
iPhoneとAndroidでどちらが直しやすいですか
一概には言えませんが、直しやすさは「症状のタイプ」と「どこを許可してしまったか」で決まります。考え方としては、どちらも次の流れが基本です。
通知を止める
ポップアップ/リダイレクトを抑える
サイト権限の許可を整理する
キャッシュやサイトデータを整理する
OSとブラウザを最新にする
iPhoneはSafariのポップアップブロックなど、設定の入口が比較的まとまっていて分かりやすい一方、Androidはサイト権限の調整が柔軟で、原因サイトを特定できると改善が速い傾向があります。逆に言えば、どちらも「許可を増やさない」運用を意識すれば、同じトラブルに繰り返し巻き込まれにくくなります。