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Zoomのマイビデオをオフにするとは?参加前設定と固定方法を解説

在宅勤務やオンライン研修、学校の授業、社外との打ち合わせなどでZoomを使う機会が増える一方、「入室した瞬間にカメラが映ってしまった」「背景に生活感や資料が写り込んで焦った」という経験や不安を抱える方は少なくありません。そうした不安の入口になりやすいのが、参加時に表示される「マイビデオをオフにする」という文言です。

本記事では、「マイビデオをオフにするとは何か」を短い言葉で整理したうえで、参加前に確実にカメラをオフにして入る方法毎回オフで参加する固定設定ホスト側設定との関係(例外)、そして設定が反映されない場合の原因切り分けまで、PCとスマホの両面から丁寧に解説いたします。さらに、会議の場面別の使い分けやマナー、トラブル回避のチェックリスト、よくある質問もまとめます。

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目次

Zoomのマイビデオをオフにするとは

マイビデオが指す範囲と相手側の見え方

Zoomの「マイビデオ」とは、自分の端末(PCやスマホ)のカメラが撮影している映像を指します。つまり「マイビデオをオフにする」とは、自分のカメラ映像を参加者へ送らない状態でミーティングに参加する、という意味です。

この状態になると、相手側の画面には一般的に以下のような形で表示されます。

  • あなたの表示名(ミーティングに表示される名前)

  • プロフィール画像を設定している場合はアイコン画像

  • 画面レイアウトによっては「黒い背景+名前」や「アイコン+名前」など

重要なのは、「映像が見えない=参加していない」ではないという点です。カメラをオフにしていても、音声・チャット・画面共有の閲覧などは通常通り行えます(ただし主催者の権限設定や運用ルールにより制限される場合はあります)。

また、「マイビデオ」という言葉が分かりにくい理由の一つに、Zoomには「自分の映像」以外にも「画面共有」や「共有コンテンツ」「録画」など複数の表示要素があることが挙げられます。本記事では混乱を避けるために、以降は次のように整理します。

  • マイビデオ:自分のカメラ映像

  • 画面共有:PC画面や資料(スライド等)の共有

  • 音声:マイクを通した音声

  • 表示名・アイコン:カメラオフ時に相手に見える主な情報

ビデオをオフにしてもできることとできないこと

「マイビデオをオフにする」と聞くと、「参加自体が制限されるのでは」「操作できなくなるのでは」と不安になる方もいらっしゃいます。ここでは、ビデオオフ時の一般的な挙動を整理します。

ビデオをオフにしてもできること(代表例)

  • 音声での参加(ミュート解除して発言)

  • チャットの送受信

  • 参加者一覧の確認

  • 画面共有の閲覧

  • 必要に応じたリアクション(手を挙げる等)

  • (権限があれば)画面共有の実施

ビデオをオフにするとできないこと

  • 自分のカメラ映像を参加者に届ける(映像が送信されません)

  • 映像による表情や身振りでのコミュニケーション(相手側に伝わりません)

ただし例外として、ホスト(主催者)が参加者のビデオ利用を制限している場合があります。例えば「参加者はビデオを開始できない」「参加者はカメラオン必須」など、会議の方針やセキュリティ運用、授業運用で異なります。この点は後半の「ホスト設定との優先関係と例外」「設定が反映されない時」で詳しく扱います。

参加前チェックと会議中切替と固定設定の違い

「マイビデオをオフにする」は、似た操作が複数あるために混乱が起きやすい典型例です。ここを最初に整理しておくと、以降の手順理解が非常に楽になります。

以下の表は、Zoomでカメラをオフにする代表的な3パターンを比較したものです。

種類目的操作する場所反映タイミング向いている人・場面
参加前チェック入室した瞬間から映さない参加直前の画面入室時に確定映り込みを絶対避けたい/毎回確認できる人
会議中切替途中でオンオフ切替ミーティング画面押した瞬間発言時だけオンにしたい/柔軟に切替したい
固定設定常にオフで参加したいアプリの設定次回以降の参加時毎回オフを標準にしたい/確認漏れを減らしたい

特に「入室した瞬間に一瞬だけ映るのが怖い」という不安に対しては、参加前チェックまたは固定設定が重要です。会議中切替は便利ですが、「すでに入室している」ため、入室直後の映り込み事故をゼロにする用途には不向きです。


Zoomでマイビデオをオフにして参加する方法

参加画面でマイビデオをオフにして入室する手順

最も確実に「入室した瞬間から映らない」を実現しやすいのが、参加画面でマイビデオをオフにしてから入室する方法です。会議の頻度が高い方でも、重要な会議・初対面の相手・社外会議などでは、固定設定に加えて参加前チェックで最終確認する運用が安全です。

基本手順(一般的な流れ)は以下です。表示文言は端末・アプリの更新で若干異なる場合がありますが、考え方は共通です。

  1. Zoomアプリを起動し、「参加」または「ミーティングに参加」を選択します

  2. ミーティングIDまたは招待リンクを入力(またはリンクを開く)します

  3. 参加直前の画面で「マイビデオをオフにする」にチェックを入れます

  4. 必要であれば名前を確認・修正します(表示名が相手に見えます)

  5. 「参加」を押して入室します

ここでの実務上のポイントは次の通りです。

  • 表示名の確認をセットで行う
    カメラがオフの間、相手が認識する材料は「表示名」と「アイコン」になります。社外会議では、姓名や会社名を入れるルールがある場合もあります。

  • 入室前に背景を整える必要がある場合は「カメラオン前提」で考える
    「今回はオフのつもりだが、途中でオンになる可能性がある」場合は、背景(映り込みや機密)を事前に整えておくと安全です。

  • 音声は別設定
    ビデオをオフにしても音声がオンになる場合があります。会議冒頭の雑音やプライベート会話の混入を避けたい場合は、音声も参加前に確認してください。

会議中にビデオの停止でオフにする手順

会議に参加した後でも、画面下部(またはメニュー内)のビデオアイコンから、「ビデオの停止」を押すことでカメラをオフにできます。逆に、「ビデオの開始」でオンに戻せます。

会議中切替の価値は、「状況に応じてカメラを使い分けられる」点にあります。例えば以下のような運用に向いています。

  • 会議開始の挨拶だけオンにし、その後はオフにする

  • 発言するときだけオンにして、聞いている間はオフにする

  • 回線が不安定な時だけ一時的にオフにする

  • 途中で周囲の状況が変わった(来客・家族の出入り等)ため、即座にオフにする

ただし、会議中にビデオをオフにする際には、相手からの見え方も意識する必要があります。突然オフになると、相手は「回線トラブルか」「離席か」「不満か」などと誤解することがあります。重要な会議では、チャットで一言添えるだけで安心感が変わります。

  • 例:
    「回線が不安定のため、カメラを一旦オフにいたします。」
    「周囲の都合で、カメラをオフにいたします。音声は参加しております。」

次回も同じ会議に入る時の注意点

「前回はオフで入れたのに、今回はオンになってしまった」「チェックしたはずなのに反映されない」といった混乱は、以下の要因で起きやすいです。

  • 参加方法が変わった(アプリから参加/ブラウザから参加/リンクから参加)

  • 端末が変わった(PC→スマホ、スマホ→PC)

  • Zoomのアップデートで設定画面や初期挙動が変化した

  • 会議の種類が変わった(通常ミーティング/ウェビナー/主催者が異なる)

  • ホスト側の設定や運用が異なる

このため、再現性を重視する場合は次のいずれかを推奨いたします。

  • 固定設定で「参加時は常にビデオをオフ」を基本にする
    そのうえで重要会議は参加前チェックも確認する。

  • 重要会議は毎回参加画面でチェックを確認する
    固定設定に頼りすぎず、入室直前のチェックを最終防波堤にする。


Zoomのマイビデオをオフにする固定設定

PCアプリで参加時にビデオをオフへ設定する

毎回の確認を減らし、「入室時は常にオフ」を標準にしたい場合は、PCアプリの設定で固定できます。一般的には、Zoomデスクトップアプリ内の設定(歯車アイコンやプロフィールメニュー)から「ビデオ」関連の項目を探します。

固定設定の基本方針は次の通りです。

  • 参加時にビデオをオフにする(または同等の項目)をオンにする

  • 可能であれば、会議前プレビュー画面(参加前の確認画面)の表示も活用する

  • プロフィール画像・表示名を整えておく(カメラオフの印象が安定します)

PCの強みは、設定項目が比較的見つけやすく、会議中操作も安定しやすい点です。一方で注意点もあります。

  • 会社PCの場合、管理者のポリシーで一部設定が制限されていることがあります

  • 仮想カメラや外付けカメラ、会議室機器などを使う場合、デバイス選択が影響することがあります

  • ZoomのUIは更新で変わるため、設定場所が移動する可能性があります

そのため、社内標準マニュアルがある場合はそれを優先しつつ、重要会議前は「参加前チェック」で最終確認する運用が堅牢です。

スマホアプリで参加時にビデオをオフへ設定する

スマホ(iPhone/Android)の場合も、アプリ設定から「参加時はビデオオフ」を固定できるのが一般的です。多くの場合、Zoomアプリ下部の「設定」→「ミーティング」内に「ビデオを常にオフ」等のスイッチがあります。

スマホで固定設定を推奨する理由は明確です。スマホ参加は次の事情で「意図せずカメラがオン」になりやすいからです。

  • 片手操作で誤タップが起きやすい

  • 通知やアプリ切替の影響で表示が変わることがある

  • 端末を持ち替えた瞬間に角度が変わり、映り込みが起きやすい

特に移動中や外出先から参加する場合は、固定設定をオンにし、必要時だけオンに切り替える運用が安全です。

また、スマホはOS側の権限(カメラ許可)とアプリ設定が密接に関係します。カメラをオンにしたいのに映らない場合、アプリ内設定だけではなく、端末設定(プライバシー・権限)も確認が必要になります。こちらは後半のトラブルシューティングで整理します。

ホスト設定との優先関係と例外

固定設定ができたとしても、「ホストの設定で変わるのでは」「ホストが強制的にオンにできるのでは」と不安になる方が多いです。ここは、会議運用上の重要ポイントです。

まず、Zoomの会議では大きく分けて以下が存在します。

  • 参加者が自分のビデオをオン/オフする自由

  • ホストが参加者のビデオ利用を制限する設定

  • ホストが会議の既定値として参加者ビデオをオン/オフにしておく設定

一般的な理解として、参加者の「自分の映像を出す/出さない」は参加者側の意思で制御されることが多い一方、ホスト側が「参加者はビデオを開始できない」といった制限をかけている場合は、参加者がオンに戻せないことがあります。これは授業やウェビナー、セキュリティ要件が高い会議で起こりやすいです。

実務で混乱しやすい「優先関係」を、運用視点で表に整理します。

ケース参加者ができること主な原因推奨対応
参加者はオフで入りたい多くの場合可能参加前チェック・固定設定で制御入室前チェックを最優先で確認
参加者がオンにしたいのにできないできない場合ありホストが参加者ビデオを無効化主催者へ確認・許可依頼
オンで入室してしまう起こり得る参加前チェック未設定、端末違い、参加方法違い固定設定+参加前チェックで二重化

結局のところ、参加者側で最も効果が高いのは、「入室前チェックで確定させる」ことです。固定設定は便利ですが、端末差や参加経路の違い、会議種類の違いで体感がぶれることがあります。重要会議では「入室前チェック」を最終手段として残しておくのが堅実です。


Zoomでマイビデオをオフにするメリットと使い分け

プライバシーと背景対策

最大のメリットは、やはりプライバシーと情報保護です。具体的には以下を防げます。

  • 生活空間の映り込み(部屋の散らかり、洗濯物、家族など)

  • 社内機密や個人情報の映り込み(資料、付箋、ホワイトボード、顧客名など)

  • 思わぬ来客や宅配対応の瞬間的な映り込み

  • 背景が原因で会議に集中できない状態(心理的負担)

特に社外会議では、「背景に何が映るか」は信頼にも影響します。カメラをオフにしておくと、こうしたリスクを根本から下げられます。

通信負荷と端末負荷の考え方

映像は音声に比べてデータ量が多く、回線が不安定な環境では、カメラオフが会議の安定に寄与する場合があります。例えば以下の状況です。

  • 家族と回線を共有しており、夕方に通信が重くなる

  • モバイル回線で電波強度が不安定

  • VPN接続で遅延が出やすい

  • 古いPCやスマホで処理負荷が高い

「会議の音声が途切れる」「画面共有がカクつく」場合、いきなり設定を総点検するより、まずはビデオをオフにして負荷を下げるのが手早い対策になり得ます。

カメラをオフにせずに整える代替策

一方で、会議の性質によっては「カメラオンが望ましい」こともあります。そこで、カメラをオフにする以外の代替策も持っておくと便利です。

  • 背景ぼかし(生活感を抑える)

  • バーチャル背景(背景を差し替える)

  • 照明・カメラ角度の調整(印象を安定させる)

  • カメラに映る範囲だけ片づける(全体清掃ではなく“映る範囲最小化”)

重要なのは、「オンにする/オフにする」を二択にせず、会議の目的に応じて選べる状態を作ることです。例えば、冒頭の挨拶だけオン、議題説明中はオフ、意思決定の場面はオン、といった運用も成立します。


Zoomでマイビデオをオフにする時の注意点

会議のマナーと一言テンプレ

ビデオオフは合理的な選択ですが、相手から見ると状況が分からず不安になることがあります。特に初対面や社外会議では、カメラオフが「不参加」「無関心」と誤解されないよう、短く説明するのが安全です。

開始時の一言テンプレ

  • 「本日は都合によりカメラをオフにしております。音声で参加しております。」

  • 「通信状況の都合でカメラをオフにいたします。必要時はオンに切り替えます。」

  • 「周囲環境の都合でカメラをオフにしております。ご了承ください。」

この一言があるだけで、会議進行側が安心して指名・確認を行えます。

社内会議と面接と研修での判断基準

カメラオン/オフの正解は会議の種類で変わります。判断の軸を持っておくと迷いが減ります。

  • 社内定例(情報共有中心)
    カメラオフでも成立しやすい。主催者方針があればそれに従うのが基本です。

  • 研修・授業(参加状況の確認が必要)
    オンが求められることが多い。講師が反応を確認したい場合があります。

  • 面接・商談(信頼形成が重要)
    原則オンが無難。事情がある場合は冒頭で説明し、可能なタイミングでオンにする配慮が望ましいです。

  • 少人数の意思決定会議
    表情や反応が意思決定に影響するため、オン推奨になりやすいです。

これらはあくまで一般論であり、最終的には主催者の運用ルールが優先されます。

画像や表示名で起きやすい誤解を防ぐ

カメラオフ時に相手が判断できる情報は、「表示名」「アイコン」「発言内容」に集約されます。したがって、表示名が不明瞭だと、次のような不利益が起きます。

  • 指名されにくい(誰が誰か分からない)

  • 誤認される(同じ名字が複数いる等)

  • 会議進行が滞る(出欠確認に時間がかかる)

対策はシンプルです。

  • 表示名は原則「姓名」+必要に応じて「会社名」や「部署名」を付ける

  • アイコンが未設定なら、極端にラフな画像は避ける(社外会議は特に)

カメラオフは「隠すため」ではなく「状況に応じた手段」です。相手が安心して会議を進められる情報設計を行うことで、カメラオフでも円滑に進行しやすくなります。


Zoomのマイビデオをオフにする設定が反映されない時

ホスト側で参加者ビデオが無効になっている

「ビデオをオンにしたいのに開始できない」「ビデオ開始ボタンが押せない」場合、ホスト側が参加者ビデオを制限している可能性があります。授業やウェビナー、社内セキュリティ会議などでよく起きます。

この場合、参加者側の端末設定をいくら見直しても解決しないことがあります。対処としては、主催者・事務局に次のように確認すると話が早いです。

  • 「参加者のビデオが無効化されている設定になっていないでしょうか」

  • 「参加者がビデオを開始できる設定に変更可能でしょうか」

「相手の運用が原因である」可能性を、丁寧に確認するのが現実的です。

OSのカメラ権限や他アプリ使用を確認する

次に多いのが、OS(Windows/macOS/iOS/Android)の権限や、他アプリのカメラ占有による不具合です。特に「オンにしたいのに映らない」場合は、以下の順に切り分けると効率的です。

切り分けチェック(推奨順)

  • 他のアプリ(Teams、Google Meet、カメラアプリ等)を閉じる

  • Zoomを一度終了して再起動する

  • PC/スマホを再起動する

  • OS側のカメラ権限でZoomが許可されているか確認する

  • カメラデバイス(外付け含む)の接続状態を確認する

  • 会社PCの場合は管理者ポリシー(端末セキュリティ)も疑う

ビデオをオフにしたいだけのケースでも、「設定が反映されない」「なぜかオンになってしまう」と感じる場合、アプリの状態不整合が原因のことがあります。その場合も、Zoom再起動や端末再起動で改善することがあります。

アプリ更新後に設定が変わる時の対処

Zoomは更新が頻繁で、UIの配置や文言、既定挙動が変わることがあります。更新後に「設定が消えた」「場所が変わった」「以前と違う」と感じた場合は、次の対処が有効です。

  • 固定設定の再確認(参加時ビデオオフがオンになっているか)

  • 重要会議は参加前チェックで確定させる

  • 参加方法を統一する(毎回リンクから入る/毎回アプリから入る等)

  • 端末を変える場合は、端末ごとに固定設定が必要な点を意識する

特に「PCではオフなのにスマホではオンになる」といった現象は、端末別設定の違いで起こりやすいです。会議参加の主端末を決め、サブ端末は重要会議での利用を避ける運用も有効です。


よくある質問

相手に一瞬映ってしまうのを防げますか

防止策として最も有効なのは、入室前の参加画面で「マイビデオをオフにする」を確認してから参加することです。固定設定をオンにしていても、重要会議では「参加前チェック」を最終確認として使うと安全です。

加えて、次の工夫も推奨いたします。

  • 会議リンクを開く前に、カメラに映る範囲だけ整えておく

  • バーチャル背景や背景ぼかしを事前に用意しておく(万一オンになっても被害を抑える)

オフでも録画に映りますか

一般的に、ビデオをオフにしている間はカメラ映像が送られないため、録画に「あなたの映像」としては残りにくいです。ただし、録画には以下が残り得ます。

  • 表示名

  • アイコン

  • 音声(発言内容)

  • チャットログ

  • 画面共有の内容(共有者であれば)

録画の扱いは会議の運用ポリシーに依存しますので、社外会議や社内規程がある場合は主催者に確認するのが安全です。

途中からオンにできますか

多くの場合可能です。ただし、ホストが参加者のビデオ開始を無効化している場合、参加者側ではオンにできません。その場合は主催者へ許可を確認してください。

共同ホストや主催者にバレますか

「バレる」という表現が不安の大きさを示していることが多いですが、一般にビデオがオフかどうかは参加者一覧や画面表示で把握できます。隠すことを前提にするより、必要に応じて冒頭で一言添える運用の方が会議品質が安定します。


まとめ

「Zoomのマイビデオをオフにする」とは、自分のカメラ映像を参加者に送らない状態で参加する設定です。混乱を避けるためには、次の3種類を区別することが重要です。

  • 参加前チェック:入室時から確実に映さない

  • 会議中切替:途中でオンオフを柔軟に変える

  • 固定設定:毎回オフを標準化する

特に「入室した瞬間の映り込み」を避けたい場合は、参加前チェックを最優先にし、固定設定は補助として使うのが堅牢です。さらに、期待通りに動かない場合は、ホスト側制限、OS権限、アプリ更新・端末差といった観点で原因を切り分けてください。

最後に、会議品質を落とさないためには「カメラオフでも相手が安心できる情報設計」が重要です。表示名を整え、必要に応じて一言添えるだけで、カメラオフ参加でも円滑なコミュニケーションが実現しやすくなります。