YouTubeを開いたとき、
「ホームの動画が数本しか表示されない」
「下にスクロールしても、すぐに終わってしまう」
「以前は無限に見られたのに、急に少なくなった」
と感じたことはありませんか。
この現象は、通信トラブルや一時的な不具合だけでなく、YouTubeの仕様変更や視聴履歴の設定、さらにはiPhoneアプリ特有の不具合など、複数の原因が重なって起きているケースが少なくありません。そのため、原因を誤って判断すると、再インストールや設定変更を繰り返しても解決せず、かえって混乱してしまうことがあります。
本記事では、「YouTubeのスクロールが少ない」「ホームが5本程度で止まる」といった症状について、原因を正しく切り分ける考え方から、設定で直るケース、iPhone・PC別の具体的な対処手順、履歴をオンにしたくない人向けの現実的な回避策までを、順を追って詳しく解説いたします。
「自分だけの不具合なのか」「設定の問題なのか」「待つべきなのか」を明確にし、無駄な操作を減らしながら、納得して対処できる状態を目指します。YouTubeの表示が少なくて困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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YouTubeでスクロールが少ない症状を整理する
YouTubeを開いたときに「スクロールしても全然増えない」「下に進めるのに、動画が数本で終わってしまう」「おすすめが少なすぎて暇つぶしにならない」と感じたら、多くの場合は次のどれかに当てはまります。
ホームのおすすめが数本だけ表示され、下に進んでも追加が読み込まれない
登録チャンネルの一覧が途中で止まり、次の動画が出てこない
ショートや検索は見られるのに、ホームだけ妙に少ない
以前は無限にスクロールできたのに、急に「底」に着くようになった
アプリでは少ないのに、ブラウザで見ると普通に増える(またはその逆)
この症状は、「YouTubeの仕様や設定に起因するもの」と、「アプリや端末側の不具合に起因するもの」が混ざりやすいのが厄介な点です。やみくもに再インストールや設定変更を繰り返すと、時間だけが溶けてしまいがちです。そこでまずは「見え方」を整理して、原因を早めに切り分けるのが近道です。
よくある見え方(ホームが5〜8本、登録も止まる、更新されない)
特に多いのが、ホームのおすすめが「5〜8本くらい」で終わってしまうパターンです。目安として、以下のような状態なら「スクロールが少ない問題」に該当します。
ホームの上部に数本並んだあと、下へ進んでも新しいサムネが増えない
下に進めるが、読み込みアイコンが出ない/出ても増えない
「更新」操作(上から引っ張って更新)をしても同じ内容が繰り返される
登録チャンネルも途中で止まり、更新がかからない
検索結果は普通に出るのに、ホームだけ少ない
端末の再起動をしても変化がない
似た現象として、「読み込みが重くて遅い」「たまに止まる」もありますが、今回のキーワードに近いのは、“そもそも表示される母数が少ない”状態です。ここでは、そのタイプを中心に対策をまとめます。
まず確認したい「同時多発」か「自分だけ」か(端末・回線・アカウント)
原因の切り分けは、難しく考える必要はありません。最初に次の3つだけ試すと、「設定が原因なのか」「アプリ不具合なのか」「回線・環境なのか」がほぼ分かります。
同じアカウントで、別端末でも同じ症状か
たとえばスマホで少ないなら、PCやタブレットでも同じアカウントでYouTubeを開いてみます。別端末でも同じなら、アカウント設定や仕様の影響が疑わしくなります。逆に、別端末では普通なら、その端末やアプリ固有の問題の可能性が高いです。同じ端末で、アプリではなくブラウザ(Safari/Chrome)で開くとどうか
アプリだけ少なく、ブラウザだと普通に増えるなら、アプリ側の不具合・キャッシュ・アプリの更新状況が疑われます。逆に、ブラウザでも少ないなら、設定やアカウント側(視聴履歴など)の影響が濃厚です。Wi-Fiとモバイル通信を切り替えて変化があるか
回線の問題や、VPN・広告ブロック・フィルタ系の設定で読み込みが止まっている場合、回線を変えると挙動が変わることがあります。Wi-FiでダメでもモバイルはOK(または逆)なら、回線・ネットワーク環境が原因の可能性が上がります。
この3点で「どの系統か」が分かったら、次章で原因別に最短ルートの対処を進めていきます。
YouTubeスクロールが少ない主な原因は3つ
YouTubeのスクロールが少ない問題は、体感としては同じでも、原因が違うと対処がまったく変わります。ここでは、よくある原因を3つに整理します。
仕様:視聴履歴オフ等でおすすめが出にくいケース(背景も説明)
ホームのおすすめが極端に少ないとき、まず疑いたいのが視聴履歴(再生履歴)やアクティビティ設定です。YouTubeのおすすめは、視聴傾向やユーザーの反応を手がかりに作られます。つまり、YouTube側が「この人におすすめを出す材料」を持てない状態だと、ホームの表示が貧弱になります。
特に、以下に当てはまるとホームが少なくなりやすい傾向があります。
視聴履歴をオフにしている(または一時停止している)
履歴を定期的に削除していて、学習材料が少ない
アカウントを作ったばかりで視聴データが少ない
履歴やおすすめに関わる設定を強めに制限している
しばらくYouTubeを使っておらず、最新の好みが反映されていない
この場合は、アプリを再起動しても再インストールしても、「材料」が増えない限りホームの量は増えにくいです。直し方は後述しますが、ポイントは“設定を確認し、必要ならおすすめの材料を増やす”ことです。
不具合:iOS版アプリで無限スクロールが止まるケース(直近事例)
iPhoneで「昨日まで普通だったのに、急にスクロールが少なくなった」という場合は、アプリ側の不具合・表示の崩れもよくあります。典型的には次のような特徴があります。
アプリだけ少ないが、ブラウザでは普通に増える
同じアカウントでも、PCでは問題が出ない
再起動で一時的に改善することがあるが、また戻る
ある画面(ホーム/登録)だけで起きる
アップデート直後や、iOS更新直後に起きやすい
このタイプは「アカウントの仕様」ではなく、「アプリの状態」や「端末側の環境」で起きている可能性が高いので、対処も“アプリを正しく整える”方向になります。
環境:通信・キャッシュ・拡張機能(PC)で読み込みが止まるケース
もう1つが、環境要因です。特にPCブラウザで起きるときは、以下の影響が強く出ます。
広告ブロッカーやスクリプト制御系の拡張機能
ブラウザキャッシュの破損
DNS設定・プロキシ・VPNなどの通信経路の変化
セキュリティソフトやフィルタの干渉
スマホでも、VPNや広告ブロックDNS、企業や学校のネットワーク制限があると、YouTubeの読み込みが不安定になることがあります。ここは「同じ端末でブラウザを変える」「シークレットで試す」「回線を変える」で切り分けが早いです。
YouTubeの設定で直るケース:視聴履歴とおすすめの整え方
ここでは「仕様・設定」起因の可能性が高い人向けに、ホームの表示を増やすための考え方と手順をまとめます。ポイントは、やみくもに設定を変えるのではなく、自分のプライバシー方針に合う範囲で調整することです。
視聴履歴がオフか確認する手順(アプリ/ブラウザ)
まず確認したいのは、視聴履歴が「オフ」または「一時停止」になっていないかです。意図してオフにしている人もいますし、過去に設定を触ったのを忘れているケースもあります。
アプリでの確認の目安(iPhone/Android共通の考え方)
YouTubeアプリ右上のプロフィールアイコンを開く
「設定」→「履歴とプライバシー」周辺の項目を確認
視聴履歴(再生履歴)がオフ/一時停止になっていないかを見る
ブラウザでの確認の目安
YouTubeを開いた状態で、履歴関連の設定やGoogleアカウントのアクティビティ管理にアクセス
YouTubeの履歴が保存されない設定になっていないかを見る
ここで視聴履歴がオフなら、ホームが少なくなる可能性が高いです。次のH3で「履歴をオンにしたくない場合」を含めて選択肢を整理します。
履歴をオンにしたくない場合の代替(検索・登録・トピック活用、短時間だけオン等)
「履歴を残したくないからオフにしている」という人にとって、単にオンに戻すのは抵抗があります。そこで、現実的な代替策を、プライバシー重視度合い別に整理します。
1)履歴はオフのまま、運用でカバーする(プライバシー最優先)
ホームではなく、検索を入口にする(見たいテーマが決まっている人向き)
登録チャンネルを充実させ、登録タブ中心で使う
「探索」やカテゴリ(トピック)で掘る
あとで見返したい動画は「後で見る」やプレイリストで管理する
この運用だと、ホームが少なくても困りにくくなります。
2)短時間だけ履歴をオンにして“おすすめ材料”を作る(バランス型)
履歴を一時的にオンにする
10本前後、興味のある動画を視聴する
ホームの変化を確認したら、必要に応じてオフに戻す
おすすめの質や量が改善することがあります。ただし、どの程度改善するかはアカウント状況やタイミングによって変わります。
3)履歴はオンにしつつ、不要な履歴を整理する(利便性重視)
履歴をオンにしてホームを充実させる
見られたくないジャンルは「興味なし」などで調整
定期的に履歴の整理をする(やりすぎると材料が減る点には注意)
自分の方針に一番合う運用を選ぶのが、後悔しにくい対処です。
おすすめを調整する(興味なし、チャンネル非表示など)
ホームが少ないだけでなく、内容が好みに合っていない場合は、フィードバックで整えるのが効果的です。YouTubeのおすすめは、ユーザーの反応(視聴、検索、フィードバック)を材料に変化します。
具体的には次の操作が有効です。
興味のない動画のメニューから「興味なし」を選ぶ
同じ系統が続く場合は「このチャンネルをおすすめに表示しない」を使う
誤って強く反応してしまったテーマがあるなら、その手がかりになる動画を「興味なし」にして薄める
視聴していないのに似た動画が増えた場合は、最近の視聴や検索を見直す(自分の行動が材料になっていることがある)
地味な作業に見えますが、少しずつ効いてきます。特に「変なおすすめが増えた」「関係ないジャンルが占領している」場合に有効です。
設定変更の効果とプライバシー影響(比較表)
| 施策 | 期待できる効果 | 影響/注意点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 視聴履歴をオン | ホームのおすすめが増えやすい | 視聴行動がアカウントに残る | ホームを元に戻したい |
| 視聴履歴はオフのまま | プライバシー重視で運用できる | ホームが少ない/空に近い場合がある | 履歴を残したくない |
| おすすめのフィードバック調整 | 表示の質が上がる、偏りが減る | 即効性はケース次第 | 内容を好みに寄せたい |
| 登録・検索中心に使う | ホームの弱点を回避できる | “おすすめで発見”は弱くなる | 見たいものが決まっている |
ここまでで「設定側」が原因なら、多くのケースは方針が見えてきます。次章はiPhoneで起きやすい「アプリ不具合」側の対処です。
iPhoneでYouTubeスクロールが少ない時の対処手順
iPhoneで症状が出ている場合、最短で効く可能性が高い順に並べます。上から順に行うことで、無駄な操作を減らせます。
最短の基本(アプリ再起動、端末再起動、ログアウト/ログイン)
まずは「一時的な状態の崩れ」をリセットします。これだけで直る場合が意外とあります。
YouTubeアプリを完全終了
画面下からスワイプ(ホームバー)してアプリ一覧を出し、YouTubeを上に払って終了します。YouTubeアプリを起動し直す
スクロールの量が戻るか確認します。iPhoneを再起動する
アプリと端末の状態をまとめてリセットできます。ログアウト→ログインを試す(可能なら)
アカウントの読み込みが崩れている場合に効果があります。回線を切り替える(Wi-Fi⇄モバイル)
通信経路の影響を排除しやすいです。
ここで改善するなら、根本的な仕様問題ではなく、アプリ・端末側の一時不調の可能性が高いです。
アプリ更新・再インストールの判断
基本セットで直らなければ、次に確認するのはアプリの状態です。
App StoreでYouTubeアプリの更新がないか確認
更新があれば適用して再起動し、改善するか見る
すでに最新でも改善しない場合は、次を検討します
再インストール(アプリを削除して入れ直す)
再インストール後は、ログイン・通知・ダウンロード設定などが初期化される場合があるため、必要なものは覚えておくと安心です
ただし、同じ時期に似た症状が増えている場合、再インストールしても改善しないことがあります。その場合は「アプリ側の不具合が修正されるのを待つ」判断も必要です。先に紹介した切り分け(ブラウザでは普通かどうか)が、ここで役立ちます。
トラッキング許可で改善する場合(位置づけと注意点)
iOSでは、アプリごとに「トラッキングを許可するか」を設定できます。YouTubeのスクロール問題について、トラッキング許可の切り替えで改善したというケースが語られることがあります。
ただし、これはプライバシーに関わる設定です。安易にオンにするのではなく、次の方針で判断すると安全です。
まずは基本対処(再起動、更新、再インストール、回線切り替え)を優先
それでも直らず、かつ「アプリだけおかしい」ことが確認できている場合に限り、試す候補にする
許可することに抵抗がある場合は、無理に行わない
一時的な回避策に過ぎない可能性もある(根本はアプリ側の修正で直ることが多い)
設定の場所は、iPhoneの「設定」アプリ内にあります。YouTubeのトラッキングをどうするかは、普段のプライバシー方針と照らして決めてください。
ここまでで直らない時に確認すること(チェックリスト)
上の手順を踏んでも改善しない場合、原因をさらに絞るために次を確認します。
ブラウザ(Safari/Chrome)でYouTubeを見ると普通に増える(アプリ固有の可能性が高い)
別アカウントで見ると増える/増えないが変化する(アカウント設定の影響が見える)
視聴履歴がオフになっていない(仕様側の影響を排除できる)
Wi-Fiとモバイルで挙動が変わる(ネットワーク要因が疑わしい)
iOSのバージョン、YouTubeアプリのバージョンを把握している(問い合わせや情報収集に役立つ)
この時点で「アプリだけ変」「同時期の報告が多い」なら、YouTube側の修正待ちになる可能性があります。次の章で“待つべきケース”の見極め方を整理します。
PC・ブラウザでYouTubeスクロールが少ない時の対処手順
PCやブラウザでスクロールが少ないときは、原因の多くが「ブラウザ環境」にあります。設定の闇に突っ込む前に、簡単に切り分けできる手順から試すのが安全です。
広告ブロッカー等の拡張機能を疑う
YouTubeは表示や動作に関わる要素が多く、拡張機能の影響を受けやすいサービスです。広告ブロッカー、トラッキングブロッカー、スクリプト制御、VPN系の拡張機能があると、読み込みやスクロールの追加取得が止まることがあります。
効率的な切り分けは次の通りです。
シークレットウィンドウでYouTubeを開く
拡張機能が無効化される設定のことが多く、現象が消えるなら拡張機能が原因の可能性が高いです。拡張機能を一つずつオフにして確認する
いきなり全部オフにしても良いですが、原因特定をしたいなら段階的に切り替えます。広告ブロッカー系を優先して疑う
影響が出やすいのは広告関連、スクリプト制御関連です。
原因が拡張機能だと分かったら、YouTubeでは無効にする、例外設定にする、別ブラウザをYouTube専用にする、などが実用的です。
キャッシュ削除・別ブラウザ・シークレットで切り分け
拡張機能が原因でなくても、キャッシュやCookieの状態で不具合が出ることがあります。次の順に試すと、手間が少なく効果が出やすいです。
別ブラウザで開く(Chrome→Edge、Safari→Chromeなど)
シークレットで開く(Cookieや拡張機能の影響を減らす)
キャッシュ削除を行う(ログイン状態が変わる場合があるため注意)
「別ブラウザでは正常」なら、ブラウザの設定や拡張機能、キャッシュが原因である可能性がかなり高いです。逆に、どのブラウザでも同じなら、アカウント設定やYouTube側の影響が疑われます。
YouTube側の障害・仕様変更を見極める方法
一通り試しても直らないときは、「こちら側で何をしても変わらない」ケースを見極めるのが重要です。原因がYouTube側にあるのに、端末を初期化したり設定をいじり倒したりするのは避けたいところです。
SNS・コミュニティ・報道での同時多発確認
同時多発かどうかを確認するときは、検索する言葉を少し工夫すると精度が上がります。例えば次のように、症状を具体的にして探します。
「YouTube ホーム 少ない iPhone」
「YouTube スクロール 増えない iOS」
「YouTube おすすめ 出ない 履歴 オフ」
「YouTube 登録 読み込まない」
ポイントは、いつから起きているか、どの端末か、どの画面か(ホーム/登録/検索)を分けて見ることです。特定のOSや特定のバージョンだけで増えているなら、不具合寄りの可能性が高くなります。逆に、履歴設定に触れた話が多いなら、仕様や設定寄りに傾きます。
フィードバック送信と、待つべきケースの判断
次の条件に当てはまるなら、ユーザー側の対処には限界があり、YouTube側の修正待ちが合理的なことがあります。
アプリだけで発生し、ブラウザでは発生しない
同時期に似た報告が増えている
再起動・更新・再インストールでも再現する
回線を変えても変化がない
待つ間にできることとしては、次が現実的です。
ブラウザ視聴で回避する(使えるならこれが最もストレスが少ない)
症状が出る画面、再現手順、端末情報(iOS/アプリ版)をメモする
アプリのフィードバック機能から状況を送る(同時多発時は報告が集まるほど修正が早まることもあります)
一方で、視聴履歴オフなどの設定が原因の場合は、「待っても増えない」可能性があります。そのときは、前章の「履歴をどうするか」「運用でどう補うか」を決めた方が早く解決します。
YouTubeスクロールが少ない時のFAQ
履歴をオンにすると戻るのはなぜ?
YouTubeのホームおすすめは、視聴行動や検索、フィードバックなどを材料に作られます。履歴をオンにすると、その材料が増えるため、ホームが充実しやすくなります。逆に、履歴がオフで材料が不足していると、ホームに並べるおすすめが少なくなりやすい、という仕組みです。
履歴をオンにしたくないが、ホームを増やせる?
履歴を完全に残さずに、昔と同じようにホームが無限に増える状態へ戻すのは難しい場合があります。その場合は、次のいずれかが現実的です。
検索・登録中心で運用し、ホームを主導線にしない
トピックや探索を使って発見を補う
短時間だけ履歴をオンにして材料を作り、その後に戻す
「興味なし」「チャンネル非表示」を使って表示の質を整える
どれを選ぶかは、プライバシー重視か利便性重視かで変わります。納得感のある選択が一番大切です。
iPhoneだけ起きるのはなぜ?
iPhoneだけで起きる場合は、YouTubeアプリ(iOS版)固有の不具合、キャッシュの状態、アプリ更新タイミング、iOS更新直後の相性などが原因になりやすいです。ブラウザでは問題なく、アプリだけおかしい場合は、設定よりもアプリ側の対処(再起動、更新、再インストール)で改善することが多いです。
いつ直る?(不具合の場合の現実的な見立て)
不具合の場合、改善はYouTube側の修正に依存するため、ユーザー側で「何日に直る」と断言するのは難しいのが実情です。ただ、次のように考えると気持ちが楽になります。
ブラウザで回避できるなら、当面はブラウザで使う
アプリ更新が来たら試す(更新で直るケースがある)
同時多発しているなら、時間経過で自然に改善する可能性がある
焦って大きな設定変更を繰り返すより、「切り分けて、やることだけやったら待つ」方が結果的に早いこともあります。
YouTubeスクロールが少ない問題のまとめ
原因別に最短手順を再掲
最後に、原因別の最短ルートをまとめます。ここだけ見ても動けるように整理します。
1)設定・仕様が原因っぽい(端末を変えても同じ/ブラウザでも少ない)
視聴履歴がオフ・一時停止になっていないか確認
プライバシー方針に合わせて、履歴をオンにするか、運用でカバーするか決める
おすすめのフィードバック(興味なし等)で表示の質を整える
登録・検索・探索を活用して、ホーム依存を減らす
2)iPhoneのアプリ不具合っぽい(アプリだけ少ない/ブラウザは普通)
アプリ完全終了 → 再起動
iPhone再起動
回線切り替え(Wi-Fi⇄モバイル)
App StoreでYouTube更新
直らなければ再インストール
それでもダメなら、同時多発か確認し、必要に応じて回避策(ブラウザ利用)へ
3)PC・ブラウザ環境が原因っぽい(特定ブラウザだけ少ない)
シークレットで試す
拡張機能(広告ブロッカー等)を疑って無効化する
別ブラウザで試す
キャッシュ削除で改善するか確認
直らない場合の次アクション
やるべきことをやっても直らない場合は、次のアクションが現実的です。
ブラウザで回避できるか確認し、回避できるなら当面はブラウザを利用する
いつから/どの画面で/どの端末で起きるかをメモする(OSとアプリ版も控える)
同時多発の情報を確認し、不具合の可能性が高いならアプリ更新を待つ
視聴履歴オフが原因なら、ホームにこだわりすぎず、登録・検索中心の導線に切り替える
「自分のスマホが壊れたのかも」と不安になる症状ですが、実際には設定や一時不具合で起きることが多いです。焦らずに切り分け、必要な手順だけを進めれば、無駄な操作を減らしてスムーズに解決へ近づけます。