YouTubeを開いた瞬間、
「おすすめが全然出てこない」「5〜8本くらいで止まってしまう」「前はもっと表示されていたのに…」
このような違和感を覚え、不安になっていませんか。
YouTubeのおすすめ欄は、単なる人気動画の一覧ではなく、視聴履歴・設定・端末環境・通信状況など、複数の要素が組み合わさって表示内容が決まります。そのため、ちょっとした設定変更や不具合をきっかけに、突然おすすめが極端に少なくなることがあります。
しかし、こうした現象の多くは原因を正しく切り分け、順番に対処することで改善できるケースです。
一方で、原因が分からないまま設定をいじり続けると、かえって状況が悪化したり、どこが問題なのか分からなくなってしまうことも少なくありません。
本記事では、
YouTubeのおすすめが少なくなる代表的な原因
設定・端末・回線・YouTube側を切り分ける最短チェック手順
おすすめを元に戻し、さらに増やすための再学習のコツ
どうしても直らない場合の判断基準と次に取るべき行動
これらを初心者の方でも迷わず実践できるよう、具体的かつ丁寧に解説いたします。
「自分のせいなのか」「放置して大丈夫なのか」と不安を感じている方こそ、ぜひ最後まで読み進めてください。
原因が整理できれば、今の状態にどう向き合えばよいかがはっきり見えてきます。
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YouTubeのおすすめが少なくなったときに起きていること
YouTubeを開いたときに、ホームのおすすめが「数本しか出ない」「5〜8本くらいで止まる」「下へスクロールしても新しい動画が増えない」といった状態になると、まず疑うべきは“表示の不具合”ではなく“おすすめが作られる材料が不足している・読み込みが欠けている・フィルタがかかっている”といった原因です。
おすすめ欄は、単に人気動画を並べているのではなく、視聴履歴やフィードバック、端末の状態、回線状況など複数要素の組み合わせで表示内容が変わります。そのため、突然スカスカになっても「原因を分解して順番に潰す」ことで解決するケースが多いです。
症状の典型例(5本で止まる、更新されない、列が減る)
「おすすめが少ない」といっても、現れ方はいくつかのパターンに分かれます。まずは自分の症状がどれに近いかを押さえると、対処の当たりがつけやすくなります。
ホームのおすすめが5〜8本程度で止まり、その先が増えない
途中で読み込みが止まっている、あるいはおすすめ候補が極端に絞られている可能性があります。ホームは出るが、同じ動画ばかりで更新されない
学習が偏っている/フィードバックが強く効いている/履歴が十分に蓄積されていない可能性があります。列数が減って“少なく見える”(タブレット、TV、PCで起きやすい)
おすすめ自体が減ったのではなく、レイアウト変更やズーム・表示設定の影響で「表示密度」が下がっていることがあります。アプリだけおかしい/ブラウザだけおかしい
端末側(アプリのキャッシュや同期、拡張機能、Cookie等)の問題が疑われます。自分のアカウントだけおかしい/別アカウントだと普通
アカウントの学習データ(履歴・フィードバック・興味関心の推定)が原因の中心になりやすいです。
見た目の違いは重要なヒントになります。次の見出しで原因を「4系統」に分けて整理し、最短で直せる順番に落とし込みます。
原因は大きく4系統(設定・端末・回線・YouTube側)
おすすめが少なくなる原因は、突き詰めると次の4つに分類できます。
設定(アカウント側)
視聴履歴の一時停止、検索履歴の扱い、制限付きモード、フィードバックの蓄積など。ここが原因なら、手順通りに戻すことで改善しやすいです。端末・アプリ(環境側)
キャッシュや一時データの破損、アプリの不具合、OS側の省電力・通信制限、ブラウザのCookie/拡張機能など。症状が「特定端末だけ」ならここが濃厚です。回線・通信・ブロック(経路側)
回線が不安定で読み込みが途切れる、VPNやセキュリティアプリ、広告ブロックが干渉するなど。回線切り替えで変化が出やすいのが特徴です。YouTube側(サービス側)
表示テスト、段階的ロールアウト、障害、サーバー側の不安定など。ユーザー側でできることをやっても改善しないことがありますが、切り分ければ「待つべきか」「まだ打てる手があるか」を判断できます。
この記事の後半に「直らない場合の見分け方」と「待つ間の代替策」もまとめていますので、順に進めてください。
YouTubeおすすめが少なくなる主な原因
ここでは原因を、体感的に多い順・直しやすい順に並べます。心当たりの有無に関係なく、上から確認すると効率が良いです。
視聴履歴がオフ・一時停止になっている
おすすめは、視聴履歴を中心に「この人は何に興味があるか」を推定して組み立てられます。
そのため、視聴履歴をオフにしている、または一時停止していると、推定材料が不足し、結果としておすすめ欄が弱くなる(量が減る・同じものしか出ない・更新が鈍い)ことがあります。
ありがちなきっかけは次の通りです。
プライバシーを気にして履歴を止めた(過去に一度でも)
端末やアプリの設定を見直したときに、意図せず履歴関連を触った
家族の端末(共有端末)で設定が変わった
“履歴を消す”つもりが“履歴を止める”も一緒に有効になった
ここが原因の場合、履歴をオンに戻すだけで劇的に改善することもありますが、履歴が止まっていた期間が長いほど「おすすめが戻るまで少し時間がかかる」傾向があります。後半の「再学習のコツ」を併用すると戻りが早いです。
制限付きモードやフィルタが効いている
制限付きモードがオンだと、動画がフィルタされ、表示候補が絞られます。結果としておすすめが少なく感じたり、特定ジャンルが出なくなったりします。
また、制限付きモードは「自分でオンにした覚えがない」ケースが意外と多いです。
家族・子どもが触った
学校や職場のネットワーク側で制限されている
共有Wi-Fiの環境で強制されている
TVやタブレットの設定が別管理になっていた
特に「同じアカウントでも、家のTVだけおすすめが少ない」「職場Wi-Fiだと変」という場合は、制限やフィルタが関与している可能性があります。回線切り替えで変化するかどうかが大きな判断材料です。
アプリ/ブラウザの不具合(キャッシュ・同期)
アプリやブラウザは、表示速度を上げるためにキャッシュ(保存データ)やCookie(ログイン状態、サイト設定)を持っています。
これらが破損したり、アップデート直後に同期がこけたりすると、「本来表示されるはずのおすすめが途中で止まる」「読み込みが進まない」といった見え方になることがあります。
このタイプの特徴は次の通りです。
特定端末だけ発生し、別端末では普通に出る
アプリを再起動すると一時的に戻るが、また悪化する
ログアウト/ログインで改善することがある
ブラウザだと、シークレットモードでは正常に出る
端末別の手順は後半にまとめますが、基本は
再起動 → ログアウト/ログイン → キャッシュ・Cookie整理 → 再インストール
の順で重い対処に進むのが安全です。
通信・広告ブロック等で読み込みが欠けている
おすすめが「少ない」のではなく、「読み込みが途中で欠けている」場合もあります。
通信が不安定、VPN・セキュリティアプリ・広告ブロックが干渉している、といったケースです。
見分け方は比較的シンプルです。
Wi-Fi⇄モバイル通信で変わる
VPNを切ると改善する
ブラウザの広告ブロック拡張機能を止めると改善する
家の回線ではダメだが、別の場所の回線では出る
このタイプは、根本原因がYouTubeではなく「経路上の制限」であることも多いので、回線切り替え・干渉要素の停止は早めに試す価値があります。
YouTube側のテスト・障害・段階的ロールアウト
YouTubeはUIやレコメンドの出し方を段階的に変更することがあり、一部ユーザーだけに新しい表示が当たることがあります。
また、障害や一時的な不安定があると、ホームの読み込みが妙に軽い(少ない)状態になることがあります。
このタイプの特徴は次の通りです。
端末を変えても同じ
回線を変えても同じ
ログアウトしても大差がない
同時期に同様の話題が増えている
ユーザー側でできることは限られますが、「ユーザー側で直せる要因が残っていない」ことを確認したうえで待つと、余計な操作で状況を悪化させにくくなります。
YouTubeおすすめを元に戻す最短チェックリスト
ここからは、最短で直すための具体手順です。
重要なのは「最初から全部やらない」ことです。軽い手順から順に行うことで、直るだけでなく原因の切り分けにもなります。
5分でできる順番(結果分岐つき)
まずは次の流れで進めてください。時間をかけずに“当たり”を引きやすい順です。
回線を切り替えて確認する(できる範囲で)
Wi-Fiを切ってモバイル通信で見る(またはその逆)
別のWi-Fi(テザリングや別場所)を使えるならなお良い
ここで改善する場合:回線不安定、VPN、セキュリティ、広告ブロック等の可能性が上がります。
YouTubeアプリ(またはブラウザ)を完全終了して再起動する
アプリはタスクキルして起動し直す
ここで改善する場合:一時的な読み込み・キャッシュが原因の可能性が高いです。
ログアウト→ログインする
可能なら一度ログアウトし、再度ログインする
ここで改善する場合:アカウント同期のズレ、セッション不整合が疑われます。
視聴履歴が一時停止になっていないか確認する
停止していたらオンに戻す
ここで改善する場合:おすすめ材料不足が原因です。再学習の章も必ず実施すると戻りが早いです。
制限付きモードがオンになっていないか確認する
オンならオフへ
ここで改善する場合:フィルタが原因です。環境によってはネットワーク側制限の可能性も残ります。
別端末・別ブラウザで再現するか確認する
スマホでダメならPC、PCでダメならスマホ、など
別端末で正常:端末側の問題が濃厚(キャッシュ、アプリ、拡張機能)。
別端末でも同じ:アカウント設定かYouTube側が濃厚です。
次に、「原因カテゴリ×見分け方×最優先の対処」を表で整理します。これで迷いが減ります。
| 原因カテゴリ | 見分け方 | 最優先の対処 |
|---|---|---|
| 視聴履歴・設定 | 履歴を止めた覚えがある/設定を触った直後 | 履歴をオンに戻す+再学習 |
| 端末・アプリ | 特定端末だけ発生/別端末は正常 | 再起動→ログインし直し→再インストール |
| 回線・ブロック | 回線切替で変化/VPN・拡張機能あり | VPN/ブロック停止、回線を安定化 |
| YouTube側 | 端末・回線を変えても同じ | できる手を尽くしたら待つ+代替策 |
iPhoneの手順
iPhoneはAndroidのように「アプリ単体のキャッシュ削除」ができません。したがって、軽い対処から順に進めるのが基本です。
アプリを完全終了して起動し直す
まずはタスクを終了し、再度起動します。
これで直る場合は、読み込みが一時的に詰まっていただけの可能性が高いです。
端末を再起動する
OS側の通信・メモリがリセットされ、表示が戻ることがあります。
YouTubeでログアウト→ログインする
アカウント同期の不整合を整える狙いです。
ログインし直すことでホームの表示が再生成される場合があります。
改善しない場合:YouTubeアプリを削除→再インストールする
破損したデータや不整合をまとめてリセットできます。
ただし、再ログインが必要になります。
あわせて、次の確認を行ってください。
視聴履歴が停止していないか
制限付きモードがオンになっていないか
VPNやセキュリティアプリを一時停止すると変化するか(可能なら)
「急にスカスカ」になった場合、iPhoneでも再インストールで戻ることは珍しくありません。ただし、原因が設定(履歴停止)なら、再インストールだけでは根本解決になりません。必ず履歴の確認も行ってください。
Androidの手順
Androidは「キャッシュ削除」ができるため、復旧の打ち手が多く、原因の切り分けもしやすいです。次の順で進めると効率が良いです。
アプリを強制停止→再起動する
一時的な詰まりの解消を狙います。
アプリのキャッシュを削除する
設定 → アプリ → YouTube → ストレージ → キャッシュを削除
これでホームの読み込みが改善するケースがあります。
ログアウト→ログインする
同期のやり直しを狙います。
改善しない場合:アプリを再インストールする
ここまで来ると、端末側のデータ破損はかなり疑わしいため、再インストールの価値が上がります。
制限付きモード、VPN、セキュリティ系アプリを確認する
フィルタや干渉が残っていると、端末側の対処をしても改善しません。
Androidの場合、「キャッシュ削除で改善する」ケースが多い一方で、広告ブロック系のDNSやVPN(常時接続型)が原因のこともあります。回線切り替えの結果と合わせて判断すると精度が上がります。
PCブラウザの手順
PCは「ブラウザに原因があるのか」「アカウントに原因があるのか」を切り分けやすい環境です。次の順で確認してください。
別ブラウザでYouTubeを開く
例:ChromeでダメならEdge、Safariなど
別ブラウザで正常なら、Cookie・拡張機能・キャッシュの影響が濃厚です。
拡張機能を一時停止して確認する
広告ブロック、トラッキング防止、VPN、セキュリティ系は特に影響しやすいです。
可能なら一つずつ止めて、原因を特定します。
シークレットウィンドウで開く(まずはログアウト状態で)
ここで表示が豊富なら、通常ウィンドウ側のCookieや拡張機能が影響している可能性が高いです。
YouTubeのサイトデータ(Cookie)を整理する
いきなり全削除せず、YouTube関連だけ削除するのが安全です。
ログインが外れる点には注意してください。
PCは“作業しながら原因特定”がしやすいので、拡張機能が複数ある場合は特に、まず別ブラウザ・シークレットで当たりを取るのがおすすめです。
テレビ・タブレットの手順
TVやタブレットは、スマホやPCよりも「アプリ側の更新」「表示仕様変更」「ネットワーク環境」に左右されやすい傾向があります。次の順で進めると失敗が少ないです。
YouTubeアプリを終了→再起動する
端末の電源を完全に落として入れ直す
TVは待機状態が長いほど不具合が溜まることがあります。
可能ならコンセントを抜いて数十秒置くとリセット効果が出やすいです。
アプリ更新を確認する
TV/タブレットのストアでYouTubeの更新が来ていないか見ます。
回線(Wi-Fi)を見直す
TVは電波が弱い場所に置かれがちです。
ルーター再起動、5GHzへの切替、TVの設置場所の調整なども効果があります。
制限付きモードやファミリー設定の確認
家族利用がある場合、意図せず制限が入っていることがあります。
TVでだけおすすめが少ない場合は、回線(電波)と制限設定の2点が特に怪しいです。スマホでは普通なら、YouTube側ではなくTV環境に寄っている可能性が高いです。
YouTubeおすすめを増やす再学習のコツ
おすすめが少なくなる原因が「履歴停止」「学習の偏り」「フィードバックの積み重なり」にある場合、直すだけでなく“戻すための視聴の仕方”が重要になります。
ここを押さえると、同じ不具合に見えても回復速度が大きく変わります。
おすすめが戻る仕組み(履歴・フィードバック)
おすすめは、ざっくり言うと次の材料で作られます。
どんな動画をどれくらい見たか(視聴履歴)
どんな検索をしたか(検索履歴)
どの動画に反応したか(いいね、低評価、共有、登録、コメントなど)
おすすめに対してどうフィードバックしたか(興味なし、チャンネルをおすすめに表示しない等)
視聴の傾向(短時間離脱が多い、特定ジャンル偏り、ショート偏重など)
重要なのは「おすすめが少ないときほど、材料が薄いか偏っている」ことが多い点です。
つまり、材料を“整えて増やす”行動を取れば、ホームは復活しやすくなります。
最短で戻す視聴の仕方(やること/避けること)
おすすめを最短で戻したいなら、次のやり方が安定します。ポイントは「好きなジャンルを、複数チャンネルで、ある程度最後まで」です。
やること(効果が出やすい順)
興味のあるテーマの動画を3〜10本ほど見る
できれば同じテーマでも、チャンネルを分散させます。
再生開始してすぐ離脱しない
1〜2分で戻る動きが続くと、「興味がない」と学習されやすくなります。
検索から能動的に探して視聴する
ホームが弱いときは、検索視聴が学習の助けになります。
登録チャンネルを少し増やす
登録は強いシグナルになりやすく、ホームが安定しやすいです。
1〜2日単位で様子を見る
学習や反映にはタイムラグが出ることがあります。
何十分も連続で試行錯誤するより、区切って観察した方が改善が見えやすいです。
避けること(やりがちな逆効果)
ショートだけを連続視聴する
ショートの傾向が強くなると、ホームがショート寄りになり、通常動画のおすすめが薄く見えることがあります。「興味なし」を短時間に大量に押す
一気に押すと候補が狭まり、結果的におすすめの“量”も“幅”も減ることがあります。同じチャンネルの同系統動画だけを延々と見る
その瞬間は快適でも、ホームの多様性が失われ「同じ動画ばかり」に陥りやすいです。VPNや広告ブロックのオンオフを頻繁に切り替える
切り分けが難しくなり、何が効いたのか分からなくなります。検証は一つずつ行う方が安全です。
「おすすめが戻らない」ときは、だいたい“材料が薄いか偏っている”状態です。上記の行動で材料を増やすと、ホームが復活しやすくなります。
フィードバック機能の使いどころ(興味なし等)
フィードバックは、うまく使えばおすすめの質を上げられますが、乱用するとおすすめの幅を狭めてしまうことがあります。次のように使い分けると安定します。
たまたま合わない動画:興味なし
そのジャンル自体は好きだが、その動画だけ合わないときに使います。そのチャンネル自体を今後見たくない:チャンネルをおすすめに表示しない
強いフィルタなので、必要なときだけ使うのが安全です。同じ動画が何度も出る/見た動画が多い:軽めのフィードバックで様子を見る
いきなり強い除外を連発せず、視聴行動(別テーマの視聴、チャンネル分散)で整える方が戻りが良いことがあります。
おすすめが少ないときほど、まずは「視聴で材料を増やす」→「少量のフィードバックで整える」の順が失敗しにくいです。
YouTubeおすすめが直らないときの判断と次の行動
ここまでの対処をやっても直らない場合、次にやるべきは「追加の対処」ではなく「原因がどこかの確度を上げる」ことです。
確度が上がれば、余計な操作で状況を悪化させずに済みます。
自分の環境かYouTube側かを見分ける
次のチェック項目を、可能な範囲で埋めてください。埋まるほど、原因の所在がはっきりします。
切り分けチェック
別端末(スマホ⇄PC⇄TV)でも同じか
別回線(Wi-Fi⇄モバイル通信)でも同じか
ログアウト状態でも同じか
別アカウントでログインするとどうか
シークレットウィンドウだとどうか(PCの場合)
VPN・広告ブロックを止めると変化するか
判断の目安
別端末で正常:端末側(アプリ、キャッシュ、拡張機能)の可能性が高い
別回線で正常:回線・ブロック系の可能性が高い
別アカウントで正常:アカウント学習・設定(履歴、フィードバック)の可能性が高い
全部同じ:YouTube側の影響が強い、または非常に見つけにくい干渉要素が残っている
「全部同じ」になった時点で、ユーザー側の打ち手はかなり尽きています。次の見出しのように“記録して備える”方向へ切り替える方が賢明です。
試した内容を記録して問い合わせに備える
直らないときに一番もったいないのが、「何をやったか忘れて同じことを繰り返す」ことです。
メモは箇条書きで十分です。次を記録してください。
発生した日付と時間帯(例:12/28の朝から)
端末(iPhone 〇〇、Android 〇〇、PCはChromeなど)
回線(自宅Wi-Fi、モバイル通信、職場Wi-Fiなど)
YouTubeの状態(ログイン/ログアウト、制限付きモード、履歴停止の有無)
試した手順(再起動、再ログイン、キャッシュ削除、再インストール、拡張機能停止など)
結果(改善した/変化なし/一時的に改善して再発)
この情報が揃っていると、サポートコミュニティに投稿する場合でも状況が伝わりやすく、同じ症状の人の情報も集めやすくなります。
待つべきケースと代替策(検索・登録チャンネル活用)
YouTube側の影響が疑わしい場合、できることをやり切ったら「待つ」も立派な戦略です。
待つ間のストレスを減らすために、次の代替策を使ってください。
ホームに頼らず、検索から見たいテーマを探す
学習材料にもなりやすいので一石二鳥です。登録チャンネルのタブを中心に見る
“自分が好きなもの”に戻れるため、ホームの不調期間でも快適です。履歴から続き視聴をする
何を見たかが明確なので迷いが減り、視聴の質も安定します。再学習の行動(複数チャンネルで視聴)を意識する
ホームが復活したときに質が戻りやすくなります。
待つ判断は消極的に見えますが、YouTube側の変動が原因のときは、ユーザー側で過剰に操作するほど混乱することがあります。切り分けの結果「YouTube側が濃厚」なら、待ちながら代替策で凌ぐのが最も損が少ない動きです。
YouTubeおすすめ少なくなったに関するFAQ
視聴履歴をオンにしても戻らないのはなぜ?
視聴履歴をオンに戻しても、すぐにおすすめが元通りになるとは限りません。主な理由は次の通りです。
履歴停止期間が長く、学習材料が薄い
直近の視聴が偏っていて、候補が狭い
端末側(キャッシュ、アプリ不具合)や回線側の要因が残っている
YouTube側の変動が重なっている
対策としては、まず「別端末・別回線で再現するか」を見て端末/回線要因を落とし、そのうえで「再学習のコツ」に沿って視聴行動を整えてください。特に、複数チャンネル・ある程度の視聴時間・検索視聴の組み合わせは戻りを早めやすいです。
制限付きモードを切ったのに変わらないのは?
制限付きモードを切っても変わらない場合、次の可能性があります。
ネットワーク側(学校・職場・共有Wi-Fi)で制限されている
端末やアプリのキャッシュ・同期が崩れている
そもそも原因が制限ではなく、履歴停止や回線不安定だった
見分け方としては、別回線(モバイル通信)で試すのが最短です。回線を変えたら改善する場合、ネットワーク側の制限が関与している可能性が上がります。
アカウントを変えても同じ症状のときは?
別アカウントでも同じ症状なら、アカウント学習(履歴やフィードバック)よりも、端末・回線・YouTube側の影響が疑われます。
端末だけで起きている:アプリ不具合、キャッシュ、拡張機能、OSの通信制限
回線を変えると改善する:回線不安定、VPN、セキュリティ、広告ブロック
どれも変えても同じ:YouTube側の可能性が高い
この場合は「最短チェックリスト」の1〜3(回線切替、再起動、ログインし直し)と、PCならシークレット・別ブラウザの確認が特に有効です。
おすすめを出したくない場合はどうする?
おすすめを増やしたい人とは逆に、「おすすめを出したくない」「履歴を残したくない」という場合もあります。
その場合は、視聴履歴の停止や履歴の削除などでおすすめの材料を減らす方向になります。ただし、その結果としてホームがスカスカになったり、利便性が下がったりすることは避けにくいです。
おすすめを減らす:履歴を止める/削除する
おすすめの質だけ整える:フィードバックを少量使う(興味なし等)
見たいものだけ見る:登録チャンネル中心に使う
目的に合わせて、どこまでおすすめを使うかを決めるのが最もストレスが少ない方法です。