YouTubeを視聴していると、動画が終わった直後に次の動画が自動で始まり、「止めたいのに止められない」「意図せず見続けてしまう」「子どもに見せていると関連動画へ進んでしまう」といった悩みが起こりがちです。さらに、スマホでは止められたのにテレビでは止まらない、あるいは自動再生の切り替えが見当たらないなど、端末や視聴経路によって挙動が変わり、設定場所が分かりにくい点が混乱の原因になります。
本記事では、YouTubeの自動再生を「スマホ」「PCブラウザ」「テレビ・ゲーム機」「キャスト・キュー」まで含めて整理し、加えて「オフにできない」「勝手に戻る」「トグルが見当たらない」といったトラブルの切り分け方法も、手順とチェックリストで詳しく解説いたします。最後までお読みいただければ、ご自身の環境に合った止め方が明確になり、再発もしにくくなります。
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YouTube自動再生で起きることと止めたい理由
自動再生とホームのプレビュー再生は別機能
「YouTube 自動再生」で検索される方の多くがつまずくポイントは、“自動再生”と似た挙動が複数存在することです。体感としてはどれも「勝手に再生される」ため、同じ設定で止まると思い込みやすいのですが、実際には切り分けが必要です。
代表的には、次の2種類をまず分けてください。
自動再生（次の動画の連続再生）
いま見ている動画が終わった後、関連動画が続けて自動で再生される挙動です。いわゆる「次が勝手に始まる」現象の中心がこれです。ホームやフィードのプレビュー再生（サムネイルが勝手に動く）
ホーム画面、検索結果、関連動画の一覧などで、サムネイルが自動で動いたり音無しで再生されたりする挙動です。これを止めたい場合は、動画視聴後の自動再生設定とは別の観点で設定や挙動を確認する必要があります。
この切り分けを誤ると、例えば「自動再生をオフにしたのに止まらない」と感じてしまいます。しかし実際には、止めたいのが「プレビュー再生」だった、というケースが少なくありません。
したがって、最初に次の質問で判断してください。
動画が終わった後に次の動画が始まりますか（→ 自動再生の設定が中心）
一覧画面でサムネイルが勝手に動きますか（→ プレビュー再生の可能性が高い）
この一手間で、無駄な設定探しが大幅に減ります。
自動再生が便利な場面と困る場面
自動再生は、YouTubeが「関連動画を連続視聴してもらう」ために用意している機能で、使い方によっては非常に便利です。例えば、学習系の動画を連続で流したい場合、音楽を作業用BGMとして流し続けたい場合、同ジャンルのレビュー動画をまとめて見たい場合などは、自動再生が合うことがあります。
一方で、困る場面もはっきりしています。代表例は次のとおりです。
睡眠前・休憩中に1本だけ見たいのに止まらない
1本のつもりが次々に再生され、気づけば時間が過ぎてしまいます。翌日に影響が出るため、止めたい需要が強いパターンです。子どもに見せていて、意図しない関連動画へ進む
“子ども向けの1本”から始めても、関連動画の選ばれ方によっては意図しない内容に移る懸念があります。保護者が自動再生を止めたい最大理由のひとつです。テレビ視聴で放置すると延々と流れ続ける
リビングで再生していると、家事の最中などに止め忘れて次々に再生されることがあります。通信量よりも「視聴のコントロール」が課題になりやすいです。通信量・バッテリーの消費が増える
モバイル回線での視聴では、意図しない連続視聴がそのまま通信量増につながります。
自動再生は「使うときだけ使う」のが理想です。必要なときはオンにし、不要なときはオフにしておく、という運用がもっとも失敗が少なくなります。
YouTube自動再生をスマホでオフにする手順
再生画面で切り替える方法
スマホ（iPhone/Android）のYouTubeアプリでは、基本的に動画の視聴画面（再生画面）から自動再生のオン・オフを切り替える流れになります。まずは「設定アプリの奥」ではなく、「いま動画が再生されている画面」に注目してください。
ここで重要なのは、スマホのYouTubeはUI変更が起こりやすく、ボタンの位置や表現が微妙に変わることがある点です。したがって本記事では、「どの画面で操作するか」を軸に整理いたします。
手順の考え方は次のとおりです。
YouTubeアプリで動画を再生する
再生画面上にある自動再生の切り替え（トグル）を探す
オフに切り替える
次の動画が勝手に始まらないことを確認する
また、応急的に「今まさに次の動画が始まりそう」という場面では、終了時に表示される案内をキャンセルできる場合があります。これは恒久設定ではありませんが、「いま止めたい」状況では有効です。
見落としやすい注意点
自動再生の切り替えは、「動画一覧」ではなく「再生画面」にあることが多いです。
ショート動画や特殊な表示モードでは、通常動画とUIが異なる場合があります。まず通常動画で確認してください。
端末の表示サイズや画面回転（縦横）で見え方が変わることがあります。見当たらない場合は一度縦表示に戻す、または全画面表示を解除して探すと見つかることがあります。
設定が見当たらない時の確認ポイント
「自動再生を切りたいのに、トグルが見当たらない」という相談は非常に多いです。この場合は闇雲に探すのではなく、次の順番で切り分けるのが確実です。
確認ポイント1：本当に“自動再生”を止めたい状況か
動画が終わった後に次が始まる → 自動再生の可能性が高い
一覧画面でサムネイルが動く → プレビュー再生の可能性が高い
ここを誤ると「設定が無い」と感じやすいです。
確認ポイント2：アプリを最新版に更新する
YouTubeは頻繁にアップデートされます。UIや機能の表示が更新で変わり、古い状態だと表示が崩れたり想定通りに動かなかったりする場合があります。更新後にトグルが表示されるケースは珍しくありません。
確認ポイント3：端末を再起動する
一時的な表示不整合やキャッシュの影響で、トグルが出ないことがあります。再起動は手間のわりに改善率が高い対処です。
確認ポイント4：ログイン状態・アカウント状態を確認する
複数アカウントを切り替えている場合、設定の反映が混線しているように見えることがあります。「いま見ているアカウントがどれか」を一度確認してください。
確認ポイント5：通信環境が不安定ではないか
通信が不安定だとUIが完全に読み込まれず、ボタン類が欠けて見える場合があります。Wi-Fiに切り替える、電波の良い場所で再試行する、といった対応も有効です。
スマホ向け：トラブル時の最短チェックリスト
自動再生（次の動画）を止めたいのか、プレビュー再生を止めたいのか整理した
通常動画の再生画面で確認した
アプリを更新した
端末を再起動した
アカウントを確認した
通信状態を改善して再試行した
この順番で見直すと、原因の取りこぼしが減ります。
YouTube自動再生をPCブラウザでオフにする手順
視聴ページで切り替える方法
PC（Windows/Mac）でブラウザ視聴している場合は、基本的に視聴ページ上の自動再生スイッチで切り替えるのが正攻法です。スマホと同様、「設定画面の奥」ではなく「いま見ている視聴ページ」から操作する、という発想が重要です。
PCの場合、スマホよりも画面が広いため、スイッチが比較的見つけやすい傾向があります。ただし、次のような理由で「見当たらない」と感じることがあります。
画面の拡大率が高く、要素が折り返されて見えていない
シアターモードや全画面モードで表示が変わっている
広告ブロッカー等の拡張機能がUI表示を阻害している
ブラウザのキャッシュやCookie状態が影響している
したがって、PCでは次の流れで確認すると安定します。
視聴ページを開く（通常表示に戻す）
プレーヤー周辺の自動再生スイッチを確認する
オフに切り替える
動画を最後まで再生し、次が始まらないことを確認する
もし全画面で見ていて見つからない場合は、一度全画面を解除して確認してください。多くの場合、通常表示のほうが操作しやすいです。
ブラウザ拡張機能を使う場合の注意点
「拡張機能で自動再生を強制的に止めたい」というニーズもあります。たしかに、環境によっては拡張機能が役立つ場面がありますが、注意点も明確です。
注意点1：YouTubeのUI変更で動作しなくなる可能性
YouTubeは表示や仕様の変更が起こりやすいサービスです。拡張機能が特定のHTML構造やボタンに依存していると、ある日突然効かなくなることがあります。
注意点2：権限と安全性
拡張機能は閲覧データへのアクセス権限を求める場合があります。提供元の信頼性、レビュー、更新頻度などを確認し、不要な権限を要求するものは避けるべきです。
注意点3：公式機能で足りるなら公式を優先
自動再生のオン・オフは、通常は公式機能で達成可能です。まず公式で目的を満たせるか確認し、どうしても要件が合わない場合に限って拡張機能を検討するのが安全です。
拡張機能を検討する前のPCチェックリスト
視聴ページの自動再生スイッチを確認した
全画面・シアターモードを解除して確認した
ブラウザの拡大率を100%前後に戻した
広告ブロッカー等を一時停止して表示を確認した
キャッシュ削除や別ブラウザで再現性を確認した
これでも解決しない場合に、拡張機能を検討すると判断ミスが減ります。
YouTube自動再生をテレビとゲーム機でオフにする手順
テレビアプリの設定から切る方法
スマートTV、Fire TV等のストリーミングデバイス、PlayStationやNintendo Switchなどのゲーム機でYouTubeを視聴する場合、テレビ側のYouTubeアプリ内設定で自動再生を切り替えるのが基本です。
テレビはスマホよりも「設定の入口」が分かりづらいことがあります。操作の考え方としては次の順番が理解しやすいです。
テレビでYouTubeアプリを起動する
左側メニューや上部メニューなどから「設定」へ移動する
「自動再生」に相当する項目を探し、オフにする
実際に動画を最後まで再生して確認する
テレビアプリは機種・OS（Google TV、Android TV、各社独自OS）・アプリバージョンによってメニューの位置が違います。そのため「この場所にある」と断定せず、設定メニューの中に自動再生項目があるという軸で探すのが確実です。
また、テレビは家族で共用することが多く、アカウント切替によって設定が変わって見える場合があります。自動再生を確実に止めたい場合は「どのアカウントで見ているか」も合わせて確認してください。
家族利用で設定が戻る時の考え方
テレビで「オフにしたのに戻る」「次の動画が始まる」というとき、よくある原因は次の3つです。
原因1：アカウントが違う
テレビでYouTubeに複数のアカウントが登録されている場合、視聴中に別アカウントへ切り替わっていることがあります。アカウントごとに設定が異なると、「戻った」と感じます。
原因2：キャスト視聴の影響
スマホからテレビへキャストしている場合、テレビのアプリ設定だけでは止まらず、スマホ側のキューや操作が影響するケースがあります。これは後述の「キャストとキュー」の章で詳しく説明いたします。
原因3：一時的な不具合・アプリ状態
テレビはスマホほど頻繁に再起動しないため、アプリが長期間起動しっぱなしになりがちです。キャッシュが溜まると挙動が不安定になり、設定が保持されないように見えることがあります。
この場合は、テレビやデバイス自体の再起動、YouTubeアプリの再起動（可能なら強制終了）で改善することがあります。
テレビ向け：再発防止の運用ポイント
家族で「視聴用アカウント」を固定する（切替を減らす）
使い終わったらアプリを終了する（起動しっぱなしを避ける）
定期的にテレビやデバイスを再起動する（週1回程度でも効果があります）
YouTube自動再生がオフにできない時の直し方
トグルが表示されない場合の切り分け
自動再生のトグルが見当たらない場合、最短で原因に辿り着くには、次の「三段階の切り分け」が有効です。
段階1：端末（どの環境か）
スマホアプリか
PCブラウザか
テレビアプリか
キャスト中か
端末が違えば、設定の入口も別物になります。端末を誤認していると、永遠に見つかりません。
段階2：画面（どこを見ているか）
視聴画面（動画再生中の画面）
ホーム（おすすめ一覧）
検索結果（動画一覧）
再生リスト
キュー（キャスト時など）
「自動再生（次の動画）」は、多くの場合、視聴画面で切り替えます。ホーム一覧で探しても見つからないことがあります。
段階3：機能（何を止めたいか）
動画終了後の連続再生を止めたい
一覧でサムネイルが動くのを止めたい
再生リストの連続再生を止めたい
キャスト時の連続再生を止めたい
ここまで整理できると、必要な設定が「どの画面にあるべきか」も推測でき、探しやすくなります。
加えて、表示不具合が疑われる場合は「更新・再起動」が有効です。具体的には次の順番をおすすめいたします。
アプリ（またはブラウザ）を最新化する
端末を再起動する
別のネットワーク（Wi-Fi等）で再試行する
別アカウントやゲスト状態で再現するか確認する
これにより、「仕様」なのか「一時不具合」なのかの切り分けができます。
オフでも再生される場合の代表原因
「自動再生をオフにしたのに次が流れる」という場合、原因は1つではありません。代表的な原因を、優先度の高い順に整理いたします。
原因1：オフにしたのが別の自動再生だった（画面違い）
例えば、ホームのプレビュー再生を止める設定を触っていて、動画終了後の自動再生はオフになっていない、といったケースです。まずは「動画が終わった後にどうなるか」で判定してください。
原因2：再生リストの連続再生をしている
再生リストは、仕組みとして「次の項目へ進む」ことが前提になっています。自動再生スイッチをオフにしても、再生リストの挙動が連続して見えることがあります。
この場合は、「再生リスト自体を終了する」「単体動画を開き直す」などで挙動が変わるか確認してください。
原因3：キャスト中で、キュー側が影響している
スマホからテレビへキャストしていると、テレビの自動再生設定とは別に、スマホ側のキューで次が組まれることがあります。テレビで止めたつもりでも、スマホが次を投げ続けるため「止まらない」と感じます。
原因4：一時的な不具合・状態不整合
更新・再起動で直るパターンです。特にテレビはこれが多いです。
原因5：操作後の確認方法が適切でない
自動再生をオフにしても、確認のために「関連動画をクリックして次の動画へ進んだ」場合、それは自動再生ではなく手動操作です。検証するときは、必ず「最後まで再生して放置」してください。
オフでも再生される場合の優先チェックリスト
止めたいのは「動画終了後の連続再生」かを確認した
視聴画面の自動再生をオフにした
再生リスト再生ではない（単体動画で検証した）
キャスト中なら、キュー側の影響を疑った
アプリ更新・再起動を実施した
キャストとキューで別に自動再生がある場合
キャストは非常に便利ですが、操作の主導権が「テレビ」ではなく「スマホ」に寄る場面があります。特に次の状態のときに混乱が起きます。
スマホで動画を選び、テレビへキャストして再生している
スマホ側にキュー（次に再生する候補）が作られている
テレビ側で自動再生をオフにしたつもりでも、スマホ側が次を投げる
この場合、体感としては「テレビの自動再生が効いている」ように見えますが、実際には「スマホが次の動画を送っている」可能性があります。
したがって、キャスト中に連続再生を止めたい場合は、次の考え方で対処してください。
テレビ側の自動再生設定を確認する（基本の抑え）
スマホ側のキューを確認する（キャスト特有の抑え）
必要ならキューをクリアする／キャストを切断する（確実に止める）
特に「家族がスマホからキャストして、テレビで見ている」状況では、テレビのリモコン操作だけで止めようとしても止まらないことがあります。キャストの主導権がある端末側（スマホ）での操作を併用することで解決しやすくなります。
YouTube自動再生を安全に使うコツと保護者の設定
通信量を抑える運用のポイント
自動再生を止めたい理由として「通信量」を挙げる方は多いです。モバイル回線は、意図しない連続再生がそのまま追加通信につながるため、予防的に設定しておくのが合理的です。
通信量を抑えるうえで、効果が出やすい運用は次のとおりです。
モバイル回線では自動再生を基本オフにする
連続再生が起きないだけで、想定外の通信量増が止まります。見るときだけオンにして、見終わったらオフに戻す
手間は増えますが、最も確実です。特に子ども視聴や就寝前には有効です。テレビでは「放置」を前提にしない
テレビは“流しっぱなし”になりやすいため、視聴の終わりを明確にする（タイマー、家族のルール）と再発が減ります。
なお、通信量対策としては自動再生以外にも画質設定などがありますが、本記事の主題は自動再生ですので、まずは「連続再生を止める」だけでも十分に効果が出やすい点を押さえてください。
子どもに見せる時に併用したい管理
保護者の方が自動再生を止めたい背景には、「関連動画の自動遷移を防ぎたい」「視聴時間を管理したい」「意図しないコンテンツに触れさせたくない」という目的があります。自動再生をオフにすることは有効な第一歩ですが、より安全性を高めるには“併用策”が重要です。
併用の方向性としては次が現実的です。
視聴の入口を整える（見せる動画を決めてから再生する）
検索やおすすめから入ると、関連動画の幅が広がりやすくなります。最初に見せる動画を決めてから再生するだけでも、意図しない方向への流れを抑えやすいです。視聴の終わりを決める（時間・回数のルール化）
自動再生をオフにすると「動画が終わったら一旦止まる」ため、そこで区切りを作りやすくなります。「1本見たら終わり」「次は保護者と一緒に選ぶ」など、運用ルールと相性が良いです。アカウント運用を分ける（大人用と子ども用）
大人の視聴履歴が混ざると、おすすめが大人向けに寄ってしまうことがあります。子ども用の視聴環境を分けると、意図しない表示が減りやすくなります。“自動再生を止めたのに止まらない”状態を避ける（再生リスト・キャストの理解）
子ども視聴ではテレビやキャストが多い傾向があります。再生リストやキャストのキューは連続再生になりやすいので、運用面で「単体動画で再生する」「キャストのキューを残さない」などの工夫が効果的です。
自動再生の無効化は、保護者の安全運用における基礎設定として位置づけやすい対策です。まずは自動再生を確実に止め、そのうえで運用ルールを整えていくのが失敗しにくい進め方です。
YouTube自動再生に関するよくある質問
自動再生をオフにすると再生リストも止まりますか
多くの方が誤解しやすい点ですが、「自動再生（関連動画への連続再生）」と「再生リスト（リスト内の次の動画へ進む）」は、体感として似ていても、考え方が異なります。
再生リストは構造上「次へ進む」ため、単体動画の自動再生をオフにしても、連続再生に見えることがあります。
確認のコツは次のとおりです。
自動再生の検証は「単体動画」で行う
再生リストが絡む場合は、リストを終了して単体動画を開き直す
この切り分けができると、「オフにしたのに止まらない」という判断ミスが減ります。
自動再生トグルが急に消えました
トグルが消えたように見える場合、主に次の理由が考えられます。
YouTube側のUI変更で表示位置や表現が変わった
特定の画面（全画面、ショート等）では表示されない
アプリやブラウザの状態不整合（更新・再起動で改善することがある）
通信不安定でUIが完全に読み込めていない
対処としては、まず「通常動画の再生画面」で探し、それでも難しければ「更新→再起動→別ネットワーク」の順に確認するのが確実です。
テレビでオフにしたのに次が流れます
テレビで起きるこの問題は、原因が複合しやすいです。特に多いのは次の3つです。
アカウント違いで設定が変わって見える
キャスト中で、スマホ側のキューが次を投げている
テレビ/デバイスの状態不整合（再起動で改善）
テレビは“共用”という条件が加わることで再発しやすくなります。オフにした後は、どのアカウントで視聴しているか、キャストではないか、をセットで確認すると解決が早くなります。
途中で勝手に次に飛ぶのは自動再生ですか
一般に「自動再生」は、いま見ている動画が終了した後に次の動画が始まる挙動を指すことが多いです。途中で別動画に切り替わる場合は、別の要因（操作ミス、通信状態、アプリ挙動など）の可能性もあります。
まずは「終了後に次が始まっているのか」を確認し、終了前に切り替わる場合は自動再生以外の原因を疑ってください。
子ども向けに自動再生以外でできることはありますか
自動再生の無効化に加えて、次の方向性が有効です。
見せる動画を先に決める（検索やおすすめ任せにしない）
視聴の終わりをルール化する（1本で区切る等）
視聴環境を分ける（子ども用アカウントや視聴モード）
キャストや再生リストで連続にならない運用にする
自動再生を止めると「区切り」が作れるため、他の管理策とも組み合わせやすくなります。
YouTube自動再生を止めるための次の一手
最後に、迷ったときに最短で解決するための「端末別の早見表」と「不具合時チェックリスト」を、改めて整理いたします。ここだけでも押さえると、再発時にもすぐに対処できます。
端末別の早見表
| 端末 | まず見る場所 | うまくいかない時 |
|---|---|---|
| スマホ | 視聴画面の自動再生トグル | 終了時のキャンセル、更新・再起動、アカウント確認 |
| PC | 視聴ページの自動再生スイッチ | 表示モード解除、拡張機能影響確認、別ブラウザで再現確認 |
| テレビ | YouTubeアプリの設定内の自動再生 | 再起動、アカウント確認、キャスト影響確認 |
| キャスト | テレビ設定＋スマホ側キュー | キュー確認・クリア、キャスト切断で検証 |
オフにできない時のチェックリスト
止めたいのが「動画終了後の連続再生」か「一覧のプレビュー再生」か整理した
視聴画面で自動再生をオフにした（ホーム画面ではなく再生画面で確認した）
再生リスト再生ではない（単体動画で検証した）
キャスト中なら、スマホ側のキューを確認した
アプリ/ブラウザを更新し、端末を再起動した
テレビはアカウント違いの可能性を確認した
YouTubeはUIや仕様が更新されることがあります。そのため、「ボタンの場所」を丸暗記するよりも、本記事で解説したように「端末」「画面」「機能」を切り分けて考えるほうが、変更に強く確実です。
まずはご自身の状況が「スマホ」「PC」「テレビ」「キャスト」のどれに当たるかを決め、該当章の手順とチェックリストに沿って進めてください。これが最短で、かつ再発しにくい進め方です。