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YouTubeショートを安全に保存する方法と注意点まとめ

YouTubeショートを見ていて、「この動画はまた後で見返したい」「オフラインでも見られたら便利なのに」と感じたことはないでしょうか。

一方で、

  • 無料のダウンロードサイトは本当に使っても大丈夫なのか

  • 違法ダウンロードやYouTubeの規約違反にならないか

といった不安もあると思います。

本記事では、YouTubeショートをできるだけ安全・合法的に「保存」するための考え方を、公式情報や法律解説を踏まえて整理いたします。
単に「このツールを使えばOK」という話ではなく、どこまでが許容され、どこからがNGになり得るのかを分かりやすく解説します。

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この記事のまとめ
  • YouTubeショートであっても、通常の動画と同様に著作権・利用規約の対象です。

  • ダウンロードは、YouTubeや権利者が明示的に許可した方法(ボタンや機能)に限定するのが原則です。

  • オフラインで視聴したいだけであれば、YouTube Premiumの一時保存機能が最も安全です。

  • 自分のショートを守るには、元動画ファイルの適切なバックアップが何より重要です。

  • 外部ツールの利用は、規約・法律・セキュリティのリスクを十分理解した上で慎重に判断してください。

目次

YouTubeショートを「保存」しても大丈夫?

YouTubeショートとは?通常動画との違い

YouTubeショートは、最大60秒程度の縦型短尺動画を指します。スマホで縦向きのまま、スワイプ操作だけで次々と見られる点が特徴です。
通常のYouTube動画と同じく、ショート動画にも著作権や利用規約が適用される点は変わりません。

  • 他人がアップしたショート動画

  • 音楽・映像・画像など、第三者の権利物を含むショート

などを扱う場合は、特に注意が必要です。

YouTube利用規約上のダウンロード禁止ルール

YouTubeの利用規約では、YouTubeやコンテンツ権利者が明示的に許可した場合を除き、動画やコンテンツをダウンロードすることを原則禁止しています。

具体的には、以下のようなイメージです。

  • アプリやサイト上に「ダウンロード」「一時保存」「オフライン」などの公式ボタンがある → その範囲は原則OK

  • 公式ボタンがないのに、外部ツールやサイトを使って動画ファイルを取り出す → 規約違反となる可能性が高い

したがって、「どんな方法で保存するのか」よりも「YouTube側が許可している手段かどうか」が重要です。

違法ダウンロードにあたるケース・あたらないケース

日本の著作権法では、次のような行為が問題になります。

  • 違法にアップロードされていると知りながら、その動画をダウンロードする

  • 有料コンテンツを不当に無料または著しく安い形で入手する

これらは刑事罰の対象となる可能性があり、軽い気持ちで行った行為が思わぬトラブルにつながることもあります。

本記事では、こうしたリスクを避ける前提で、

  1. YouTube公式機能による一時保存(もっとも安全)

  2. 自分の動画を保存するための考え方

  3. 画面録画を使うときの注意点

  4. 外部ツールを検討する場合のリスク認識

の順に整理していきます。


一番安全な方法:YouTube Premiumの一時保存でオフライン視聴する

Premiumでできること(ショートも含めたオフライン視聴の仕組み)

YouTube Premiumに加入している場合、スマホアプリから動画を「一時保存」してオフラインで視聴できます。

この機能は主に次のような特徴があります。

  • 対象:YouTubeアプリ上で再生できる動画の多く(ショートを含むケースもある)

  • 保存先:端末のYouTubeアプリ内(カメラロールやギャラリーではない)

  • 利用条件:Premium会員であること、一定期間ごとにオンライン接続して認証すること など

ポイントは「動画ファイルを取り出す」のではなく、YouTubeアプリの中に一時的にキャッシュとして保存する仕組みだということです。

スマホアプリからショートを一時保存する基本的な流れ

細かい表示はバージョンや環境によって異なりますが、Premium会員であればおおまかに次のような流れになります。

  1. YouTubeアプリを開き、Premiumアカウントでログインする

  2. 保存したいショート動画を表示する

  3. 動画付近に表示されている「オフライン」または「一時保存」関連のボタンをタップする

  4. 画質を選び、一時保存を開始する

保存した動画は、アプリ画面下部の「ライブラリ」→「オフライン」などのメニューから確認できます。

※ショート動画がオフライン保存の対象かどうかは、地域・バージョン等により挙動が異なる可能性があります。

一時保存したショートの注意点(視聴期限・端末変更)

Premiumの一時保存機能には、次のような制約があります。

  • 一定期間オンラインに接続しないと、オフライン再生できなくなる

  • 動画が削除・非公開になった場合は、保存済みでも再生できなくなる

  • 端末を変更したり、アプリを削除したりすると、一時保存した動画も失われる

とはいえ、規約に沿った公式機能であり、オフライン視聴が目的なら最も安全でシンプルな方法と言えます。


自分のショートを高画質で保存・バックアップする方法

ここからは、自分がアップしたショートを保存するケースにフォーカスします。
自分が著作権を持つ動画であれば、バックアップや再編集、他SNSへの投稿など、より自由な活用が可能です。

1. アップロード前の元動画ファイルを整理しておく

もっとも確実で高画質なのは、YouTubeにアップロードする前の元動画ファイルをきちんと保管しておくことです。

  • 動画編集ソフトから書き出したファイルを、

    • PC内の整理されたフォルダ

    • クラウドストレージ(Googleドライブ、Dropbox等)

    • 外付けSSD/HDD
      などに保存しておく

  • 撮影日・テーマ・ショートのURLなどをメモしておくと、後から探しやすくなります。

2. YouTube上の自分の動画をダウンロードする考え方

自分のチャンネルにアップロードした動画については、YouTubeの管理画面からダウンロードできる場合があります(通常動画が中心であり、ショートに関しては環境差がある点にご留意ください)。

この場合も、YouTubeの仕組みとして提供されている範囲であれば、自分の著作物を自分で取得する行為として、一般的には問題になりにくいと考えられます。

ただし、

  • BGMや素材として第三者のコンテンツを使用している

  • コラボ動画で共同著作物的な性格がある

といったケースでは、再利用の範囲によっては配慮が必要です。

3. クラウドや外付けストレージで長期保管

長期的に運用するなら、バックアップを1か所に頼らないことも重要です。

  • PC:ローカル保存+外付けSSD/HDD

  • クラウド:Googleドライブ、OneDriveなど複数サービスを併用

  • ファイル名:

    • 日付(YYYYMMDD)

    • プラットフォーム(YTShortsなど)

    • タイトル要約

といったルールを決めておくと、数十・数百本になっても整理しやすくなります。


画面録画でショートを保存する場合の考え方

スマホ標準の画面録画機能の概要

多くのスマホ(iPhone・Android)には、標準の画面録画機能が搭載されています。

  • 画面に表示されている内容をそのまま動画として保存する

  • ショート動画の再生画面を開き、録画を開始・停止することで、端末内に動画ファイルを残せる

ただし、これはあくまで「自分の端末の画面を録画している」だけであり、YouTubeの仕組みを通じて公式に動画を取得しているわけではありません。

録画した動画をどこまで利用して良いか(私的利用の範囲)

著作権法上、「私的複製」(個人的・家庭内で視聴するためのコピー)として認められる範囲がありますが、

  • 違法アップロードと知りながらの録画

  • 録画した動画の配布・再投稿・販売

などは問題となる可能性が高くなります。

そのため、画面録画を行う場合は、少なくとも次のようなケースに限定するのが安全です。

  • 自分(または組織)が権利を持つショートのバックアップ

  • 権利者から明確な許諾を得ている動画

  • 純粋な個人的メモ用途で、第三者に配布しない前提の視聴

SNSへの再投稿・配布がNGになりやすい理由

録画したショートをそのまま他のSNSへアップロードしたり、ファイルを共有・配布したりすると、

  • 著作権侵害

  • YouTubeの利用規約違反

として問題視される可能性があります。

特に、BGMとして市販の楽曲が使われているショートを別の場所で公開する行為は、音楽の権利処理の観点からもリスクが高いため避けるべきです。


外部ダウンロードツールを検討する前に知っておきたいリスク

ここでは、具体的なサービス名や操作手順には踏み込みません。
その上で、「使う前に必ず理解しておきたいポイント」を整理します。

YouTube利用規約とツール利用の関係

前述のとおり、YouTubeは公式に用意されたダウンロード機能以外での動画取得を原則禁止しています。

外部サイトやアプリが

  • 「YouTubeショートをワンクリックで保存」

  • 「Premium不要で無制限ダウンロード」

といった文言をうたっていても、それ自体がYouTubeの規約上許容された行為とは限りません。

セキュリティ面のリスク

一部のダウンローダーや変換サイトには、次のようなリスクも指摘されています。

  • 過剰な広告表示や、アダルト・違法コンテンツへの誘導

  • ダウンロードボタンを偽装したマルウェア配布

  • ブラウザ拡張機能を通じた情報収集

  • ログイン情報や個人情報を求める不審なフォーム

「無料で便利だから」という理由だけで利用すると、思わぬ被害につながる可能性があります。

ツール選びのチェックポイント

どうしても外部ツールの利用を検討する場合は、少なくとも次の点を冷静にチェックしてください。

  • 利用規約・プライバシーポリシーが明記されているか

  • 不要なアカウント登録やログインを求めてこないか

  • 極端に過激な広告・ポップアップが表示されないか

  • セキュリティソフトやブラウザが警告を出していないか

  • そもそも、その用途がYouTube規約・著作権法に照らして妥当か

その上で、規約違反・違法行為となり得る使い方は避けるべきです。


用途別おすすめの「保存」戦略

ここまでの内容を踏まえ、目的別におすすめの考え方を整理します。

1. 「オフラインで見たいだけ」の場合

  • もっとも安全でシンプルなのは、YouTube Premiumの一時保存機能です。

  • 通勤・通学中に通信量を抑えたい、電波が不安定な場所でもショートを見たい、といったニーズには十分応えてくれます。

2. クリエイターとして自分のショートを守りたい場合

  • 元動画ファイルを、PC+クラウド+外付けストレージなど複数箇所にバックアップ

  • YouTube側からのダウンロードに頼りすぎず、自分の制作フローの中で「必ず保存する」習慣を作る

  • 他プラットフォーム用の縦型動画も同時に書き出しておく(Instagram Reels、TikTok等)

3. 企業・教育現場でショートを活用したい場合

  • 授業・研修・社内勉強会などでYouTubeショートを見せる際は、YouTube Premiumのオフライン再生であっても、用途によっては注意が必要です。

  • 組織としてのコンプライアンス方針や、著作権に詳しい担当者・弁護士に事前確認することをおすすめいたします。


よくある質問(FAQ)

Q1. 無料サイトでショートをダウンロードしても、本当に大丈夫ですか?

A. 一般論として、YouTubeが公式に提供していないダウンロード手段は、規約違反となる可能性が高いと考えるべきです。
さらに、違法アップロードと知りながらダウンロードする行為は、著作権法上の問題も生じ得ます。

Q2. 他人のショートを保存して、個人的に見返すだけなら問題ありませんか?

A. 保存の方法や動画の性質によって判断が異なりますが、

  • 違法アップロードと知りながら保存する

  • 有料コンテンツを実質無料で入手する

といった場合は、私的利用目的であっても違法と判断され得ることにご注意ください。

また、YouTubeの利用規約に反する方法でのダウンロードは、アカウント停止等のリスクもあります。

Q3. 過去にダウンロードしてしまって不安です。どうすれば良いですか?

A. 具体的な状況によって対応は異なりますが、

  • 違法アップロードと知りながら保存したファイルは削除する

  • 今後は公式機能(Premiumの一時保存など)の範囲で利用する

  • 不安が大きい場合は、著作権に詳しい弁護士など専門家に相談する

といった対応が考えられます。