YouTubeで検索しても、見たくない動画ばかり出てくる——そんな“小さなストレス”、今日で終わりにしませんか。
実はYouTubeには特定チャンネルを検索から完全除外する設定はありませんが、マイナス検索(-除外語)×フィルター×引用符の合わせ技で、不要な結果はぐっと減らせます。
さらに「興味なし」「このチャンネルをおすすめしない」で露出を抑え、家族利用なら制限付きモードで安全側に。
この記事ではスマホとPCでの具体的な手順を、コピペOKの検索テンプレと一緒に解説。“時間を奪うノイズ”を削って、本当に必要な動画だけに最短で辿り着きましょう。
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YouTubeの検索結果から除外する方法
検索結果そのものを絞る主役は、
-除外語と 検索フィルター。ホームや関連動画などの露出は、「興味なし」「このチャンネルをおすすめしない」で抑制。
家族・学習用途なら、端末ごとに制限付きモードをオン。
うまくいかない時は、語句の精度を上げる・履歴の見直し・フィルター条件の併用が効きます。
スマホ(iPhone/Android)での手順
1. マイナス検索で「見たくない語」を除外
操作
画面上部の検索バーをタップ
見たい語+除外したい語の前に半角ハイフン(
-)を付けて入力検索を実行
例(コピペOK)
料理 レシピ -電子レンジ -初心者ギター 独学 -"簡単" -ショート(※“簡単”を含む結果を減らしたい → 引用符で完全一致)"和風 パスタ" -ベーコン -トマト(正確な語句で狙い撃ち)
ポイント
除外語は半角で
-単語。スペースは半角でOK。複合語をきっちり除外したい場合は “複合語” で囲む。
除外を増やしすぎるとヒットが激減→まず1–2語から。
よくあるミス
−(全角マイナス)や–(長いダッシュ)を使ってしまう-の前にスペースを入れ忘れてabc-除外語と連結してしまう
2. フィルターでノイズを一掃
操作
検索結果画面右上の [フィルター](または三点アイコン→フィルター)
目的に応じて選択
アップロード日:1時間以内 / 今日 / 今週 / 今月 など
タイプ:動画 / チャンネル / 再生リスト / 映像 など
長さ:4分未満 / 20分以上
機能:字幕、HD/4K、ライブ、Creative Commons など
使い分けのコツ
“切り抜き・短尺を避けたい”→ 長さ:20分以上
“古い検証動画は除外したい”→ アップロード日:今週/今月
“解説系だけ見たい”→ 字幕あり +
レビュー -"開封"など併用
3. レコメンド(ホーム/関連)を調整
検索自体には直接効きませんが、ホーム・関連動画での露出を減らせます。
操作
気になる動画カード右の [︙] → [興味なし]
同メニューの [このチャンネルをおすすめしない] も有効
誤操作は プロフィール → 設定/マイアクティビティ から取り消し可能
注意
効果は“徐々に”反映。検索結果そのものは別軸なので、除外はマイナス検索+フィルターが基本。
4. 制限付きモード(家庭・学校での安全側設定)
操作
右上の プロフィールアイコン → [設定]
[全般] → [制限付きモード] をオン
補足
成熟コンテンツを広く非表示にする仕組み(100%保証ではない)
端末ごと・アプリごとに設定が必要。学校/職場のネットワークでは管理者固定のことも
PC(ブラウザー)での手順
1. マイナス検索 & 引用符で精密化
操作
YouTubeを開き、検索欄に語句を入力
除外したい語の前に半角
-、完全一致は ” “(引用符) で囲むEnter
例
レビュー -開封 -リーク"Switch 2" -噂 -推測 -ティザーPhotoshop 教程 -"AI 自動" -ショート
テクニック
OR 的に広げたい:
("windows 11" OR win11)はYouTubeでは厳密対応しないため、代替として複数回検索 or 少し語彙を変えて再検索ブランド名の表記ゆれ:
"ニンテンドー" OR "任天堂"の代わりに、どちらか一方ずつ試すのが堅実
2. フィルターで「探す速さ」を上げる
操作
検索後、結果ページ左上の [フィルター] をクリック
アップロード日/タイプ/長さ/機能/並べ替え を適宜選択
現場で効くプリセット
最新情報だけ:アップロード日 → 今週、並べ替え → アップロード日順
腰を据えて学ぶ:長さ → 20分以上、機能 → 字幕
公式/一次情報寄り:タイプ → チャンネル で公式チャンネルを探し、そこからチャンネル内検索
3. ホーム/関連の露出を抑える
操作
動画カードの [︙] → [興味なし] / [このチャンネルをおすすめしない]
フィードバックの管理は Googleのアクティビティ管理から
ヒント
同じ傾向の動画に連続でフィードバックすると学習が早い
逆に、**好みの動画は“高評価”**してシグナルを強める
4. 制限付きモード(共有PC・学習端末向け)
操作
右上の プロフィール → [制限付きモード]
スイッチを オン
メモ
ネットワークやアカウントの設定によりロックされている場合あり
ブラウザーを変えると設定が独立していることが多い(Chrome/Edge/Firefoxなど各自で設定)
“完全除外はできる?”の現実解
公式には不可。検索アルゴリズムを個別に書き換えることはできません。
現実的には以下の合わせ技でほぼ困らないレベルまでノイズを低減できます。
-チャンネル名や固有語(口癖・テロップの言い回し)を除外フィルターで タイプ=動画(チャンネル自体をヒットさせにくく)
引用符で狙う語句を厳格化
視聴履歴の一時停止/削除でレコメンドの偏りをリセット寄りに
いますぐ使える検索テンプレ
不要語を除外:
python 入門 -初心者 -日本語レビュー -"開封" -"リーク" -噂
正確な語句+除外:
"final cut pro" -shortcut -plugin"和風 パスタ" -トマト -ベーコン
ショートを避けたい:
テーマ -ショート+ 長さ:20分以上(フィルター)
最新だけ見たい:
検索 → フィルター:アップロード日=今週/今日、並べ替え=アップロード日順
目的別レシピ集(ケースで選ぶ)
A. 低品質な“まとめ・切り抜き”を減らしたい
検索:
-まとめ -切り抜き -ダイジェスト -要約フィルター:長さ=20分以上、字幕ありを付与
B. ネタバレ(映画/ゲーム)を避けたい
検索:
作品名 -ネタバレ -考察 -解析フィルター:アップロード日=公開前後の範囲外にする/タイプ=チャンネルで公式へ
C. 子ども用に“安全側”へ寄せたい
各端末で制限付きモードをオン
視聴履歴を定期的に見直し(誤タップ視聴を削除)
学習チャンネルを再生リスト化し、そこから視聴させる
D. 海外の一次情報だけ見たい
検索:
"official" OR "keynote" OR "conference"は厳密には非対応なので、"official"検索 → 結果からチャンネル名を特定 → チャンネル内検索
トラブルシューティング(うまくいかない時)
ヒットが少なすぎる
→ 除外語を1–2個に減らす/引用符を外して広く探索除外できない語が混ざる
→ 表記ゆれを洗い替え(例:-ショート/-Shorts/-"#shorts")
→ 複合語は"用語 A B"のように引用符で固定ホーム/関連に同じ系統が出る
→ 「興味なし」「このチャンネルをおすすめしない」を複数回、類似動画にも適用
→ 高評価を好みの動画に積極的に子どもが別ブラウザーで見てしまう
→ 各ブラウザー/アプリで個別に制限付きモードをオン
→ 可能ならファミリー設定や端末レベルの保護者機能も併用
検索をさらに強くする“設計”テク
キーワードマップを作る
見たい語:コアトピック(例:
動画編集 初心者)除外語:避けたい属性(例:
-ショート -スマホ -無料)代替語:同義・関連(例:
入門 基礎 初歩)を差し替えて試行
再生リスト(PL)をハブ化
お気に入りの“質の高い”動画だけを1つのPLに集約
学習はPLから再生→関連動画も近い質になりやすい
視聴履歴の“掃除”
興味のないジャンルをうっかり大量視聴したら、履歴を選択削除
一時的に履歴の一時停止を使い、検証で検索傾向を崩さない
よくある質問(FAQ)
Q1. 「このチャンネルをおすすめしない」を押せば検索からも消えますか?
A. いいえ。おすすめ(ホーム/関連)には効きますが、検索結果は別です。マイナス検索+フィルターが本命。
Q2. チャンネル名を -チャンネル名 で除外すれば完璧?
A. 一定の効果はありますが、表記ゆれや別表記が残る可能性あり。口癖/シリーズ名など固有の関連語も併記すると精度が上がります。
Q3. “制限付きモード”は完全に安全ですか?
A. 100%ではありません。成熟コンテンツを広く抑制する補助機能として捉え、複数の対策(視聴履歴管理・PL運用など)と併用しましょう。
Q4. ブラウザー拡張で特定チャンネルを消せますか?
A. “見えなくする”系の拡張は存在しますが、公式機能ではなく動作や安全性は拡張次第。利用は自己責任で。検索アルゴリズムそのものは変えられません。